かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

アルフィー

FAITH OF LOVE / アルフィー

1989_01_FAITH OF LOVE_アルフィー


今回の1曲セレクトは、「FAITH OF LOVE」アルフィーです。

まずはデータです。

・タイトル    FAITH OF LOVE
・アーティスト  アルフィー
・作詞      高見沢俊彦
・作曲      高見沢俊彦
・編曲      アルフィー
・リリース日   1988年12月21日
・発売元     ポニーキャニオン
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数 10.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1989年1月2日付
・タイアップ:映画「将軍家光の乱心 激突」主題歌

この時期はいつもだけど、「リアル仕事」が繁忙期のまっ只中のため、この1週間は1曲セレクト、書けなかったんで久しぶりの更新ですわ。

 「リアル仕事」は、まあ、音楽配信を行っている各事業者の著作権管理団体への楽曲使用報告支援なんですけどね。著作権管理団体(はい、あのJASRAC様とかでごじゃります)への楽曲使用報告が、こともあろうか「1月」なんですねぇ。。。。

 お陰で、毎年この時期はてんやわんやの大騒ぎなんだよね。なので、平日は帰りが遅くなるんで、1曲セレクト書いてるヒマがなかなか取れない・・・っちゅう訳なんですよね。
その分、土日はなんとか更新したい・・・とは思っているんですけど。。。



ところで、上で書いたように1月は「鬼門」の月のように感じるけど、昔からそうだったんだよな。

そう言えば、今日、明日と「大学センター試験」だけど、考えてみれば学生時代「受験」直前は、いつも「鬼門」を感じてたな。
高校受験の時もそうだったけど、大学受験の時が特にそんな感じだった。

ま、大学受験の「現役」の時は、まあ半分「諦め」が入ってたけど、1浪の時は気持ち的に後がないって感じだったんで特に変な感じだった。

変な感じだった・・・ってのもおかしな表現だけど、訳分かんなくなってたんだよな。さすがに現役の時よりは勉強してたけど、めちゃくちゃ不安だったんだよね。
 

今回の1曲セレクトは、そんな「1浪」時代の今頃、めちゃくちゃ「不安」を感じてた頃の曲をセレクト。。。

アルフィー「FAITH OF LOVE」。

アーティスト名表記、「THE ALFEE」じゃねーの ってクレームが来そうだけどさ。
たしかにその辺、 メディアによってまちまちなんだけど、とりあえず「オリコン」では、92年の「Promised Love」までは「アルフィー」表記になっていたんで、ここではそれに則って書きますね。

ところで、上で書いたように、この曲は、個人的にめちゃめちゃ不安な気持ちでいっぱいだった、89年の今頃のヒットなんだけどさ。
 今朝、「めざまし土曜日」で、受験の時に聴いた「応援歌」ランキングなんてやってたけど、この曲は、個人的に受験直前に聴いた「dis 応援歌」だったような気がする。。

なんじゃ「dis 応援歌」ってのは・・・って感じなんだけど、ま、「応援歌」の反対だよね。受験に対してますます「不安」に掻き立てられた「1曲」ですわ

まるで「REQUIEM」のようなミサ曲を思い出させる様な、めちゃくちゃ荘厳なイントロから始まり、その後の曲、全体にわたり、いかにも「冬」を思い起こすような静寂さと、キンと張り詰めたような温度感を感じさせる1曲。

だから、曲自体は、いかにも「今の時期」にピッタリな1曲なんだけども、そんな「張り詰めたような温度感」な感じが、「受験」という立場の時は、逆に緊張感を増大させてしまうんだよな。


いや、この曲だけでなく、この年、88〜89年にかけての「冬」の時期って、そんな如何にも「冬枯れ」を思い起こす、硬く、緊張感がある曲って他にもあったんだよ。
レベッカの「one more kiss」とかね。 この曲も冬枯れた感じの、難解な曲だったんだよな。

うん、レベッカの「one more kiss」と、このアルフィーの「FAITH OF LOVE」。 この曲を2曲を聴いて、訳分かんなくなっちゃったんだよな、ワタシ。
あ、ついでに言えば、浅香唯さんの「TRUE LOVE」もそうだったな。 

兎に角、これらの曲を聴いて、頭の中、「不安 不安 不安・・・」ってコトバと感情がグルグル駆け巡っちゃったりして。。。

 緊張感ある曲を聴いた位で、そんな感情になるとは今にして思えば、めちゃくちゃ「純」だったよな、なんて思えるけど、あん時はあん時で、「後がない」っていう背水の陣状態に感じてたからなぁ。

 まあ、 実際は落ちても「後」があったんだけどね。 (・・・ってことは、この年の受験も失敗したんだが。。。
 でも、この時の出来事は、次の年の「復活戦」には、大いに教訓になったんだよな。
例えば、受験直前はヒット曲を聴かない・・・とかさ  
曲を聴いて、また不安になっちゃったら元も子もないからさあ。 ま、その他にもこれでもか・・ってくらい受験対策したんでね、「2浪目⇒敗者復活戦」では。
お陰で2浪目では、それまで全敗してた大学に、逆に「全勝」して受験という「イベント」に終止符を打った訳なんだけども。。。

雨降って地固まるっていう教訓があるけど、個人的には、まさにそんな教訓となった1曲ではあったかなぁ、この曲は。
まあ、第三者的に見れば、売り上げ10万そこそこと、アルフィーの中でもそれほど、「大ヒット」となった曲ではないし、今となっては、忘れ去られてしまっているような曲だけどさ。

上で書いたように、今日明日と「センター試験」だけどさ、あれから29年経った今でも、毎年、この時期になると、
あの時の踠いてた自分を思い起こすとともに、この曲がどこからともなく、頭の中で鳴り始めるワタシだったりするんだよね。





