2002_色彩のブルース_EGO WRAPPIN'






今回の1曲セレクトは、「〜Midnight Dejavu〜色彩のブルース」EGO-WRAPPIN'です。

 まずはデータです。

・タイトル    〜Midnight Dejavu〜色彩のブルース
・アーティスト  EGO-WRAPPIN'
・作詞      中納良恵
・作曲      森雅樹 中納良恵
・編曲      EGO-WRAPPIN'
・リリース日   2001年11月28日
・発売元     ユニバーサル
・オリコン最高位 15位
・売上げ枚数   19.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 17位

 先月、キンモクセイの「二人のアカボシ」を書いたからってこともあるんだけど、「二人のアカボシ」と来たら、個人的に、この曲っていうコンビになってる曲を引っ張ってきた。

 〜Midnight Dejavu〜色彩のブルース /EGO-WRAPPIN'

 この曲は、それまで個人的に持ってた「インディーズ」っていう概念を、いい意味で根本から覆してくれた曲だったな。

 この曲リリースは、表記上2001年11月28日になってるけど、インディーズでは、2000年9月に既にリリースされていたんだよね。

 もちろん、その頃は、ワタシも全然知らなかったわけだけど・・・。

 でさ、丁度2001年の10月頃かなぁ・・・、例の某着メロサイトでも、「CD売上げはそうでもないけど、一部で熱狂的に受けてる曲」をやろうってことになったのね。
 丁度、あのころ、HIPHOPやクラブものが本格的に流行り出した頃で、その頃ライバル視していた、某着メロサイト「C」に対抗するためっていう理由からだったんだけど・・・・。

 でもさ、ワタシその頃、そっち方面の音楽に全く疎くてね。なんせ、クラブなんて、行ってなかったし・・・。

 でもね、役に立つものは、探せばあるもんなんですよ。

 丁度、あのころ、渋谷FMとニッポン放送がタッグを組んで「SHIBUYAランキング」っていう番組を放送してたの。(正式には「SHIBUYA MUSIC TOWER」って番組だったらしい・・・)
 たしか、渋谷FMとニッポン放送の同時放送だったかなぁ。

 タワレコ渋谷店が提供ってこともあったんだけど、兎に角、インディーズものしかランクしないのよ。いや、全く知らないヒトたちばっかでさぁ、一種のカルチャーショックだったね。

 で、そのころ、ずっと1位を走ってたのが、このEGO-WRAPPIN'の「〜Midnight Dejavu〜色彩のブルース」だったんだよね。
 それに続くのが、キンモクセイの「二人のアカボシ」だったな。

大体、どんなグループなのか、全く知らなかったわけで、最初はどんな「タテノリ」バンドなんだ? って思ってたもんよ。

 ワタシは「イカ天」世代だからさあ、インディーズ⇒あんちょこなタテノリバンドorパンクロックっていうイメージしかなかったのよ。

 まあ、確かに、2001年当時でもそういうバンドが多かった、実際。

 でも、この人たちの曲聴いて、吹っ飛んだね。

 「昭和歌謡」なんだもん。それも、ちょっとやそっとの昭和歌謡ぢゃない。昭和初期、まだ戦前の匂いがする「ブルース」じゃないの。
 もろ、淡谷のり子の世界。

 いまどき、こんなヒトたちも居るんだ。。。。

 って、めっちゃカルチャーショックだったねぇ。その直後ですね、ユニバーサルからリリースされたのは。

 それから、というもの、インディーズのイメージがガラッと変わったね。ちょうど、あのころ、モンパチとか、もう少し後にHYとか、インディーズ発の大ヒットが出るようになって、インディーズっていう位置づけが音楽業界の中でもガラッと変わった時期だったよね。

 ギリギリだったけど、その波に個人的には乗れたのは、幸運だったかもしれない、今考えると。

 もし、それ以前の見方しか出来てなかったら・・・って思うと、そら恐ろしいですわ。いま、こんなして「音楽」について書いてないかもしれん。
 もちろん、毎年ロックフェスにも行ってなかったと思う。

 そのくらい、個人的には変化をもたらしてくれた1曲だね、この曲は。


 大体において、初めてFUJI ROCK FESTIVALに行って見るかな・・・と思ったのは、確かに、あの頃勤務してた、某C社内で野外フェス熱が盛り上がっていた・・・ってのもあるんだけど、EGO-WRAPPIN'のライブ見たさにって言うところが一番大きかったとおもう。

 いや、でも、今考えても「死ぬ」かと思う体験をするんだけどね。

 まさか、EGO-WRAPPIN'のライブがあんなに「過激」なものだとは、露知らず・・・。

 ワタシ、丁度、ステージ中央の前から2列目に居たのですよ。。。。

 ・・・だもんだから、まあ、大変、前からは押され、後ろからは押され、左右からは押され、上からは「ヒト」が降ってくるわ(モッシュ、ダイブってやつよ)、押された瞬間、後ろからペットボトルの破裂する音が聴こえたと思ったら、「甘い雨」が降ってくるわ・・・。

 ライブの間、40分間ぐちゃぐちゃになってました。。。。酸欠でマジで死ぬかと思ったんだから・・・。ふらふら 特に、この曲の次の「くちばしにチェリー」は「危険曲」だよ〜。。げっそり

 教訓、野外フェス初心者は、くれぐれも前列方向中央に居ないように・・・。ウッシッシ モッシュ、ダイブの嵐でキケンです。。ふらふら

 もうね30歳過ぎたら、野外フェスではオヤジ組よ。20代の体力にゃかなわんわ。(ちなみに当時、ワタシ34歳)

 一緒に行ったヒトに「チャレンジャー」って言われたなふらふら

 もうね、忘れたくても忘れられない経験だよ〜。

 だから・・・って訳ぢゃないけど、もう一回、このヒトたちのライブみたいんだよなぁ。
 今度は、野外フェスぢゃなくて、座って見れるとこで・・・。

 グラスを傾けながら、聴くには最高にいいと思うんだけどねぇ。



さあ、大人の時間ですよ〜。おこちゃまはさっさと寝なさい。。
と言いたくなりますな。こういう「大人」のヒット曲がもっと増えて欲しいですねぇ


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