かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

ライブレビュー

素直に評価します・・・けどねぇ。。。


ROCK IN JAPAN 2025年から9月開催に移行というニュース。


まずは、来年から8月開催から9月開催に変更する点は、素直に評価します。
昨年、今年の酷暑を考えると、8月開催は考えられないですよ。
病人や、最悪、死人が出てからじゃ遅いです。

ただ、やっぱり「蘇我」なのね。。 
なんだかなぁ。。。

ひたちなか あんなに盛り上がったじゃん。
出演アーティストもみんな「やっぱロッキンは、ひたちなか」って言ってたじゃん

ここまで蘇我に固執する意味が分からん。。。。

まあ、ひたちなかよりも、会場の借り賃が安いんだろうな。
実質的にひたち海浜公園よりも会場狭いし。。。
それに輪をかけて、千葉市から値引き提案があったりして、格安で借りてるのかもしれん。
千葉市としたら、20万人も来場する「おいしい」イベントに違いないからな。
ロッキンオン社としても、コロナ禍のあの2年でのイベント事業の損失は計り知れないだろうしな。 なんせ、それで渋谷陽一氏が体調崩して社長を退いたくらいだから。。
千葉の方が東京から近いんで会場設営費もひたちなかよりは割安だろうし。。。
兎に角、出ていくお金は少なくして損失分を補填したい。。。

今のロッキンオン社の体力を考えれば、千葉に固執するシナリオはこんなところでしょ。 図星だよね、きっと。

ただ、実際問題9月開催変更は実現可能なんですかね? 
ニュース本文にも書いてるように、会場内のフクダ電子アリーナで開催されるジェフ千葉戦との日程が被らないのか?
それ以前に、各アーティストのライブツアー日程などのスケジュールの問題。

最近は7〜8月は夏フェスがあるんで、ツアーを中断するか、それまでに終了させるかで7〜8月は夏フェス出演に備え、9月からツアー再開っていうアーティストが多いと思う。
特にビッグアーティストはそういう傾向がありますよね。
そんなライブツアー日程とバッティングは起きないのか・・っていう問題。
ちなみに、先日の「ひたちなか」も、 ミスチル、ヒゲダン、あいみょん あたりはツアー日程にバッティング、あるいは開始直前ということで、おそらく出演しないだろう・・・っていうのはある程度想定できた。
まあ、実際そうなったんだけどさ。。。
それを考えると来年は大丈夫なの? アーティストの質は落ちないの? っていう不安は残る。
最近のハコ不足を考えると、来年のツアーの「しこみ」は、各アーティスト側も、もう始めてるだろうしな。。

そういうところを考えると、たかだか1か月だけども、今年までのスケジュールを変更するのは、結構難しいと思いますよ。
一度確立したルーチン日程を変えるのもなかなか大変なんだよね。


うんにゃ、それよか、開催場所、「ひたちなか」に変えてくれよ。。。というのが素直なところだよなぁ。
このニュースのコメントの多くもそう意見なんだからさ。

One Park Festival 2024 2日目(9/8)

2024年9月8日(日) One Park Festival 2024 2日目

前日の疲れがちょっと残っていたか、ホテルからなかなか出る気が起きなくて、前日より30分遅れの午前10時過ぎゲートをくぐる。

「街中フェス」っていうこともあり、前日は、普段街中で着ているラガーシャツで参戦した。
だけども、これが失敗。 いつもフェスに着ていくだぶだぶのTシャツよりも動きが取りにくいし、なにより風通しがあまりよくないんで暑いのなんの。。。。 
これも疲れが出た一つなのかもな。。。

・・・ということで、これに懲りて、今日は、いつもフェスの時に着ていくだぶだぶのTシャツ。 

もう一つの理由として、朝からドよんとした天気で、今日は雨が降りそうな予感がするのよね。。。ということもあった。   レインコートは持参していくけども、T-シャツならば多少濡れても構わないんで。。。まあ、結果的にはこれが当たるんだけども。。。

会場では、すでにPARK GARAGEトップバッターの「AVOCADO BOYS」のライブが始まっていた。

ワタシはそのまま、いつものようにP.Aブースのわきに陣取る。
ええ、ライブはP.Aブースのわきが一番音がいいから・・・なんだけど。 それにこの位置が一番ステージ全体を俯瞰して見れるんでね。




AVOCADO BOYS、もちろん、今回初めて見るバンドだけども。。 現在、名古屋中心に活動するポップバンド。 もちろん、まだまだ全国区ではないけども、すでに東海地区での人気は高いらしい。

ポップバンドということだけども、トランペットにサックスも加わり音は厚い。
ストレートなポップというより、ちょっとJAZZやHIPHOPの香りも強い、ちょっと癖があるダンスポップバンドですね。
ボーカルのLENAは北欧系ハーフのようでなかなか艶っぽい。 

そんなボーカルLENAの特徴を生かすべく、と思われるけども、歌詞もほぼ英語だし、メロディラインはほぼ洋楽ですね。

だけども、メロディラインもサウンドも、すでに完成されていますね。 新手バンドの粗削りなところがあまり感じない。
一昔前ならば、うーむ、これは日本の市場は難しいだろうなあ・・・と言いたくなるけども、今は分かんないですからね。 今すぐに・・というのは難しいかもしれないけども、なんかのきっかけで、全国区になることもないとは言えないですから。。。

うん、こういう人たちの音楽が聴きたかったのよ。 そそそ、今は全国区ではないけども、この後、出てくるかもしれないという人たち。 これも音楽フェスの醍醐味なのですよ。


ライブを行っている間、にわかに雲行きが怪しくなり、AVOCADO BOYS終了と同時に、突然のゲリラ豪雨。
こりゃたまらん・・・とデイバックからレインコートを取り出す。

ゲリラ豪雨は、昨年の「SWEET LOVE SHOWER」で経験済みなので、流石にもう狼狽えないけど、午前中にレインコートが濡れるのは予想外。 濡れて水を含んだレインコートは重いねん。
たとえ、この後、雨が上がったとしても、このまま持ち運ぶのはね。。。でも、事実は事実として受け止めるしかない。。

けど、ゲリラ豪雨の雨の降り方がちょっときついので、たまらず、隣接している県庁内へ避難。
「1日目」のトピックスでも書いたけども、県庁内地下1階のパブリックスペースが、第3のステージとなっており、ここで1日中、DJ PLAYが繰り広げられている。

もちろん、エアコンも効いていて涼しいし、雨が上がるのと、メインステージで個人的に見たいアーティストまで時間が空くので、ここで少し休憩がてらDJ PLAYを楽しむ。

ワタシが入ったときは、Masayoshi Mitusyamaという 福井で「casa」というクラブのオーナーDJがプレイ中。
ミニマルミュージックをこよなく愛すという、One Park Fes 公式サイトでの紹介の通り、個人的には全く難解なミニマルミュージックをひたすらプレイ。



難解な音楽に、少しうつらうつらすること1時間。Masayoshi Mitusyama氏のDJが終了したところで、外に出る。

雨が上がり、日が出てきた。 さっきの土砂降りがウソのよう。さぁ〜今日はここからよ。

余談だけども、ここ水はけがめっちゃいいですね。 さっき、あれだけの土砂降りだったのに、もう乾いてる。芝部に座っても全然OK。

SWEET LOVESHOWERの「現場」とは大分違いますねぇ。。。


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まずは、One Park Special Band 2024  。 
フェスの音楽顧問、福井出身、SOIL&"PIMP"SESSIONSのボーカル 社長 が中心となり このステージのためだけに結成したスペシャルバンド。

メンバー 
P   丈青 (SOIL&"PIMP"SESSIONS)
B   高木祥太(BREIMAN)
B  秋田ゴールドマン (SOIL&"PIMP"SESSIONS)
Dr  FUYU 
Dr  小名坂誠哉
Key  蔦谷好位置
Tr   タフゾンビ (SOIL&"PIMP"SESSIONS)
Vo  社長 (SOIL&"PIMP"SESSIONS)

SOIL&"PIMP"SESSIONS中心のメンバーに一癖も二癖もあるメンバーが加わる。強力な布陣。



もっとも、このメンバーで分かるように分かりやすいストレートなサウンドではない。

SOIL&"PIMP"SESSIONSでもわかるようにアシッドジャズ、オルタナジャズにロックを織り込んだサウンドですな。
このメンバーが中心となってフィーチャーされるボーカルが曲ごとに入れ替わる。

フィーチャーされたボーカルは
Marter
Nagan Server
Yuto (The fin.)
TENDRE

この布陣により洋楽カバーを展開。 演奏された楽曲は

・Everybody Loves The Sunshine fet.Marter
・Move On Up feat.Nagan Server
・Summer Breeze feat.Yuto (The fin.)
・Time After Time feat.Yuto (The fin.)
・Just Friends (Sunny) feat.TENDRE
・Lovely Day feat.TENDRE
・Space Cowboy feat. Marter

正直、個人的には普段聴いている「音」とはかなり異なるので戸惑う。
でも、本当の音楽がここにはある‥ということだけは分かり刺激になる。

それにしても、タフゾンビ氏のトランペットの音には耳が行ってしまう。



個人的に、ブラスをやってた頃の「クセ」がいまだに抜けず、ブラスセクションにはついつい耳が行ってしまうんだけども、タフゾンビ氏のペットの音は、独特ですわ。
スコーンとめっちゃ抜けがいい音。日野皓正氏っぽいのかなぁ。

昔、個人的に、やはりJAZZよりバンドの「Pe'z」のカバーアルバムの選曲に携わったことがあるんだけども、Pe'zのトランぺッター Ohyama Wataru 氏 の濡れた少しごこもった音とは、その点が異なるな。

その点からタフゾンビ氏の音はポップでよりダンサブルな曲にも刺さるんだよね。

いつだったか、ROCK IN JAPANでSOIL&"PIMP"SESSIONSを見た時に、延々とダンサブルなジャズナンバーが続き、こちとら、ついていけなくなったとことがあったけども、そん時も、タフゾンビ氏のペットの音には引っかかったことを覚えてるわ。
あの時の独特の感覚を今回のスペシャルバンドでも堪能させていただきましたわ。



ここで、いったん休憩。 エネルギー補給

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今日はクルマの運転がないんで、真っ昼間からやきそばとレモンサワーでいい感じで酔っ払い。
いつもFesにはクルマで行くんで、アルコール類は飲めないんだけども、この日はホテルに車おいてきたんで。。。こんな時くらいしか飲めないからねぇ。。。

県庁前の「YONKS with NOTO」に出店していた 「L'Atelier de NOTO - mebuki」のフグ焼きそば
これがうまい。

ちなみに、これだけでは飽き足らず、「焙煎カレー工房玄武堂」の焙煎牛スジカレーもいただいたワタシであった。。。



ゲプ・・ちょっと食べすぎ。。。。


・・ということで腹も満たしたんで「新しい学校のリーダーズ」。 メインのPark Garadeにもどる。

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まあ、予想はしていたけども、Park Garadeは人でいっぱい。 
やっぱ人気あるね、新しい学校のリーダーズ。 スタート30分前には↑この人波。
さらに人で埋まり、緊張感が高まる中 15時20分 新しい学校のリーダーズ ライブスタート!

ワタシねえ、新しい学校のリーダーズって以前、フェスで一度見てるんだよね。半分冷やかしで
ROCK IN JAPAN 2018だと思ったんだけども、今、そん時のタイムテーブルを見たけども、どうも違ったらしい。。。 うーむ、どこで見たんだろう? 
でも、この人たちのパフォーマンスを見て、「あ、色物の人たちが出てきた」と思ったのは覚えてるんだけどなぁ。。。

 そう、あの時は「色物」とか思えなかったの。 セーラー服で踊り狂うって、あの時点では「色物」のように思えたもの。

セーラー服で歌うってこと自体、ワタシらの感覚では「アイドル」の象徴なんだけども、この人たちのパフォーマンスを見ているとそうじゃない。 
・・というか、あん時は到底アイドルっていう枠には収まらなかった印象はあったんだけどね。

ただ、その後、まさか海外のフェスでバズる・・・ってことは、全然想像もしてなかったのは確かだなぁ。

兎も角、あれから数年たって、彼女たちがどう進化したのか・・それを今回確かめたかった。




うーむ、最後まで、ダンスフォーメーション、ウタのピッチ、コーラス、いずれも全く崩れないのには舌を巻く。 
やっぱり海外の目の肥えた音楽フリークの前で鍛えられてきただけありますわ。なんだかんだ云うても「新しい学校のリーダーズ」のパフォーマンスはworldクラスなんや。

・・とともに、ここまでやらないと、小手先だけのパフォーマンスでは海外では通用しないんだっていうのが分かりましたわ。



うん、天晴なパフォーマンスでした。

ちなみに、オジサンは、今回の「文字がいっぱい」書いてあるセーラー服ぢゃなくて、ノーマルなのがいいんだけどなぁ。。。(爆) 


▼新しい学校のリーダーズセットリスト
1. Toryanse (2024年 配信限定シングル)
2. Omakase  (2024年 アルバム「AG! Calling」より)
3. Giri Giri   (2023年 アルバム「一時帰国」より)
4. Pineapple Kryptonite REMIX  (2022年 配信限定シングル)
5. オトナブルー  (2020年 配信限定シングル)
6. Arigato    (2024年 アルバム「AG! Calling」より)
7. Fly High   (2024年 アルバム「AG! Calling」より)
8. Tokyo Calling (2023年 配信限定シングル)
9. Change (2024年 配信限定シングル)


新しい学校のリーターズで半分おなかいっぱい。満足。。 
いやいや、この後オーラスの「サカナクション」が控えている。 
体力温存のため、椅子エリアに折りたたみイスを広げ、しばし休憩、半分ウトウト。。。

日が傾き、夕日が会場を染め始めた17時30分過ぎ、行動再開。
2ndステージでは、サカナクション前の「STUTS」がライブ中。
 
本当は見たいなと思ったんだけども、サカナクションでいい感じの位置を抑えたかったので、今回はスルー。件のようにメインステージ、P.A前に陣取る。

この時点でほぼ満員。 この後、「STUTS」から流れてくる人たちを加えたらどうなるんだろう・・と思うたわけで。。
案の定、開園直前には超満員。 すでに開演前から異様な盛り上がりがあたりを漂う
いやいや、昨日、この狭い空間で、本当にサカナクションやるんだろうか・・と危惧したのが現実になってきましたわ。

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そんな一種異様な雰囲気の中、18時55分 定刻よりやや遅れて、ライブスタート。
オープニングの「Ame(B)」で、会場は一気に爆発。 さあ、後はフルスロットルで駆け抜けるだけ!