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ROCKDOM〜風に吹かれて〜 / アルフィー

1986_09_ROCKDOM〜風に吹かれて〜_アルフィー


今回の1曲セレクトは、「ROCKDOM〜風に吹かれて〜」アルフィーです。

まずはデータです。

・タイトル    ROCKDOM〜風に吹かれて〜
・アーティスト    アルフィー
・作詞      高見沢俊彦
・作曲      高見沢俊彦
・編曲      アルフィー
・リリース日: 1986年9月5日
・発売元    キャニオン
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数 12.4万枚
・THE HITCHARTHOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1986年9月22日付

ここ暫くジメジメとした雨の日が続いているけど、少し前のようなあのうだるような暑さっていうのは陰をひそめましたよね。
あー、これでやっと秋かなぁ・・・なんて、センチメンタルな気分に浸っていたりします。
どうして、夏の終わりっていうのは、こう、どこか淋しい気分になるんでしょうねぇ。

今回は、そんなセンチメンタルな気分になった、夏の終わりにヒットした曲をひとつ。

アルフィー「ROCKDOM〜風に吹かれて〜」

いまから丁度30年前、1986年の今頃にヒットした曲ですな。

リリースは、86年の9月5日だけど、最初に披露されたのは、前月の8月、例の「10万人コンサート」のアンコールの時だ。
そそそ、以前「SWEAT&TEARS」の時にも書いたけど、当時は「13号埋め立て地」と呼ばれた、ただ、だだっ広い空き地だった場所での伝説の10万人ライブ。
そう、いまでは「お台場」になっているところですよ。

ただ、歌詞が

♪ 俺たちの時代を忘れないで 風に吹かれていたあの頃〜 ♪ 

っていうフレーズを連呼する内容だったんで、もしかして、この10万人ライブを最後にアルフィーは解散するんじゃないか・・・なんて噂が流れたんだよね。

まあ、歌詞の内容だけでなく、曲調もさ、どころか、祭りが終わった後の虚脱感のような虚しさ溢れるような感じだったし。
たしかにこの曲を最後に解散しても、全くおかしくないようなフェアウェル感もあった。

・・・なんて、さも、当時、アルフィーの解散を予感していた様に書いたけど、個人的には実際の所、この曲を聴いてアルフィーが解散 なんては思わなかったんだよね。

それよか 歌詞に

♪ When I Was Young 1969〜 ♪

なんて、自分が生まれた年が出てくるんで、なんか、それが嬉しかったりしてね

そんな単純な事で、この曲が引っかかってたりしたな。

まあ、本来は、1969年、70年安保を目前にした、当時の学生運動の頃の空気を回想している曲なんだよね。

個人的には、後年、「70年安保」に向けての学生運動と、当時の社会感に興味が生まれて、大分、本を読んだりしたんだけどさ、この曲がヒットしたころは、まだ、何のことやら理解してなかったからなぁ。

それでも自分が生まれた1969年と言う年が、何かしら、世の中の分岐点だったことは、生理的に分かっていたみたいだけどね。
 1969年、ロックアウトされたキャンパス・・・っていうキーワードが出てくると、深い理由は分かんなかったけど、どこかゾクゾクしたものを感じたしなぁ。

考えて見れは、曲調にしても、どこかボブディランですよね、この曲。
初めには「祭りが終わった後の虚脱感」って書いたけど、根っこの所はボブディランの「Blowin' The Wind」なんだよな、この曲。
まあ、サブタイトルが「風に吹かれて」なんて、そのものなんだけどさ

いや、そう言うところも、生理的に分かってたのかもなぁ。 だから、この曲を聴いて、アルフィーの解散とは思わなかったのかもしれない。

ま、いずれにしても、あの時の解散のうわさは、あくまで憶測でしかなかった・・・っていうのは、歴史が物語っている訳で
あれから30年経ったいまでも、アルフィーは「健在」ですからねぇ。
その方が凄い事なんだけどさ。。。



本来のバンドバージョンではなく、アコースティックバージョンを持ってきたりしたんだけど、アコースティックバージョンで聴くと、余計、根っこがボブディランだってことがわかるな。

ちなみに、1969年というと、アルフィーの3人ともまだ中学3年生だったわけで、70年代安保と学生運動には直接かかわっていなかった・・・っていうのは、Wikipediaに書いている通りだわな。


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君が通り過ぎたあとに〜Don't Pass Me By〜 / アルフィー

1987_04_君が通り過ぎたあとに_アルフィー








今回の1曲セレクトは、「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」アルフィーです。

まずはデータです。

・タイトル     君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜
・アーティスト   アルフィー
・作詞       高見沢俊彦
・作曲       高見沢俊彦
・編曲       アルフィー
・リリース日    1987年3月11日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数   14.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1987年4月13日〜4月20日付
・タイアップ:映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに」エンディングテーマ曲

アルフィーの曲は、この時期にヒットが多かった・・・ということで先月から、毎週のようにセレクトしてきたアルフィーですが、とりあえずは、今回で一区切りかな・・・と言うところです。

・・で、今回セレクトしてきたのは、87年の今頃のヒット、「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」ですね。

実際は、もう1〜2週間前がヒットのピークだったんで゜、その頃に書けばよかったんだけど、まだ、間に合う・・なんてことで、今回セレクトして来ましたわ。


 この曲は、「2枚舌」なんていうキャッチフレーズのもと、「サファイアの瞳」と2枚同時にリリースされたわけなんだけど、激しいアップビートで「動」のイメージが強かった「サファイアの瞳」に対して、セミバラードでしっとりした「静」の雰囲気だった「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」という、正反対のシングルと言う感じでしたね。

 そして、この「君が通り過ぎた後に〜Don't Pass Me By〜」は、映画「タッチ3」の主題歌ということで、そのイメージが強かったんじゃないのかなぁ。

「タッチ」と言うと、どうしてもワタシらの世代としては、「青春」の代名詞的なアニメでしたもんね。
ふむ、90年代以降のアニメに対しては「鈍感」にワタシでも、この頃はまだ、アニメも見てたかんね。
丁度、ワタシらの学年が、高校に入学する頃にアニメがスタートし、高校3年になったこの頃に終了って感じだったんだよね。
 同じく、「おニャン子クラブ」も、ワレワレが高校に入学する頃に「夕ニャンがスタート」し、高校3年の時に解散・・・と、「タッチ」と「おニャン子クラブ」っていうのは、セットで高校時代の「青春」の象徴のような存在だったからなぁ。
 
