5/10(土) サザンオールスターズ全国ツアー「Thank You So Much!!」、札幌ドーム公演参戦。
・・・というわけでやって来ました、「札幌ドーム」
ただ、みんな考えることは同じで、一番混んでるときに、最寄りの地下鉄、福住駅についてしまったようで。。。

いや、前々からライブ時の福住駅の混雑は聞いていたけども、聞きしに勝る込み方ですな。。。
地下鉄内は大混雑で、車内も全く身動きが取れず。。当初は、途中のラーメン横丁で腹ごしらえをして札幌ドームに・・と思ったんだけども、最寄りの豊水すすきので降りれそうもなかったんで断念。
そんなこともあって、想定していた時間よりも少し早めに札幌ドーム着。
早速、チケットと指定座席の交換を行う。
指定された席は スタンド 25通路21列212番。

前回2019年の時もスタンドだったけども、たしかもう少し3塁側だったと思うんだけども、今回はステージに向かってほぼセンター。
「21列」っていうところから、それほど前ぢゃないんだろうな・・と思ったけども、実際に席に向かったら、まあ、階段を降りて降りて・・・。 そそそスタンドでもかなり前の方だったのよ。
今、6年前に書いたライブレポを見たら、6年前は「27通路34列194番」となっている。
それでも、結構スタンドの前の方だな・・って印象だったのよ。 今回はそれよりも15列ほど前だったわけで、前回よりもアリーナに近かったわけですわ。
むろん、アリーナよりも高い位置なので、アリーナの後ろの方にいるよりは、確実にステージは見やすかったと思う。
角度的にも沖縄の時とほとんど変わらなかったけども、如何せんドーム公演の性、ステージまでは距離を感じましたわ。
そんなわけで、沖縄の時はステージ脇のオーロラビジョンを頼らなくてもダイレクトでステーシングが楽しめたけども、今回はオーロラビジョンに頼らなきゃならなかったのは、まあしょうがない。
席に着き、ほどなくした17時ライブスタート!
もちろん、今回は沖縄で一度、セットリストを経験しているので、どのタイミングでどの曲が来るかは、頭に入っている。
ぢゃなんで参戦したの? ・・・と言えば、アリーナだった沖縄と、ドームの札幌と比較したかったから。 音の面にしても、演出効果の面にしても。
沖縄公演のレポ
でも書いたことだけども、今回のセットリスト、特に前半、ミドルチューンが続くので、ドーム公演は、本当に隅々まで届くのか? ・・と言うのが疑問だったのよ。
これを確認したかったというのが大きいですかね。
実際のライブだけども、沖縄は、会場がそれほど広くないアリーナ、しかも音楽ライブ使用も踏まえているんで音の拡散は少なく、だから音は良かったんだよね。
でも、今回はドーム公演。元は言えばスポーツ競技のための会場なわけで、音質のことまでは考えていない。
どうしても音の拡散がすごい。 特に桑田氏のボーカルの歌詞がほとんど聞き取れないくらい。
なにいってんのよ、桑田氏の歌詞が聞き取れないのは、昔からじゃん・・・なんて言われちゃうかもしれないけども、音が銭湯の中にいるように拡散されちゃってほんとに聞き取れないのよ。
昔よりは音の反響が少なくなり音は良くなってはいるものの、これがドーム会場の限界なのかなぁ・・とは思えましたねぇ。
山下達郎氏が、デカい会場でやりたがらないわけがよくわかるのよ。
逆に、サイリウムの効果は絶大でしたね。
逆に、サイリウムの効果は絶大でしたね。
今回も、入場の時に一人一人に腕時計型のサイリュウムが配られ、曲によって、PAからコントロールされて発光するんだけども。。。
なんせ5万3千人のサイリウムでしょ。 沖縄の1万人弱とは比べ物にならない。
「夢の宇宙旅行」では、本当に宇宙空間にいるんじゃないか・・って錯覚するくらい。
それと、「マチルダBABY」の効果演出で入る「大砲」。 これは、大規模会場ならではの迫力ですわ。
これらの演出は、会場規模とキャパ人数の差からどう見てもドーム公演に軍配が上がるわけよ。
それと、「マチルダBABY」の効果演出で入る「大砲」。 これは、大規模会場ならではの迫力ですわ。
これらの演出は、会場規模とキャパ人数の差からどう見てもドーム公演に軍配が上がるわけよ。
今回は、アリーナ公演とドーム公演、双方のライブを体験したんで、そんな風に比較できるんだけども、アリーナもドームもそれぞれ一長一短なのかもなあ。。。
それでも、結果的に言えば、個人的には、やっぱり、沖縄の「アリーナ」公演の方が、今回のツアーに限って言えばよかったと思いますわ。
今回のセットリストを考えると、ドーム公演向きと言うよりは、アリーナ程度のキャパ、会場の広さ向きだったと思う。
まあ、あくまで個人的な感想ですが。。。
前半、ミドルテンポの曲を多く入れてきたり、アコースティックコーナーを挟んだりしたことを考えると、全編にわたってお祭りわっしょいな曲で押し通すのも、体力的にきつくなってきているのかもなぁ。。。
もっとも、「のどの開きが遅いのよ」と言う桑田氏の証言もあるし、なのでミドルテンポで入って、のどが温まったところでお祭りわっしょいな曲に移行するという演出だったのかもしれないけども。
ただ、メンバーの年齢を考えると、もしかすると、今後、サザンのライブはアリーナ公演の比率が高くなるかもなあ・・・と言う予感はしましたわ。
今後のライブを暗示するようなセットリストだったような印象はありましたわ。
見ている私たちの方としては、昨日(5/10)の札幌は、みなさん意外と大人しめだった気がするなあ。 まあ、ワタシの周りだけかもしれないんだけども、めちやくちゃハメ外して踊ってるヒトとかは見受けられなかった。
