今回の1曲セレクトは、「ポケットいっぱいの秘密」アグネス・チャンです。
まずはデータです。
・タイトル ポケットいっぱいの秘密
・アーティスト アグネス・チャン
・作詞 松本隆
・作曲 穂口雄右
・編曲 東海林修 キャラメル・ママ
・リリース日 1974年6月10日
・発売元 ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数 22.3万枚
・オリコンベストテンランクイン期間:1974年6月24日〜7月22日付
えー、今回の1曲セレクトは、思いつき!
えー、いつものごとく、初め「書こう」と思ってた曲のリリースが「8月」だったのどぇす。。。
むー、まだ、早い。。。
・・・ちゅうことで、またまた急遽変更
初めに書こうと思った曲は、来月に改めて。。。
・・・ということで、過去のオリコンのランキングをペラペラペラ・・・と、めくって、探してましたら・・・、あ〜あったあった。。
・・・と思いまして、持ってきた曲が、アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」だったりして
・・・また、よくわからん曲を・・・
アグネス・チャンといったら、
♪ おっかの上 ひなげしのはなげ〜 ♪ の「ひなげしの花」
か
♪ いねむりしてたのいつか 小川のせせらぎ聞いて〜 ♪ の「草原の輝き」に相場決まってるじゃん。。
・・・とか言われそうだわね。。
あー、確かに、そうなんだけど、「今」の時期に、丁度ヒットしてたのが、「ポケットいっぱいの秘密」だったもんで・・・。
でもねぇ、この曲、この年の「紅白」でも歌ってたりして、とりあえずは、アグネス・チャンとしては、この年を代表する曲なのよ。。
えー、曲はですねぇ、もろ、カーペンターズの「TOP OF THE WORLD」のパクリでっす。。。
・・・と言っては、元もこもないので・・・。
えー、この時期の日本の、アイドルポップスでは珍しい、「カントリー」を下敷きにした曲です。。。
(・・・と書いてお茶を濁しておこう)
なんて、オチャラケて見ましたが、でも、「初夏」っていう季節感を考えると、いい感じだよね。
うーん、もうちょっと、時期的にリリースが早くてもよかったかな・・とも思えるけど、当時の「ローテーションリリース」を考えたら、「6月」っていう時期でも、しょうがなかったかなぁ。。
何分、3、6、9、12月の「四半期最終月」にリリースされるってことは、「最も期待されてる」看板アーティストの証でもあったわけで。。
ところで、この曲の作詞は、70年代後半から80年代を代表する作詞家の松本隆氏だけど、73年に「はっぴいえんど」を解散後、作詞家に転進して、初めてヒットした作品がこの曲ですね。
まだ、「はっぴいえんど」の影響が残っていたか、歌詞に「ひらがな」を多様してたのは、松本氏らしいところなんでしょうかね。
ただ、だからなのか、内容的には、まだ、80年代の「ブランド」を確立したようなクオリティの高さっていうのは、感じないけど・・・
めっちゃシンプルなんだけどね。誰でもかけそうだけど、書けないんだろうな。
♪ ひみつ・・・ ないしょにしてね・・・ ♪
っていう、出だしの歌詞って書けそうで、書けないと思いし・・・
例えば・・4分音符が 3つ並んでたとしてもさ、そこから「ひみつ」っていう言葉を当てはめられるか・・・っていえば、やっぱり、松本氏のセンスだと思うし。。。
曲は、後にキャンディーズの一連の曲の、作曲で有名な穂口雄右氏。
G.Sのアウトキャスト解散後、放った、やっぱり最初のヒット曲ってことになるのかな・・・。
まあ、穂口氏の場合、渡辺プロに所属していた関係で・・・ってところも大きいでしょうけど。
プラス、バックで演奏しているのは、キャラメル・ママっすよ。
うわ、至極豪華。。。
なに? 知らない? 当時、ユーミンのプロデュースとバックバンドを固めてた音楽ユニットっすね
メンバーは、松任谷正隆(Key)、細野晴臣(B)、林立夫(Dr)、鈴木茂(G)の各氏。
今だったら、こんなメンバーだったら、ギャラの総額はおいくらだろう・・・とか考えてしまうような。。。
うん、まだ、みなさん、「駆け出し」時分だったから、格安でやってたんだろうね、「食う」ために・・・
ちなみに、ドラムの村上ポンタ氏によると、キャラメルママの面々は、合宿しながらダラダラと音楽を詰めていくの方法が主体だったようで・・・。 あー、それでギャラを跳ね上げてた・・っていうところもあったようですが
さすがは、「おぼっちゃま」集団でありまする
その辺の「品のよさ」っていうのは、音にも出て来てますよねぇ。
この曲、確かに「カーペンターズ」の「パクリ」なんだけど、音の品のよさは、当時のほかのアイドル曲に比べても、すぐわかるほどのクオリティだったりしてね。
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