1983_12_エルオーヴィ愛NG_田原俊彦






今回の1曲セレクトは「エル・オー・ヴィ・愛・N・G」田原俊彦です。

 まずはデータです。

・タイトル    エル・オー・ヴィ・愛・N・G
・アーティスト  田原俊彦
・作詞      売野雅勇
・作曲      小田裕一郎
・編曲      大谷和夫
・リリース日   1983年11月18日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   30.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1983年11月28日〜1984年1月9日付
・タイアップ:映画「エル・オー・ヴィ・愛・N・G」主題歌


 今日の1曲セレクトは、また、昨日と打って変わりまして、トシちゃんです。

 はい、「エル・オー・ヴィ・愛・N・G」。

 この曲は、「たのきん」映画第7弾の同名映画の主題歌だったわけですね。
 で、もって、これが最後の「たのきん」映画って訳ですか。
うーん、一時期は東宝の看板だった「たのきん」映画もさすがにこのころになると飽きられてきてたって感じなのかなぁ。
 もろちん、このころはワタシも見てないですわ。

 たださ、この曲が割りと好きでねぇ。イントロがカッコいいじゃん。
 トランペットの「6連音符」に続いて、サックスのオブリガード、全体的にミディアムのややジャジーな雰囲気でね。

 プラスして、全体的に肩肘張ってなくて自由な雰囲気がいい。

 ただ、ジャジーな雰囲気だけに、ノリと、それと、この曲はメロディラインが難しいんだよね。

 なんか、こう書くと、「自由な雰囲気」と相反しちゃうんだけど、あくまで雰囲気は自由、だけど、実際のメロディは複雑って感じなんだよね。

 複雑っていうか、音程が取りにくいんだよね。 この辺は、やっぱし小田裕一郎氏ってかんじなのかなぁ。小田氏とトシちゃんっていうと81年の「恋=DO!」だけど、メロディライン的には、あの曲に近いものがあるな。まあ、まだ、テンポが遅いだけは楽なんだけどさ。

 イメージとしては、温度感とかは秋っぽいのかなぁ。必ずしも、今の季節の・・・っていう雰囲気ではないかな。
 リリースは11月18日だけど、本来ならもうちょっと早めの方がイメージにより合ってただろうね。

 だからか売上げの30万枚は、この時期のトシにしてみれば、まあ平凡ってとこですかね。映画の主題歌っていうタイアップはあったけど、あんまりそういうインパクトは感じなかったなぁ。

 そういう意味では、今となっては完全に死角に入っちゃっている曲といえるかもね。

 兎に角イントロがカッコイイんだよね。これは、アレンジャーの大谷氏の仕事だよね。
 
 個人的に、ベストイントロ賞あげたくなっちゃいますよ。ほんとに。個人的には絶賛物ですワ。


ジャケ写、いい男ですよ・・・トシちゃん。
ワタクシに似て・・・って書くと、笑われちゃうから、とりあえず心の中では・・・ってことで。。(原爆)