かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

おニャン子クラブ

情熱れいんぼう / 高井麻巳子

1987_06_情熱れいんぼう_高井麻巳子






今回の1曲セレクトは、「情熱れいんぼう」高井麻巳子です。

まずはデータでーす。

・タイトル     情熱れいんぼう
・アーティスト   高井麻巳子
・作詞       沢ちひろ
・作曲       八田雅弘
・編曲       清水信之
・リリース日    1987年6月10日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    8.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1987年6月22日〜7月6日付

 さてさて、今回の1曲セレクトは、高井麻巳子さんのソロシングル「情熱れいんぼう」。

 今日は6月3日でしょ
だから、厳密に言うと当時は、まだ、発売前だったのよね。この曲、リリース日6月10日だから、

 だけど、ちょっと待ちきれなくて引っ張ってきちゃいました

いや、個人的には大好きなんですよ、この曲。

 なんていうのかなぁ、高井麻巳子がアップテンポの曲を歌うっていうのもちょっと意外だったですもんね。

 「うしろゆびさされ組」の時は別として、ソロになってからは、バラード系など、しっとりした曲がほとんど、でしたからね、このヒト。
 まあ、「下世話」なおニャン子軍団にあって、中でも見た目「お嬢さん」度が高かったですからね、高井麻巳子って。
 だから、しっとり系の曲はいかにも・・・っていうところだけど、そろそろ「飽きたよな」・・・というタイミングでのこの曲だったからねぇ。

 実は、この曲「ザ・ベストテン」にランクインするまで聴いた事なかったんですよ、ワタシ

で、いつもの「しっとり系」を想像していたワタシは、目からウロコだったですねぇ。

 2/2拍子に近い、早いテンポのリズムと、逆に、ゆったりめに聴こえるメロディのコントラストがいいんですよね。
 で、リズムが早い割りに下世話に聴こえない、ほどよい上品さっちゅうのかな。
 
 これは、Aメロのスピードと対比して、Bメロで一旦スピードを落として、いきなりスパニッシュ風のリズムになるっていう、変化が下世話さを消しているような気がするなぁ。

 で、ふたたび、スピードをあげてのサビ

 構成的には、典型的な Aメロ⇒Bメロ⇒サビ っていう簡単な作りなんだけど、サウンドがいいんだよね。

 さすがに清水信之氏のアレンジだけあるかなぁ。 この間紹介した、平松愛理もそうだけど、「お嬢さん」系の曲のアレンジはピカ一ですよねぇ。このヒトの場合。

 まあ、この曲の場合、上でも書いているように必ずしも「お嬢さん系」な曲ではないんだけど、アレンジが大胆に見えるんだよね。
 ときにシンセの使い方なんかは、このヒトには珍しいくらい大胆なシンセの使い方なんぢゃないかしらね。
 
 それにしても、きらきらと、これからの季節に輝いて見える1曲に仕上がってると思うなぁ。

 機会があったら「おニャン子」っていう概念は全くすてて、一度、ぜひ聴いて欲しいなぁと思う1曲ですね。



 話は変わるけど・・・・。

 高井麻巳子は、れっきとした、現秋元康夫人ですわね。その割には、ソロシングルでは、1度も秋元康は詞を書いてなかったりする。

 後藤次利が夫人の河合その子にあれだけ曲を書いてののと比べたら、いやはや意外ですよね。

 ま、もちろん、うしろゆびさされ組の時は別ね。あくまで「ソロ」になってからなんだけど。。。

 やっぱり、秋元康の書く「下世話」な世界観のウタは、このヒトには合わないっていう判断だったからなのかなぁ。

 それは正解だったと思うけど、その割には、このヒトたちの夫婦生活はうまくいっているような感じだよなぁ。

 余計なお世話だけどさぁ。。。。。

 まあ、嫉妬心ですよ、おニャン子の中では、高井のファンだったからさぁ。。。(爆)






