かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

ヒット曲雑感

スボラなワタシのレコード保存法

以前、平成生まれの昭和歌謡好きオンラインイベントに参加させていただいたとき、「アナログレコード」はどうやって保存しているんですか・・って聞かれたんだけども、ハイ、こうやって保存してます。。。


衣装ケースに入れたまま、ほぼほったらかし。。。

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衣装ケースにあぶれたやつは、作業デスクの袖机の中。。。
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なんでえ、衣装ケースに突っ込んであるだけやんか・・・・なにが保存法やねん・・

・・なんて思われてしまえば、その通りで、そういわれると、言い訳できないんだけどさ。。。

こんなの見ると、アナログレコードを「家宝」のように大事に保存されている方からしてみると信じられないいだろうなぁ。。。

ただ、個人的にはアナログレコードで持っている曲のほぼすべては、すでにデジダルデータファイルで保存してあるんで、お宝というよりかは、あくまでデジタルデータで保存するための「資料」という意識なんだよね。
なので、必要以上に大事に保管するっっていう意識は以前から無いんだよなぁ。。。

普段は、デジタルデータの音源を聴いてるから、レコードプレイヤーは持ってはいるけど、レコードはほとんど聴いていないし。。。

なので、モノの持ち腐れ・・・と言われれはその通りなんだけど。。。。

そんなこともあり、少なくとも手元にCDもあり、ダブって音源を所持しているレコードについては、近々、どなたかにお譲りしようかなぁ・・とか思っていたりもして。

やっぱ、本来は聴いてもらってナンボだよね、レコードは。。

まあ、ここにあるレコードの大半は、昔、HARD OFFの「ジャンクコーナー」から拾ってきたものなんで、もともと盤の状態が悪く、音質は期待できないんだけども。。
でもこんな極悪な保存状態でもカビてないし、一応針飛びしないでちゃんと聴けます。 ほとんど物置部屋に入れっぱなしでめったに動かさないのと、いわんやほとんど盤に針を落とさないで、今日に至ったのが良かったんだろうね。


2022年 ネクストブレイクアーティスト(あくまで予想)

もう1か月も前のニュースだけど、Spotifyが2022年「ネクストブレイク」アーティストを発表。



先週6日放送のフジテレビの「僕らの音楽」でも紹介されていたんで、1組ずつ曲を聴いてみたんだけども、個人的にはピンとくるアーティストは今一ついなかったなぁ。

まあ、今をときめく、あいみょん、ひげだん、King Gnu、藤井風など、これまでこれに選出されたアーティストが高確率でブレイクしているところから考えて、つばをつけといても損はしないアーティストたちではあると思うけど、どうもね。。。。

ただ一組「Penthouse」って人たちはいいですね。
理由、音楽的に一番まともだから。😅😅😅😅
いや、その前にメンバーみんなテクニックがあり音楽的に完成されている。
東京大学のバンドサークル発ということで、頭脳的な部分も完成されている(!?)
楽曲を聴く限り、うんと素直にしたヒゲダンのようだし。 いやひげだんよりも洋楽センスが濃いな。ウエストコーストの匂いがするオシャレなポップロックですね。
まあ、手っ取り早く言えばウレセンな楽曲なんで、とっつきやすいという所が一番かな。
ただ、まだ今一つポイントが絞り切れていない楽曲が多いんで、もう少しインパクトの有る焦点がハッキリとしたメロディラインの曲が出てきたらブレイクしてきそうな予感。
ラジオなどのメディアでもぼちぼち紹介されてきているので、選出された10組の中では、現在のところでは、一番ブレイクに近いと思う。




45年間オールタイムランキング公開しました

またまた、ワタクシメのランキングの話で恐縮です。
少し前にFBには告知してあったのですが、1976年→2021年45年間のオールタイムTOP3000を発表しました。

http://www.kajiyan-net.jp/

一人よがりっちゃ、一人よがりだけども、結構面白いランキングがでましたね。

以下は、主な「キリ番」ランキング曲

・1位   Lemon  米津玄師 2018年 
・50位   浪漫飛行 米米CLUB 1990年
・100位  乾杯   長渕剛   1988年
・500位  BEAT   河村隆一  1997年
・1000位  別れましょう私から消えましょうあなたから 大黒摩季  1993年
・1500位  Endless Sorrow 浜崎あゆみ 2001年
・2000位  風のエオリア 徳永英明  1988年
・2500位  1億のスマイル 酒井法子  1988年
・3000位  love the world Perfume  2008年

