今回の1曲セレクトは、「た・め・い・きロカビリー」近藤真彦です。
まずはデータです。
・タイトル た・め・い・きロカビリー
・アーティスト 近藤真彦
・作詞 松本隆
・作曲 筒美京平
・編曲 松下誠
・リリース日 1983年7月15日
・発売元 RVC
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 33.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1983年7月25日〜9月12日付
・タイアップ:映画「嵐を呼ぶ男」主題歌
お盆休みを控え、暑さも極限ですね。
まあ、今日は昨日ほどではなかったけど、昨日はアホでしたもんね、暑さが。地元では38℃越えだったらしく、ネットニュースの気温ランクに誇らしげに載ってましたが。。。
そんな「気温38℃」を見て、「あ、しまった。昨日はあの曲を書くんだった・・・」なんて後悔しきりなワタシだったりするんだけど・・・。 ま、この先も暑さが続きそうなんで、また「猛暑日」になったらに置いときましょ。。
・・・ということで、今回も「暑かったあの頃」って感じで、曲をセレクトしてきたんだけどね。
まっち先生の「た・め・い・きロカビリー」。
いやいや、この曲、まだ書いてなかったんだね〜。
ちょっとうっかり・・だったかもしれないけど、じつは、去年も今頃書こうと思ってたんだけど、どうも筆が進まなくてね、ペンディングにしてたんだよね。
この曲と言ったら、まずは、やっぱ、たのきん映画「嵐を呼ぶ男」の主題歌ってことで、33年前の今頃、ガンガンかかっていた曲ですわ。
でも、往年のオールドファンにとっちゃ、「嵐を呼ぶ男」っていったら、やっぱ石原裕次郎になるんだろうね。
なんて、書いてるワタシも石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」は見たんだけども、たのきん映画の方は見てないんだよな。
たのきん映画も、本作で何作目? 6作目? ・・・最初の頃は、毎作のように映画館で見てたたのきん映画も、この頃にはすっかり興味が無くなってたからなぁ。
たださ、この曲は、当時、マジでよく聴いてた。
以前、杏里の「CAT'S EYE」の時も書いた事なんだけども、恐らく、この曲あたりの頃がラジオのベストテン番組を聴いてた頃でさあ、当時関東エリアでは、土日中心に7本くらいベストテン番組やってたのかなぁ。
ワタシ、全部聴いてたんだよね、当時。
時期的には、丁度夏休みだったじゃん。 まあ、夏休みともいえど部活はあったんだけども、夏休みだったんで土曜日は早めに終わるし、日曜日は休みだったからさ。
だけど、今考えるとエネルギーあったよな。今だったら、1本聴けば充分だけどね。。。。



ただ、当時あまりにもヘビーローテーション聴いてたんで、正直言って、この辺りの曲って食傷気味な曲が多いんだよな。 「もういいよ・・・・・」って感じでさ


この曲もそうだったんだよなぁ。それに加えて、この曲は、当時シングル(レコード)も買って、普段から聴いてたからなぁ。
もうね、イントロの最初の音から、インストの最後のSEの音まで1音のこらず「ソラ」で覚えてますわ・・・ってくらい聴き倒してたな。
ま、それだけ、当時はこの曲、気に入ってたんだろうな。
でもね、それだけ聴いてたんで、やっぱり、未だに食傷気味なところがあるんだよなぁ。。
昨年、書くの見送ったのは、そんな所があったからなんだよね。
この曲の「キモ」は、タイトルに「ロカビリー」ってあるのに、実際のところ、ロカビリーでもなんでもないところかもなぁ。正直、それまでのまっち先生の曲と、大きく変わったところも無い、歌謡ロックだったしね。
まあ、恐らくオリジナルの、石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」の頃の時代背景を意識して、その当時流行ってた「ロカビリー」をモチーフに使ったんだろうけどね。
それを含め「ロカビリー」っていうタイトルから、実際の「ロカビリー」を想像してた方は、肩透かしだったろうけど、ワタシは、まだロカビリー知らなかったからなぁ、この曲の頃は。
この事は、この曲が新曲リリースの時に、明星の歌本に掲載していた、近田春夫氏の「新曲激評」コーナーにも、同じ事が書かれてるんだけど、当時は「そんなもんかなぁ」・・・なんてくらいしか思わなかったな。
だけど、まっち先生も、この曲の頃になると、ちょっと先々に窮屈な所を感じるようになってきてましたよね。
まあ、ワタシなんかはこの曲については、まだ当時は好きだったけど、それでも、売り上げは落ちてきてたからなぁ。 前年までの平均50万枚なんて言うハイペースに比べると、6割程度まで落ちてましもんね。
やっぱり、まっち先生の曲調自体に飽きられて来ていたことは間違いないよね。
でも、トシちゃんのように、器用に幅広い曲調をこなせなかった、まっちだったからなぁ。
82年の頃のように「絶頂」の頃はよかったんだけども、一つ人気が落ち着いてくると、次の展開に行きづらい・・・っていうのが、見え始めてきたのが、この曲の頃じゃなかったのかなぁ。
その辺の迷走は、この曲の次の「ロイヤルストレートフラッシュ」あたりから出てくるんだけどさ。
ヤンヤン歌うスタジオ? なんか、この回は見てたような気がするな。
このセット、かすかに記憶にあるんだよね。
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