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風のInvitation / 福永恵規

1986_05_風のInvitation_福永恵規







今回の1曲セレクトは「風のInvitation」福永恵規です。

まずはデータだっぺ

・タイトル      風のInvitation
・アーティスト    福永恵規
・作詞        秋元康
・作曲        高橋研
・編曲        佐藤準
・リリース日     1986年5月21日
・発売元       キャニオン
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    17.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1986年6月9日〜6月16日付

 えー、そろそろ「またかよ」っていう声が聞こえて来そうな気もするんだけど・・・・またまた「おニャン子」です!
 むー、29年前の今ごろの状況をタイムリーに肌で感じている方は、すでに辟易しているかもしれないけど、とにかく、おニャン子な時代だったもんね。29年前の今ごろは。

しかも、今回は、今となっては、おニャン子の中でも覚えるひとしか覚えていないであろう、福永恵規さんだったりして。。

 毎週リリースして、毎週1位とって、挙句には1曲頭の売上げは下がるし、アッというまに消えるし・・・という、現在と全く同じようなチャートアクション上の「悪の根源」のようなランキングを形成してたころだよなぁ。
もちろん、個人的にはキライなのだが、こういう売り方は。

兎に角さぁ、このころになるとすでに飽きがきてたなぁ、おニャン子関連には。


でも、この曲は例外。良かったですよぉ。曲がいいんだよね。
「風のInvitation」のタイトルどおり、サァーッとかけぬける微風のような爽快感、すがすがしさがありますよね。

 まずもってイントロからステキですね。イントロからアウトロまで一貫して微風のようなイメージそのままなのです。 イメージがぶれないんだよね。

 逆に言うと変化が少ない曲ともいえるんだけど、聴いてて気持ちいいから許したくなっちゅいますね。
まさに「初夏」の匂いがする1曲だなぁ。
 この曲を聴くと、29年前の光景が脳裏を駆け抜けますわ、未だに。

 メロディ、アレンジは、高橋研、佐藤準の両氏。こん、個人的に言うとゴッキーの絵面が一つなおニャン子の曲よりかは、高橋研、佐藤準氏のおニャン子の曲の方がいいんだよね。

 より素直っていうか、青春時代の素直な気持ちがストレートに伝わってくるようでさ。

 ただ、この福永恵規さんは、実質この曲だけだったよなぁ。
たしかに、次の「ハートのIgnition」も2位、そのまた次の「僕達のRun a way」も2位と、ランク的には上位まで進出してたんだけど、何分売上げがねぇ・・・・。

 個人的にはなんとなく、一発屋・・っていうイメージもあるんだよなぁ。このヒトには。





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夏を待てない / 国生さゆり

1986_05_夏を待てない_国生さゆり







今回の1曲セレクトは、「夏を待てない」国生さゆりです。

 まずはデータですぅ〜。

・タイトル    夏を待てない
・アーティスト  国生さゆり
・作詞      秋元康
・作曲      後藤次利
・編曲      佐藤準
・リリース日   1986年5月10日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   25.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1986年5月19日〜6月9日

 先ほどは、おニャン子の渡辺満里奈を持ってきたんで、今回も続けて、おニャン子と行きますか。

 ここんところ、急に「暑く」なってきまして。今日なんかこれから30℃にもなるらしいですよ。
おー、これはもう夏だわいな・・・と思ってこの曲を。

 国生さゆり「夏を待てない」。

 この曲は、ソロデビューの「バレンタインキッス」からの第2弾シングルというわけなんだけど、「バレンタインキッス」が未だにカバーされ続けている「スタンダード」になったのとは逆に、ジミーな印象があるよなぁ。
・・・というか、今じゃ、完全に忘れられているよね。「バレンタインキッス」は、「季節」になると未だに、あちゃこちゃで取り上げられているというのに。