この曲は、そのシリーズ3部作としては「最後」の映画化の主題歌だったよなぁ。

たしかに、しっとりした曲調は、「タッチ」の「最後」の映画化を象徴としているようなイメージもあったけど、ただ、映画の内容と必ずしも合っていたか・・・というと、若干違っていたような気がしないでもないんだけどさ。

個人的に嗜好からすると、2枚同時にリリースされた「サファイアの瞳」の方が、当時は断然好きだった。
ま、「2枚舌」キャンペーンとしていても、実際的には「サファイアの瞳」の方が「本命」的なイメージが強かったしね。
 だから、「サファイアの瞳」は、オリコンで1位を獲得したけども、この曲は最高5位・・・とちょっと開きが出たからなぁ。


個人的には、この曲はねぇ、なんかくすぐったかったんだよな、当時は。

悪い曲ではないとは感じてた。メロディアスなサビ、間奏部の坂崎氏のアコギのインストは今でも心に響いてるしさ。

でも、どうしても「タッチ」っていうのが、まず頭に出てきちゃったりするからさ、「タッチ」⇒「青春」⇒「南ちゃん」⇒「悶々・・・」⇒「やりてぇ〜」っていうサイクルが頭に浮かんできちゃったりしてさぁ・・・。
 
少しの前にも書いたんだけども、この時期・・・1987年の今頃にかけては、個人的に言えば一番「悶々」としてた時期だったからねぇ。
 いつも「やりてぇ〜」って事ばっかが頭を駆け巡ってたからさ まるで発情期の犬状態でしたわ。

そんな時期だったからなぁ。。春の花粉を感じたら、今なら「花粉症」なんだけど、この当時は「発情の季節」っていう頭だったもんなぁ。まあ、生理的にだけど。。。

だからねぇ、40代も後半になった今でも、いまだにこの曲を聴くと、どうも、下半身あたりがムズムズしてきちゃうんだよな。あれから30年が経とうとしているんだけどね、このオッサンは。。。。。






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WEEKEND SHUFFLE−華やかな週末− /アルフィー

1988_04_WEEKEND SHUFFLE_アルフィー
 







今回の1曲セレクトは、「WEEKEND SHUFFLE−華やかな週末−」アルフィーです。

まずはデータです。

・タイトル     WEEKEND SHUFFLE−華やかな週末−
・アーティスト   アルフィー
・作詞       高見沢俊彦
・作曲       高見沢俊彦
・編曲       アルフィー
・リリース日    1988年3月16日
・発売元      ポニーキャニオン
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   10.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位
・タイアップ:TBS系ドラマ「パパは年中苦労する」主題歌

3日ぶりの1曲セレクトでする。 3日空けただけなのになんか久しぶりに書くような気がするな。
今月は、仕事が「繁忙期」にあたっており、まあその関係もあって、家に帰ると1曲セレクトを書く気にもなれず、そのままSLEEPINGな気分なんですよね。
でも、今日は週末。 ようやく解放感な気分・・ということで、こうして1曲セレクトを書いてたりします。

 週末は週末だけど、さっすがに疲れがたまってますねぇ。 気分は、classの「Holiday」って感じなんだけどね。

・・・なんて書いてもなんじゃらほい? って感じですが・・・。

歌詞にあるじゃないですか

♪ 疲れた体 地下鉄に押しこむ 〜 ♪ ってさ。 あの気分なんですわ。 

だから、今回の1曲セレクトは、classの「Holiday」と行きたいところなんだけど、この曲、すでに書いちゃったんだよね。なので、別な曲で・・・。

他に週末な曲か〜・・とひっぱってきたのが、この曲。

アルフィー「WEEKEND SHUFFLE」

うーむ、この曲覚えてる方、どのくらい居らっしゃいますかねぇ〜。 まあ「アル中」の方は、流石に知ってらっしゃると思うけど。。。

え? 「アル中」ってなに?   アルコール中毒ぢゃないよ。 アルフィー中毒⇒アルフィーファンの方々の事ですね。

88年の今頃ヒットしてた曲なんだけど、地味と言えば地味な存在だし、この頃あたりからアルフィーの曲って、一般受けというよりも固定ファンの間だけに支持されている・・っていう感じの曲が増えて来ていた方らなぁ。

 まあ、この「固定ファン」の結束ときたら、おそらく他のどのアーティストのファンよりも硬いんじゃないか・・・って感じだもんね。 だから、その後も長い間、リリースされる曲はベストテン入りしてたじゃないですか、1週だけ。。
 この1週だけってのがミソで、つまりは固定ファンだけが買ってる・・・って事なんですよね。


あー、また話がずれてきてますね。

そそそ、「WEEKEND SHUFFLE」

この曲さあ、ひんまがってるんだよなぁ・・・・。どこがというと、イントロの音が・・・。 なんか回転数おかしくないって感じがしません? 
 いや、この曲は、当時、CDじゃなく、レコードで買ったんだよね。 ワタシね、最初、レコードの回転数間違ってんのかと思っちゃいましたもん。音がひんまがってて。。。。

 まあ、それが正解なんだけど、どうも聴いてると違和感があるイントロなんだよなぁ。

それに引き換え、メロディラインは、ポップですわ。 タイトルの「副題」にもあるように「華やか」なんですわ。
いかにも、開放感あふれる週末の雰囲気が良く出てると思いますよ。

曲展開も難しいよなぁ。 サビの部分で、バックに流れている坂崎氏のアコースティックギターのアルペジオは、かなり難しいですよね。 加えて複雑なコード進行で。これを聴いてると流石に坂崎氏、テクニックはあるな・・・なんて感じちゃったりしますね。
 
