かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

タッチ

君が通り過ぎたあとに〜Don't Pass Me By〜 / アルフィー

1987_04_君が通り過ぎたあとに_アルフィー








今回の1曲セレクトは、「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」アルフィーです。

まずはデータです。

・タイトル     君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜
・アーティスト   アルフィー
・作詞       高見沢俊彦
・作曲       高見沢俊彦
・編曲       アルフィー
・リリース日    1987年3月11日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数   14.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1987年4月13日〜4月20日付
・タイアップ:映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに」エンディングテーマ曲

アルフィーの曲は、この時期にヒットが多かった・・・ということで先月から、毎週のようにセレクトしてきたアルフィーですが、とりあえずは、今回で一区切りかな・・・と言うところです。

・・で、今回セレクトしてきたのは、87年の今頃のヒット、「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」ですね。

実際は、もう1〜2週間前がヒットのピークだったんで゜、その頃に書けばよかったんだけど、まだ、間に合う・・なんてことで、今回セレクトして来ましたわ。


 この曲は、「2枚舌」なんていうキャッチフレーズのもと、「サファイアの瞳」と2枚同時にリリースされたわけなんだけど、激しいアップビートで「動」のイメージが強かった「サファイアの瞳」に対して、セミバラードでしっとりした「静」の雰囲気だった「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」という、正反対のシングルと言う感じでしたね。

 そして、この「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」は、映画「タッチ3」の主題歌ということで、そのイメージが強かったんじゃないのかなぁ。

「タッチ」と言うと、どうしてもワタシらの世代としては、「青春」の代名詞的なアニメでしたもんね。
ふむ、90年代以降のアニメに対しては「鈍感」にワタシでも、この頃はまだ、アニメも見てたかんね。
丁度、ワタシらの学年が、高校に入学する頃にアニメがスタートし、高校3年になったこの頃に終了って感じだったんだよね。
 同じく、「おニャン子クラブ」も、ワレワレが高校に入学する頃に「夕ニャンがスタート」し、高校3年の時に解散・・・と、「タッチ」と「おニャン子クラブ」っていうのは、セットで高校時代の「青春」の象徴のような存在だったからなぁ。
 
この曲は、そのシリーズ3部作としては「最後」の映画化の主題歌だったよなぁ。

たしかに、しっとりした曲調は、「タッチ」の「最後」の映画化を象徴としているようなイメージもあったけど、ただ、映画の内容と必ずしも合っていたか・・・というと、若干違っていたような気がしないでもないんだけどさ。

個人的に嗜好からすると、2枚同時にリリースされた「サファイアの瞳」の方が、当時は断然好きだった。
ま、「2枚舌」キャンペーンとしていても、実際的には「サファイアの瞳」の方が「本命」的なイメージが強かったしね。
 だから、「サファイアの瞳」は、オリコンで1位を獲得したけども、この曲は最高5位・・・とちょっと開きが出たからなぁ。


個人的には、この曲はねぇ、なんかくすぐったかったんだよな、当時は。

悪い曲ではないとは感じてた。メロディアスなサビ、間奏部の坂崎氏のアコギのインストは今でも心に響いてるしさ。

でも、どうしても「タッチ」っていうのが、まず頭に出てきちゃったりするからさ、「タッチ」⇒「青春」⇒「南ちゃん」⇒「悶々・・・」⇒「やりてぇ〜」っていうサイクルが頭に浮かんできちゃったりしてさぁ・・・。
 
少しの前にも書いたんだけども、この時期・・・1987年の今頃にかけては、個人的に言えば一番「悶々」としてた時期だったからねぇ。
 いつも「やりてぇ〜」って事ばっかが頭を駆け巡ってたからさ まるで発情期の犬状態でしたわ。

そんな時期だったからなぁ。。春の花粉を感じたら、今なら「花粉症」なんだけど、この当時は「発情の季節」っていう頭だったもんなぁ。まあ、生理的にだけど。。。

だからねぇ、40代も後半になった今でも、いまだにこの曲を聴くと、どうも、下半身あたりがムズムズしてきちゃうんだよな。あれから30年が経とうとしているんだけどね、このオッサンは。。。。。






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タッチ / 岩崎良美

1985_09_タッチ_岩崎良美







今日の1曲セレクトは、「タッチ」岩崎良美です。

まずはデータから

・タイトル        タッチ
・アーティスト     岩崎良美
・作詞         康珍化
・作曲         芹澤廣明
・編曲         芹澤廣明
・リリース日     1985年3月21日
・発売元        キャニオン
・オリコン最高位    12位
・売上げ枚数      24.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位
・タイアップ     フジテレビ系アニメ「タッチ」主題歌


