今回のキニナル曲はこれだ!
I'll Be There / 上白石萌音
早速データから
・タイトル I'll Be There
・アーティスト 上白石萌音
・作詞 いしわたり淳治
・作曲 末光篤
・編曲 末光篤 清水俊也
・リリース日 2021年10月13日
・発売元 ユニバーサル
・タイアップ:TBS系「王様のブランチ」テーマ曲
先日から、ハイレゾサブスクが熱い・・っちゅうことで、わんさわんさ騒いでいたわけだけど、昨日、PCのサウンドカードとして、外部接続のDACを購入しまして、あれこれいじっくたんで、PCから外部のアンプを通したスピーカーの音がかなり良くなりまして。。。
正式に、SpotifyからAmazonHDへ鞍替えすることにしました。
・・・で、さっきからAmazonHDのプレイリスト「FRESH J-POP」・・・つまりは、ニューリリースプレイリストを聴いてたんだけどね。
さっそく引っかかっちゃた曲がありましたわ。
それが、今回引っ張ってきた上白石萌音さんの「I'll Be There 」。
10月13日にリリースされた新曲。 最近では珍しく配信だけではなくシングルCDもリリースされ、先週のオリコンシングルチャートでは10位にランクされてきている。
いやいや、それにしても、さわやかな曲ですね。 秋晴れの空の下で聴いたらいいだろうなぁ。
少し前に、最近のトレンドはハスキーボイスと書いた。 milet とか アイナジエンドさんとか、あの手の、少しドスの効いたようなハスキーボイスが昨今のトレンドだとおもっていたし、それは今でも変わらないんだけどさ。
そのトレンドの、正反対のような声質だよなぁ、上白石萌音さんは。
兎に角、伸びやかな高音域と透明感あふれる声質。今どきこれほど素直で清涼感を感じる声質の持ち主っていうのも珍しいよね。
90年代前半に近藤名奈さんというアーティストがいた。当時のガールズポップシーンに属したアーティスト。まあ、それほど大ヒットを飛ばしたわけではないけど。
ワタシねぇ、あの人の声質が好きだったんだよね。 清涼感ある伸びやかな高音域。素直な声質。
あの時も、いまどきこんな素直な声のアーティストがいるのか? と思ったよなぁ。
そして、1994年にリリースされた「N/S」と言うアルバムはワタシのフェイバリットアルバムだった。
今回のこの「I'll Be There」と言う曲、「N/S」に収録されていた「手のひらのハーモニー」と言う曲とイメージが似てるなぁ・・とまずもって感じましたね。
↓ コレ
どこまでも広がる草原と、青空、燦々と輝く太陽、 心地いい風。 そんな風景が目に浮かぶ。
昨年来のコロナ禍で、とかく家の中で過ごすことが多くなった昨今。
早く、こんな風景の大自然の中に戻りたい。
そんな風にも思えるような、スケールの大きな曲ですね。
個人的には一発で「推し」にしたいと思いましたわ。
ただ、客観的にヒット曲の世界を考えると、どうも、この手の、爽快感にあふれたスケールが大きい曲って、なぜか、昔から、あんまり大ヒットに繋がらないんだよね。
↑にあげた、近藤名奈さんにしたって、結局のところ大ヒットにはつながらず、「そこそこヒット」で終わっちゃったし。
やっぱ、日本人には重箱の隅をつつくようなシミったれた心情を歌った、演歌の世界の方が共感を得やすいんでしょうかねぇ。。。
いずれにしても、そんなしみったれた時代にあって、上白石さんのような声質の持ち主は貴重かもしれないな。 すくなくとも、今この手の、清涼感あふれるスケールの大きな曲が歌えるのは、このヒトくらいしかいないんじゃないかと思えるし。。。
いしわたり淳治
・タイトル あなたに恋をしてみました
・アーティスト Chay
・作詞 Chay junji ishiwatari
・作曲 多保孝一
・編曲 多保孝一
・リリース日 2015年2月18日
・発売元 ワーナーミュージック
・タイアップ: フジテレビ系ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」主題歌
まだ、リリース前の曲なんだけどね、来週2月16日リリース、
あなたに恋をしてみました / Chay
現在放送されている、フジテレビ月9ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の主題歌ですね。
この曲、面白いわぁ〜。
・・っていうか、最初聴いたとき、なんかネチネチとした廻りくどいメロディだなぁ・・って思ったんだけど、サビで考えがガラッと変わりましたね。
まあ、何回も使いまわして恐縮なんだけど、サビの「引き」が強いわ。キャッチー。
特に
♪あ〜 それは〜 あ〜 それは〜 ♪ と盛り上がった後の
♪ 恋〜 ♪ って部分「フレーズ」がいい。
いや、ここだけで500円払ってもいいわ。
正直言って、この高音で♪恋〜♪って来るとは思わなかったんでねぇ。聴きようによっては、素っ頓狂な感じにも聴こえるし面白いわぁ。否が応でも耳に残るし。
それ以上に、いしわたり淳治、久保孝一、に加え、ワーナーミュージックっていう、もろSuperflyなチームが、Superflyの「ロック」な匂いを全く感じさせない「ポップ」な曲を作ってきたってところが、いいよね。
曲想も、バックのグロッケンの音色がいち早く「春」を想わせる温度感だし、これからの季節に聴くにはGood!
なにより、個人的には「電気的」な音がしないっていうのが、一番いい。
曲調的に、PVの最初が50年くらい前の「白黒テレビ」の中の〜っていうアナログなディレクションからして、60年代を意識しているんだろうけど、なんせ最近は「電気的」な音がしない曲の方が圧倒的に少ないからねぇ、個人的には、これからは逆にこういうアナログ的な曲の方が逆に「新鮮」だと思うんだよね。
ただ、一点、春っぽいイメージだと、なんで中国音階っぽいメロディになるのかな? っていうのは疑問。
最近、なんか、そんなパターンが多いような気がするなぁ。
まあ、いずれにしても、良質なポップスに仕上がったと思いますよ。
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かじやん