かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

キニナル曲レビュー

【キニナル曲】heart / Laura day romance

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・タイトル   heart
・アーティスト Laura day romance
・作詞     鈴木迅
・作曲     鈴木迅
・リリース日  2025年3月26日
・発売元    ポニーキャニオン

先ほどFM802「OSAKAN HOT100」聴いてて、久々にビビッと刺さってしまった。
Laura day romanceの「heart」と言う曲。

wikiを見ると早稲田の音楽サークルから出てきた人たちのようだ。


いや、実は、自分のランキング作ってて、少し前から気になっていた人たちだった。


最近のニューカマーバンドは、実際聴いてみると、大体がメロコア系だったり、Suchmosのようなシティ系のアシッドジャズだったり、Creepy Nutsのような踊れるヒップホップだったり・・・っていうひとたちが多いけど、こういうメローなポップロック系は、あまり出てこないからなあ。
それだけで、耳が行ってしまう。

・・とごちゃごちゃ書いてるけども、この手の1970年代前半っぽい、カントリーを下敷きにしたような、メローなソフトロックが好きなんですわ。ワタシゃ。

シティポップのような、ドライで無機質な曲の対極にあるような曲ですね。


と言っても、シティポップがキライなわけではないんだけども、年取ってくると、だんだんソフトで人間味を感じる「有機的」な曲に刺さってくるわけなんですよね。


個人的に、まだ物心が付くか付かなかの音楽の原体験の頃、聴いたような音楽っていうのかなぁ。

浮かんでくる風景とか、色合いとか、空気感が、あの頃感じたものに近いんだよね。


少し前からカネコアヤノさんを追いかけているワタシだけども、カネコアヤノさんに刺さったのも、結局のところはそこだし。


時代は繰り返すではないけども、こういうタイプの曲をやってくれてる今の若い世代がいるってことは、まだまだ捨てたもんではないですね、音楽界も。


しかし、この曲リリース元はポニーキャニオンなんだな。インディーズレーベルからのリリースだとばっかり思っていた。
加えて、本質的な音楽を感じるとこからirori レーベル所属かと思ったら、ポニキャ本体なんだな。
これは意外。
しかし、最近のポニキャは、ひげダンは別格として、TOMOOさんや、この人たちなどいい音楽をクリエイトするアーティストが増えてきましたね。

今年のSWEET LOVE SHOWER2025に出演が決まっているので、一度、ライブは是非とも見てみたいですわ。




【キニナル曲】奥二重で見る/ハク。


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・タイトル 奥二重で見る
・アーティスト  ハク。
・作詞  あい
・作曲  あい
・リリース日 2025年1月8日
・発売元 SPACE SHOWER MUSIC
・アルバム「Catch」より


今、今週のランキングの集計してて、なんか変なタイトル・・・と思ってたら、FM802「OSAKAN HOT100」でこの曲がかかった。
なんとタイムリー。。

かなりの脱力系な歌い方なボーカルだけども、妙に引っかかる。
大阪発の4人組ガールズバンドのようだ。 

大阪発ではあるけども、TOKYO FM「スカイロケット・カンパニー」 1月のウタにも取りあげられるなど、関東でも支持されてきているし、今年の各ロックフェスでも注目されて行きそうな気配。


ガールズバンドということで、今だったら「SHISHAMO」とか「サバシスター」と同じような系譜なのかもしれないけども、メロディラインとしては、ちょっと違うな。

なんだろう?・・・、「90年代のバンドブーム」っていうフィルターを通した70年代ロック のような香りがする。  
・・・って、先日書いたグソクムズでも同じような表現をしたんだけども 

90年代前半、まだビーイングブームや小室ブームが来る直前、バンドブームが沈静化しつつあった僅かな期間、一時的に浮かび上がった、ほんの少しフォークやカントリーの匂いがするキャッチーなメロディライン。

そうだ、スピッツフォロワーのような感じなんだ。 
イントロを聴いた時は、スピッツの新曲か? という感じも受けた。

実は、このトピック、ここに書く前に「下書き」を某SNSに書いてて。。その時は「ポップロック」と表見したんだけども、なんかちょっと違うな・・と引っかかった。
そうだ、オルタナっぽいんだ、90年代の。