この日は、ちょうどフロントマンの山口一郎氏、44歳の誕生日。 
加えて、2年前、この「One Park Fes」に出演がきまっていながら、件の「鬱」のため出演キャンセルとなった経緯がある。
山口氏にとっては、やっと出れた「FES」ということもあり、思いもひとしおだったようだ。そんなことを、時折吐露しながら、ライブは進んでいく。

楽曲の知名度、バンドの知名度からして、今回出演したアーティストの中では群を抜いているサカナクションだったわけで、ライブパフォーマンスのクオリティは、当然だけども群を抜いている。

そもそも、ROCK IN JAPANでは7万人規模のメインステージの大トリを取るくらいのバンドなわけで。。。
そんなバンドをキャパ1万2千ほどの野外ライブで堪能する。 

東京ドームクラスの会場のバンドを、ホールレベルの会場でライブを見るというのと同じことですわ。
なんと贅沢な時間なんだろうと思う。

個人的に、ROCK IN JAPANでサカナクションを見るチャンスは、これまで何回もあった。
いや、それどころか、電車で30分ほどの今年のROCK IN JAPAN IN CHIBAで見ることも出来たわけで。。。
それをせずに、時間とお金をかけて福井でサカナクションを見ることにしたのは、こんな贅沢な時間を共有したかったからなんじゃないのかなぁ。

ROCK IN JAPANでのメインステージでの「サカナクション」って、なんか当たり前のような気もするんだよね。 もちろん、会場の雰囲気もステージ迫力も違うんだろうけどさ。

これまでROCK IN JAPANで「サカナクション」をスルーしていたのは、そんなところがあるような気がする。
アンコールを含め、全11曲 1時間のライブはあっという間だった。




▼サカナクションセットリスト
1.Ame(B) (2009年 アルバム「シンシロ」より)
2.陽炎         (2018年 アルバム「魚図鑑」より)
3.アイデンティティ (2010年 3rdシングル)
4.ルーキー  (2011年 4thシングル)
5.Aoi   (2013年 アルバム「sakanakution」より)
6.ホーリーダンス  (2010年 3rdシングル c/w)
7.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』 Remix 2024   (2011年 5thシングル リミックス)
8.ミュージック (2013年 8thシングル)
9.モス     (2019年 13thシングル)
10.新宝島 (2015年 11thシングル)

アンコール
夜の踊り子 (2012年 7thシングル)

後半、レーザー光線がビュンビュン飛び交ってたけども、ステージ後方の「市役所」外壁に、レーザーで文字を浮かび上がられていたとは知らなんだ。。。

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※すみません 「X」のワンパクちゃんのつぶやきからお借りしました。。


・・というわけで、2日間にわたるOne Park Fesはこれにて終了。
いや〜、周りでは福井弁が飛び交い、こんなレアなアーティスト知ってるの? と思ってしまう様な普通のおじさん、おばさんや、子供たちと一緒に家族ぐるみでの参戦していらっしゃる方がすごく多かった。アットホーム感を醸し出しているなぁっていうのが、第一印象でしたね。

なんせ、最近のフェスは、フェス慣れしたような方が多いですから。

このフェスにはこのままアットホームな雰囲気のまま地域密着で行ってほしいなぁ。

すっかり「商業主義」となってしまったフェスが多い中、コレだけ純粋に「音楽」にコミットしたフェスも、今となっては貴重。
今回参戦してみて、最近のフェスでは忘れられたSomethingを再度見つかられたような。。。

コレも地域密着だから出来るんだろうし、あまり全国区にならずにこのまま行ってほしいな。。。

なんて書いたら、フェスの顧問である SOIL&"PIMP"SESSIONS 社長に怒られちゃうかしら。。。


兎も角、今回の参戦ですっかり気に入ってしまったワタシです。
また参戦させてもらいます!

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One Park Festival 2024 1日目(9/7)

長いこと、野外フェスと言えば、「ROCK IN JAPAN」をメインとした、いわいるロキノン系フェス中心だったけども、ここ数年、別のフェスにも参戦しつつありますね。

一昨年20年ぶりで「FUJI ROCK」に参戦して以来、大阪での「METROCK」、山中湖での「SWEET LOVE SHOWER」・・。
今年の春には、横須賀で開催された「Crema  YAMABIKO FES」なんてのにも参戦したり。。。

理由はいろいろあるんだけどね、フェスに参戦し始めて20年を過ぎ、ロキノン系フェスだけでは飽き足らなくなってきたっていうんでしょうかねぇ。 もっといろいろと別のフェスも見てみたいっていうところが大きいですかね。

まあ、見たいアーティストが出るんで・・っていうところが一番でかいんだけども。

最近では、Festival Lifeっていう、野外フェス専門のサイトもあるし



いや、このサイトの存在がでかいかなぁ。 このサイトでいろいろと野外フェス開催情報を見つつ、当該フェスの公式サイトで、出演アーティスト見てると行きたくなっちゃりして。。。
うーむ、罪な・・・ うんにゃ、ワタシにとっては便利なサイトですわ。



数か月前、そんな感じで、↑サイトを見てたら、目に止まったフェス。

それが今回参戦した、「One Park Fes」ですわ。




今年は、今、個人的に一番刺さっているカネコアヤノさんに、スガシカオ、そしてサカナクションが出演。その他も、こと「音楽」にコミットしたアーティストが出演っていうところに刺さって言うのがでかいかな。

せっかく福井まで行くんで、2日間両日参戦と行きまっせ。


あ、↑で「ROCK IN JAPAN」とは別のフェスにも目が行くようになった・・という理由の一つは、ロッキンが、あまりにも「ゲーノー系」に傾いたことですわ。アイドル系アーティストの出演ですね。

アイドル系が出演していかん・・とは言わないけども、原点はあの自由な空間で「音楽」を楽しむ場だったはずですよね、もともとロックフェスって。

当初は、商業ベースとは別のところにいるような、一癖も二癖もあるような「アーティスト」が出演する、それがロックフェスだったと思う。

アイドルに「会い」に行きたいわけじゃないんや、「音楽を聴きに」行きたいんや・・・という思いが先にあって。。。
でも、野外ロックフェスってそういうアーティストの音楽を一同に聴ける。
併せて今はまだ無名でも、これからブレイク、時代を作っていきそうなアーティストを見つける場でもあったわけですよ。

以前は、「ROCK IN JAPAN」で、これらの欲求を満たすことが出来たんだけども、最近ではそれも叶わなくなってきたわけで、他のフェスにも足を運ぶようになったわけなんだけどね。



・・・というわけで、2024年9月7日(土) One Park Festival 2024 1日目

朝9時30分過ぎ。会場着

兎に角最寄りの福井駅から「近」かっ!  ものの5分ですね。

こんなフェスも珍しい・・・というか、個人的には、初めてなんじゃないのかなぁ。ここまで駅から近いのは。

これも、街のど真ん中にある福井城址にある「福井市中央公園」が会場というのがでかいですね。

↓Google Mapのリンクを挿入




周りは、福井県庁に、福井市役所という官庁街。
こんな場所でフェス・・・っていうのも他にはないと思う。

しかも、県庁の地下フロアがフェスの第3ステージという。。。 

ここまでやっていただけると、官民あげて福井を盛り上げようという心意気を感じずにはいられないし、フェスのテーマである

街全体が一つのテーマパークになる音楽フェス

というコンセプトには、十分かなっていると思いますわ。



前週参戦予定だった、「SWEET LOVE SHOWER」。 

↓先日ブログの別トピに書いたように、チケットがちゃんと取れてなかった・・というドジを起こしてしまっただけに、 今回はちゃんと確認してきましたよ。




山中湖ならば、千葉からのドライブになっちゃいました・・なんて諦めがつくけども、福井まで来て同じことやったんじゃねー。

今回は無事、リストバンドと交換できましたわ。。。

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メインステージでは、トップバッターバンドのリハが始まっていたけども、まだ朝早くということもあり、観客はまばら。

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こちらも本日お目当てのアーティストまで、まだまだ時間があるので会場内外の散策。
初めての会場なんで、どこに何があるのか勝手がわからない。 特にトイレが近いワタシゃ、トイレの位置と数は把握しておきたいので。

そうこうしているうちに、メインのPark Garageから刺さる音楽が始まった。
思わず、Park Garageに足が向く。


YOUR SONG IS GOOD がライブの真っ最中。

Wikiには、オルガンインストルメントバンドとあるように、たしかにサイトウジュン氏のオルガンメインのバンドだとわかる。

リズム体としてはスカですよね。ベースは。ただ、もうちょっとラテンよりのテイストを感じる。
トロンボーンを加えた編成は東京スカパラダイスオーケストラに近いけども、もっとダサい。

あ、これは貶しではなく、個人的にはこのようが好み。 ダサい分、曲が刺さるし入り込みやすい。 

それと、個人的には、強力なリズム体に目が行ってしまったな。
タカダヒロユキ氏のベース、タナカレイジ氏のドラム、 松井泉氏のパーカッションが醸し出す独特なグルーヴに、ついつい引き込まれてしまう。

特に、パーカスの松井氏が、汗びっしょりになってリズムと熱く格闘している様を見て、「あ、これこそ音楽だ」と思ってしまった。

シニカルに、クールに音楽と向き合う昨今の若いアーティストには、こういう熱血漢あふれるプレイは流行んないかもしれないけども、個人的には、こう真剣に音楽に向き合っている人たちはいいですね。

兎も角、これぞ野外ライブっちゅう圧巻の熱いステージを展開してくれた。
これこそ音楽フェス。 アイドルフェスじゃないですよ!

なんて、今回のライブにゼッサンのワタシだったりするんですが、YOUR SONG IS GOODって、いつだったかは忘れてしまったけども、ROCK IN JAPANかCOUNTDOWN JAPANで見たような気がするんだよね。
でも、そん時は、今回ほどは刺さらなかったような気がする。

あれから何年たったのかわからないけども、個人的に、表面だけでなく、より深く「音楽」の良さっていうのが分かってきたんでしょうかねぇ。。。

↓ 写真は 
YOUR SONG IS GOOD 終了直後。

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お昼を回り、気温も35℃近くまで上がってきた。本日も暑いですわ。
ただ、風は心地よい。 湿度も少なくとも東京、千葉のあのジドーっとした不快さは無い。 
そのあたりは、真夏のピークは過ぎつつあるといっていいのか、それとも、福井特有の気候なのか。。。 いずれにしても、ここから退避したいという暑さではないのは助かる。

ただ、空を見上げると、なんか怪しい雲が。。。

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降られないでくれ・・と願う。


午後のインターバルの時間は、まったり感。

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しかしね、この狭い空間で、明日本当にサカナクションやるんですかね。 なんか信じられない。

このまったり感の中、
次の、本日のお目当て、カネコアヤノを待つ。
↑の写真から、少しずつ緊張眼が漂い始める中、おもむろにカネコアヤノさん登場。
白のドレススーツが鮮やかだ。

そんな中、サウンドチェックを兼ねたリハーサル。



今回はFULL BAND 編成ではなく、 G、B カネコアヤノ、 G
林宏敏、Dr  Hikari Sakashita というtrio 編成での出演。

誰かも書いてたけども、カネコアヤノさんってベースも弾けるんかい? ・・・なんか初めて知った。。

ギターをおもむろに取り出した
林宏敏氏の第1音が、アルバム「燦々」オープニングの「花ひらくまで」のイントロの出だし。

サウンドチェックが進んでいっても、あの独特の70年代ソフトロック的なやさしめので広がりの音が続く。

お、これは今回こそは、代表曲の「光の方へ」が聴けるかな?  ・・期待が膨らむ中、15時30分 カネコアヤノ ライブスタート!