 この頃のアルフィーの曲って、かなり難しくなってきてだよなぁ。その最たる曲がこの曲なんじゃないかなぁ。

折角、華やかでポップな雰囲気なのに、曲構成が複雑で難しいばっかりに、どうも取っつきにくい雰囲気があったのも確かで、その辺が、今一つ売り上げが伸びなかった原因なんじゃないのかなぁ。

まあ、なによりも、音がひんまがったイントロがどうにも気になっちゃったりしてね。この曲は。


 



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風曜日、君をつれて / アルフィー

1986_03_風曜日、君をつれて_アルフィー








今回の1曲セレクトは、「風曜日、君をつれて」アルフィーです。

まずはデータです。

・タイトル     風曜日、君をつれて
・アーティスト  アルフィー
・作詞       高見沢俊彦
・作曲       高見沢俊彦
・編曲       アルフィー
・リリース日   1986年3月5日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  14.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1986年3月17日〜4月14日付
・タイアップ:全日空夏の沖縄キャンペーン曲

えー、つい何日か前にアルフィーを書いたばっかなのに、またまたアルティーどぇす。
この前も書いたように、この時期3〜4月ってアルフィーのリリースって多いんだよね。
特に80年代中盤頃は、毎年、この時期に決まってリリースがあったんでね。どうしても、この時期に固まって書くようになっちゃうんだよな。 なので、この先もちょくちょく、アルフィーは書いていくことになりそう。

・・・・ということで、今回は86年3月リリースの「風曜日、君をつれて」。

この曲はねぇ、個人的には好きだったんだよな。
♪春の風の優しさと〜 ♪って歌詞にあるように、春っぽいイメージじゃん。
最近の曲は「春」っていうと、「サクラ」に偏っちゃってるじゃん。で、「さくら」っていうとどうしても「艶やか」ってイメージが先行して、どうしてもしとやかな曲が多くなる。 だから、さいきんの曲の「春」のイメージって、どこか大人しい曲が多いんだけどさ。

でも本来春って、長い冬が過ぎて「躍動」の季節なんだよね。、

だから、昔・・・すくなくとも90年代くらいまでは、春っていうと躍動感がある曲が多かったんだけどなぁ。

この「風曜日、君をつれて」ってさあ、まさにそんな感じで躍動の季節を思わせるようなイメージなんだよなぁ。
・・・というか、1986年当時は、この曲が一番、「春」を感じさせるような曲だったかも知れん。だから、個人的に好きだったのかもしれんな。

やっぱヒット曲に「季節感」っていうは大事だからねぇ。

それだけでなく、この曲から、これから新しい何かが始まるような予感を感じさせてくれたん゛たよね。

実際、この曲がヒットしていた終わりの頃に、「新しいサムシング」があったんだけどさ、個人的に

え? なにかって? ・・・うーん、その辺は、ゴニョ ゴニョ ゴニョ・・・・  

まあ、春は新しい「」の季節ってことで。。。。  まあ、そういうことだったんですが。。。。 
ワタクシ当時16才。青春ド真ん中でしたねぇ。

そんな頃、ワタシの頭の中でヘビーローテーションが流れていたのが、この曲だったんだよなぁ。

そそそ、♪ I I I I LOVE YOU MY GIRL〜 ♪ って感じでさあ

ま、そんなこともありーの、この曲については、未だにいいイメージがあるんだよね。

それにしても、この時のあの娘と、今頃一体どうしてるかなぁ。 風の噂では「人妻」になっているとのことだけど。。。  (って当たり前か



やっぱ、アルフィーは桜井氏のボーカルが一番締まるよね。しっくり来るんだよね。
ぴしっと筋が通るって言うか、まとまりがあるんだよな。
だけど、それに反して、コーラスは、どうも今一つうまくハモらなくなっていたよなぁ、この頃。
最後の ♪ ああ・・・風曜日に君と LET ME TRY〜 ♪ の最後の「LET ME TRY」のハモリがねぇ。。。。
高見沢氏だけ、ピッチがあってないぞ〜。。。。

ところで、この曲、当時の全日空の、沖縄キャンペーン曲だったんですねぇ。
今、Wikipedia見て初めて知った。。 うんにゃ、当時は知ってたのかもしれないけど。。。。
なんせ、あれから「30年」だもんなぁ。。。信じられないですわ30年も経ってるいるなんて。。。 


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シンデレラは眠れない / アルフィー

1985_03_シンデレラは眠れない_アルフィー








今回の1曲セレクトは、「シンデレラは眠れない」アルフィーです。

まずはデータです。

・タイトル    シンデレラは眠れない
・アーティスト  アルフィー
・作詞      高見沢俊彦 高橋研
・作曲      高見沢俊彦
・編曲      ALFEE
・リリース日   1985年2月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  29.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 
・ベストテンランクイン期間:1985年3月4日〜4月22日付
・タイアップ:カネボウ化粧品85年春のキャンペーンソング

ここのところ、「マクラ」が長くてなかなか本題に行かないでいるんで、今回はいきなり「本題」に行きまする。

もう随分1曲セレクトを書いてきてるんで、主要なアーティストな曲はだいぶ書いてきた・・・つもりなんだけど、意外と抜けてるアーティストも居るんだよな。
 今回セレクトしてきたアルフィーも、まだ書いてない曲が残って居そうだよなぁ。 まあ「代表曲」と言える曲はすでに書いてあるんだけどね、そこまでは派手に売れた曲ではない曲とか、まだまだあるんだよな。
 アルフィーって、特に「春」の今頃からの時期にヒットが多いんで、これからしばらくは、結構頻繁にセレクトすることになりそうな気配。。

 その中で今回は、1985年の「今頃」のヒット、「シンデレラは眠れない」。

うーん、この曲なんかは、すでに書いていたも良かったかなぁ。なにせオリコン1位獲得曲だかんね。しかも、カネボウ化粧品の例のキャンペーンソングとして、31年前の今頃はガンガンCMで流れてた曲ですわ。
でもその割には、今となっては存在感が薄いかなぁ。