ここんところの音楽界、時代は80年代から、90年代フォロワーに移行しているような感じがするけども、今90年代を表現するとしたらこんな感じになるんだろうと思わせる・・・まさにそんな感じの1曲ですね。

いかにも「商業ロック」というテイストではなく、少し外れた脱力感を感じるような。
そんな脱力感が、まさに「今」を表しているような印象が強いですね。


最近、活躍がめざましい音楽評論家ののスージー鈴木氏が某SNSに載せていた記事トピックスからお借りしたんだけども ↓

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これ、20数年前にデビッドボウイのインタビューだけども、今の音楽界をまさに予言しているかのような記事。

音楽は水とか電気とかみたいに当たり前に必要とされて、音楽があって当たり前になるんだと思うんだ・・・。

この「奥二重で見る」っていう曲を聴いてると、まさに、もう音楽は特別なものではない。水とか電気のように生活の一部なんだ。。。 と言うこのインタビュー記事の予言をもろに感じるのよ。

↑では「脱力感」と書いたけども、そのくらい改まった姿勢で聴く曲ではなく、生活の一部として溶け込んだような音楽なんだよね。

こういう曲が、これからの音楽なんだろうなぁ。。







【キニナル曲】BUNNY GIRL / AKASAKI

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今回の「キニナル曲」はこれだ!

・タイトル   BUNNY GIRL
・アーティスト AKASAKI
・作詞     AKASAKI
・作曲     AKASAKI
・編曲     DAIKII(AWSM.)
・リリース日  2024年10月2日

自分のランキング作ってて、ここのところ気になっていたのが、この曲。

でも、AKASAKI初めて聴く名前だけどもいったい何者?
・・という訳でちょっと調べてみたけども、今一つ素性がよくわからない。
もっとも、まだメジャーデビューというわけではなく、それ以前にインディーズからのリリースというわけでもなさそう。つまりは既存の音楽流通の流れに乗ったアーティストでは、まだないらしい。
分かったのは、どうも福岡在住のtunecore発のアーティストらしい・・・ってこと。

しかしねぇ、tunecoreも少し前まで、チート楽曲の巣窟だったり、ちょっと胡散臭いところがあったけども、いまは、この曲のように一般のヒットチャートにも曲が出るようになったりして、イメージは大分変りましたね。
もっともアーティスト側の利用形態としてTIKTOKと連携して使用している場合が、最近では目立ち、TIKTOKでバズった曲のフルサイズをすぐにtunecoreを通して聴いたり、ダウンロードできるっていうのが大きいんだろうけども。
既存のレーベルではそこまでタイムリーな流通が出来ないですからね。



ところで、AKASAKIってヒト、まだ18才なんだって?
それにしては、大人っぽい歌詞、メロディラインもコード進行も、一聴すると、もろ70年〜80年代のB級な昭和の歌謡曲なんだよなぁ。

本当に18才? と思いたくなるような時代錯誤な1曲。

この曲の出だし、この曲の「主題」とも言えそうなAメロのへんちくりんなコード進行にしてもメロディラインにしても、これは我々の世代な1曲っていうイメージですよ。

我々世代と言っても、かなり昔の記憶にあるような・・・。 うん90年代ではないよな。 
さらに限定的に言ってしまえば1982年以前、まだ「80年代」の定番フォーマットが確立してなかったころのイメージですよ、これは。

「一曲セレクト」でも常々書いているように、80年代の定番フォーマットのサウンドは、シンセ、デジタル録音が定着して、軽薄短小、無臭無味でドライなサウンド だからさ。
この曲は、それ以前の、もっと「ドロッ」とした「70年代歌謡」な臭いを感じる。

そもそも「バニーガール」自体70〜80年代初期っていうワードだし、存在じゃん。


いわんやZ世代・・・うんにゃ、すでにα世代っちゅうの? いずれにしても、世代的には全く知らないはずだけども、一体どこからこんなメロディラインやコード進行を覚えたんでしょうねえ。

きっとサブスクやYOUTUBEから覚えたんだろうなぁ。

そういう意味では、逆に、実に「今」を象徴している曲かもしれない。

しかしね、よくよく聴くと、米津っぽくもあるし、藤井風っぽくもあるな。

それを考えると、米津も、藤井風も根っこの部分は70年代〜80年代初期の「70年代サウンド」なのかもな。 まあ、今さらなんだけども。。。

逆に言えば、我々よりも上の世代にとっては、ティーン以前の一番多感な時代を彷彿とさせるサウンドなわけで、だから、我々世代にとっても、すなんり受け入れられるわけで。
米津が、ここんところNHK受けがいいのは、そういうところが多分にあると思うし。