結果的に、今回も「
光の方へ」は聴けなかったのが残念。 
全体的に、ライブでは毎度毎度ともいえる難解なセットリストだったけど、昨年の「FUJIROCK」のようなヘビーなギターサウンドの曲は少なかったのは良し。 これまで何回か見てきたライヴの中では一番刺さったセットリストでしたわ。

▼カネコアヤノ セットリスト
サウンドチェック(リハーサル) ・花ひらくまで ・気分 ・腕の中でしか眠れない猫のように 1.窓辺 (2021年 アルバム「よすが」より) 2.もしも (2023年 アルバム「タオルケットは穏やかな」より) 3.春 (2018年 アルバム「群たち」より) 4.カーステレオから (2018年 アルバム「祝祭」より) 5.ラッキー  (2024年 配信シングル) 6.車窓より (2019年 アルバム「燦々」より) 7.やさしい生活 (2018年 アルバム「群たち」より)
8.気分 (2023年 アルバム「タオルケットは穏やかな」より) 9.腕の中でしか眠れない猫のように (2021年 アルバム「よすが」より)


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午前中は、ヒトもそれほど多くなく、まったり感いっぱいの場内だったけども、夕方メインアーティスト近くにもなってくると、お客さんが増えてきた。

そんな17時 次のアクトである 
スガシカオ ライブスタート!

最近ヒットチャート的なヒットは出ていなスガ氏ではあるけども、ライブとなると、まだまだ動員数は衰えていないようだ。ライブが始まる直前には、
メインのPark Garage前も人でいっぱいになった。

ただ、当のスガ氏、東北、上越、北陸新幹線での人身事故の影響で、駆け込みギリギリセーフでステージに間に合ったようだ。幸い、着替えの時間はあったようだが。。。 


そういえば、先月の「RISING SUN」でも新千歳空港での「ハサミ」紛失で飛行機が飛ばなくなり、危うく、ライブ時間に間に合わなくなりそう・・・っていうことがあったな。
それだけでなく、先日の「SWEET LOVE SHOWER」では大雨でステージまで、まっすぐ行くことが出来ず大回りしてやっとステージにたどり着いたようで。。。

こんな災難続きの今年の夏フェスのぼやきをボソッとカミングアウト。観衆を和ませ、ライブスタート!



これの前のカネコアヤノさんは、難解なセットリストだったが、スガシカオさんは一転。
シングル中心のセットリストで分かりやすい。
デビュー曲の「ヒットチャートをかけぬけろ」に、NHKプロフェッショナルの「Progress」、「夜空のムコウ」までやってくれた。大判振舞い。

やる曲考えてないんだよ・・・とは本人の弁。 「でも、昨日「X」に「夜空ノムコウ」をやって」と書いてあったので、やります。

・・・とおもむろに始めた「夜空ノムコウ」にはやっぱりトリハダがたったわ。

でも、本人がそういうんだから、今年も数多くのフェスに出演しているスガしても「夜空ノムコウ」は、ここだけのスペシャルナンバーだったのかな?

・・と思ったんだけども、先ほど「LIVE FANS」を見ると、先月の「
RISING SUN」も同じセットリストだったようですね。

ただ、上記のように「RISING SUN」の時も、飛行機の遅れで、あわやライブに間に合わなかった・・とこのヒト同じ状況だっただけに、もしかすると、同じような境遇・・・ってことで本来は別のセットリストだったのを「RISING SUN」の時のセットリストに合わせたのかもしれない。

兎も角、ヒット曲満載のライブで、40分はあっという間。 個人的には、正直、他のフェスでは回避することが多いスガ氏だけども、今回のステージの感じだったら見てもいいですね。 というか見て正解でしたわ。


▼スガシカオ セットリスト
1. 
Party People  (2009年 25thシングル)  
2.ストーリー       (1998年 5thシングル)
3.19才                 (2006年 19thシングル)
4.黄金の月          (1997年 2ndシングル)
5.ヤグルトさんの唄 (2020年 アルバム「ACOUSTIC SOUL 2」より)  
6.夜空ノムコウ  (1998年 SMAP 27thシングル セルフカバー)
7.Progress   (2006年 Kokua名義シングル NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」テーマ曲)
8.ヒットチャートをかけぬけろ (1997年 1stシングル ⇒デビュー曲)
9.ハチミツ  (2023年 配信シングル)

セットリスト的に、90年代の曲が多いのは、初めにスガ氏が言ったように観客の年齢層を見てのとっさの判断だったんでしょうかね〜。
これの前の「SWEET LOVE SHOWER」とも「FUJI ROCK」とも大分違うセットリストなんだよね。


・・ということで、本来は、この後、「YO-KING」、そして、この日のトリである「SOIL&PINK SESSIONS」をを見て帰るべきだったんだろうけど。。。


ちょっと疲れたのと、そういえば、会社への「お土産」を買わなきゃいけないんだ・・っていうのと、ホテルのコインランドリーで洗濯しなきゃいけないんだ・・・っていうのが一斉に頭に浮かびーの。。。
時間的に、ここで退場すれば、駅のお土産コーナーで買えるな。。。 ってことで、この日はここで退場。。

あとで YO-KINGが真心ブラザーズの「どかーん」と「サマーヌード」やったって聞いて地団駄を踏んだんだけども。。。。


ちなみに、この日食べたもののベストフード ↓

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馬茶(UMATEA)さんだったと思うんだけども 午前中から「のぼり」が気になってた、「スイカスムージー」。 
これが、まんまめっちゃスイカ。 冷たくて、甘くて、疲れた体にはもってこい!
この日の一番当たり!





福井、南越前町の「キッチンカー」専門のようなので、このフェスでしか飲めないようですね。

こういう、「ご当地」でしか食べられないものを食べるのも、今ではフェスの楽しみですわ。


・・・ということで、2日目につづく。

 

うっ、やっちまった。。。。(泣)

今朝がた、ウチの周辺は土砂降り。
昨日の大雨で、東名、中央、両高速が一部通行止めになっていたことを考えると、これは「ラブシャ」行くのはムリだな。。と思いーの、朝になって高速道路情報を見たら。。。
東名は依然として厚木⇔秦野中井が通行止めのものの、中央道の通行止めが解除になってた。

うーむ、ちょっと遠いけど中央道経由で行ってみるか。。。・・と朝7時過ぎ家を出る。

そそそ、千葉県在住のワタシからしてみれば本来はアクアラインから東名経由で行った方が早いのよ、山中湖は。一度都心に出ないで済むんでね。

首都高〜中央道、空いてましたねぇ。11時ちょいすぎに山中湖着。 
それでも4時間弱。 東名経由よりも1時間以上余計にかかりますね。 千葉の人間には、西に向かう時のアクアラインの存在は絶大なのですよ。

当然、雨模様だろう・・・と覚悟してたけども、それがですねぇ現地はいい天気だったのよ。 富士山頂まできれいに見えて

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これは予想外にいいフェス日和。。。 と意気込んで入場ゲート。。
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係のお姉さんに、電子チケットを見せる。

(お姉さん) 「あのー、すみません、これ、入場チケットぢゃなくて、会場内の有料ベンチの指定席チケットなんですけど。。。」

(ワシ)  「へ?」 

よくよく電子チケットを確認すると、有料ベンチのみのチケットになってる。。。


がびーん💦💦

入場券、予約はしたもののちゃんと予約されてなかったようだ。

確かに、入場券と同時に、休憩用にと有料ベンチの指定席チケットも申し込んだ。。

その後「当選」と来たんで、両方当選、電子チケットも両方のものだとばっか思ってた。。。

完全に電子チケットの中身をちゃんと見てなかった私の凡ミス。 電子チケットってファイルの中開くと「使用済」にされちゃいそうで怖いんで開けてなかったので

・・・なんて今更言っても、全チケットがすでにソールドアウトになっているわけで、当日券なんぞあるわけがなく、泣く泣く戻る羽目に。。。😵😵😵😵😵😵

有料ベンチ代は損失になってしまうけども、会場に入れないんぢゃしゃーない。。。

まあ、次週、福井での「One Park Fes」も参戦するし、一番の目的だった「サカナクション」も「One Park Fes」で見れるんで、まあいいや。
今回はいい勉強になりました・・・ということで。。。

・・・なんて気持ちが納まるわけがないっ


帰りは、昨日フェイスブックに、ずっと「ワインディング」なんで雨が降ったら通るのやだな・・って書いた、国道413号 道志村〜愛川町〜厚木、厚木から東名経由で帰宅
・・・というやけくそドライブ。

途中、道の駅「道志」に立ち寄る 
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道の駅の裏は清流 道志川 
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この川、ホントキレイなんだよね。首都圏のすぐ近くとは思えないくらい。 
この流れを見てると、少しは気分が落ち着く。

・・というか山梨と言えど神奈川県に接しているのに。 こんなところによく人が住んでるな・・ってくらいの山深さなわけで。。。

ちなみに、国道413号は 東京オリンピックの「自転車ロードレース」で使われた道。 その記念石碑も立ってたりして 

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チケットの件は、自分のバカさ加減が癪に障るけども、来週の長距離運転のための「肩慣らし」ドライブ・・と思えば許せるわ。。。

そそそ、次週、福井までは車で行くのよ。
せっかく新幹線が開通したのに、車で行くってのも、モノ好きだよね、ワタシも。。。

いや、フェス参戦は、意外と荷物が多いのよ。 
今年の「ラブシャ」のように、雨の時はレインブーツが必要だし、 寒いと一枚羽織るものが欲しい、逆に暑けりゃ暑いで、熱中症対策が必要・・・。
これが日によって変わるんで、一応、全部用意して持って行って、現地で必要のものをチョイスする。
複数日参戦の場合は、これに着替えが加わるし。。。

必然的に荷物が多くなるんで、フェスには出来る限り車で行くようにしているわけですわ。



p.s   ちなみに、ラブシャの現地は、↑ではいい天気・・と書いたけども、ワタシが戻った後、一転して土砂降りになった様です。。。
道の駅「道志」に立ち寄ってた時、遠くから雷の音が聴こえたんで、天気変わってきたかな・・と思ったら案の定のようで。。。
でも、それがかえって会場の一体感を生んだらしい。。。 そんな会場になんでワタシャいなかったんだ? ・・・と少し嫉妬感だったり。。。


しかしねぇ、ラブシャは、去年が「ゲリラ豪雨」に「車のパンク」、 今年が「チケット予約ミス」 ・・・と、個人的に毎年なんか起こるんだよな。
方角的に鬼門なのかしら・・・。来年は「お祓い」してから参戦しようと思う。。😤😤😤


・・・ってか、こんなトピックスを「ライブレビュー」にカテゴリーに入れてよいんだろうか。。。。


ROCK IN JAPAN 2024 in ひたちなか参戦!