以下 未公開
・4000位  THANATOS LORAN&MASH 1997年
・5000位  ヴァージニティー NMB48 2010年
・10000位  ローレライ ゴスペラーズ 2008年

昔、ニッポン放送で1991年当時の「おりこん歴代TOP500」を半年かけてカウントダウンした、「オリコンTOP500」見たいな番組をやるんだったら、データ貸してもいいんで、こんな感じの時代を超えた大型ランキング番組をやってみるのも面白いと思うんだけどなぁ。

どこかの局で考えてくれないかしら。。。。

紅白には「ガチ」の「歌合戦」をやって欲しいのよ

今年は初日の出を見に行こうと思いーの、大晦日は早々と寝ようと思っているんで恐らく見ないんだろうけど紅白の話題。

曲順が決まったようだ。



それにしても、最近は赤→白→赤→白と単純交互に歌わないんだな。確か以前は前半後半で先取交代してもこんなに頻繁にはやんなかったよね。男女ジェンダー問題の配慮なんでしょうか。

そういえば、男女っていう性別で紅白に分けるのはどうなんだ? って問題になっているってこの間、朝日新聞に出てましたね。
そのうち性別ではなくて男女混合での紅白になったりして。小学校の運動会みたく。
でも、そうやって男女混合で組み分けしたほうが歌合戦ぽくなったりしてね。

兎も角さ、「歌合戦」という看板を掲げているんだったら、「ガチ」の歌の勝負をやって欲しい訳よ、紅白には。

今「M-1」があそこまでバズっているのは、ガチ真剣勝負の漫才が見どころだからだよね。
それに、今「THE FIRST TAKE」って形で、「ガチ」の歌唱動画が受けてるのは、みんな一曲入魂の「ガチ」の歌が聴きたいからなんだと思う。
今年はその辺の流れをうまく掬い取る絶好の機会だと思うんだよね紅白も。

たださ、紅白でも、以前は「不毛」なメドレーが大半を占めていたのに比べると、今年は「1曲」勝負ばかりになったってことは、少なくとも1曲入魂に向かっている現れとも思えるんで、いい傾向だと思いますけどね。


あー落ちちゃった。。

あー、落ちちゃった。
優里「ドライフラワー」
・・と言ってもワタシメのランキングの話で恐縮デス。

今年の1/7付以来連続でベストテン内をキープし続けてきたけど、ついに今週12/2付ランキングで、ベストテン外(11位)にランクダウン。
「連続ベストテンランクイン」記録は47週でストップ。

スクリーンショット (8)

もちろん、これはワタシメのランキングでは1976年以来史上最長のベストテンキープ記録。
毎週ランキングを集計してて、この曲、パワーが全く衰える傾向がない。・・というか、上昇する傾向も下降する傾向も、大きく見られず、ある一定のパワーのままずっと安定。
このペースだったら、この曲このままずっとベストテン内をキープするんじゃないか・・なんて思えたりもしたんだけどさ。。。
😅😅😅
今週も同じような傾向だったんだけども、ほかの曲との兼ね合いで、今週はベストテン内からは外れてしまったわけで。ある意味今週のチャートアクションは不運だったところはあるわな。
新曲「ベテルギウス」が上がってきて、そろそろ楽曲の入れ替えか!? とも見えるんだけども、急激にパワーが落ちてきたわけではないので、年末に向けて、まだベストテン内に返り咲くチャンスはありそう。
連続ベストテン記録は途絶えたけど、ベストテンランクイン週数は49週まで伸びてきている。
実は、今週ベストテンランクイン記録が50週に到達するものと心の準備をしていたんだけどねぇ〜。
 まあ、次週もしベストテンに返り咲いたらベストテンランクイン週数は50週に到達するわけだけど 。。もちろん、もし返り咲いたら、こちらも史上最長記録となります。


J-ROCK永遠のバイブル「風街ろまん」リリース50周年

うっ、しまった。。すっかり忘れていたけど、J-ROCK永遠のバイブルである、はっぴいえんど2ndアルバム「風街ろまん」リリースから、昨日11/20で50周年だった。。