 曲調は、全く逆にポップなメジャー調の曲なんだけどさ、この曲は。

 うん、いかにも「夏が始まるぞ」・・・っちゅう感じの、さわやか青春路線。

 体育会系なイメージの国生にはピッタリの曲だったでないの?
 うむ、「バレンタインキッス」が逆に、ちょっと国生のイメージとは離れてた・・・ってもいえるんだよね。

 それでもジミに映ったのは、この曲であんまりテレビに出なかったからでないのかなぁ。

 少なくともワタクシは、この曲をテレビで歌っているところを見たことがないのですわ

 ベストテンもたしか出演しなかったしね、この曲では。

 うーん、どうしてだったんだろうねぇ。折角、国生らしい曲だったのにねぇ、もったいなかったと思うけどなぁ。
ま、もちろん、「夕ニャン」では歌ってたと思うけど、「帰宅部」でもない限り、高校生が夕方5時に家に居るわけないしな。

 すでにこのころは、おニャン子は、「毛が三本」のフジテレビ系列のもの・・・っていう、意識になってきてたのかしら?

 なんかもったいない曲だったよね。

 そういうワタシも・・・・88年にアルバム「家宝」で音源を手にいれるまで、この曲を聴いたとことなかった・・・というわけなんだけどさ。。。。



 今もこの頃と変わんないよね・・・・なんて思ってたけど、実際に映像見ると、やっぱ月日は流れてますわね。。。



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マリーナの夏 / 渡辺満里奈

1987_05_マリーナの夏_渡辺満里奈






今回の1曲セレクトは、「マリーナの夏」渡辺満里奈です。

まずはデータです。

・タイトル    マリーナの夏
・アーティスト  渡辺満里奈
・作詞      秋元康
・作曲      岸正之
・編曲      山川恵津子
・リリース日   1987年4月8日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   11.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1987年4月20日〜4月27日付

 うーん、今日引っ張ってきた曲も若干、ヒットのピーク時期からずれちゃったかな。

 マリーナの夏  /渡辺満里奈

 タイトルから想像するに「夏」だからねぇ、5月でもいいと思うんだけど、実際、リリースされたのは4月8日なんだよね。

 うーん、ちょっと早まったような気もするんだけど、いかがなもんでしょうかねぇ。
 アイドルの中でも初動型が特に著しかった「おニャン子」関係ですからねぇ。。。

 曲は良かったと思いますよ。素直ないかにも夏向けのアイドルの曲って感じですよね。

 だからして、なんでリリースが4月なのよ・・・っていうのが、残念なんだけどさぁ。

 ま、たしかに、オリコンで1位は獲得しているものの、これは、「通過儀礼」なようなもんジャン。1位は獲得したものの、累積セールスが11.4万枚しかないとは。。。。

 これは、リリース時期のせいだよ・・・と勝手に思ってたりしてます。まあ、それだけの理由ではないことは重々承知しているんですけどね。

 曲の中身にたいして、タイトルの「マリーナの夏」

 渡辺満里奈 だから、マリーナ。。。。


 うーん、これはちょっと安易過ぎるんでないかい? そんな感じがしてしょうがないんだよね。

 まあ、みんな感じてることだとは思うんだけど。。。

「ザ・ベストテン」では、この曲から出演可能に・・・。そそそ、例のTBS VS フジテレビ犬猿の仲の問題で、一時期おニャン子関係は「ベストテン」には、出演できなかったんだよね。

 その関係に終止符が打たれ、この曲で晴れてベストテンに出演・・・だったんだけど、なんと、これが最後の出演になってしまった渡辺満里奈 なのでした。。。。

 はい、この曲以降はベストテンにランクインされなかったのですよね。。。なんと不幸な渡辺満里奈。

 個人的には、このヒトがおニャン子関係では一番、美人だと思ってたのね。だから、テレビで見るのが好きだったんだけどねぇ。。。 まあ、未だに活躍されてますけどね。

 ウタですか?・・・・。ハイ、率直に言ってヘタでした(爆)

 あぶなかっしくて聴いてられなかったりして。。。

 でも、聴いてたりして。。。。

いずれにしても、高校3年の初夏のあの光景が甦る1曲ですわ、個人的には。(意味深)