ROCKINJAPANFESTIVAL2024_logo


ROCK IN JAPAN も25周年で今年は「千葉」の他、「ひたちなか」でも開催・・ということで、今年は申し込みましたわ。「ひたちなか」

ええ、以前、ROCK IN JAPANはやっぱひたちなかで開催してほしい・・・なんて書いた手前、「ひたちなか」で開催される今年、参戦しないわけにゃいかんだろ・・・


という訳でもないんだけどね。

やっぱ、「サザンオールスターズ」が出演するんで、サザンフリークのワタシとしては、参戦しないわけにはいかない・・・という理由の方が強いかなぁ。。。

いや、ロッキンも2000年の第1回開催から、今年で25周年・・ということから、「ひたちなか」開催がアナウンスされて以来、ヤマを張っていたのよ。「サザン」出演を。

25周年記念という節目だったら、ビッグアーティストが出るに違いない。。。 としたら、やっぱサザンだろう・・と。
今回は、これを見越して1次先行受付開始日、早々に申し込んだ。

そしたら、案の定・・というか、翌日サザン出演の発表。。。 





・・・してやったりでしたね。

ちなみに、ロッキンでのサザンは2005年、2018年といずれも参戦してきた。今回で3度目となりますわ。


ただ、予想外だったのは、早々とサザン出演のアナウンスが出たこと。
いや、出演する場合でも、引っ張って引っ張って、場合によっては「シークレット」扱いで最後に出演アナウンスがあるものと思っていたから。。。
たしか、前回の2018年の時も最後に出演のアナウンスが出たんじゃなかったっけな。。。

これは、予想外にチケットの争奪戦になるかもしれない。 もしかしたら、1次先行でも「落選」するかもしれない。。。

そんな不安もありながらの1次先行抽選だったけども、無事「当選」。

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とりあえず、関門突破。 めでたしめでたし。。😙😙😙
「1日券」ではなく、「後半3日券」で申し込んだのがよかったかな。

ここまで来たら、サザンの「ステージ前方入れ替えエリア」申し込みにもチェレンジしてみるか。。。
まあ、さすがにこれは当たんないだろうけど。。。。

しかしねぇ、駐車券も同時に申し込んだとはいえ、3日券で4万は高いよなぁ。。。。
昔は1日あたり1万しなかった・・と思うんだけどね。。。。

まあしょうがないか。。。 
今年は、フジロックを「不参戦」にしたので、こちらに予算を回すことにします。。。


ところで、以前 ↑ 「ROCK IN JAPANはやっぱりひたちなかで開催して欲しい」にも書いたことだけども、なぜに「ひたちなか」に戻してほしいか・・という理由に、千葉は会場が狭い、イス、テントゾーンがない、人工芝で足が疲れる・・などなど、いろいろといちゃもん内容を上げたんだけども、本音のところ「暑すぎるから」っていう理由が一番でかい。
昨年なんて連日35℃の酷暑の中での開催だったわけじゃん。
「サマソニ」では、体調不良の人が続出したように、とても「夏フェス」どこじゃないですよ。

個人的に昨年から「ラブシャ」や「フジロック」に鞍替えしたのは、開催場所が高原で涼しいから・・というのがやっぱりデカい。

ましてや、「高齢」となったサザンメンバーにとっては、今の夏フェスは「酷」すぎますよ。

多くの人が言ってるけども、少なくとも「都市型」フェスの真夏開催っていうのは、そろそろ考えた方がいいんじゃないんですかねぇ。
それを考えると、今年ロッキンが25周年といっても、「ロッキン・千葉」にサザンが出演することはないだろうな・・とは思っていた。

ただ、千葉よりは海沿いで風が涼しい「ひたちなか」、それも9月下旬の夕方からのステージだし、これまでも出演実績があるわけで、出演するなら「ひたちなか」はあるだろう。
・・・と、これもヤマを張ってた理由の一つなんだけども。


それでも盛夏よりはましではあるけど、最近はまだまだ暑いからなぁ。
今回でサザンとしての夏フェス出演は最後というのは分かります。
・・って、去年の「茅ヶ崎ライブ」もほとんど同じ条件だったんだけどね。。。ということは、「茅ヶ崎ライブ」のようなワンマンでも夏の野外ライブはもうやんないってことでしょうかねぇ


・・と同時に、個人的な「夏フェス」参戦も今回が最後かな。。。なんていう予感もしてたりしますね。
今年で55なワタシなわけで、体力的に参戦が年々きつくなってきてるし。。。
サザンが出ないとわかっているなら、参戦する理由も少ないかな・・というのも大きいだろうね。

とはいうものの、ワタシのことだから、そんなこと言っても、来年になったら、またフェス参戦の欲求が出てきて、参戦するかもしれんけど。。。


1985年6月15日 ALL TOGETHER NOW

そうか、今日は6/15だった。。。
・・ということは、「千葉県民の日」。。。 

うんにゃ、1985年6月15日 国立競技場で「ALL TOGETHER NOW」が開催。あれからちょうど39年だ。




この年が国際青年年ということを旗印に、あの当時のロック・ニューミュージックのスターが一堂に会し、国立競技場に6万人の観衆を集めた、世紀の大イベントでしたね。

あの年も土曜だったんだな。 ・・ということは、さぞかし参戦しやすかったんでしょ・・と今なら思うけども、あの時、15歳 高校1年だったワタシは当然「授業」だったわけで。。。。

(あ、ちなみに、県立高校は「県民の日」で休みだったような気がする。BUT、ウチらは私立だったんで関係なかったんだよね。)

いや、チケットが取れれば、RCサクセションの「トランジスタラジオ」よろしく、♪授業をさぼって〜♪ 参加したかった。

けど、取れなかったんだよね。

あの頃、ワタシにとってはコンサートのチケット取るっていうのは、敷居が高かった。
今みたいにネットで予約できるわけじゃなかったしね。プレイガイドに出向かなきゃいけなかったし。。。

何より当時5000円っていうチケット代は、15歳の小僧にはデカかった。。。

今だったら、いろいろと手段を考えてもチケットを取りに行ったんだろうけどなぁ。


このイベントのために書かれた「今だから/松任谷由実 小田和正 財津和夫」




ボーカルの名前だけでもひれ伏したくなる、今や日本ロック・ニューミュージック界のレジェンドだけども、このイベントの時のバックがまたすごい。
Dr 高橋ユキヒロ  B 後藤次利 key 坂本龍一 G 高中正義 加藤和彦  今となってはあり得ない布陣。。 
しかしながら5人のうち、3人が鬼籍に入られてしまった・・時代の流れを感じます。。。 

ちなみにイベントに先立って6/1に先行リリースされていたこの曲(シングル)は、6/10〜6/17付オリコンで2週連続首位。 つまりは、イベント当日は首位だったわけで。。。


いや、それ以上に、今となっては「はっぴいえんど」をこの目で目撃しておきたかった。





今考えても悔しい「世紀のイベント」ですね。


●国際青年年 ALL TOGETHER NOW@国立競技場 1985.6.15  セットリスト

総合司会:吉田拓郎

1stステージ / 吉田拓郎・オフコース
1. お前が欲しいだけ(吉田拓郎)
2. Yes-No(オフコース)

2ndステージ / ALFEE
3. ジェネレーション・ダイナマイト
4. 鋼鉄の巨人
5. 星空のディスタンス

3rdステージ / アン・ルイス、ラッツ&スター
6. Aquarius/Let the Sounshin In  (the Fifth Dimension  cover)
7. You've Got a Friend  (Carole King  cover)

4thステージ / 山下久美子、白井貴子
8. こっちをお向きよソフィア(山下久美子)
9. So Young(山下久美子)
10. ロックンロール・ウィドウ(白井貴子)(山口百恵カバー)
11. 今夜はイッツ・オール・ライト(白井貴子)
12. Chance!(白井貴子)
※白井のバックコーラスはデビュー直後の渡辺美里。注目を集める。  ギターにはVOW WOWの山本恭司

番外編
13. 贈る言葉(武田鉄矢)
14. まんまる(さだまさし・イルカ・南こうせつ、さだまさしのカバー)
15. 愛する人へ(さだまさし・イルカ・南こうせつ、南こうせつのカバー)
16. すべてがラブ・ソング(さだまさし・イルカ・南こうせつ、イルカのカバー)
17. 秋桜(さだまさし)
18. なごり雪(イルカ、かぐや姫のカバー)
19. 神田川(南こうせつ、かぐや姫のカバー)

5thステージ / チューリップ、つのだ☆ひろ、ブレッド&バター、チェッカーズ(シークレットゲスト)
20. 涙のリクエスト(チェッカーズ)
21. I Just Called to Say I Love You (Stevie Wonder cover)

6thステージ / はっぴいえんど
22. 12月の雨の日
23. 風をあつめて
24. 花いちもんめ
25. さよならアメリカ、さよならニッポン

7thステージ / サディスティック・ユーミン・バンド(松任谷由実、加藤和彦、高中正義、高橋幸宏、後藤次利、坂本龍一)、小田和正、財津和夫
26. DOWNTOWN BOY(松任谷由実)
27. MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE(坂本龍一)〜シンガプーラ(加藤和彦)〜京城音楽 (SEOUL MUSIC)(イエロー・マジック・オーケストラ)〜渚・モデラート(高中正義)〜THE BREAKING POINT(後藤次利)以上5曲メドレー演奏
28. タイムマシンにおねがい(サディスティック・ミカ・バンド)
29. 今だから(松任谷由実・小田和正・財津和夫)

8thステージ / 佐野元春 with the Heart Land、サザンオールスターズ(シークレットゲスト)
30. Young Bloods(佐野元春)
31. New Age(佐野元春)
32. Happy Man(佐野元春)
33. Devil With A Blue Dress On & Good Golly Miss Molly (Mitch Ryder cover)
〜Money (That's What I Want)   (Barrett Strong cover)
〜Twist & Shout (The Isley Brothers cover)
以上3曲メドレー演奏
34. You've Really Got a Hold On Me (The Miracles cover)
35. 夕方 Hold On Me(サザンオールスターズ)

エンディング / 出演者全員
36. ALL TOGETHER NOW


ちなみに・・・最後の「ALL TOGETHER NOW」をJASRACのデータベースで検索すると、出版社が付いてない。
作詞、作曲者のメンツからして、39年も出版社が付いていないとは考えにくいんだけど。。。

いや、逆になるほどですね。。 このイベント、あの当時、あれだけ話題になりながら、いまだに映像パッケージ化されていないのは、JASRACのデータベースでこの曲のみて腑に落ちましたわ。
端から、商品化するつもりはないし、今でもないんだ。

その前にwikipediaをみると イベントの主催は 日本民間放送連盟、国際青年の年推進協議会
後援に 文部省、労働省(当時)、郵政省(当時) とある。

・・ははん、国が絡んでたイベントだったんですよね。 これでは、営利目的の製品化も難しいですよね。





Creema YAMABIKO FES 2024

毎年のことだけども春が近づいてくると、野外フェスの血が騒ぎだしてくるんだよなぁ。
最近は、夏フェスだけでなく、春フェス、秋フェスも充実してきているわけで、いわいるカウントダウンである「冬フェス」も加えると、一年中、日本のどこかでフェスが開かれているような状況ですわな。

ここんところ夏場の異常な暑さからなのか、フェスも夏フェスから春、秋に季節移動するような傾向が高い。
まあ、そんな状況がフェスも年中イベントの様相がますます強くなってきているわけですわ。

今では 「Festival Life」っちゅうフェス専門サイトもあるくらいだからさ





で、先日、このサイト覗いてたら、一つのフェスに目が留まったのよ

Creema YAMABIKO FES 2024




出演アーティストを見ると、ウルフルズ、NakamuraEmiのほか、グソクムズが出るんじゃん。

いや、ワタシね、ちょっと前に グソクムズの「ハルケシ」を聴いて以来、いまこの人たちには注目してたのよ。少し前に「キニナル曲」で「ハルケシ」を取り上げたくらいなんでさ。

↓ コレ



ちょうど、一度ライブを見てみたいと思っていたんでさ
開催場所も横須賀なら、「橋」(アクアライン)通っていけば、家からDoor to Doorで2時間かからないし、これは行くしかない!

・・・気が付いたら、チケットの予約をしていたワタシがいた。。。。



3/16日(土)   10時30分。 会場の 横須賀長井海の手公園 ソレイユの丘にとうちゃこ。

フェスに車で行く。まあ、いつものことなんだけども、大抵は駐車場に入れるまで大渋滞が起きるんで、今回もそれは覚悟の上、少し早めに家を出たんだけども、予想外にスムーズに駐車場に入れられた。

しかも、指定された2つの駐車場のうち、第2駐車場はまだガラガラ。

Creema YAMABIKO FES は、これまでは御殿場で「秋」に開催されていた。
今回から、横須賀ソレイユの丘に場所を移し「春」開催に変更。。。ということもあり、まだ浸透していないからなのか、少なくとも私が到着した10時過ぎはそれほどの混雑にはなっていなかった。


ちなみに、「
Creema」は、クリエイターズ・ニューマーケットを標ぼうにした、あらゆるジャンルのクリエイターと生活者が、ネットで直接作品を売買できるオンラインマーケットを運営する会社。中でもハンドメイドマーケットをメインにしている。





だからなのか、エントランスで渡されたリストバンドも、ハンドメイドを強調しているような「紙製」だった。 うん、通常のフェスはリストバンドは「プラスティック」製だからさ。
その点エコを考慮したリストバンドでしたね。 
まあ、水に濡れたら駄大丈夫なんか?  ・・・という心配はありましたが。。

幸い、16日はめちゃくちゃいい天気。暖かったし、 もろフェス日和だったんでね。

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早速、ライブエリアへ

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朝いちばんのライブエリアは、人はまばら。
こじんまりとしたステージは、これまでいくつもの野外ライブに参戦した身としては、ちょっと意外。

そうだなぁ、ひたちなか時代のロッキンのHill Stage。 フジロックでいえばFIELD OF HEAVENを一回り小さくした規模といったら、想像着く方もいらっしゃるかなぁ。 
うん、
ライブハウスをちょっと広くしたくらいのステージ間口ですね。

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個人的にはこのくらいの規模のライブは嫌いじゃない。
むしろ、アーティストのすぐそばで見られるし、お客さんと一体化したステージがみられるし、個人的にはいい塩梅の規模ですね。

