
筒美京平氏の追悼特集ということで、「MUSIC MAGAZINE 12月号」を購入してペラペラ読んでたら、近田春夫氏の連載コラムが。。。

うーむ、この間文春の「考えるヒット」の連載を止めたと思ったらこっちに書いてたのね。
しかるにこのコラム読みやすい。考えるヒットの文体とは大分違って、かなりぶっちゃけてますね。昔、ポパイに連載されていた「気分は歌謡曲」に近い。
これこれ、これよ。近田氏はこうじゃなくちゃ。
この号のお題は「音楽評論は娯楽として魅力があるのだ」。
その通りよ。 近田氏曰く、最近の音楽評論はジミすぎると指摘。いいなぁ、この切り口。 ワタシもそう思いますよ。 マジメだし、硬いんだよね、わたしもいつも言うじゃん、最近は左脳を使わせられる文章が多いって。エンターテイメント(娯楽)じゃなくて一種の論文なのよ。どうしてなんだろうね。
砕けた文章だと、批評が多いのかしらん? 最近はちょっと砕けるとすぐ文句言う人がいるからなぁ。
ちなみに、近田氏の自伝「調子が悪くてあたりまえ」も購入したんだけども。これも読みやすい。 まだ生誕からハルヲフォン結成当たり。全体の1/3程しか読んでないけど、読み始めると止まらなくなりますね。