この曲今までこの曲を書かなかったのは、そんな存在感の薄さもあったのかもしれない。 けども、それよりも、どうもこの曲とっかかりが無いんだよな。なんかねぇ、全てが中途ハンパな感じがするんだよね。
だから、今まで意識的に敬遠してたのかもしれないな。

全てが中途ハンパな感じ・・・っていうのは、メロディ的にもそうだし、全体的なサウンドにしてもそうだしね。
「ココ」っていう引っかかりが無いんだよな。とりあえず、話題的な所と言えば、「メリーアン」で大ブレイクした以後、初めて坂崎氏がメインボーカルを取ったくらいか。

 ま、初めはね、坂崎氏のボーカルも期待してたんだけど、実際的な所それほどインパクトもなかったしなぁ(失礼)

 それと気になったのは、この曲あたりから、三人のコーラスにバラツキが目立ってきたんだよな。アルフィーと言ったら、三人での分厚いコーラスが身上だった・・筈なんだけどなぁ。「メリーアン」「星空のディスタンス」で魅せていた、あのピッチがそろったコーラスが、この曲あたりから感じなくなってきたんだよね。

この曲では、♪ Sweet Little シンデレラ〜 ♪から始まるサビの最後の部分

♪ あの日の笑顔が戻るまで〜 ♪  とCメロの ♪ All Night Long Baby〜♪ のブリッジとなる ♪ Woo〜 ♪っていう三人でのハモリの部分とかさ、 それこそCメロの ♪ All Night Long Baby〜♪ のハモリの部分も、どうも三人バラバラなんだよな。

それよりなにより、個人的にこの曲で気になるのは、ドラムですよ。 
どうもリズムがねぇ、安定しないんだよなぁ、この曲。 一番気になるのは、上で書いた、サビとCメロの♪ All Night Long Baby〜♪のブリッジとなる ♪ Woo〜 ♪っていうハモリのバックに入ってくるドラムのフィルインがねぇ酷いんだよな。 メロディとシンクロしてない。
特に2番のこの部分では、半分止まっちゃってるしさ、ドラムが。

なんで、こんな酷いテイク、取り上げちゃってるんだろ? っていうのが、不思議なくらい。

ちなみに、この曲から坂崎氏、アコギの他に、ローランドの電子ドラム叩きながら歌ってたじゃない? あれも、どうもメロディはあってなかったような感じだったしなぁ。
 ドラムが合ってないような聴こえるのは、もしかして、坂崎氏の電子ドラムが合ってないんですかねぇ。。。

こんな感じで、どうも「やっつけ仕事」的に曲が聴こえるんだよなぁ。

考えるにねぇ、この頃のアルフィーって比較的頻繁にシングルリリースしてたからなぁ。83年の「メリーアン」でブレイク以後、84年は3枚。そして続けて85年のこの曲・・・と、まあ、アイドルのローテーションリリースに比べるとリリース間隔はややあるものの、当時のロック、ニューミュージック勢の中ではシングルリリースは多かったよね。
 これが、この曲のような「やっつけ仕事」的な仕上がりになっちゃったんじゃないか・・・なんても思えるんだよね。

それでなくても、ツアーとツアーの合間を見ての楽曲制作だったと思うし、しかも、この曲は化粧品のキャンペーンソングでもあった訳だからねぇ。制作時間はさらに制約されるはずだから、やっつけ仕事でもしょうがないか・・・・とも思ったりするんだけど、それにしても、ちょっとお粗末な感じもするんだよなぁ、レコード音源を聴いてるとさ。。




うーむ、この動画の演奏は、まあまあいいかな。
少なくともレコード音源の演奏よりは、全然マシでしたねぇ。


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恋人達のペイヴメント / アルフィー

1984_10_恋人達のペイヴメント_アルフィー






今回の1曲セレクトは、「恋人達のペイヴメント」アルフィーです。

 まずはデータです。

・タイトル     恋人達のペイヴメント
・アーティスト   アルフィー
・作詞       高見沢俊彦 高橋研
・作曲       高見沢俊彦
・編曲       ALFEE
・リリース日    1984年10月17日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    33.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1984年10月29日〜12月24日付
・タイアップ:グリコ「アーモンドチョコレート」CM曲

 昔っから10月って、ワタシにとっちゃ「鬼門」の月なんだよなぁ。あ、すでに今日から11月か。。
でも、どうも、精神的に落ち込むって言うのかなぁ、毎年、バイオリズムが下がるんだよね。
例の細井数子の「六星占星術」によると、ワタクシは、10〜12月が「殺界月」だそうで。。。

 でも、考えてみると、必ずしも間違っていないような気もするんだよな。。。。まあ、信じる信じないは人それぞれだけど。。。

 振り返ってみると、高校受験と大学受験の時も、10月って決まって、落ち込んじゃってさぁ、模擬試験の結果が悪くて、焦りに焦ったのを昨日のように覚えてるねぇ。
 で、決まって、ノイローゼ〜ふらふらよ。昔のサザンの桑田氏じゃないけどふらふら

 うん、だけど、これがあって、かえって吹っ切れるって言うか・・、シャニムになれるっていうか・・、エンジンがかかるっていうか・・・、高校受験の時は11月になると、「目覚め」たのよ。

 さてさて、今回の1曲セレクトは、そんな、高校受験で成績落ち込んで、ノイローゼ〜ふらふら 気味だった、1984年の今頃の曲を。


 アルフィーの「恋人達のペイヴメント」なぞ、ひとつ。。


 いや、この曲聴くと、マジで焦ってた、あの頃を思い出すわ〜、走馬灯のように・・・ イントロ聴いただけで、ダメだね〜。
 ヒット曲って、そういうところがあるからさあ、いいところでもあり、悪いところでもあり。。ふらふら

