今回の1曲セレクトは、「FAITH OF LOVE」アルフィーです。
まずはデータです。
・タイトル FAITH OF LOVE
・アーティスト アルフィー
・作詞 高見沢俊彦
・作曲 高見沢俊彦
・編曲 アルフィー
・リリース日 1988年12月21日
・発売元 ポニーキャニオン
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数 10.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1989年1月2日付
・タイアップ:映画「将軍家光の乱心 激突」主題歌
この時期はいつもだけど、「リアル仕事」が繁忙期のまっ只中のため、この1週間は1曲セレクト、書けなかったんで久しぶりの更新ですわ。
「リアル仕事」は、まあ、音楽配信を行っている各事業者の著作権管理団体への楽曲使用報告支援なんですけどね。著作権管理団体(はい、あのJASRAC様とかでごじゃります)への楽曲使用報告が、こともあろうか「1月」なんですねぇ。。。。
お陰で、毎年この時期はてんやわんやの大騒ぎなんだよね。なので、平日は帰りが遅くなるんで、1曲セレクト書いてるヒマがなかなか取れない・・・っちゅう訳なんですよね。
その分、土日はなんとか更新したい・・・とは思っているんですけど。。。
ところで、上で書いたように1月は「鬼門」の月のように感じるけど、昔からそうだったんだよな。
そう言えば、今日、明日と「大学センター試験」だけど、考えてみれば学生時代「受験」直前は、いつも「鬼門」を感じてたな。
高校受験の時もそうだったけど、大学受験の時が特にそんな感じだった。
ま、大学受験の「現役」の時は、まあ半分「諦め」が入ってたけど、1浪の時は気持ち的に後がないって感じだったんで特に変な感じだった。
変な感じだった・・・ってのもおかしな表現だけど、訳分かんなくなってたんだよな。さすがに現役の時よりは勉強してたけど、めちゃくちゃ不安だったんだよね。
今回の1曲セレクトは、そんな「1浪」時代の今頃、めちゃくちゃ「不安」を感じてた頃の曲をセレクト。。。
アルフィー「FAITH OF LOVE」。
アーティスト名表記、「THE ALFEE」じゃねーの ってクレームが来そうだけどさ。
たしかにその辺、 メディアによってまちまちなんだけど、とりあえず「オリコン」では、92年の「Promised Love」までは「アルフィー」表記になっていたんで、ここではそれに則って書きますね。
ところで、上で書いたように、この曲は、個人的にめちゃめちゃ不安な気持ちでいっぱいだった、89年の今頃のヒットなんだけどさ。
今朝、「めざまし土曜日」で、受験の時に聴いた「応援歌」ランキングなんてやってたけど、この曲は、個人的に受験直前に聴いた「dis 応援歌」だったような気がする。。
なんじゃ「dis 応援歌」ってのは・・・って感じなんだけど、ま、「応援歌」の反対だよね。受験に対してますます「不安」に掻き立てられた「1曲」ですわ
まるで「REQUIEM」のようなミサ曲を思い出させる様な、めちゃくちゃ荘厳なイントロから始まり、その後の曲、全体にわたり、いかにも「冬」を思い起こすような静寂さと、キンと張り詰めたような温度感を感じさせる1曲。
だから、曲自体は、いかにも「今の時期」にピッタリな1曲なんだけども、そんな「張り詰めたような温度感」な感じが、「受験」という立場の時は、逆に緊張感を増大させてしまうんだよな。
いや、この曲だけでなく、この年、88〜89年にかけての「冬」の時期って、そんな如何にも「冬枯れ」を思い起こす、硬く、緊張感がある曲って他にもあったんだよ。
レベッカの「one more kiss」とかね。 この曲も冬枯れた感じの、難解な曲だったんだよな。
うん、レベッカの「one more kiss」と、このアルフィーの「FAITH OF LOVE」。 この曲を2曲を聴いて、訳分かんなくなっちゃったんだよな、ワタシ。
あ、ついでに言えば、浅香唯さんの「TRUE LOVE」もそうだったな。
兎に角、これらの曲を聴いて、頭の中、「不安 不安 不安・・・」ってコトバと感情がグルグル駆け巡っちゃったりして。。。
緊張感ある曲を聴いた位で、そんな感情になるとは今にして思えば、めちゃくちゃ「純」だったよな、なんて思えるけど、あん時はあん時で、「後がない」っていう背水の陣状態に感じてたからなぁ。
まあ、 実際は落ちても「後」があったんだけどね。 (・・・ってことは、この年の受験も失敗したんだが。。。)
でも、この時の出来事は、次の年の「復活戦」には、大いに教訓になったんだよな。
例えば、受験直前はヒット曲を聴かない・・・とかさ
曲を聴いて、また不安になっちゃったら元も子もないからさあ。 ま、その他にもこれでもか・・ってくらい受験対策したんでね、「2浪目⇒敗者復活戦」では。
お陰で2浪目では、それまで全敗してた大学に、逆に「全勝」して受験という「イベント」に終止符を打った訳なんだけども。。。
雨降って地固まるっていう教訓があるけど、個人的には、まさにそんな教訓となった1曲ではあったかなぁ、この曲は。
まあ、第三者的に見れば、売り上げ10万そこそこと、アルフィーの中でもそれほど、「大ヒット」となった曲ではないし、今となっては、忘れ去られてしまっているような曲だけどさ。
上で書いたように、今日明日と「センター試験」だけどさ、あれから29年経った今でも、毎年、この時期になると、
あの時の踠いてた自分を思い起こすとともに、この曲がどこからともなく、頭の中で鳴り始めるワタシだったりするんだよね。
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