そんなところを考えると、この曲も、我々世代にもすんなり入ってくる1曲だと思う。

逆に、今の若い子たちには、この手のなんていうのか夜に向けたようなドロッとした手触りのサウンドは新鮮なんだろうなぁ。。

今は、コンプライアンスが叫ばれ、法令遵守という方向で「健全」さが漂う曲が多いじゃん。 なんちゅうのかな、その逆の「ヤバさ」「不健全さ」を感じる曲は、少なくなったし。
そもそも、今や「放送禁止」曲なんてのも死語になっちゃったわけで。


ワタシらが子供の頃、歌謡曲なんて聴いてると、「そんな不健全な音楽を子供が聴くもんじゃありません」ってよく言われたじゃん。

いや、あれは、ワタシが田舎育ちだったからなのかなぁ。 でも今やそんなことは全くないわけで、そもそも、学校の運動会のBGMに一般のヒット曲使うことなんて昔は考えられなかった。

そのくらい今は一般のヒット曲、歌謡曲が「健全」になったといえるわけで。。。

そういう「健全」さに、今の若者はちょっと飽きが来てるんじゃないのかな? 

今、昭和っていう時代が、若い人たちに羨望の目で見られるのは、そういう昭和時代の、ある意味の「不健全さ」「汚らしさ」なんじゃないのかなぁ・・とも思えたりするんだよね。

個人的に子供の頃、「そんな不健全な音楽を子供が聴くもんじゃありません」っていう大人に対して、公然と歌謡曲を聴いてたのは、そういう「健全」な大人に対してのレジスタンスだったもの。今、思えば。

今の時代は、全く逆で、こういう一見、不健全と思える曲が受けてるのは、「健全」になってしまった世の中に対しての、若者からのレジスタンスなんじゃないのか・・・と思えたりするわけなんだよね。

今後この手の曲が増えるかもなぁ。。。
いいことかどうなのかはよくわかんないけど。。。





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【キニナル曲】Once Upon a Night / Billyrrom


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・タイトル Once Upon a Night
・アーティスト Billyrrom
・作詞     Rin
・作曲     Billyrrom
・編曲     Billyrrom
・リリース日  2024年7月24日
・発売元    2024 SPYGLASS AGENT

まだ、全メディア的・・という訳ではないけども、ここ最近、FM周辺では、この人たちが急激に取り上げられてきていますな。
ブレイクの兆しなんでしょうかね。
いや、この人たち、先日、福井の「One Park Festival」でワタシ見てるんだよね。
1日目のオープニングアクトがこの人たちだった。

あの時点では、最近注目されつつあるっていうの知らなかったんで、なんとなく見てたんだけども、もっとちゃんと見ておくんだったな。。。
たしかに面白そうだなとは感じたんだけども、この人たちの次の「The Fin」って人たちの方が、アクがつよくて印象に残っちゃったんで。。。😵😵😵

今、You tubeを聴きなおしてたんだけども、アーバン・ロックって感じなのかなぁ。 うん、シティ・ポップってコトバはあるけども、ポップスではない。
匂いとしては、Suchmosっぽいのかなぁ。 ほかの言い方だと、アクの強いダンサブルなキンモクセイ・・というか。

方向的には根はアシッドでちょっとクセのあるロックだけど、例えばキーボードのフレーズがところどころ、杉山清貴&オメガトライブだったりして、80'sの匂いもところどころしてくる。

町田出身ということだけども、そんなところも、横浜出身のSuchmos や  相模原出身の キンモクセイ に近いよね。
いかにも・・小田急線沿線・・って感じなあか抜けたアーバンな香りなのよ。

いずれにしても、この先、本格ブレイクしてくるのかどうか、見てみたい。





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【キニナル曲】青と夏 / Mrs.GREEN APPLE


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・タイトル    青と夏
・アーティスト  Mrs.GREEN APPLE
・作詞      大森元貴
・作曲      大森元貴
・編曲      大森元貴
・リリース日   2018年8月1日
・発売元     ユニバーサルミュージック
・タイアップ: 映画「青夏 きみに恋した30日」主題歌