 ま、逆に言うと、エンジンがかかった頃にも、まだ、ヒットしてたんだけどさ。。


 それにしても、アルフィーの曲って、今まで結構、書いてたつもりなんだけど、意外と書いてなかったんだな。この曲も、もうとっくに書いてたと、思い込んでたわ。
 
 うん、この曲の前年の83年に「メリーアン」でブレイクしてから、初のバラード曲がこれだったね。
 まあ、いつかは、このテの曲が来るとは思ってたけど、やっぱり、秋から冬へ・・・っていう、この年のタイミングで持ってきたってわけで、まあ、ある程度は想定してた感じだったかなぁ。

 ただ、それでも、やっぱ、最初は違和感があったけどね。 それまでのロックなアルフィーに慣れきってたころのことだから。
 
 ま、ブレイク後、初めての高見沢氏のリードボーカルっていうのも、違和感に拍車をかけてたんだけどさぁ。それまではリードボーカルは桜井氏だったから。
 なにぶん、あのスットンキョウな高音だからさぁ・・。

 でも、まあ、この曲のようにバラードでは、まだ、嵌っているかな・・とは思えるけどさぁ。

 それより、今聴くと、まだ、3人のコーラスは合ってたんだよな。うん、まだ、コーラスもキレイだったですよ。
 ただ、この頃から、若干ズレて来てたようなところもあるけどさ。。
 どーも、アルフィーってコーラスが崩れてきたと同時に、曲自体も崩れてきてたような気もするんだよね。その魁になって曲のような・・・。

 それでも、当時の人気は最高潮だったね。なにせ、この曲でオリコンでは初の1位獲得と・・・さ。

 それまで、「アルフィーランク」なんていう、シグサグ、上下動をしながらもロングヒットに持ち込んできていた、アルフィーもこの曲から、初動型に変化・・って感じだったね。



 それと、この曲、グリコ「アーモンドチョコレート」のCM曲だったんだよね。
 あ、こっちの方は、すっかり忘れてた。 
ちなみに、当時、グリコの「アーモンドチョコレート」のCM曲になると、ヒットするっていうジンクスもあったりしてさ。
 
 そそそ、出演してた、女の子と男の子の組み合わせが話題になったりもして、それで曲もヒットしてた・・・っていう図式でさぁ。

 この時は、沢口靖子と石黒賢だって。。 あ〜、完璧に忘れてる。。

↓ コレ


 ちなみに、これの前が、渡辺徹と小泉今日子で、曲が渡辺徹の「約束」、その前が田原俊彦と松田聖子で、曲が田原俊彦の「ハッとして!Good」だったよね。そっちのCMは覚えてるんだけどなぁ。。。話題になったもんね。

あー、そーいえば、この「恋人達のペイヴメント」って言えば、あれだよね、例のザ・ベストテンでの「犬山事件」ふらふらふらふらふらふら

 そそそ、アルフィーの大ファンなんだけど、なかなかコンサートに行けないので、そのコの家に直接行って、そのコのためにアルフィーが歌っちゃうっていう突撃中継企画。。

 で、名古屋でのコンサートの合間に、愛知県の犬山のファンの家に突撃で訪ねたら、「留守」で、誰もいなくて・・・。
 しょうがなく、演奏始めたら、電源車の電源が落ちーの、音がロレロレになりーの・・・。
 あげくの果てに、その家の「犬」に吼えられーの・・・

・・・っていう、メンバーいわく「サイテー」の中継だったのですよね〜。

↓ コレ


やっぱ、この曲っていったら、このときのインパクトが一番強かったかな、考えて見れば。。。


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メリーアン / アルフィー

1983_10_メリーアン_アルフィー






今回の1曲セレクトは、「メリーアン」アルフィーです。

 まずはデータでーす。

・タイトル      メリーアン
・アーティスト    アルフィー
・作詞        高見沢俊彦 高橋研
・作曲        高見沢俊彦
・編曲        アルフィー
・リリース日     1983年6月21日
・発売元       キャニオン
・オリコン最高位   7位
・売上げ枚数     37.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1983年9月5日〜11月7日付

 アル中の皆様、お待ちどうさまでした。

・・・っていうくらい、考えてみたら、アルフィーの曲って今まであんまり書いてなかった気がするなぁ。夏前に「STAR SHIP」を書いて以来かなぁ・・。
 アルフィーって、なぜか未だに「ベストテン」に入ってくるのか、とっても不思議なんだけど、まあ、それだけ熱心な「アル中」の方々がいらっしゃるってことなんでしょうね。

 えー、「アル中」とは熱心なアルフィーファンを指します。決してアルコール依存症のことではありません・・・
なんて、わざわざ説明書きをすることでもない・・か。

で、もって、いよいよアルフィーにとっての、大ブレイク曲「メリーアン」の登場ですわ。

苦節何年・・・っていうのは、演歌のヒト達の常套句だけど、ロック・ニューミュージック系のアルフィーでも、当てはまる文句でしたよね
1974年にレコードデビューして10年目にしての大ヒットでしたから。
 その間、レコード会社から一度首を切られ(最初のデビューはビクターから)、同じ事務所の研ナオコのバックをやりながら、1979年、キャニオンから再デビュー・・・っという長い長い下積みを経ての大ヒットでしたから、そりゃ、長かったわけですわ。

 個人的にも、このころのアルフィーの曲は好きなんだよね。うん、まだ、何をやらんとしたいのかが、はっきりしてたのよ。 「売れたい」っていう執念のような気持ちが滲み出したというか。。。
なにより、ハーモニーがきれいだった

 いつからだろう? ハーモニーがずれだしたのは・・・。

 考えてみたら、この曲以降、桜井以外の2人がメインボーカルを取るようになってからのような気がするな。

 個人的な見方では、やっぱし、アルフィーのメインボーカルは、桜井が一番しっくり来るんではないですかねぇ。
 芯が一本、ぴしっと入ったような感じになるんだよね。

 坂崎だと、フニャッ・・という感じだし、高見沢だと、もっとフニャッとしちゃうわけで・・・。
 ハーモニーのバランスも崩れるもんなんだよね。グループで全員メインボーカルを取れることはすごいことなんだけど、それによって、全体のバランスが崩れちゃったらなんにもならないわけだしね。