1971_11_風街ろまん_はっぱいえんど

・タイトル   風街ろまん
・アーティスト ぱっぴいえんど
・リリース日  1971年11月20日
・発売元    URC
・オリコン最高位 -位
・売上げ枚数   -万枚

まあ、そんなこともあって、先週、東京FMの「THE TRAD」で、はっぴいえんどのリードギタリストだった鈴木茂氏の特集なんぞ組んでいたようだけども。。。
「風待ろまん」といったら、どうしてもCMにも使われたりして知名度が高い「風をあつめて」なんだろうけど、「THE TRAD」でかかった「はいからはくち」。 




ラジオを通りして改めて聞くと、いいなぁ。鈴木氏のギターソロに、今じゃ聴けない松本隆氏のドラムソロ。日本のロックはここから始まったというのも頷ける。
「はいからはくち」のイントロ、落語の出囃子から始まるけど、大瀧氏の遊び心よ。

いや、でも、のアルバムバージョンよりも、シングルバージョンのほうが、もっとストレートでロックしてるな



アルバムバージョンとシングルバージョンがこんなに違う曲も珍しい。。。
めっちゃストレートなロックンロールですね。

ワタシは、この時2才・・・なので、もちろんタイムリーで聴けるわけもなく、後付けで聴いたくち。

今では、J-ROCKの「祖」といわれている はっぱいえんどであり、、永遠のバイブルと言われているアルバム「風街ろまん」。
たしかに日本のロックは、はっぴいえんどではなく、カップスあたりのG.Sからという方もおられるけど
これを聴いちゃうと、やっぱり、はっぱいえんどが日本のロックの原点という気分になってしまいますね。

個人的には大瀧詠一氏ボーカルの「颱風」



とか

鈴木茂氏ボーカルの「花いちもんめ」が好きだなぁ。



やっぱり、鈴木茂氏は、日本のジョージ・ハリスンだぁ。 そう思わずにはいられないこの曲ですね。

ちなみに、大瀧詠一氏って一般的にはどうしても「ロンバケ」のイメージが強いけど、遊び心いっぱいのこのころの曲もよいのよね。
「颱風」のようなダークでハード、それでいて「颱風、来るよ。また来るよ。。。そーらきたぁ」のような遊びごごろは、「ロンバケ」の頃にはもう聴けなかったしなぁ。

ああ、でも「ロンバケ」の「FAN×4」は、遊びごごろがあったか。。。



ラジオのランキング番組は西高東低

KBC(九州朝日放送) 「サタデーミュージックカウントダウン」。


福岡のAM放送局で土曜日13時〜19時・・なんて、いまどきマジか・・と思う程の6時間のマンモスランキング番組。
ランキングは30位からのカウントダウンなんだが・・・。
30位からならば、3時間程度でいいじゃん‥って感じなんだけど

うち半分の3時間は、「タイムマシン」コーナーと題し、毎週繰り出すお題に対して「昔」の曲を流す。
これがワシラの年代には結構ツボなのよ。
時間的余裕があるから、フルコーラスでかかるのもうれしい。
タイムスケジュールとしては、「今」のランキングの間に、「タイムマシン」のコーナーが30分程度挟まり、つまりは、今のランキングと昔の曲のコーナーが交互に続くような構成。
ちなみに、CM明けのジングルは、「ザ・ベストテンのテーマ」。
テレ朝系なのに、TBS系の「ベストテン」のテーマ使っても問題ないんでしょうか。。。😵😵😵😵
MC の こだマン氏と真璃子さんの掛け合いも、いかにもAMっぽくてほっこりしますね。
こだマン氏の芸能情報通もぶりも、地方局のMCにしておくのはもったいないくらい。
千葉など関東地区からは、月385円のプレミアム会員となり「エリアフリー」ぢゃないと聴けないけど、
「今」も「昔」も同時に感じたい方はオススメです。


昨日も先日購入したDACを通してradikoのタイムフリーで「サタカン」。 確実に音が良くなった
それにしてもサタカン、最近、東京、千葉など関東地区からradikoで聴いてる人増えてるみたいですね。
番組で紹介されるコメントも、radikoを通して関東地区から聴いているリスナーのモノが増えてきているようにおもえますね。
これ、聴いてると、関東にもベストテン番組聴きたい人が多いんじゃないかなと思えてきますね。