そもそも、
ひたちなか時代のロッキンのHill Stage。 フジロックのFIELD OF HEAVENが野外フェスでは最も好きなんで。。。


そうこうしているうちに、本日のトップバッターのライブが始まった。

本日のトップバッターはUmitachi

ゴメン、初めて名前を聞くアーティストですわ。

調べてみたところ、2020年から活動開始した「岐阜」発のバンド。 今年から拠点を東京に移したばかりという、女性3人ユニットバンドですね。




なので、実績らしい実績が、まだあまりない新進気鋭のユニットですわ。
でも、個人的には、こういう方たちを見たい・・っていうのもあるんでね。

なるほど、演奏にしても曲にしても、まだまだ初々しい。
ただ、演奏テクニックはありますねぇ。 ベースとドラムのリズム体がしっかりしてる。
ガールズバンドで、特に出たての人たちって、とかくリズム体が弱い人たちが多いからさ。

それは、プリプリの頃から変わらない。 3人ユニットのガールズバンドでは、例えば、チャットモンチーとかさ。
ワシ 2005年のCOUNTDOWN JAPANでデビューしたてのチャットモンチー見たけども、もっと粗削りだった。
あの時に比べると、この人たちは、しっかりまとまっていると思いましたね。

いや、あん時から20年近く経っているわけで。。。その間、ねごと、赤い公園などのガールズバンドを追いかけてきた。
でも、今や、活動したてのインディーズでも、かなりテクニックは上がってきてるんだな。。
ってのが分かりましたね。

いずれにしても、「これから」のバンド。 この先、さらに頑張って、メジャーフェスでまた見られることを期待したいですね。



ライブ終了後 30分のインターバル。 その間、ステージ後方の テント、イス エリアで、折りたたみイスを広げ休憩。。。
野外ライブでは、こういうスペースも必要ですわ。

でも、千葉に移って以来のロッキンには、テントエリアやイスエリアが無くなったから。。。

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ほどなく、次のグソクムズのリハーサルが始まる。
いよいよ、今日のお目あての人たちですわ。
もちろん、リハーサルから見たいので、ステージエリアへ。 いつものようにPAの前に陣取る。

ライブはPA周辺が音が一番いいのですよ。
まあ、最近は、これ覚えた方も多くなり、PA周辺って空いてるスペースがないことが多くなったんだけど。。。

11時30分 グソクムズ ライブスタート!

グソクムズ 2014年結成。東京・吉祥寺を中心に活動する、シティ・フォークバンドとWikipwdiaにはあるけども、いわいるシティ・ポップスですね。




自ら「ネオ風街」と称していることからもわかるように、はっぴいえんどを標榜にしたバンドですわ。

だからなんだろうけども、サウンドは至極70年代ぽい。 我々よりも年上の方たちには懐かしい音なんじゃないのかなぁ。

まあ、70年代中期のニューミュージックが音楽の原点になっているワタシなんかも、懐かしい音だなんだけども。。それと、16ビートっぽいノリだよね。 その点からすると、シティポップというよりは、やっぱりニューミュージックだよなぁ、これは。。

で、ちょっと前に東京FMを聴いてたら、↑で書いたように「ハルケシ」っていう曲が流れてきて、一気に刺さってしまった。

以来、一度ライブを見てみたい・・と思いーの、今回ようやくそのチャンスを得たわけなんだけども。。。

実際ライブの音を体験してみると、なるほどテクニックは、メンバー全員高い。
個人的には、特に堀部氏のベースのノリがいいなぁ。 どことなくセクシーで。 音を聴いてるだけでワクワクしてくる。

ただ、メロディラインがちょっと単調かなぁ・・・という印象。 今回9曲披露してくれたけども、曲によるメロディの抑揚の差が、あんまり感じないんだよね。

今回、お目当てだった「ハルケシ」は聴けなかったし、たしから、他の曲は、まだ聴き込み不足だったのも、原因だったかもしれないけども、どの曲も似たような印象が強かったな。

演奏自体は、当初感じてたように魅力的だったので、もう少し曲を聴き込んでから、再度ライブを見てみたい・・・そう感じましたわ。

▼グソクムズ セットリスト
1 眩しい日々へ 
2 道の途中         
3 チルチルクラブ
4 コネクション
5 ガーリーボーイ
6 君の隣
7 あるサンセット
8 いつか渚へ
9 すべからず通り雨

グソクムズ終了後、30分のインターバル。 次のライブはNakamuraEmiさん。


しばし、テントエリアで折りたたみイスを広げ休憩してたら、いきなりNakamuraEmiさんのリハーサル。「今夜はブギーバック」を歌いだした。

これがなかなか、いい塩梅なのよ。そのあと怒涛の如くJ-POPメドレーが。。。 リハーサルとは思えない声量。もっともアカペラではあったけども。。。 リハーサルでこんな本気で歌って大丈夫なの?

そんな中、12時40分  NakamuraEmiさんライブスタート!

リハーサルでこんな本気で歌って大丈夫なの? っていうのは、杞憂だった。 
本チャンでは、さらにボルテージを上げたライブを披露。
さすがに10年選手。
2016年の「YAMABIKO」のヒット以来、ロッキンなどの主要フェスにも数多く出演して来ただけあり、ライブのメリハリが違いますね。
盟友・カワムラヒロシ氏のギター、シンセサイザーとという最低限の編成でのライブだったけども、思わず引き込まれるような熱いライブを展開。
ある意味、今回見たライブの中で一番刺さったライブだったかもしれない。

このヒト、もともとはシロウトの一般のカラオケ好きからアーティストに転身した・・という経歴があるようなんだけども、こんなに声量がある人が本当にシロウトだったんでしょうか‥ってくらいウタうまいんだよね。2人編成でも、もしかするとバンド編成よりも声量があるし。
世の中、こういうヒトもいるんだよね。

2016年の「YAMABIKO」のヒット以来、ロッキンなどでライブを見るチャンスはいくらでもあったのに、なぜか、ワタシ、今回がこのヒトのライブは初めてなのよ。

いやー、こんなに熱いライブを展開するってわかっていたなら、もっと早く見ておくんだった。

ラストは、「自分の曲に「YAMABIKO」があるから、このフェスにはずっと出たかった」というMCとともに最大のヒット曲である「YAMABIKO」。

盛り上がりましたね。



▼NakamuraEmi セットリスト
1 BEST
2   究極の休日
3 晴るく(新曲)
4   スケボーマン
5 Rebirth
6   雨のように泣いてやれ
7 一服
8 YMABIKO


昼食をはさみ、再度、ライブエリアへ
ステージの真上に太陽が輝き、春の日差しが燦燦とふりそそぐ。
薄手とはいえ長袖のパーカーを来ていると汗ばむ。

そんな午後の日差しの中、15:00  YONA YONA WEEKENDERS  スタート!

YONA YONA WEEKENDERS、いつだったたかCOUNTDOWN JAPAN FESで、次のアーティスト待ちのついでにライブを見たような気がしたんだけども・・、あれば別のバンドだったのかなぁ。

いずれにしろ、きちんとライブを見るのは、今回が初めて・・・だったかもしれない。

Wikipediaには、シティポップ、パンクとあるけど、個人的にはそういうイメージは薄いんだよな。なんていうんだろ、どちらかといえば、スカっぽいイメージがあるんだけども・・・。あれやっぱり、別のバンドと勘違いしてたんかなぁ。

酒をあおりながら曲を演奏する。 そんなミュージシャンはあまたいるけども、この人たちはハンパないですね。
ボーカルの磯野くんは、ライブ終わりまでに何本飲んでんだ・・ってくらい酒あおっていたし。。。
事あるごとに、お客さんさんたちと「カンパーイ」とやっていたし。。

まあ、これがこの人たちのライブスタイルらしい。 お客さんも慣れたもので、多くの人たちがビール片手に踊ってましたしね。
さすがは「ツマミになるグッドミュージックを奏でる」音楽を目指している人たちだな。 
まあ、こちとら、ちょっと圧倒された感があったけども。。。

東京FM「スカイロケットカンパニー」、2024年3月・・・つまりは、今月の「
スカレコ〜社員のうた〜」にもなっている新曲「春よ来い」を含む8曲、40分のステージはあっという間でしたわ。

▼YONA YONA WEEKENDERS セットリスト
1 SUNRISE
2  君とdrive
3  Ice Cream Lovers
4  春よ来い
5  R.M.T.T
6  SUI SUI
7  シラフ
8  Open your eyes

 
ここでコーヒーブレイク。
フードショップにいくつか出店しているコーヒー専門店のスペシャリティコーヒーをいただく。
他のフェスでも、コーヒーショップの出店というのは珍しいことではないけど、これだけ数多く出店しているのは珍しい。

↓ にもあるようにスペシャリティコーヒーの飲み比べもOK。 コーヒー好きには嬉しいフェスになっていますね。




ワタシは、その中から、「High-Five COFFEE STAND」っていう長野・松本市から出店したコーヒーハウスの「ハヤテブレンド」っちゅうドリップコーヒーをチョイス。 酸味が効いてておいしかったですわ。
いつもコンビニか、せいぜいスタバのコーヒーくらいしか飲まないんでね。たまには、本格的なコーヒー専門店の焙煎珈琲飲むのもいいものですわ

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ちなみに、「High-Five COFFEE STAND」については ↓

http://high-five-coffeestand.com/top/


それにしても ↑ TOKYO HEADLINEの記事タイトルにもあるように、兎に角トンビが多い。
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これだもの↑ まるでヒッチコックの「鳥」ですわ。。



日が傾く。 昼間、あれだけ暖かった会場だったけども、途端に北風が身に染みる。
季節は、まだ春が始まったばかり・・と実感

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次はいよいよ、本日のトリ、ウルフルズの登場。
決して広くないライブエリアも、気が付いてみれば満員。さすがはウルフルズというべきか。

そんな満員の聴衆の中、17時ちょうど、ウルフルズ登場!
サポートギターは、真心ブラザーズの桜井秀俊氏。

YAMABIKO FES初登場のウルフルズだけども、トータス松本のMCによると、こんなのどかな場所でのフェスとは思わなかった・・ということ。
それと、ライブ会場の規模が想像していたよりも大きくなかったことにちょっと戸惑ったようですね。

まあ、それにしては、翌日のFM COCOLO 「Got You OSAKA」っちゅう、自身の冠番組でもしゃべっていたりしたけども。。

個人的に、フェスではウルフルズのライブは何回も見てきた。 ただし、いつ以来なんだろ?
何年か前のCOUNTDOWN JAPANで見た記憶はあるんだけども。。。
ただ、その時のライブはちょっと不完全燃焼だった記憶がある。ステージアクトそのもの・・というよりも曲数の少なさに。。。

まあ、ライブと言ってもあくまでフェスなので、せいぜい40分程度。ワンマンライブの時とは曲数は比べ物にならない・・というのは分かってはいるけども、それにしてもあん時のライブは曲数が少なかった記憶があるんだよなぁ。。。
いや、ロッキン系で見た来たウルフルズのライブで、満足したことってあんまり記憶にないんだよなぁ。。。

今回のライブも、結局は7曲にとどまった。曲もウルフルズの代表曲であり、フェスではおなじみの曲ばかりだった。

けども、個人的には、これまで何回か見てきたウルフルズのライブの中ではベストアクトだった。

初めのMCトータス氏が戸惑ったように、フェスというから何万人ものお客さんを想像してたら、数百人規模だった・・・ってくらい規模が小さなステージだったけども、規模が小さいなら、小さいなりに盛り上げるんだよね。そのあたりさすがはベテランアーティストですね。

いやいや、規模小さいから、ステージとお客さんの曲が近いわけで、だからこそ一体感があるライブになったし、だからこそ、これまで見てきたウルフルズのライブでもベストだったのかもしれない。

ロッキンのような何万人規模のステージ、ダイナミックではあるけども、やっぱり、こういう独特の一体感っていうのはなかなか出ないもの。


▼ウルフルズ セットリスト
1.バカサバイバー
2.ええねん
3.サムライソウル
4.借金大王
5.笑えれば
6.ガッツだぜ
7.バンザイ〜好きでよかった〜


大団円の中、全ライブは終了。
気が付けば、春の日はすっかり落ち、北風がさらに身に染みる。
だけども、気分は大満足。

それとともに「あー終わっちゃったなぁ」という一抹の寂しさも。。。。
フェスの最後独特の感触。 なんか、これを感じたいからフェスって止められないし、また来たくなっちゃうんだろうなぁ。

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フジロックやロッキンのような一大フェス・・ではないし、まだまだ知る人ぞ知る・・というフェス
だけども、だからこそ、手作り感が残るフェスでしたわ。
だからこそ、動員数にもまだ余裕があるように思えたし。。
ただ、個人的には、このフェスにはこれ以上の規模になって欲しくないなぁ。

ロッキンのように大規模なステージでライブを楽しむのもいい。 けど、個人的には、そういう大規模ステージのライブにはない、一体感が、今回くらいの規模のステージには感じるんだよね。

うん、そそそ、この一体感なのよ、今個人的に一番求めているライブっていうのは。。。
だからこそ、今以上に大きくなってほしくないんだよね。
それを再認識させてくれたフェスでしたね。

