zaP2_G4415562W


カネコアヤノ「光の方へ」

・タイトル   光の方へ
・アーティスト カネコアヤノ
・作詞     カネコアヤノ
・作曲     カネコアヤノ
・リリース日  2019年9月18日
・発売元    1994
※アルバム「燦々」より

これまで主に「新曲」書いてきた【キニナル曲】シリーズ。
なんで、「ちょっと」前リリースの曲をここに書くのもどうなのか・・とも思ったんだけども。。。
まあいいですよね。。。。

ラジオをきいてたら、この曲が流れてきて、思わず仕事の手が止まってしまったわ。
一瞬、新曲? とおもったけど、曲自体はちょうど3年前リリースされた「燦々」というアルバムに収録された1曲。
このアルバム、2020年の「CDショップ大賞」もとったというから知ってる方も多いだろう。
とにかく、なんて懐かしいサウンドなんだろう。
・・といっても歌謡曲ぢゃない。

それは、この曲の公式YOU TUBE動画へのコメントのほとんどが「外人」からのコメントっていうことからも分かるだろう。

日本語のボーカルを覗くと、サウンドとしては、もろ洋楽的なテイストな1曲。

最近のシティポップと言われる曲が、洋楽に対して日本特有のフィルターを通した曲であるならば、この曲なんかは、もろその定義は満たしているんじゃないか。

でも、なぜかシティポップと言われる曲は、昭和時代の曲ばかりなんだよね。
平成の時代、いや最近の令和の曲にだって、無機質で都会を連想させる、シティポップ的な曲もあるのに、なぜかシティポップって言われない。 不思議なことに。

もっとも、この曲で無機質な都会を連想するかといえば、全くの真逆で、田舎のゆったりと流れる時間を連想させる訳で、いかに洋楽的な曲といえども、シティポップと呼ぶのもおかしいんだけども。。。

それにしても、この曲の、この感じ、遥か昔に感じた感触なんだよな。 このアルバムに関してのリリース資料を見ると、レイド・バックサウンドだとか、サイケデリックでチルアウトな1曲・・とか言われているけど。。。
いやいや、でも、一般的にサイケデリックという言葉に象徴されるようなアバンギャルドな感触ではない。 カントリーにソフトロックをプラスしたような、優しい風のような感覚。

はるか昔にヒットしたドラマ「水もれ甲介」の主題歌のような

・・って書いてどのくらいの人が納得してくれるんだ? 

↓ コレ




いやでも、時代的には、あの頃(1970,年代中盤)のソフトロックな感触ですわ。
時代は巡るとは言うけども、ルネッサンスだよね。




それにしても、このアルバムジャケットの、ねこちゃん、ブスだよねぇ。。。
でもインパクトあるよ。