 
 そういう意味では、この「メリーアン」っていう曲は、アルフィーの中でも完成度が高い曲何ではないですかねぇ。
 ま、まだ、「無欲の勝利」というかね、この曲の前までは、「下積み」生活でしたからねぇ、ずっとアルフィーって。
 たしかに、この1年前からアコースティックグループから、バンドスタイルに変更して、ずっとロックっぽくなってきてから、人気のほうも盛り上がっては来てましたけどね。
 もちろん、ベストテン入りなんていうのも、この曲からな訳で、そういういみでも、まだ、失うものは何もない状況の無欲の状態でリリースされた曲なんですよね。

 やっぱり、そういう曲の方が素直なんですよね。だから、リスナーにも自然と入ってくるって言うかね。

 この曲、最初に聴いた時は、不思議な感じだったなぁ、これは、ロックなのか、フォークなのか・・・という感じでさ。

 全体的にはロックなんだけど、間奏の坂崎のアコギでのリードはフォークだし・・。
 
 それに富岡”グリコ”義広氏の重いドラムがからんでくるっていうなんとも不思議なんだけど、でも、まとまりのある曲に仕上がっているんだよね。

 そう、「まとまり」なんですよ! 

アルフィーの場合、或る日とつぜん(←シャレ?)、とっちらかっちゃったんだよね曲が。イメージも実際のメロディラインも、バックの演奏も・・・。みんなバラバラになっちゃったのよ。

それでも、ベストテンだけははずさない・・・。これが、また、個人的には不思議なんだよなぁ・・・。

 いまだによくわからない現象ですよ。
 ほんと、熱心なアルチューの方々に支えられている・・としか言いようがなくてさ・・・。


 なんか、今回は、永遠にループしそうな内容の書き方だなぁ・・・。




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SWEAT&TEARS / アルフィー

1986_07_SWEAT&TEARS_アルフィー






今回の1曲セレクトは、「SWEAT&TEARS」アルフィーです。

 まずはデータです。

・タイトル   SWEAT&TEARS
・アーティスト アルフィー
・作詞     高見沢俊彦
・作曲     高見沢俊彦
・編曲     アルフィー
・リリース日  1986年7月5日
・発売元    キャニオン
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数  15.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1986年7月14日〜7月28日 8月11日付

さて、明日からROCK IN JAPANだ 本格的に夏フェスの季節がやってきますよ。
 かく言う、ワタクシも明日のROCK IN JAPANに参戦するんで、準備をしながら、コレ書いてるところです。
ロッキンもここ何年かは、土曜1日参戦が続いたんだけど、今年は、土日2日連荘参戦なんで、宿泊の準備が必要なんだよね。汗でビッチョリになるんで、下着も替えのシャツも、ボトムズも少し多めに準備。
 なんで、たかが1泊2日の行程なのに、結構な荷物になるのよ。
 
 ところで、00年代以来、野外フェスっていうのが「夏の風物詩」に完全になった音楽界だけど、いつごろからあるんでしょ・・・とか思うヒトっているかなぁ。

 ま、概略については、ここでも、これまで何回か書いたことあるんだけど、やっぱ1969年の「ウッドストックROCK FES」ってのが、その起源ではあるだろうね。
 で、日本では、その流れを引き継いだ「中津川フォークジャンボリー」あたりが、「野外フェス」の起源といえるのかなぁ。
 その後も、75年の「つま恋」で7万5千人を集めた「よしだたくろう&かぐや姫」、81年から始まった「サマーピクニック」、そのほか、毎年のように何かしらの「野外コンサート」あるいは「野外ジャム」っていうイベントはあったものの、大体が「単発」のマイナーなイベントであったんだよね。

 その中で脚光を浴びたのが、86年8月に開催された、アルフィーの10万人コンサート「THE ALFEE 1986 TOKYO BAY-AREA」だったかもしれない。
 なにがって、そのキャパシティーの規模のでかさだよなぁ。10万人っていう、当時としては空前絶後の規模のコンサートだったわけだから。

 これは、99年7月のLUNA SEAの10万人ライブ。同年同月の例のGLAYの幕張20万人ライブまでの13年間、トップであり続けてたわけだから、86年当時、10万人コンサートなんて、どんなレベルだったかっだよね。

 当時の資料を見ると、会場は、東京都江東区青海1丁目13号埋立地とある。 今で言う「お台場」よ。 うん、お台場の東京テレポート駅からパレットタウンあたりだよね。
 当時は、建物もなんもない、ただの「埋立地」よ。そこに馬鹿でかいステージを組んで、一面の草っぱらだった埋め立て地の草を馴らして会場にした・・という。
 当時としては、かなり思い切ったライブだったと記憶してる。まあ、今だったら、夏フェス慣れしてるから、大体どんな状況なのか想像が付くけど、なんせ当時は、前例がないライブだったからねぇ。
 当時の写真をみると、みんな「ふつう」のコンサートに行くようなカッコしてたりする。いわいる「野外フェス」行くぞー、見たいな、Tシャツに首からタオル引っ掛けて〜・・・なんていう服装のヒトはほとんどいない・・・。
 なんかね、それからして違和感が・・・。まあ、当時は、みんな夏の「野外ライブ」のなんたるか・・・なんて知らない時代だったからねぇ〜。


 個人的には、「夢の島」っていうイメージかあって、「ごみ捨て場」でライブやんのかよ〜。なんか臭そう・・・っていうイメージがあったりしたな〜ふらふら。 
 でも、もし、今だったら、行ったんだろうな、きっと。。。ふらふら


 で、きょう引っ張ってきたのは、そのときのライブのメインソングとも言える「SWEAT&TEARS」ですわ。

 まあ、この曲に関しては、正直、家ん中でじっと聴いてても、全然ツマンナイよなぁ。完全に「ライブ」で聴くべき曲ですわ。
 きっと、あのときの野外ライブでの「SWEAT&TEARS」が最高だったんだろうねぇ・・・って感じでさ。
 