リリースは2018年と今から6年前の曲なんで、最近リリースの曲で引っ掛かった曲を取り上げている
「キニナル曲」っていうのも、なんか変だな・・と思いながら引っ張ってきたんだけども。。。

いや、実際、この曲には、ずっと引っかかっていたのよ。 うん、曲そのものという前に、この曲のチャートアクションに。

この曲、↑で書いたようにリリースは2018年なんだけども、いまだに「夏」が始まるとランキングを上げてくる。

さしずめ冬の「クリスマスイブ」の夏版的な曲・・っていうイメージですな。

まあ、いかにも「夏」の始まりを思い起こさせる、シンプルかつキャッチーなメロディラインと温度感のアッパーチューンなわけで、だから、夏に「受ける」のはよくわかる

そんなわけで、夏が始まるとランクを上げてくるのは分かるんだけども、「クリスマスイブ」と違うのは、夏が終わっても、ランクの下の方に居座り続けるということだろうな。

ちなみに、「ビルボード・ジャパン」では、ランクイン週数が300週を超えている。 不肖ワタクシのランクでも、今週で149週目のランクイン・・とランクイン週数で歴代トップを続けている。

ただ、今一つ、不思議なのは今のミセスのアーティストパワーならば、この時期、ベスト3に入っても、あわよくばトップをとってもおかしくない。。。
そのくらい「夏の匂い」っていう意味でのインパクトは強いと思いますよ、この曲。

けども、実際はそこまでランクが上ってこない。 上がってもベストテン内ギリギリで止まる。

これ、今年だけじゃなく、ずっと毎年のことで。。。
ここまでワタシのランクでの最高位は6位ですわ。

恰も、ランキングが上がりすぎるのを「抑制」しているかのようなチャートアクションに感じるんだよね。そんなところが個人的には、なんか不思議なチャートアクションだな・・と思いつつの。

いや、昔・・・少なくとも90年代だったら、夏に受けるの分かってるならば、夏の時期、もっと「花火」を打ち上げるべく集中的なプロモーションを仕掛けてた・・と思うんだけど、そこまで集中的なプロモーションをかけてこないし。。

というか、そういう90年代までの売り方が「デフォルト」と思える、「昭和」感覚がいまだに抜けないワタシなんかにしてみると、そういてこないプロモーションに違和感・・いやいや不思議に感じたりするんだけどさ。

でも、客観的に考えると、これも「曲の寿命」を長引かせる、一つの戦略なのかもしれない。

一気に集中的にプロモーションすることは、たしかに短期間のうちに爆発的に売ることも可能だけども、逆に言えば消費されるのも早い。
それは、ここまで積み重ねてきた音楽ビジネスの歴史を振り返れば一目瞭然なわけで。。

まあ、完全に私の「妄想」なんだけども、もし、本当にそこまで考えてるならば、「ミセス」っていうグループは、恐ろしくしたたかな人たちだなって思いますねぇ。

もっとも、これが「令和」時代のデフォルトな売り方なのかもしれないけども。。。






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【キニナル曲】ざらめ / あいみょん

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まずはデータより

・タイトル   ざらめ
・アーティスト あいみょん
・作詞     あいみょん
・作曲     あいみょん
・編曲     トオミヨウ
・リリース日  2024年9月11日
・発売元    ワーナーミュージック
・タイアップ  日本テレビ系 ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」主題歌

さっき、自分の最新ランキングを作ってて、なんか変なタイトル・・と目に止まった あいみょんの新曲。

「ざらめ」って粒がでかい砂糖ですよね。最近は分からないけども昔、喫茶店に白い砂糖の代わりに置いてあった茶色のアレ。
ワタシ、子供の頃あれが好きで、オヤジと喫茶店に行って「ざらめ」が置いてあると飴代わりに舐めてたな・・・なんかそんなことを思い出した。。。

あいみょんの曲のタイトルって、何気ないんだけども、普段は視野に入って来ないような、でも言われると、そんな言葉もあったよね・・・っていうのが、時々見受けられる。今回もそんな印象かなぁ。