ウーン、こうしてみると、やっぱり、アイドルのフォーマットって、この頃も今も変わってないよなぁ。
いわいるアイドル顔ってところも、曲にしたって、今の新曲といっても全然分かんないし。。。
これはいい事なんかねぇ、悪い事なんかねぇ。。。



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じゃあね / おニャン子クラブ

1986_02_じゃあね_おニャン子クラブ






今回の1曲セレクトは、「じゃあね」おニャン子クラブです。

 まずはデータです。

・タイトル     じゃあね
・アーティスト   おニャン子クラブ
・作詞       秋元康
・作曲       高橋研
・編曲       佐藤準
・リリース日    1986年2月21日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    28.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1986年3月10日〜4月7日付

 え〜、のっけからお断りなんですが〜、「じゃあね」というタイトルから、今回で「おしまい」?

・・・・と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが・・・。

 え〜、1曲セレクトはまだ続きます〜。


 いやいや、先ほどセレクトしたribbonの「Deep Breath」は、おニャン子で言えば「じゃあね」に当たる曲ね・・って書いた手前、やっぱし、この曲も持ってこなきゃなんないな・・とおもったからでして・・・。

 しかし、この曲も2月21日リリースだったんですねぇ。個人的に、もう1週間、遅かった・・・2月28日リリースだったんじゃなかったっけなぁ・・とずっと勘違いしてたな。

 ちなみに、前回の「Deep Breath」も2月21日リリースだったから、6年越しで、奇しくも同じ日リリースだったわけですね。

卒業ソングだし、本来なら、もう少し後で書いても良かったんだけど、まあ、いいか・・・ということで。。。

 卒業、お別れソングとしては、ちょっと早いんでないかな・とも思うんだけど、ランキングに入ってきたときが一番盛り上がっている時って考えると、この週リリースって言うのが、タイミング的には丁度いいんだろうねぇ。大体、卒業式って3月の初めってのが多いだろうし。


 だけと、この曲は、卒業、お別れソングと言っても、いかにも「おニャン子クラブ」らしい切り口だよね。
 「じゃあね」・・・っていって、ドライにバイバイするかのように見せるのは、やっぱし、うちらの世代からの特徴なんだろうなぁ。
 
 うちらの一世代上までは、卒業⇒別れ⇒しんみり⇒涙 っていうのが付き物だったじゃない?

 そういうところが微塵もない・・・。見た目上はね。まずもって、それが新しいパターンに写りましたねぇ。

 でもさ、それはあくまで見た目上で、本音を言うと、やっぱし、卒業とか、お別れって言うのは淋しいもんなんだよね。

 その辺は、この曲でもさりげなく表現してたんじゃないかなぁ。

 個人的には一番最後の

 ♪4月になれば悲しみは キラキラした思い出 ♪

に出ていると思いますよ。


 まあ、おニャン子クラブとしても、この曲で なかじ こと「中島美春(会員番号5番)」が卒業・・ってことで、いくら元気に「じゃあね」っていっても、やっぱし、なんとなくしんみりしてたところもあったわけだよね。

 まあ、そういうところもあって、この曲が「おニャン子クラブ」名義としては、「一番売れた曲」になってたりします。

 うーん、でもどうなんでしょう? 28.1万枚が一番売れた曲っていうのは・・・。
 いまでも語り草になっているアイドルにしては、それほど売れたようには感じないですかねぇ。

 まあ、これが毎週毎週怒涛のようなリリースづくめになってくると、とんでもない渦中にいるような錯覚に落ちてるわけだけどね。。。。

 BUT BUT、「おニャン子クラブ」名義としては、ここからセールスは下降していくわけだ。

 理由はいろいろ考えられるけど、まず、ひとつが中島美春の脱退(卒業)によるフロントメンバーが入れ替わったのは、ひとつ痛かったよね。あのころ一番人気だった新田恵利が、フロントから下がっちゃったし・・・。
 まあ、これは、この先の自身の卒業を見越してのことだったろうし、なによりソロで成功してたからなぁ。