関東地区はラジオのベストテン番組ほぼ絶滅したからなぁ。
昔、土日だけでベストテン番組が6番組乱立していた時代を思うと隔世の感だよなぁ。
まあ、ここまで増やせとは言わないけど、関東地区でもベストテン番組が復活して欲しいと思いますわ。

未だに毎週ベストテン番組を放送している関西地区や、九州地区の方々が羨ましいですわ


ハイレゾサブスクが熱くなってきた。

今使っているメインPCのサウンドカードの出力端子はアナログLINE端子しかないので、これまではLINEでコンポにつないでいたんだけどね。 

この間facebookには書いたんだけども、どうもradikoを介した東京FMの音がいいということで、ちょっと確かめようかと思い、アナログ⇒デジタルコンバートを噛ませて見るべくA/Dコンバータを購入。

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安物なので、24ビット 48KHzまでしかサポートしていない半分おもちゃみたいなコンバータだけど、なるほど、それでも、やっぱりLINEのままつなぐよりは音は良くなりますね。
↑ではradikoを介した音質アップのためと書いたんだけども、本当のところは、ちょっと他に目的がありました。。
amazon HDとSpotifyの音質を比較するのに購入したんだよね

Spotifyは、Spotify Premiumの場合、非可逆mp3、320kbpsの圧縮音源。




それに対して、最近amazon HDやmoraクオリタスのようなハイレゾ音質相当配信のサブスクが登場してきているわけですわ。まあ、通常、月額2000円前後で高いんだけども。。。



個人的には、サブスクは、これまでは月額980円のSpotify premiumを使用してきた。
音質には納得いなかなかったんだけども、やっぱ曲数が多いしね。

でもamazonプライム会員でもあるんで、amzon HDも通常の月額1900円からの割引が適応されるのね。
で、今は、HD使用料1000円も無料になり、月額780円で使えるのよ。
Spotify premiumよりも安いわけなのよ。

で、あるならば、Spotify使うよりもamazon HD使うほうが、おサイフにも優しいし、加えていい音でも聴けるという一石二鳥なわけでさ。 

そんじゃ、現状のPC環境でどの程度の音質で聴けるのか試して見ようと思い、1か月無料利用可のこの時期に試してみたわけです。

ただ、amazon HDの本来の音を聴くにはハイレゾ環境が必要でPC外に出力する際もデジタル出力が必要になるわけで、A/Dコンバータをかませたわけですが。。。。

試してみた結果・・・、ビミョウ。。。。

やっぱPC出力時はあくまでアナログなんで途中でA/Dコンバータを噛ませたといっても、それほど劇的な変化はないようですね。
amazon HDの本来の音質を聴くには、PC出力時からデジタルにする必要がありそう。
それには、PCのサウンドカードを考える必要が出てくるわけで、今一度検討が必要のようですねぇ。

それでも、洋楽やクラシック中心のmoraクオリタスに対して、邦楽のHD音源曲が多いのがamazon HDの魅力でもあるので、前向きに検討しようと思う。

ちなみに、最近のハイクオリティ音源サブスクの流れで、Spotifyも、Spotify Hifiというハイクオリティ音源配信を開始の検討をしているようです。
ただし、Spotifyの場合はハイクオリティ音源と言っても、CD音質程度で、ハイレゾ音質までは行かないようですね。 それでいて使用料は月額2000円程度を検討しているとか。。。




それと、ハイレゾ配信のサブスクはスマホでも聴けますが、ハイレゾ再生のスペックと、なにより音源のファイル容量が馬鹿デカいんでパケットをめちゃくちゃ食うし、おまけにそれなりのネットスピードも必要。 なんで4G主体の現在はWIFI下での使用が現実的で、モバイルとしては5G普及以降、これからのシロモノですね。




さっきから、なんで音質にこだわっているかと言えば、ワタシなんか業界の端っこに居るわけだけど、音楽に携わるものとして、音にこだわることは最低限のマナーだと思っているからかなぁ。

いつかも書いたと思うけど、昔、某C社で着メロの仕事に携わるとき当時のボスに言われたのよ。
音楽に携わるものとして、最低2万円以上のヘッドフォンをすること・・と。
あの頃は、なんで? と思ったし、当時は金もなかったんで1000円くらいの安いイヤホン使ってた。