まあ、運営する側としては、もっとでかくなってほしい・・という願望はあるんだと思うんですけどね。。。


兎も角、今年の個人的なフェス戦線は幕を開けました。




サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023

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2013年以来、10年ぶりの「茅ヶ崎ライブ」

ネット上を見るとチケット取れなかった方がかなりいらっしゃったようで。

いや、一般の方だけじゃなかったらしい。

個人的に生業は音楽関係でして「業界」の端っこの方にいるわけなんだけども。。。 
ライブ参戦の翌々日が出勤だったんで、参戦した話をちょろっとしたところ、アミューズに知り合いがいる同僚が、アミューズの方と話をしたところ、今回のサザンのライブチケット、冗談ではなく業界関係者の方どころかアミューズの方もチケットが取れなったらしい・・。

それだけ、今回のライブチケットの入手は難しかったようだ。

まあ、アリーナ、ドームクラスのいつもの全国ツアーでさえ、チケットを取るのは至難の業のサザンなわけでさ。

で、あるのに、今回はキャパ2万程度の「茅ヶ崎公園野球場」のみだもんなぁ。。 たとえ4日間開催とはいえ、計8万人でしょ。

場合によってはプラチナチケットどころか、「月の石」くらいの価値の競争率も考えられたわけでさ。
まあ、実際、「月の石」くらいの競争率になったのかどうかは分かんないけども、相当高かったはずだよね。

これは、何も考えずにチケット申し込んでも当たらないよな・・・と事前に予想できたからさ。


なのでね、今回のチケットを申し込みする際に、少し対策を考えたんですよ。

そそそ、いかに予想される「高い競争率」を回避して、少しでもチケットが当たる確率が高くならないか・・・っていうのを。。。

で、導き出したのが・・

1.  ファンクラブ先行で予約する
2.  土日は回避して、平日の分だけを予約する
3.  あえて「アリーナ」を狙わず、「スタンド」オンリーで予約する


・・という3つの対策

1は、まあ当然ですよね。 今回に限らずいつもの全国ツアーでもファンクラブ先行が有利なのは変わらないわけで。

2については、サザンファンの大多数の方が「仕事」を持ってる世代と考えたら、平日の方を選ぶ方の方が少ないはず。
今回、全国ツアーではなく、「茅ヶ崎」だけの開催となると、地方からやってくる方も多いはずで、より土日を選択する方が多いよね・・・と。。。
幸い、ワタシの生業の会社は、7月〜9月いっぱいまでを夏休み期間と位置づけてたので、9月中なら「夏休み」と申告すれば平日でも休みは取りやすかったこともあり、これは問題なかった。

でね、一番のキモは、3だったんじゃないかと思うんだよね。

今回、チケット申し込みの時にアリーナ、スタンドを選択できたじゃん。 こんな選択が出来たら、当然、みんな「アリーナ」を選ぶよね。

BUT、ワタシは覚えていたのよ、10年前の「茅ヶ崎ライブ」を。。。

そそそ、ワタシ、10年前の「茅ヶ崎ライブ」にも参戦してたのよ。 その時は「アリーナ」が当たったんだけども、割り当てられたのはアリーナでもいちばん「後ろ」の方の席。でも前の席が背の高い人でさ。 男としては背が低い方のワタシゃ、全然ステージが見えなかったのよ。

で、後ろ振り返ったら、すくスタンドでさ。 スタンドって1段高くなってるし、外野スタンドは芝生だけども傾斜が付いてるから、後ろの方でも前の人と被ることがない。全然見やすそうじゃん


サザンのライブをいつも見に来る方って、野球場というと、東京ドームとか大阪ドームとか・・ドームクラスを想像する方が多いと思う。

たしかに、東京ドームでスタンド席なんて割り当てられると、特に2階席なんてなると、ステージまでめちゃくちゃ距離感があるし、豆粒のようにしか見えないじゃん。
だから、できれば「スタンド」は回避したい・・・って思うんじゃないかな?

でも、「茅ヶ崎公園野球場」って、地方都市にあるような「市民球場」だから、スタンドと言っても外野は傾斜がある芝生だけで、2階席なんてないし、ステージまでの距離感ってアリーナ後方とあんまり変わらないんだよね。

この辺については10年前に参戦したときのライブレポにも書いてたんだけども。。。

↓ コレ




アリーナでも前の方だったら、アリーナの特権を味わえるけども、そんな確率は「万に一つ」だし、アリーナに当選しても真ん中から後ろになる確率の方が断然高いわけでさ。

・・・・であれば、スタンドの方がステージは良く見えるよな・・って割り切ったんだよね、今回。

しかも、↑のような理由で、当然スタンドの競争率はアリーナよりも低くなるだろうし・・・。

まあ、真のサザンファンならば「アリーナ」を選ばないなんて「邪道」だといわれそうだけどさ。
今回のライブはチケットを当てることが最優先だったわけで、とにかく、このプラチナチケットを当てるためには、なりふり構わず、多くの方々の心理のウラを突くしかない・・・と。


・・・・で、これら3つの対策が功を奏したのか、「初日」9月27日のチケットに当たった。


最初に書いたようにチケットに外れた方がかなりいらっしゃったわけで、ちょっと複雑な気分ではあったけども、9/27(水)  15時20分 茅ヶ崎駅に降り立つ。

予想通り、ものすごい人波。

駅から会場まで一番近道である「高砂通」に人が集中することを回避するため、分散来場が推奨されており、ワタシは電子チケットの管理番号からサザン通りを迂回して会場まで行く様な指示だった。

けども、実際に駅に行ってみたら、「高砂通」も「雄三通り」も人でいっぱいだったようで、管理番号にかかわらず、サザン通りを迂回するように誘導される。

まあ、初めから「サザン通り」から迂回することを前提に下見もしてたんで、個人的には問題はなかったんだけども。。。

想定してたよりも、「サザン通り」は意外とスムーズに国道134号までは出れた。。。 けども、134号に出たとたん、全然進まない。。。

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どうやら、電子チケット確認のチェックポイントがあるようだ。

↑のような状態の人込みなので、ネット通信が極端に悪くなっており、スマホの電子チケットサイトを開けられない方々がチェックポイントを塞いでいて、全く進まなくなっているらしい。

個人的には、夏フェスなどの野外ライブで、この辺は経験済みなのでね、予め電子チケットはスマホ画面に開いておくので問題ないんだけども、経験がない方は戸惑っていたようだ。

結局駅から1時間ほどかかり、やっとのことで球場までたどり着く。

10年前は、当然電子チケットではなく「紙」チケットだったんで、電子チケットチェックなんてのはなかったわけで、ここまでの渋滞にはならず、もっとスムーズに会場までたどり着けた記憶があるんだけどね。。。

電子チケットの登場で、紙チケットを発行することも持ち歩くことも無くなり、そのあたりは楽になったけども、まだ使い方になれていない方は多いようですね。暫くは混乱が続くかもなぁ。


チケット認証を済ませ、席指定券との交換

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3塁側スタンド L9ブロック 8列7番

思ったよりもセンター寄り。 ありがたいって言ったらありがたいけども、入退場口からは、ちょっと奥だったかな。

もっとレフト寄りだったらトイレにも行きやすかったし、ライブ終了後も退場しやすかったんだけども。。。 

オジさん、最近トイレ近いんよ。 いつもライブの途中でトイレ行きたくなっちゃう。
今回も、メンバー紹介の間にトイレ駆け込んじゃったりしたんだけども。。。。
だから、トイレに近い方がありがたかったんだけどね。。。。

まあ、こればっかりはしょうがないですね。


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10年前の「茅ヶ崎ライブ」同様、スタンドでもステージまでの距離は近い。 
いやいや、10年前よりも近いような気がするな。。。 ステージ規模が大きくなっているのかも。。。
その分、アリーナの席数は10年前よりも削られているような気がする。

でも、スタンドからはステージを一望できるのは変わらないし、この距離感ならば、オーロラビジョンではなく直にステージ上の動きを見ることが出来そうだ。


日はすっかり西に傾いた 17時過ぎ。
10年前は15分ほど遅れた開幕となったが、今日は、そんなことはなくほぼ定刻、メンバーがステージに登場し、ライブスタート!

オープニングから
「C調言葉にご用心」。
「女呼んでブギ」

サザンのライブでは、毎回、オープニング曲にウラをかかれるんだけども、今回も完全にウラをかかれた。 数あるサザンのナンバーといっても、「C調言葉〜」がオープニングとは考えていなかった。

どうなんだろ? 個人的に「C調言葉〜」というと、冬・・・っていうイメージが強く、まだ暑さの残る、この季節・・・っていうところから、全く頭になかったのかもしれないな。

今回のライブのロゴの「烏帽子岩」から、「チャコの海岸物語」あたりは頭にあったんだけども。。。

2曲目の「女呼んでブギ」もちょっと意表を突かれたけども、やっと、ライブで聴けたわ。

♪ 女 呼んで もんで 抱いて いい気持ち〜 ♪  何てぇ歌詞は、いまじゃコンプライアンスに引っかかるだなんだ・・とかでいちゃもんがつくだろうけども、1978年っていう時代ならではの曲だよね。

気になったのは、桑田氏の声があまり前に出てこなかったこと。
オープニングの「C調言葉〜」は高音が出なかったからねぇ。 
さしもの桑田氏でも、もう、オリジナルキーは難しいのか・・とちょっと思えたり。

それと、ステージングや、演出もMCも今一つぎこちなかったこと。

やはり、45年選手の大御所といえど、ライブ初日ということで、まだしっくり来てなかったんですかね。

でも、曲が進むにつれ、のどが開いてきたんでしょうね。 後半、一番盛り上がりを見せる頃にはすっかの声が通るようになってきましたからねぇ、やはりプロですね。

それでも年齢には勝てない・・・んでしょうか。 今回、ライブ本編は22曲。
10年前は28曲だったから6曲ほど少ない。 2019年の全国ツアーは本編だけで31曲やってくれましたから。
それらに比べると明らかに今回のライブは本編での曲数は少なかった。
全般的に、体力的にキツイ、アッパーな曲よりもミディアム、スローな曲が多かったしね。

まあ、アンコールは「Relay〜杜の歌」を入れると4曲で、いつものサザンと変わりはなかったんだけども。。。

もっとも、「Relay〜杜の歌」は生演奏ではなく、MVを流すのみという演出だったので、これがアンコールに含まれるのかどうなのかは、判断が難しいけども。。。。


しかも、セットリスト的には、ライブでは「定番」と言える曲でほぼ占めており、「うわー、久しぶり」と思えたり、マニアックな曲はなかったのがちょっと残念ですかね。

例えば、2019年の全国ツアーでやった、「わすれじのレイド・バック」「思い過ごしも恋のうち」「 DJ・コービーの伝説」「当って砕けろ」・・などのようなライブでは久しぶりの曲ですね。

もっとも、今考えると2019年の全国ツアーが全体的に少しマニアックががったセットリストだったんだけども。。。

今回のような定番曲ばかりのセットリストは、2013年の茅ヶ崎ライブでもそうだったんだよね。 
↑にリンクしたライブレポでも「定番曲ばかりのセットリストで残念」という感じで書いてたりするし。。
うん、全体的に見ると、2013年と被ったセットリストだったという印象が強いな。
しかも、2013年の時のセットリストと曲順もほとんど同じ。。。。

2013年のライブにも参戦してて、しかも、セットリストを覚えている人にとっては・・・どうなんだろ? ちょっと安易な曲順に感じたりはしなかっただろうかね。。。。

まあ、そんな方はほとんどいないだろうけどね。。。

定番曲だったがゆえに、若い人にも、古い人にも幅広く、みんなに満足していただけるようなセットリストだったとは言えますね。安心感があるし。。。。

ただ、天邪鬼な私としては、もうちょっと、最近ライブではやらなかったような曲も聴きたかったし、せっかくの「茅ヶ崎ライブ」なので鎌倉、茅ヶ崎を連想するような曲も聴きたかったよなぁ・・という感想ではあるんだけどね。

例えば、「チャコの海岸物語」「夕日に別れを告げて」「茅ヶ崎に背を向けて」あたり。

・・・なんて、そういえば2013年の時も全く同じこと書いたな。。。。

それに加えて、今回は2013年の茅ヶ崎ライブでは披露した「ラチエン通りのシスター」もやらなったし、最近のライブでは定番、桑田氏お気に入りの「ロックンロール・スーパーマン」もやんなかったしな。(※最終日の10/1だけはやったみたいですね。。。)


曲数がいつもよりも少なかったこと・・・・やっぱメンバーの年齢的なことが響いているんですかねぇ。。。 と思うと同時に、セットリストから今回の茅ヶ崎ライブ、「ライブ」とは銘打っているけども、実は、位置づけは「イベント」に近かったんじゃないのかなあ・・・とも勘ぐったりして。。。

サザン「デビュー45周年夏フェス」というイベント。

例えば2018年のROCK IN JAPANも、ロッキンでは異例の14曲もやってくれたけども定番曲ばかりだったしね。もちろん、いつもの全国ツアーに比べたらライブ時間も短かかったけど。。。