沖縄は、もっと盛り上がってたんけどなあ。 「神の島遥か国」っちゅう沖縄民謡っぽい曲では、本当にみんな指笛鳴らして踊っていたくらいだから。。。
さらに言えば、去年のロッキンの時は、もっとすごかった。
「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」とかね、盛り上がりはもっとすごかったし。。。ほとんど半狂乱だったもの
まあ、ステージ上のサザンのメンバーもツアーを重ねて、ステージングも大分こなれてきたように感じたし、見てる我々も、今回のツアー、2回目、3回目の参戦・・っていうヒトもだいぶ増えきていて、見てるほうも大分こなれてきていたのかもしれないですわ。
そそそ、このトピックスにも書いてある通り、日本全国各地から札幌に集まってきていたようですわ。
昨日別トピに立てたように、最寄りの地下鉄福住駅からドームに向かっている途中、関西弁が聞こえたり、福岡弁が聞こえたり・・・。 間違いなく全国から集まってきてるなあ・・っていうのは実感として分かりましたわ。 まあ、ワタシもその一人なんだけども。。。😵😵
結局、今回のサザンのツアーを追いかけているヒトは少なくないというわけですわね。
ツアーも終盤という、今回の札幌公演にもなると、当然、2回目、3回目っていうひともそういう人たちには多いだろうし。
なので今回のセットリストとステージ進行にこなれているヒトも多かったんじゃないのかなぁ。
昨日のライブ、皆さん大人しめだったのも、そういうとこもあったかもしれないですね。
ワタシも含め、俯瞰してライブを見てた人も結構多かったんじゃないのかなぁ。。。 そんな感じがしたライブでしたわ。
1. 逢いたさ見たさ病めるMy Mind (1982年 5thアルバム「NUDE MAN」より)
2. ジャンヌ・ダルクによろしく (2024年 8th配信シングル)
3. せつない胸に風が吹いてた (1992年 11thアルバム「世に万葉の花が咲くなり」より)
4. 愛する女性とのすれ違い (1985年 8thアルバム「kamakura」より)
5. 海 (1984年 7thアルバム「人気者で行こう」より)
6. ラチエン通りのシスター (1979年 2ndアルバム「10ナンバーズ・からっと」より)
7. 神の島遥か国 (2005年 14thアルバム「キラーストリート」より)
8. 愛の言霊 〜Spiritual Message〜 (1996年 37thシングル)
9. 桜、ひらり (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
10. 神様からの贈り物 (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
11. 史上最恐のモンスター (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
12. 暮れゆく街のふたり (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
13. 風のタイムマシンにのって (VO ハラ坊) (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
〜アコースティックコーナー〜
14. 別れ話は最後に (1978年 1stアルバム「熱い胸さわぎ」より)
15. 札幌people (ジョン・レノン「IMAGINE」替え歌+松山千春「大空と大地の中で」)
16. ニッポンのヒール (1992年 11thアルバム「世に万葉の花が咲くなり」より)
17. 悲しみはブギの彼方に (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
18. ミツコとカンジ (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
19. 夢の宇宙旅行 (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
20. ごめんね母さん (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
21. 恋のブギウギナイト (2024年 7th配信シングル)
22. LOVE AFFAIR〜秘密のデート (1998年 41thシングル)
23. マチルダBABY (1983年 6thアルバム「綺麗」より)
24. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY) (1984年 20thシングル)
25. マンピーのG★SPOT (1995年 35thシングル)
アンコール
1. Relay〜杜の詩 (2023年 6th配信シングル)
2. 希望の轍 (1990年 10thアルバム「稲村ジェーン」より)
3. 勝手にシンドバッド (1978年 1stシングル)
【サザンオールスターズ全国ツアー「Thank You So Much!!」@ 札幌ドーム 2025.5.10 セットリスト 】
1. 逢いたさ見たさ病めるMy Mind (1982年 5thアルバム「NUDE MAN」より)
2. ジャンヌ・ダルクによろしく (2024年 8th配信シングル)
3. せつない胸に風が吹いてた (1992年 11thアルバム「世に万葉の花が咲くなり」より)