 この時期、この曲選ぶのはちょっとベタ過ぎるかな・・・とも一瞬思ったんだけどね。
まあ、それでも、映画も予想外にヒットしているみたいでし、丁度いい機会かなと思い、引っ張って来て見ました。
 正直言うと、岩崎良美バージョン、85年3月にリリースされ、この時期はすでにセールス自体は下火になってたんだよね。
 ただ、最高ランク12位、24.7万枚というのは、岩崎良美にとっては、最高セールスなんだよねぇ。
 まあ、ほとんど、アニメの力でここまで売れたと思えるわけで・・、果たして本人の心境は、いかばかりか・・といつも思うね。
 正直、この曲は、岩崎良美の曲の中では、決して出来のいい曲とはいえないと思うものね。
もっと、フレンチポップスのアンニュイな曲の方が、本人にとっては似合うとは思うんだけどね。 なにより、♪タッチ、タッチ そこにタッチ♪っていう詞は、ちょっと下品だよね。(失礼)
 
 まあ、これも宿命なんだろうねぇ・・・。

 それはさておき、だれでも、この曲を聴けば、一瞬にしてあの頃の自分にもどれるって曲がありますよね。
 これは、この間もちょろっと書きましたが、私にとっては、この曲を聴くと、一瞬にして頭の中は、85年の今頃にタイムスリップする・・・そんな感じがするなぁ。
 もちろん、実際にはそんなことないんだけど、情景、空気の匂いまでが85年のあの頃・・に戻るような感じかな・・。
 キーワードとしては、高校1年生、おニャン子クラブ、部活・・・・そんな空気が甦るね。
 この曲はもちろん、アニメ「タッチ」の主題歌だけど、「タッチ」と「おニャン子クラブ」って俺たち、1969年生まれの者にとっては、高校時代を象徴するアイテムだなぁ。
 ・・・というのも、どちらとも1985年4月にはじまり、1987年に終了してるんだ。
 つまり、俺たちが高校に入学すると同時にスタートし、高校3年のときに終了してるわけなんですよね。だから、この2つと俺たちの高校時代の思い出がダブるってかんじなんだよね。
 「青春」の2文字が浮かんでくるなぁ。。。 

 ちなみに、岩崎良美の「タッチ」自体は、さっきも書いたように、9月の時点では、すでにセールスとしては、下火になっていたけど、印象としては、今頃から一般に受け入れられてきたって感じがするのね。
 それは、やっぱりアニメとオーバーラップしてくるんじやないかなぁ。「タッチ」は、この時期から視聴率20%を切ったことなかったからねぇ。 で、ヒトツの山場は、やっぱり「一也」が死ぬところでしょ・・。たしか今頃は、その始めのヤマ場に向かってきたところだったと思うな。
 なんか、その盛り上がりと、曲の盛り上がりがシンクロしていたように思えるんだよね。
だから、この曲に関しては、必ずしも、オリコンランク=ヒット度って感じではなかったように思うね。 


 ちなみに、タッチは、アニメでは3回映画になってるけど、86年の「背番号のないエース」では、ラフ&レディ、87年の「君が通り過ぎたあとに」では、THE ALFEEがそれぞれ、主題歌を担当しておりました。覚えてますか〜。
 
 で、今回、実写版とはいえ、4回目の映画化というわけですね。今回、主題歌はYUKIということだけどね、どうなんでしょうね、映画にはあってるでしょうか? 
 どうも、実写版は見る気になんない私なんだよね。 やっぱ、これはアニメに限ると思うんだど・・。

 それと、ユンナが、岩崎良美の「タッチ」をカバーしてるけど、うーん、こっちもちょっとね・・・
イントロをふくめ出だしは良いと思うんですよ。 ただ、ちょっと、マジメすぎるかな? このコの特徴でもあるんたけど、どうも、この曲に関しては、から回りって感じがするな。 やっぱし、オリジナルの印象が強いからね。私たちの世代には・・。
 それと、音がね〜、軽い気がするんだよね。オリジナルは、もっとGSっぽかったじゃん。あれはあれ、今は今というのも良いと思うんだけど、ちょっとイメージが違うかなと思いましたわ。
 なにより、メロディの音が若干違うのね。 まあ、クラシックではないから、その辺の解釈は自由なんだけど、やっぱし、違和感があるよなぁ・・。




※2005年9月に書いたものの再掲載です。
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