あいみょんの良さって、意外とそういうところなのかもしれないな。


今、KBC「サタデーカウントダウン」で早くも新曲としてこの曲が流れているけども、なるほど、久しぶりにハードなミディアムナンバーですね。
ここのところ、ちょっと緩い曲が多かったあいみょんとしては、久しぶりに「骨」のある曲だと思う・・ということでちょっと引っかかった。

新曲だけども、9月リリースのアルバム「猫にジェラシー」収録ということでシングル曲ではないようだ。





うーむ、リリース前の曲を「キニナル曲」で書くのは、もしかしたら初めてかも。。。



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【キニナル曲】はいよろこんで / こっちのけんと

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久々の「キニナル曲」コーナー。今回のキニナル曲はこの曲

こっちのけんと「はいよろこんで」

まずはデータから

・タイトル     はいよろこんで
・アーティスト   こっちのけんと
・作詞       こっちのけんと
・作曲       こっちのけんと GRP
・編曲       GRP
・リリース日    2024年5月27日
・リリース元    blowout


自分のランキング作ってると、なんかよくわからんけども上がってきてるなと思う曲があったりしてつい目が行ったりするけど、最近では、この曲ですかね。



3週間前いきなりランクインしてきて、今週もさらに上昇機運。
ビルボードジャパンの動画再生ランクでは1位となった。

・・ということで聴いてみた。





やっぱ、よくわからん。 でも、こういうよくわからん曲が意外とブームになったりするのよ。
Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」も初めはよくわかんなかったし。。。
よくわかんない、最近の日本の世相を反映しているというか。。

そういえば、この曲「Bling-Bang-Bang-Born」に何となく似てるな。楽曲の空気感が。 無気力的なダンスナンバーのところとか。。。
MVの昭和なヘタウマアニメにもどこか惹かれるし。。。

・・・とまあ、ちょっと前に、なにも考えずに気になったままfacebookに書いたんだけども。。

きちんと詞を見てみると、なるほど〜、「うつ病」なのか「躁病」なのか見分けがつかずに日々「喜んで!」と仕事を請け負ってしまう現代人の悲しい性を歌った歌なのか。。。

うーむ、共感。 ワタシも長年コレなんで。。。

まあ、ウタになるくらいなんで、ワタシだけでなく、こういう方が現代社会には多いんでしょうね。

この曲の、YOUTUBEのMV備考欄を見ると

こんな生きづらい世の中で自分を克服して生きやすくなったとしても、きっとその生き方は心地よくないので「好きなことをしている時だけ本当の自分に戻る」を意識するといいかもしれません。


その通りですね。個人的には、これ書いてる時と、サイト運営してる時がそんな時間になりますね。
早く、こちらをメインに生活したいものですわ。

いや、やろうと思えばすぐにでも始められる状況ではあるんだけども、人手不足の昨今、そうそうすぐに「生業」から離れることが出来そうもない。。。

暫くはこの曲を聴いて、バカな気分で生業にいそしもうか・・。そんな気分になってる今日この頃だったりして。。。

【キニナル曲】タイムマシン / SEKAI NO OWARI


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・タイトル   タイムマシン
・アーティスト SEKAI NO OWARI
・作詞     Fukase
・作曲     Saori
・編曲     
SEKAI NO OWARI
・リリース日  2024年3月13日
・発売元    ユニバーサル
・タイアップ: Netflix映画「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」主題歌
アルバム「Nautilus」より

めちゃくちゃ好みの傾向の曲という訳ではないんだけども、ここんところ、引っかかってくるんだよな。この曲。
サビの ♪ タイムマシンに乗って チックタック チックタック〜 ♪ って部分。
そもそも、タイムマシンにのって、チックタック〜 ってどういうシチュエーションなの? 
我々世代としては、タイムマインっていうとどうしてもドラえもんの「タイムマイン」を想像してしまう。 

でもあれは、チックタックチックタックなんて、振り子時計を逆回転するようには時間を遡らないぞ・・なんてね。。
そんな余計な詮索をさせるぐらい、なんか妙に引っかかるのよ、この曲。
曲想はセカオワらしい、心温まるメルヘンチックな童謡・童話な二次元的な世界。
セカオワとしては既定路線って感じですよね。

これはこれでいいと思うんだけども、個人的には、一昨年の「Habit」のような攻めてるセカオワのほうが、最近は面白いなとは思う。 一回り回って、原点回帰ってというところでしょうかね。