むろん、ROCK IN JAPANは必ずしもサザンファンだけが見ているわけではないので、「定番曲」だけのセットリストでも当然だったんだけど。。。。

たださ、今回の茅ヶ崎ライブも同じような傾向だったといえるのよ。
今回は、あくまでワンマンのライブだけども、だから位置づけとしては、同じようなイメージだったんではないか・・・と。

だから、全国を回らずに茅ヶ崎だけの開催になったんじゃないか。。。。

・・・なんて考えたら、すべて合点がいくような気がするんだよね。


確かに、今回のライブは、周辺住民の協力を仰ぐのも、かなり大変だったようだし、それでもすべての方に賛同を得ての開催ではなかったとも聞いてたりする。

野外ライブだから、音はダダ漏れだし、全く知らない人たちが、住宅地の中をウロウロするわけだから、あまり遅くまでライブを続けるわけにもいかない。

メンバーの年齢的なことも実際当たっているのかもしれない。

こんなところから曲数はこれまでよりも少な目、20時前にはライブ終了・・・とするのも致し方なかった・・・と考えるのが妥当でしょうね。

ただ、これと、セットリスト内容はまた別だしね。

セットリスト内容を見る限りでは、本来のライブ・・というよりは、3曲の新曲のプロモーションも兼ねた「イベント」に近かったんではないか、本来の意味の「ライブ」は、実は別に構想があるんじゃないか・・・とも思えたりもするんだよな。

デビュー「40周年」だった5年前、2018年だって全国ツアーではなく、 ライブと言ったら「ROCK IN JAPAN」への出演だけだったわけだし。。。
でも、翌年2019年に「デビュー40周年」の全国ツアーをやったわけじゃん。

ちなみに、5年前も「ROCK IN JAPAN」に出演する前に、NHKでのスタジオライブを放送したし。。。
今年と同じような流れだったんよ。

もし、今回も5年前と同じような流れの構想があるのならば、例えば来年あたり、別途全国ツアー・・というのも有りうるんじゃないのか・・・なんて考えることも出来るんだよね。

もっとも、あくまで、ワタシ個人の考えなんで、実際に来年全国ツアーが行われるかどうかは、全くの未知数なので。。。。
もし、来年全国ツアーやらなくても怒らないでくださいね。


・・・というわけで、毎度毎度、最後は考えさせることが多い、サザンのライブだけども、今回もいろいろと感じたり考えさせられたりする事があったライブでしたわ。

とは言うものの、今回も最初から最後まで歌い続け完全燃焼!!、ライブ終焉後は「抜け殻」になり果てたワタシが居た。。。。

もう若くないんだから・・と分かっていても、やめられないワタシだったりして。。。。




【サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023@茅ヶ崎公園野球場 2023.9.27  セットリスト】

1.  C調言葉に御用心 (1979年 5thシングル)
2.  女呼んでブギ  (1978年 1stアルバム「熱い胸さわぎ」より)
3.  YOU        (1990年 9thアルバム「サザンオールスターズ」より)
4.  My Foreplay Music    (1981年 4thアルバム「ステレオ太陽族」より)
5.  涙のキッス    (1992年 31stシングル)
6.  夏をあきらめて  (1982年 5thアルバム「NUDE MAN」より)
7.  Moon Light Lover   (1996年 12thアルバム「Young Love」より)
8.  栄光の男     (2013年 54thシングル「ピースとハイライト」C/W)
9.  OH!! SUMMER QUEEN〜夏の王女様〜 (2005年 53thシングル「I AM YOUR SINGER」C/W)
10. そんなヒロシに騙されて (1983年 6thアルバム「綺麗」より)
11. いとしのエリー  (1979年 3rdシングル)
12. 歌えニッポンの空 (2023年 5th配信シングル)
13. 君だけに夢をもう一度 (1992年 11thアルバム「世に万葉の花が咲くなり」より)
14. 東京VICTORY (2014年 55thシングル)
15. 栞のテーマ  (1981年 4thアルバム「ステレオ太陽族」より)
16. 太陽は罪な奴  (1996年 38thシングル)
17. 真夏の果実  (1990年 28thシングル)
18. LOVE AFFAIR〜秘密のデート   (1998年 41stシングル)
19. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)  (1984年 20thシングル)
20. 盆ギリ恋唄 (2023年 4th 配信シングル)
21. みんなのうた    (1988年 24thシングル)
22. マンピーのG★SPOT   (1995年  35thシングル)

アンコール
1.Ya Ya(あの時代を忘れない)     (1982年  16thシングル)
2. 希望の轍  (1990年 10thアルバム「稲村ジェーン」より)
3. 勝手にシンドバッド  (1978年 1stシングル)
4. Relay〜杜の詩 (2023年 6th 配信シングル)  ただし生演奏は無し。MV上映のみ。



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フジロックフェスティバル2023 後記

・・・ということで、参戦から1か月も後にこれを書いてたりするんだけども。。。

最終日の翌日。
本来、関越道を使えば昼過ぎには帰って来れるところを、わざとらしく、越後湯沢⇒会場の苗場⇒三国峠・・と国道17号で帰ってきたりして。。。

苗場も最終日翌日は「兵どもが夢のあと」かと・・・。「祭りの後」を感じたくてね。

でも、行って見たら、賑わいは、まだまだ終わってませんでしたわ。。。
そうか、昨日、夜通し騒いでた人たちとか、これから苗場を後にする人たちがまだ残ってたんだな。。。。

もっとも、シャトルバスは最終日翌日の午後まで走っているのだが。。。
きっとその翌日あたりから、スキーシーズンまでは閑散とするんでしょうね。苗場も。。。

・・・ということで、今年もいろいろありましたわな。Fuji Rock



ネット通信状態が悪くて、suicaなどのicカードやクレジットが使いにくくなって、「Cash Only」のお店が多かったり。。。
土曜日は、帰りのシャトルバスが全然来なくて、越後湯沢発東京行き最終の上越新幹線に間に合わない人が続出したり。。。。
(本編Part.1でも書いた私の後ろでシャトルバス待ちの列に並んでいたお姉さん2人組もそうだったな。あの二人組、駅に着いた後、どうなったんでしょうね。。。)
ちなみに、個人的にも会場内では、ほとんどネットに繋がらなかったわ。。。。
たまに、何かのはずみで、ちょっとつながったり。。。
それにしても、2日目、土曜日の人出はハンパなかった。
ヘッドライナーが「Foo Fighters」だったこともあってか、まあガイジンの方が多かったこと。
一見してガイジンに見えなくても、そこここで「中国語」が飛び交ってたり。。。。
まあ、中国本土の方というより多くは台湾からの人たちなんだろうけども。。。。ざっくりとみても1/4くらいはガイジンだったんじゃないですかね。。。
それを見ても、さすがは世界的に認知が拡大しているフェス・・と見て取れますな。
併せて、インバウンド需要のたまものなんだろうね。
でもさあ、それにしては、トイレ、大多数が「和式」っていうのは無いんじゃないの?
しかも最終日にもなると、まあ、汚ったねえのなんの・・・。昔の駅の「公衆便所」なみよ。。。
トイレの前通るたびに「アンモニア臭」が、まあすごいのなんの。。。
本編Part 2でWhite Stageがキライ・・・って書いたのは、Stageの後方に設置されてる、トイレの匂いがさあ・・・、後ろの方にいると、臭いんだもの。。。。
ロッキンも、最近はトイレ、大多数が「洋式」、しかも「水洗」よ。
5月に参戦した「METROCK OSAKA」もそうだった。
世界的に認知が広がってるフェスにしては、ちょっとねぇ・・・お粗末なんじゃないか・・と思った次第なんだけどね。。。
まあ、山の中のフェス・・ということで「水洗」っていうのは、難しいのかもしれないけど、少なくとも「洋式」に変えるべきなんじゃない? ・・・と思ったんですけどね。。。


さらに、今年のFuji Rock の動員数は、前夜祭を含めた4日間で、延べ114,000人だったとのこと。




昨年が4日間で延べ69,000人だったというから、約2倍になったわけで、ほぼコロナ前の動員数に戻ったとのこと。
まあ、2日目のシャトルバスの待ち時間と、会場内の人波に、昨年よりは人が多い・・っていうのは直感的に感じたけども、実際に数字を聴いて「やっぱりな」・・・。
そもそも、昨年は7月でも越後湯沢のホテル予約できたのよ。 でも今年は4月には、越後湯沢周辺のホテルは軒並みいっぱい。 しょうがないから、隣町の「六日町」のホテルを予約したくらいだから。。。
でもまあ、来年以降はこれがデフォルトになりそうだから、もし、また参戦するとしたら、予め、これを見据えて考えないとな。。。。

・・・・ということで、2023年のFuji Rock これにて終演。

フジロックフェスティバル2023 Part 2

Part 1からの続き

7/30 (日)    最終日

昨日、湯沢駅でのシャトルバス待ちの大行列に辟易したのか、焦っていたのか、あるいは両方なのか、どうも気持ちが急いでいたようで、ホテルは朝8時早々に出発。越後湯沢駅には9時前に到着。

シャトルバス待ちの列は、すでに列はできていたものの、さすがにこの時間では昨日ほどではなく、2台ほど待ったところで無事乗車。

昨日はシャトルバスに乗ってからも、大分気が急いていたんだろうね。

バスの車内で繰り返し流されていた、「お作法」ラップのVTRに気が付く。


 

まあ、会場でのマナー通知をまとめたような内容をラップにした曲なんだけども、これが結構よくできてたりして。

なにより  ♪ O〜 SA  HO〜 ♪って叫ぶフレーズがキャッチーで思わずMV画面を見入ってしまう

これなら、日本語がよくわからない「外国」の方もフェス会場でのマナーについて、100%とはいかなくてもある程度は理解できるんじゃないのかな。

でもまあ、こういうPR動画を作るのも、外人の参戦が多いフジロックならではですね。

ところで、↑のYou tubeに作詞作曲者が載ってたりするんで、まさか、こんなPR動画もJASRAC管理じゃないよね。。。 と思ってJASRACの作品データベースを見たら、とりあえずなかった。

うん、さすがに自己管理のようだ。   

こんなPRまでJASRAC管理ではたまらない。

あ、フジロックといえば、公式ソングでもある、 忌野キヨシロー氏の「田舎へ行こう」



もちろん、このMVも↑の「OSAHO」ラップと繰り返しでずっと、シャトルバス車内で流れてましたね。

うん、この曲が流れてくると、「フジロックに来たぜい!」。いやがおうにも気分が盛り上がる!

・・・ということで、9時40分過ぎ、苗場着。 早速ゲートをくぐる。

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それにしても、苗場は今日もピーカン。暑くなりそうですわ。
三日間雨が降らないフジロックも珍しいんちゃう?
今日は個人的にキライなWhite Stage に居座る予定で、早速、White Stageへ。

なんで、
White Stageがキライかっちゅうと、メインのGreen Stageから、Field Of Heavenに向かう途中の道すがらにあるステージなんで、いつもわさわさ久が入り乱れているし、なにより、ステージ後方に設置されてる、トイレの匂いがさあ・・・、後ろの方にいるちと、臭いんだもの。。。。

いや、それ以上に、Green Stageから
White Stageへ向かう途中の、坂のアップダウンがさあ・・・、この年齢になるときついのよ。
そんなことを考えているうちにWhite Stageへ

今日1発目は、「スターダスト☆レビュー」ですわ。

前の「Homecomings」とのインターバル。 一気に観客が少なくなったステージ内を高圧ホースで水撒き。

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雨が降らない会場では、「砂地」の地面は砂埃がすごいわけでさ、適宜水撒きしてくれると助かるわ。

そんな会場への水撒き風景を眺めていたら、「スターダスト☆レビュー」のサウンドチェックが始まった。

通常は、スタッフで行うサウンドチェックだけども、メンバーが出てきて、自らサウンドチェック。

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ボーカルの根本要氏 曰く「プロのリハーサル」とおどけて見せながら、和気あいあいとサウンドチェック。

最近のフェスでは、自らサウンドチェックを自ら行うアーティストって増えてきたけども、それは、多くはブレイクしたての「若手」アーティストであり、こんな大御所アーティストが自らサウンドチェックっていうのも、珍しいんじゃないのかなぁ。
ワタシがそういう場にあまり遭遇していなかっただけなんですかね。。。

それはそうと、昨年の鈴木雅之氏に続き、今年はスターダストレビューと、昭和なアーティストを見ますな・・・って感じだけども。。。

やっぱさあ、どうしても引き付けられますね、ワタシらの年代だと。

うん、新たなアーティストを発見するためにフェスには参戦するんだ・・・とかなんとか、言ってもよ。

やっぱりついつい、引き付けられるわけなのよ。

まあ、同じように感じている方が多いんでしょうね。 いつの間にか、周りには、ワタシらと同じ年代だよね・・あるいは、見るからに先輩・・っと思しき人たちでいっぱい。

・・というか、フジロックに50代以上・・と思しき方たちがこれだけ参戦していたとは。。。。

そんな中、12時40分 スターダストレビュー ライブスタート。

アメージンググレースのアカペラで、見事なハーモニーを聴かせてくれた・・と、そこから「夢伝説」のイントロへ移行。

おーっと、いきなり「代表曲」ですか。

頭の中のビデオテープがすごい勢いでタイムスリップする。

1984年、15歳の夏。
あの頃、カルピスのCMで使われていた「夢伝説」。 この曲を聴くと、あの暑い夏の記憶がよみがえる。
今年のような猛暑だった夏だ。 高校受験対策で通っていた夏期講習に辟易していたあの夏の匂いだ。

いつものことだけども、曲によって、リアルタイムの空間が脳内に広がる不思議なもんだよね。

続いて、「今夜だけきっと」「木蘭の涙」とヒット曲を立て続け。

昨年の鈴木雅之氏もシャネルズ時代のヒットを惜しみなく連発したけども、スタレビもそうなのか?  

