ヒゲダン、あいみょん、King Gnuなどの「楽曲の時代」の台頭で一時低迷していた、アイドル系だけど、どうも、ここんところの動きを見ていると、やや息を吹き返してきているように感じますね。
件のAKBグループ、坂道グループのリリースのうごきも持ち直してきているし。
ヒットチャート的にも、ここ1年ばかり、「楽曲の時代」の特徴であるロングヒットが少なくなってきているわけで。 私のランキングでも1位ロングランと言う曲が少なくなってきましたね。
毎週ラジオのランキング番組を聴いてると、毎週、新しい曲が次々にランクインしてくるようになってきているし。
余談だけどラジオの各ランキング番組でも、1位ロングランの曲が少なくなってきているというのが、最近の専らの話題になってきているし。
少し前から、時代は動きつつあるって書いてるけど、そういう意味では、「楽曲の時代」から「アーティストの時代」に再び揺り動きつつあるのかもしれないな。
過去を振り返ると、78〜80年ニューミュージック全盛期とか、88〜90年にかけてのバンドブームなどでもそうだったけど、得てして「楽曲の時代」は短い傾向があるんだよね。
まあ、理由はいろいろあるんだろうけど、楽曲先行の時代の曲って、キャッチーな曲が多いけど、なんせ「濃密」な曲が多いですからね。これは曲のインパクトやクオリティを含めてだけど。
キャッチーで濃い味付けの食べ物って旨いものが多いし、すぐに飛びつきやすくなるけど、逆に飽きるのも早い・・・。っていうのと全く同じで。。。
・・ということで、今の「楽曲の時代」、仮に2018年〜 と考えると、すでに3年経つわけで過去の事例から考えると、賞味期限が来てもおかしくないとも言えるわけでさ。
以前も書いたように 楽曲の時代とアーティストの時代は二律背反なわけで、これらを考えると、またアーティストの時代に揺り戻っていくだろうなぁ・・とは思いますね。
個人的には、このままずっと「楽曲の時代」が続いてほしいんだけどさ。 こればっかりは一人の力ぢゃどうにもならないわけで。。。

そして、私はまたしばらくアンダーグラウンドで冬眠する時代が来るのかなぁ。

ほんと最近のアイドル系には興味がわかないんですよ。 ・・というか、そもそもダンスに興味がわかないんだよね。最近のアイドルって音楽と踊りとセットっていうのがデフォルトだし、ややもすると踊りがメインで音楽は添え物って感じもするし。そういうフォーマットに飽きたんだよね。
・・・ぢゃなくて踊り無しで音楽だけで勝負するようなアイドルが出てきたら興味が出るかも。 むしろ新鮮なんだけどなぁ。

松田聖子さんや中森明菜さんのような「楽曲」そのもので勝負できるようなアイドルが、令和のこの時代に
出て来てほしいんですよね。
しかも70〜90年代などの過去曲のカバーではなく、オリジナルで勝負し、ヒットチャートを賑わすようなアイドル。

・・・なんて書くと、今はそんな時代ぢゃない・・・とか言われるのも重々承知の上だけど。

まあ、妄想するのは自由だしね。