 まあ、あのライブの興奮の渦の中では、「説教じみた」内容のこの曲も、なんのてらいもなく受け入れられたんだろうねぇ・・とかさあ、感じちゃったりして。。

 大体が、♪ 瞳から汗を 体中に涙を〜 ♪ なんていう、今となっては、手垢いっぱい、めっちゃ使い古された体育会系な歌詞を、何もしないでまともにはなかなか聴けませんよ〜。ライブのあの独特の空気の下で聴くからいいわけで。。

ところで、最近、このテの単独アーティストによる、超大型ライブってすっかりなくなったよねぇ。結局99年のGLAYの20万人ライブ以来、それを超える観客規模のライブってのは行われていない。
 まあ、理由の一つが、これ以上の規模のライブが行えそうな適当な場所がない(交通の便を考えて)ってのもあるだろうけど、一番の理由としては、ビジネスとして成り立たないってのが大きいだろうなぁ。
 なんせ金かかるのよ、このテの大規模なライブは。収支としては、よくてトントン。大概は「赤」なんだよね。

 99年のLUNA SEA、GLAYがね10万人、20万人規模のライブがやれたのも、ライブ自体は「大赤字」でも、CDセールスで、それを充分補填出来るだけの売上げがあったからこそだしさあ。
 今のように、CD売れない、不況でスポンサーも付かない・・なんて状況下では、出来るわけがないわけよ。

 ちなみに、アルフィーのこの「10万人ライブ」。資料によると総制作費が4億8000万円とある。 チケットが3800円で、実際の入場者数が92,500人だったっていうから、入場料の売上げは3億5千万円強。これでけでは、マイナス1億3千万の大赤字なのよ。実際は、そのほかグッズの販売、スポンサー収入もあっただろうから、よくてトントンだったろうけど、それでも多分、赤だったろうな。

 まあ、そういうわけで、大規模ライブは儲かんないわけよ。


 じゃあ、なんで、そんなのやるの? っていうと、一つが話題づくり→プロモーションだよね。ライブそのものでは儲かんなくても、話題づくりでマスコミに一斉に流れれば、その後のCDセールスも好転してくるし、だから、ライブの「赤」の分を回収することはいくらでも出来るしさ。
 もうひとつはファンサービスってのもあるんだろうしな。
とはいっても、実際のところは前者のためにやってるってのがほとんどの場合はそうなんだろうけど。。。

 少なくとも、完全ビジネス化した90年代以降の場合は。。。。



さてと、気分はすっかり夏フェス  ROCK IN JAPANへGO〜



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STARSHIP〜光を求めて〜 / アルフィー

1984_06_STAR SHIP_アルフィー






今回の1曲セレクトは、「STARSHIP〜光を求めて〜」アルフィーです。

 まずはデータです。

・タイトル    STARSHIP〜光を求めて〜
・アーティスト  アルフィー
・作詞      高見沢俊彦 高橋研
・作曲       高見沢俊彦
・編曲       アルフィー 井上鑑
・リリース日    1984年5月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位  5位
・売り上げ枚数   31.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位
・ベストテンランクイン期間:1984年6月4日〜6月11日 6月25日〜7月30日付
・タイアップ:映画「レンズマン」主題歌

 久々のアルフィーです。
 しかし、今も新曲を出す毎にベストテン入りさせているアルフィーですが、この歴史をずっと遡れば、1983年の「メリーアン」からですね。今年で32年? うーん、えらい長い間、ベストテン入りをキープしているもんだわねぇ。

 まあ、昨今は初動だけの「ファンサービス」な動きになって久しいけど・・・。

 でもさ、当初はそうじゃなかったんだよね。今日引っ張ってきた「SHARSHIP」は、「メリーアン」でブレイクしたあと「星空のディスタンス」を挟んだ次の曲になるわけだけども、意外にもこのころのアルフィーって、ロングセラーのアルフィーだったんだよね。

 この曲なんかジクザクランクアクションを描き・・・って17位初登場で次の週5位まで行ったのに、いきなり11位に落っこちて、再度ベストテン入り・・・なんていう複雑な動きを見せたんだよね、この曲は。
 これを「アルフィーランキング」と呼ぶとか、本人たちもご満悦のようでしたもんね、当時は。

 しかし、当時はロックしてたよなぁ。「星空のディスタンス」ほどではないにしろ、この曲なんかもベストテンで中継したときなんて、画面が揺れてたもんね。お客さんの熱気で。

 それほど、熱狂的なファンが多かったわけだ。あ、これは今もか・・・。

 まあ、一言で言えばそんな感じの曲・・・なんだけど・・・

うーん、説明が難しいな。。

 そうそう、当時のアルフィーでコーラスが厚かったよなぁ。この曲なんてえらくきれいにハモッてたもんなぁ。いつからだ? コーラスがばらばらになってきたのは・・・。やっぱし、高見沢氏がリード取るようになってからぢゃないかねぇ?

 アルフィーの場合、やっぱし、なんだかんだ言っても桜井氏がリードとったほうが曲が締まるんだよね。

 個人的には、その中でもこの曲が一番シックリきてるんではないかな・・と思うんだよなぁ・・。

 あ、いやいや、この曲でも高見沢氏もリードボーカル取ってるんだよね。

 Cメロの

♪熱い口付けを交わせば〜 ♪

のところ。でもさ、やっぱし、ここだけイメージ違うもんなぁ。

 それと、リズム体がこの曲はしっかりしてるんだ。井上鑑氏アレンジっていうのもあったのかなぁ・・。なにせ、この後のアルフィーのリズム体は悲惨の一字だったもんなぁ。

 まあ、だからというわけでもないけど、このころ始めたドラムでこの曲は良く練習したよなぁ。もう叩けないべな。体が付いていかんですわ

 ちなみに、この曲、「レンズマン」っていう、あのころ始まりだした、全編CGを使った映画の主題歌だったんだけども、「レンズマン」なんて、覚えてるヒトはあんまりいないだろうなぁ。私も覚えてないですし(爆)





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