【キニナル曲】ハルケシ / グソクムズ

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・タイトル   ハルケシ
・アーティスト グソクムズ
・作詞     中島雄士
・作曲     中島雄士
・リリース日  2023年5月23日
・発売元    Melody Fair


いや、入れるカテゴリがなかったんで、【キニナル曲】に入れたんだけどね。

昨年、今回タイトルに記載した「ハルケシ」に刺さって、以来、気になってきたグソクムズ。

これまではインディーズから音源はリリースされてきていたけども、4月にソニー系のキューンレコードからメジャーデビューするとのこと。


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タルバムタイトルは「ハロー!グッドモーニング!」

個人的に、この人たちに興味を持った、昨年リリースのデジタルシングル「ハルケシ」を聴く限り、まあ、そうだろうな・・・というところでしょうね。
そのくらい、メンバーそれぞれのテクニックだけでなく音楽性は、すでに完成されているもの。
系統としては、渋谷系寄りのポップロック。

いや、本人たちが吉祥寺発というのを強調しているだけあって、90年代の渋谷系ほどあか抜けてはない。
ただ、メディアで紹介されている「シティ・フォークバンド」っていうのは、どうなんだろう?

16ビートっぽいのりの「ハルケシ」を聴く限りではシティ「ポップ」よりであることは間違いないですね。平たく言ってしまえば、昔の「ニューミュージック」だろう。つまりは70年代の匂いがするのよ。

70年代のウエストコーストだよね、この匂いは そそそ、ウエストコーストの風のような心地よさ。
ここなんだろうな、個人的に刺さるのは。。個人的に音楽の原点的な音でもあり、好みの音なのよ。

各メディアにも出ているけども、自ら「ネオ風待」を称しているように、風を感じるといういう点では根の部分に、はっぴいえんどがいることは間違いないような気がする。

なにより、打ち込み全盛のこのご時世で、この手の音をやってるバンドがいるんだ!? っていうのが、50代半ばのオジサンには嬉しかったりして。。。

メジャーデビューに際して、この手の音が「今の時代」にどこまで刺さるのかが楽しみなんだけども。。。


個人的にインディーズ時代に刺さって、その後メジャーデビューなのは、ヒゲダンと同じだけども、この人たちにも、あんな感じでデカくなってほしいですけどね。
もっとも、ヒゲダンは、初めに刺さったときに考えていた以上にデカくなっちゃいましたけど。。。。


ハルケシ






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【キニナル曲】Present / TOMOO

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TOMOO「Present」 

・タイトル   Present
・アーティスト TOMOO
・作詞     TOMOO
・作曲     TOMOO
・編曲     小西遼
・リリース日  2024年2月14日
・発売元    ポニーキャニオン


先日2/14Outのデジタル配信onlyの新曲。

ここんところメディアの露出が広がってきたTOMOOだけに、本格ブレイクするかどうかここが正念場と思える「新曲」だけども。。個人的にはいいと思う。

少しゴスペルががった、モータウンっぽいノリの曲調だけども、いかにも春向けのポップな仕上がりだし。
そこに、ちょっと鼻にかかった、TOMOOのボーカルが乗っかってくると、何とも言えないような不思議なテイストを醸し出すんだよね。

加えて誰がか言ってたけども、太目な地声とファルセットのギャップだよね。曲は明るいのに、どこか寂しさもにじみだしてくるような。。。
ここが、このヒトならではの持ち味だと思うのよ。

ただ、まだ玄人受けな範疇なのかなぁ。 ここから広く一般受けするには、まだ何か足りないような気もするんだけども。。。

・・とリリース直後は感じてたんだけども、ここまでの各ランキングの動きを見ると、どうも危惧してたような感じだよなぁ。。。

うーん、後は、さらなるメディア露出なんだろうね。 
メディアで露出するたびにこなれてくる曲もある。この曲もそんな感じなんじゃないかな。

この先の「春フェス」には、積極的に出演予定のTOMOOなわけで、徐々に知名度は上がっていくと思うんだけどね。

ちょっと前に「Superball」を【キニナル曲】に出したときも書いたんだけども、このヒトは、もっと売れないと勿体ないと思うんだよね。

↓ コレ








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