・・と期待したけども、ここから、ダンスアップした曲に志向替え。
やっぱ、フェスでは踊れる曲ぢゃなきゃ・・・っていうことだったんでしょうかね。


いやー、個人的には、「
木蘭の涙」とか「夢伝説」のような聴かせる曲だけでも良かったんだけどね〜。

ここからは知らな曲ばっかだったけども・・・、
それでも、それぞれの曲で、各メンバーの楽器プレイをまじかで見れたことは良かったですね。

・・というか、まさか、スタレビのライブを見る日が来るとは、ちょっと前までは思ってもみなかったな。

充実の1時間のステージでしたわ。

●スターダスト☆レビュー セットリスト
1. AMAZING GRACE(アカペラコーラス)
2. 夢伝説
3.   今夜だけきっと
4.   木蘭の涙
5.   AVERAGE YELLOW BAND
6.   HELP ME
7.   おらが鎮守の村祭り
8.   Get Up My Soul
9.   苗場ネオン・パラダイス


さて、この後、夕方の「YUKI」まで見たいアーティストが無い。
とりあえず、会場を散策することにする


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上の写真は、White StageからField Of Heaven間の「BOARDWALK」ってちゅう、700mほどあるバイパス通路なんだけども、大部分はこんな感じの森の中を歩かされる。
この通路は、高低差があまりないんでまだいいんだけども、メインのGreen Stage⇔White Stage⇔Avaron Stage間の高低差がさあ、きついのよ。
私にとっては、ほとんど「修業の場」よ。
テメェは、どんだけ音楽が好きなんだよ、っていうのを試す場としての。
こんな「過酷」な思いまでしてなんで行くのよ・・・なんていつも思うんだけども、この過酷な環境下で聴く音楽ってのが、またいいんだよね。。
ほとんど「M」な世界だけども、こんな非日常を味わいたいがために、行っちゃうんだろうなぁ。。。
ロッキンをはじめ、他のフェスぢゃ、こんな体験できないし。。。。
ここを体験したら、他のフェスのステージ間移動なんて「屁」みたいなもんよ。
もっとも、移動が楽な分「音楽」に集中できる・・っていう利点はあるんだけども・・・。
Fuji Rockは移動だけで精いっぱいで、その分音楽に今一つ集中できないようなところはあるな。。。
まあ、あくまで個人的に、ここ2年間参戦した限りではだけども、。。。
最初にFuji Rockに参戦した2003年のときは、Green Stage⇔Field Of Heven、何往復しても、全然なんともなかったんだけどね。。。
30代の若さだったよなぁ。。。。


それと今回大きかったのは、 この折りたたみイスですね。

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去年は、持参するのを失念して、ずっと立ちっぱなしだったのよ。 

フジロックって、芝生のGreen Stage以外は、基本、地面が砂利で安易に座れない。雨が降ったら余計ですわ。
主催者側もそれは織り込み済みで、前方のスタンディング・エリアとは別に、後方にイス・エリアをどのステージにも設けてあるのよ。
ただし組み立て式のイスは不可。必ず折りたたみ式のイスでなくてはならない。

これは「失敗した」・・・と去年からずっと反省してて、今年参戦を決めて、いの一番に購入していたんだけど。。。

価格的にもそれほど高いものではないし、1秒で折りたためて軽い。リュックにも納まるし。。。
ちゃちに見えて、80kgのワシの体をちゃんと支えてくれる。

こんな簡易的なイスでもあるのとないのとでは、疲れ具合が全然違うのよ。

雨が多いフジロックでは、レインコートの用意は必須だけども、そのつぎに用意するものは折りたたみ簡易イスだと思いますよ。

欲を言えば背もたれが付いたイスにすれば、よりよかったな・・と。 

背もたれ付きのイスは重そうだし、折りたたみもしずらそうだったんで、ちょっと敬遠しちゃったんだけども、次回は再度考えてみたいですわ。


陽も西に傾き始めた16時前、 17時からのYUKIを見にGreen Stageへ向かう。
時間的にちょっと早いかな・・とも思ったけども、Green Stageがいっぱいになることも考えられるし。。。
何より、後方の「イスエリア」で座っていたい・・っていう思いから、場所を確保するためにもちょっとすこし早めに動く。

個人的に、フェスに参戦しても「メインステージ」ってあんまりいかないんだよね。
それは、フェスは「新たな音楽を発見する場」とか「これから来そうな新たなアーティストを発見する場」って考えているからかもしれない。

だから、いつも一番小さなステージ、行っても、第2、第3のステージに張り付いていることが多いんわけでさ、時代の寵児的なアーティストの場であるメインステージにはあんまりいかないんわけでさ。

YUKIもこれまでROCK IN JAPANで何度も見るチャンスはあった。だけでも、↑のような理由で、これまで一度も見たことなかったのよ。

今回、どういう訳か、見よう‥っていう気になって、だから、フジロックでもあまり行かない、メインのGreen Stageに行ったりしたんだけどさ。

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Green Stageが一望できる、後方の小高い芝生の丘の上に場所見つけ、折りたたみイスを広げ、腰を落ち着かせる。 そのままうつらうつら・・。

気がついたら17時近く。 周りはYUKI目当ての方たちで、ほぼスキマがないくらいに。




そして17時。バンドメンバーが登場。 インストによるオープニングが始まる。
ほどなくしてYUKI登場。  オーロラビジョンに映し出させれるYUKI?

真っ白な羽羽な衣装。。ニワトリ?
え? 矢口真理・・とちゃうの? ・・・なんて一瞬見間違うくらいまんまるなお顔。

ポップな見た目は、変わんないなぁ・・と思うものの、お顔の丸さを見る限り、やっぱ50代・・・同世代・・・というのも隠せないかなぁ・・・と思ったりして。。。。

ライブは、最新アルバム「パレードが続くなら」収録の「My Vition」からスタート。
引き続き「ふがいないや」「JOY」・・・と比較的初期の曲も織り込み、現在まで満遍なくちりばめた長年のYUKIファンには、納得できるセットリストだったんじゃないのかな。

アッパーな曲に周りでは踊り狂ってる若者がちらほら。。。

でも、ワタシは、今一つ乗り切れなかったんだよなぁ。

考えてみたら、個人的にはYUKIの曲って、「トロイメライ」なんかのミディアムスローな曲が好きなんだよね。 
加えて、個人的にはYUKIの良さを再認識したのが2010年代以降・・・っていうのもあって、2010年代以降の、マニアックとまではいわないけど少し死角に入ったようなシングル曲に好みの曲が多いんだよね。「プレイボール」とかさ。
さすがにそのへんの曲はやらなかったしね。

ただ個人的にも好きな2000年代の「長い夢」は唯一やってくれて、なんか一矢報いたような気分。 1時間のライブは長いようで短かったな。


●YUKI セットリスト
1.   My Vision
2.   ふがいないや
3.   JOY
4.   Baby It's you
5.   星屑サンセット
6.   うれしくって抱き合うよ
7.   プリズム
8.   長い夢
9.   ランデヴー
10. WAGON
11.  鳴り響く限り



YUKI終了後、再度White Stageに戻る。

さて、個人的に今回のフジロックの一番のお目当てだった、カネコアヤノさんですわ。
昨年、FMから流れる「光の方へ」を聴いてから、なんか、このヒトに嵌ってるんだよね。
この曲が収録されているアルバム「燦燦」もヘビロテで聴いてたりするし。

「燦燦」の一連の曲で聴けるような、ソフトロックであり、フォークであり、サイケデリックであり・・・というような1970年代前半を彷彿とさせる、やさしい響きのサウンドが刺さるんだよね。
我々の年代には、モノごごろ付くか付かないか・・って頃に聴いたような、記憶の一番深いところに眠っていたような、どうにも懐かしいサウンドなのよ。

これは、一度生で聴きたい・・・。

うん、今回のフジロック参戦一番の目的だったのですよ。

White Stageは、前のアーティストのインターバルだったけども、すでに結構な人。。

必ずしも、メジャーなアーティストとは言えないカネコアヤノさんだけども、フジロックに来るくらいな方たちは、やはり、その辺の耳が肥えてる方が多いようですね。

昨日の「vaundy」ほどにはならないだろうけども、そこそこ人でいっぱいになりそう。
本来のイス・エリアもスタンディングにさせられそう。
どこかステージが見やすいところはないか・・と周りを見渡したら、PAテントの真後ろが、あまり人がいないじゃんか。。。

しかも、通常は、PAテントの後ろもテントシートで覆われているので真後ろにいてもステージが見えないことが多いけど、テントシートに覆われていないじゃん。 こりはステージまで見えるぞ・・・。 とPA、真後ろに陣取る。

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案の定、PA越しにステージまで見えるわ。 しかも手前の柵に寄りかかりながら。。。。
まあ、PA関係者のヒトの出入りが多いのが、難点だけども。。。 それと、テント屋根に音が遮られて、音がこもる。。。まあ、そのくらいは我慢かな。。。。

予想通り、直前には、ヒトでいっぱいになったWhite Stage。
20時ちょうどカネコアヤノ、ライブスタート!





最新アルバム「タオルケットは穏やかに」を中心としたセットリスト。 まあ、これはある意味当然だったろう。。。 けど、私が思っていたよりも、結構ヘヴィ。
甘くキャッチーなメロディラインは、アルバム「燦燦」とあまり変わりないんだけども、サウンドがヘヴィなのよ、思っていた以上に。

ヘヴィメタ、とまではいわないけども・・・そうね、どこか絶望感、破滅感も感じたりして。。。
銀杏BOYZっぽいというか。。。

アルバム「燦燦」で聴かせてくれたような、あのソフトロックな、フォーキーなカネコアヤノさんはどこなの?  ・・・ここを期待していただけにちょっと肩透かしだったな。

いや、このヘヴィーさが、本来のカネコアヤノさんなのかもしれない。うーむ、これは、ちょっとカネコアヤノというアーティストの認識不足、曲の聴き込み不足だったかもしれないですね。
後日、アルバム「タオルケットは穏やかに」を聴いてなるほどな・・と。もっと他のアルバムを聴いておくべきだった。

しかも、お目当ての「光の方へ」もやってくれなかったし。。。。。

まあ、2019年の曲だし、2023年の今となっては、過去の1曲なのかもしれない。。。

それでも、最近まで「資生堂」の企業CMのBGMで使われていたし、期待してたんだけどねぇ。。。

その辺は、8月の「SPACESHOWER  SWEET LOVE SHOER FES」に期待して・・ってところですかね。 
そそそ、カネコアヤノさんは今年の「ラブシャ」にも出演予定だし、ワタシも参戦予定なのよね。

今回のフジロックは、個人的には肩透かしなライブになってしまったけども、「ラブシャ」に楽しみを残しますわ。


●カネコアヤノ セットリスト
1.タオルケットは穏やかな
2.   愛のままを
3.  爛漫
4.  さよーならあなた
5.  グレープフルーツ
6.  月明かり
7.  気分
8.  アーケード
9.  こんな日に限って
10. わたしたちへ

ということで、ワタシ的なフジロック2023年は、これにて終焉。
昨日と同じように、「ヘッドライナー」は回避し、足早にシャトルバス乗り場へ。

ゲートは、いつの間にか、「See You In 2024!」 

来年また逢いましょう・・・ の文字に変わってた

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去年もそうだったんだけども、これを見ると「あー、祭りが終わった」という喪失感が一気に襲ってくる。
まあ、去年は、ゲートをくぐる時点でいい加減疲れていて、「来年はもう来ねーよ」っていう気分だったけども、今年は、「そうね、また来年も来てもいいかな」・・・という気分になっているワタシが居たりして。

うん、今年は宿泊したホテルも、温泉大浴場付きの、また泊まってもいいかなと思える、いい雰囲気だったしね。六日町で会場から遠かったのが玉にキズだったけどさ。

来年も前向きに考えようかな・・・今からそんな気になっているワタシだったりして。。。





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