 もう一つは、「夕焼けニャンニャン」自体、ここら辺をピークに視聴率が下がっていったのも痛いわな。
 
 まあ、あくまで「シロート参加番組」だったわけで、飽きられるのも早いって言う見本だったんだよねぇ。

 一時期視聴率20%越えてたけど、それもホンのわずかな期間だったもんねぇ。
 
 今考えると、この「じゃあね」っていう曲自体がターニングポイントだったんじゃないかな。

 つまりぃ、この卒業ソングとともに、おニャン子クラブ、夕焼けニャンニャンを卒業したヒトも多かったんじゃないかな・・・てこと。

 そういう意味では、ヒニクだけど、本当に「卒業ソング」だったのかもしれない。この曲は。。

 まあ、あくまで、一般的なヒトから見たところの話ですけどね。もちろん、コアなファンは、そのまま残ったわけで、逆に、この年の4月以降は、オタッキーなコアファンにますます彩られて行ったような気がするのは、私だけですかねぇ・・・。



やばい、この曲聴くと涙が出てくらぁ・・・。自分の青春と重なるんだよなぁ、
一番多感な頃だったからなぁ。。。


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NO MORE恋愛ごっこ / おニャン子クラブ

1987年_NO MORE恋愛ごっこ_おにゃん子クラブ






今回の1曲セレクトは、「NO MORE恋愛ごっこ」おニャン子クラブです。

 まずはデータです。

・タイトル    NO MORE恋愛ごっこ
・アーティスト  おニャン子クラブ
・作詞      秋元康
・作曲      後藤次利
・編曲      後藤次利
・リリース日   1987年1月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   11.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1987年2月9日〜2月16日付

 えー、おニャン子クラブです。
そう言えば「おニャン子クラブ」としての曲はまだ書いてなかったよなぁ・・と思いつつ、そろそろ何か持ってきたいな・・・とは思ったんだけど。。。

 たださあ、残念ながら、この1月っていう時期、「おニャン子」としては曲がないんだよなぁ・・・、例の「セーラー服を・・・」は夏だしさあ。。。


 とか思ってたんだけど、1曲あるじゃん。。

と思って引っ張ってきたのが、「NO MORE恋愛ごっこ」だったりして。。

 っつかさ、この曲リリースされたのが、1987年1月21日。。。28年前の「今頃」ぢゃん。。。


 だけどさぁ、うわっ、ジミ。。。。。 こんな曲、未だに覚えてるヒトは、当時のおニャン子フリークぐらいしかいねーだろ。。。 なんて思ったりして。。


 オリコン1位がヒット曲じゃなくなる日 

あれから28年たった今では、「普通」の光景だけど、あの頃も、そんな風に揶揄されたよなぁ、当時。 
だいたい、オリコンで1位とって10万枚そこそこしか売れなくなったのは、おニャン子の登場からよ。
 この曲だって、1位を獲得しながら11万枚しか売れなかったわけで。。。
 結局、コアなおニャン子ファンしか買わないっていうことだったんだよね。

あー、この傾向は、今の某アイドルグループと全く同じ傾向。 ただ違うのは、この頃は、一人で「箱買い」して、売り上げ枚数伸ばすなんていう、輩は居なかったってこと。

 まあ、レコードに握手券なんぞ、ついてなかったしね。

 ただ、コアなファンだからこそ、リリース日にレコードを買うのに殺到して、結局はオリコンで1位とっちゃう・・・で、そんなコアなファン以外は買わないから、あっという間にチャートから消える・・・と。

 そんな、現在に続く、音楽業界の「悪しき伝統」を作ったおニャン子だったわけだけど、この曲の頃は、まさにそんな感じだったんじゃないかねぇ。

 夕ニャンだって、視聴率下がってた頃だし、っつうことは、前年の最高潮時、視聴率が18%くらいあった頃は、「一般視聴者」も多かったけど、10%切ってたこのころは、コアなファンしか見てなかったんじゃねーか・・とね。
 