4. 愛する女性とのすれ違い (1985年 8thアルバム「kamakura」より)
5. 海 (1984年 7thアルバム「人気者で行こう」より)
6. ラチエン通りのシスター (1979年 2ndアルバム「10ナンバーズ・からっと」より)
7. 神の島遥か国 (2005年 14thアルバム「キラーストリート」より)
8. 愛の言霊 〜Spiritual Message〜 (1996年 37thシングル)
9. 桜、ひらり (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
10. 神様からの贈り物 (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
11. 史上最恐のモンスター (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
12. 暮れゆく街のふたり (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
13. 風のタイムマシンにのって (VO ハラ坊) (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
〜アコースティックコーナー〜
14. 別れ話は最後に (1978年 1stアルバム「熱い胸さわぎ」より)
15. 札幌people (ジョン・レノン「IMAGINE」替え歌+松山千春「大空と大地の中で」)
16. ニッポンのヒール (1992年 11thアルバム「世に万葉の花が咲くなり」より)
17. 悲しみはブギの彼方に (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
18. ミツコとカンジ (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
19. 夢の宇宙旅行 (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
20. ごめんね母さん (2025年 16thアルバム「Thank You So Much」より)
21. 恋のブギウギナイト (2024年 7th配信シングル)
22. LOVE AFFAIR〜秘密のデート (1998年 41thシングル)
23. マチルダBABY (1983年 6thアルバム「綺麗」より)
24. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY) (1984年 20thシングル)
25. マンピーのG★SPOT (1995年 35thシングル)
アンコール
1. Relay〜杜の詩 (2023年 6th配信シングル)
2. 希望の轍 (1990年 10thアルバム「稲村ジェーン」より)
3. 勝手にシンドバッド (1978年 1stシングル)
3月の沖縄、今回の札幌・・・と南北両極での複数公演参戦というのも、なかなか面白かったですね。
まあ、こういう機会でもないとできないかもしれないけど。。。
もっとも体力的にはきつかったけど。。。
50代も後半だしねえ。。。
札幌入りしてその日の夕方からライブ・・・っちゅうのはさすがに。。。 沖縄のように前日に到着して、次の日ライブ・・っていうんだったら楽だったんですけどね。
ライブ終了後、すぐに千歳に移動。 次の日、午前中早々、空路、成田へ戻り。
そんな「弾丸ツアー」なライブ参戦だったワタシでした。。。。

今回は仕事の関係もあり、なかなか休んでもいられなかったんでしゃーないですが。。。。
件のサザン、昨年の「ロッキン」出演、 アルバムリリース、そして、今回の全国ツアー・・と怒涛の活動を見せてきた、この1年ですが、 ここでいったん区切り・・・なんだろうな、きっと。
次、ドッカンドッカン花火を打ち上げるのは3年後のデビュー50周年ですかね。
今回ツアーのMCで「アルフィーよりも若いサザンでーす」とおどけた桑田氏。
その時は恐らく、また全国ツアーをやるんだろうし、個人的にも、また参戦したい。
50周年では、ぜひ、過去のシングル全曲とかやってくんないかなぁ・・・




それと、絶縁状態の、元リードギターの大森氏と和解して、ギターで参戦‥なんてなりませんかねぇ。
全曲とは言わないまでも、2,3曲でも。。。
大森氏のフェイスブックとか見ると、サザンへの未練を大分感じますが。。。
いつかも書いたことだけども、「My Foreplay Music」のギタープレイは、大森氏ならではだと思うのよ。確かにサポートの斉藤誠氏が孤軍奮闘してるのは重々承知してるけども、独特の下世話なグルーヴ感はオリジナルの大森氏ならではだと思うんだよね。
この独特な下世話なグルーヴ感がサザンサウンドの原点・・と個人的には思えるのよ。
大森氏が脱退してからのサザンサウンドも悪くないんだけども、何かが違うんですよね。デビューから聴き続けてる身としては。
それは、以前のサウンドからのブラッシュアップを目指している桑田氏の思いが強いんだろうけど。。
それでも、以前の下世話なサザンサウンドもまた聴きたい・・・と思ったりする私がいたり。。。
なんて、ほぼ無理なお願いを書いてみたりして。。。
桑田氏からしてみれば、何を今さらだとは思うけども、50周年は、「オリジナル」なサザンの原点を見てみたい・・・なんて思ってたりするワタシなんですが。。。。