でもさあ、後年になって実際2万円強のヘッドフォンで音聴くと、同じ曲でも全く違うのよ。
つまりさ、音楽に携わるならば、少なくとも商売として、人様に音楽を伝えるんだったら、音には金をケチらずに本当の音で聴けってことなんだよね。
あれから20年も経ったけど、あの時の意味がやっと分かったってことなのかなぁ。

最近は、とかく音楽の「知識」があれば偉いような風潮があるように思えるけど、音楽に携わるならば本当は音にこだわるほうが大事なんぢやないですかねぇ。
中には居るんだろうけど、あんまりそういう方が表に出てこないのが淋しいですよね。

昭和世代へのリスペクトでもありヒニクでもあるよね。

いつもの如く仕事をしながら東京FM流してたら、久々のあいみょん。
「ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌」
なにこれ? 面白いやん。 もしかして新曲?
・・・かと思ったら今から6年前のデビューミニアルバムに収録されてた曲だった。。。。
ワシらの世代にはおなじみ、でも今となっては「死語」・・っていうコトバがぎょうさん並んでいる、ちょい変な曲。
これは現代のZ世代から見た、ワシら昭和世代への悪ふざけでもあり、皮肉でもあるよねん。
でも、こういうコミカルなあいみょんもいいんじゃないかと思うな。
まあ、こうブレイクしちゃうと、この手のノベルティ的なコミックソングってなかなか出来ないだろうけど、またやって欲しいなあ。
MV。 6年前、デビュー直後、ブレイク前で、まだ20歳のあいみょんは、全く垢抜けてない。。


アーティストのブレイクを見極めるのは難しいのよ

この間のミスチル「君がいた夏」の時に、

これからブレイクしそうなアーティストを掘っていくような聴き方をしているけど、空振りっていうのも多かった

って書いた。


アーティストがブレイクするかどうか、見極めるのは、実際難しんだよね。

曲は良くても、時代の流れで、思ったほど売れなかったヒトもいるし、プロモーションの失敗で売れなかったヒトもいるしさ。

結局のところ「時の運」っていうのも大きいと思う。

まあ、それを言ったら元も子もないんだけどさ。。。。


ところで、個人的に「あ、これ!」と思って空振り・・・って言っちゃ失礼だけど、売れなかったコで、今でも時々思い出すのは、 奥村初音ってコですねぇ。

2008年7月にリリースされた3rdシングルの「ホントはね」と言う曲を聴いて、「あ、この子は来そう」と思ったんだよね。

まあ、いつもの如く勘ではあるんだけども、「あ、これ」っていう感覚があったのよ。

2008年当時としては、たしかにアナクロ的なキライはあったけど、素直すぎるくらい素直だったし、耳になじむ曲調が良かったのね。

この子はいいと思って、赤坂blitzでのファーストライブにも行っちゃったもの。 それでますます気に入っちゃったりして。

but、実際のところはこの3rdシングルのすぐ後の1stアルバムをリリースしてから、フェイドアウト。
奥村初音から初音と改名して音楽は続けているようではあるけど、その後の消息は、はっきりとしない。

ホント、なんで売れなかったんだろうなぁ・・なんて思ったりしますよ。

どうなんだろうなぁ、今となってみれば、この素直な曲調でavexからのデビューというのが無理があったのかもしれないとも思うんだよな。
どう考えてもavexのカラーじゃないもの。

ソニーかポニキャってイメージなんだよな。

もし、これらのレーベルの所属だったら、もう少し違った道が開けたのかも・・なんて思ったりもするんだけどね。

いや、それでも変わらなかったかなぁ。
結局、この曲同様、性格的に素直すぎるくらい素直だったってことなんだろうね。プロの水にはなじまなかったのかもしれない。




ちなみに「ほんとはね」のデータ
・作詞 奥村初音
・作曲 板垣祐介
・編曲 十川知司
・リリース日 2008年7月23日
・発売元 エイベックストラックス
・オリコン最高位 69位
・売上げ枚数 0.5万枚
作曲はAKBグループでもおなじみの板垣祐介氏、アレンジは、チャゲアスの「SAY YES」など、チャゲアスの黄金期を支えた、十川知司氏。 けっこういいブレーンで書かれた曲なんだよね。

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