 はい、すでに、この頃から、アイドルの「コアファン化」は進んでいたわけですわ。
当時のいい方でいえば「オタク化」ってやつですわ。

 オリコンウイークリーだって、完全に「アイドル雑誌」と化していて、純粋なチャートファンにとっては、肩身が狭い時代だったよなぁ、この頃はさあ。


 曲ですか? おニャン子の曲に良いも悪いもないっ! はい、たんなる「曲」です。。。。。

 まあ、とりあえずは、THAT'S 80年代後半アイドルっていう感じですな。
 B級アイドルっぽい、安直というか、簡単というか、アナクロというか・・・そんな雰囲気で。。




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冬のオペラグラス / 新田恵利

1986_01_冬のオペラグラス_新田恵利






今回の1曲セレクトは、「冬のオペラグラス」新田恵利です。

まずはデータです。

・作詞      秋元康
・作曲      佐藤準
・編曲      佐藤準 
・リリース日   1986年1月1日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   32.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1986年1月13日〜2月17日付

昨日から続いている、「1月1日」リリース曲は、まだまだ続く・・・。

・・・ってことで、今回は、1986年1月1日リリースの曲を持ってきました。

はい、新田恵利 の冬のオペラグラス

まあ、ワタシらの世代では、知らないヒトはほとんど居ないですよね。おニャン子クラブ 会員番号4番のあの新田恵利のソロデビュー曲ですわ。

 この曲は画期的でしたね。たしかに、今聴くとバカみたいなんだけど。。。新田恵利ののこ舌たらずの声質が画期的っていうかね。 はっきり言って当時のアイドルの中でも規格外の常識外れでしたよ。
でも、なんか知らないけど魅力的・・・なんだよなぁ。
まあ、冷静に考えれば、クラスのとなりの席に座ってもらえると嬉しい♡・・・みたいなコって、一人や二人いたじゃん。中学生とか高校生の時。そう言う感じのコ・・・っていう感じの魅力なんですけどね。
そう言う意味ではアイドル性は、おニャン子の中でもピカイチだったんど思うなぁ。

 おニャン子でなくても、アイドルとして、かなり良いところまで行ったんではないかなぁ

・・とか、おもったのは、単にワタシが新田恵利ファンだったからかしら?

 いや、実際に、当時はコアなおニャン子ファンだけではなく、一般ファンも付いてたんだよね。
 じゃなきゃ、オリコンで4週連続1位、32万枚のセールスはなかなか行かないですよ。

ただでさえ、当時は、全体的に「レコード」の売り上げ枚数は落ちてきてましたからね。
あ、注意して欲しいのは、CDではなく、レコードね。 当時は、シングルは、まだCDは発売されておらず、全てアナログレコードだったわけです。

まあ、お正月の2週合算集計もあったんで、見かけ上は3週連続1位になることが多いんだけど、実質、1986年の1月は、「冬のオペラグラス」がオリコン1位を守ったわけでしたからね。
 これは、コアファンだけじゃ、なかなかこういうチャートアクションは出来ないですよ。コアファンは発売週に一気にレコード買いますから。

 それは、今も昔も変わらない傾向で、AKBのCDセールスの動きを見れば一目瞭然だわね。

ただ、違うのは、おニャン子の頃は、レコードに「握手券」なぞつけてなかったって事ですわ。

純粋にレコードを買ってたって事ですね、おニャン子の頃は。
(まあ、たしかにポスターとかステッカーなどのおまけに釣られて・・・ってことは、あることはありましたが。。。)


 1986年前半は、夕ニャンの視聴率20%前後は行ってたし、そこからもコアなファンだけではなかったってことはわかるんだけどさ。
 
 4月過ぎて、おニャン子のメインボーカルが変わった頃から、一般ファンは一気にに減って、「オタク」化が進んでいくんだけどもさ・・。



・・・ということで、件の「夕やけニャンニャン」から。
あー、だめだ、今聴くと、シロート過ぎて「ツッコミ」どころ満載だ。。。。


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