先月「キニナル曲」で書いた、Adoの「うっせえわ」。
この先、化けてくるかもしれないって書いたんだけども、その通り化けてきましたね。

現在Youtube再生回数5500万回。「キニナル曲」を書いた3週間前から3000万回上積み。
Spotifyバイラルチャート1位。オリコンストリーミングチャート、ダウンロードチャート共に1位、合算ランクも3位と、ついに総合でベスト3入りしてきた。

ここまで上がってきたのは、ここんところテレビ、ラジオなどの既存メディアで取り上げられる回数が増え、認知のすそ野が広がってきたのが大きいんだろうね。
「キニナル曲」で書いた時はYoutubeこそ再生回数上位にいたものの、ラジオチャートや有線では、まだ動きがなかったから。
ネットのパワーと言われて久しいけど、、なんやかんやいうても、中高年が主に支持するラジオ、テレビなど既存メディアにおける「マス」の力っていうのは、まだまだ侮れないんだろうね。
とはいっても、ネット中心の若者の力も侮れないわけで。
この曲だって、もともと火が付いたのは「若年層」からですからね。ネット上で。
ワタシが「キニナル曲」で取り上げた時に、Youtube再生回数は、すでに2800万回あったわけだから。

何が言いたいかって、「今」大ヒットを出そうというならば、若者のパワーだけ、中高年のパワーだけなどの世代間ギャップではだめで、広い世代、幅広い層に認知、支持されて初めて大ヒットが生まれるようになってきたんじゃないかってこと。
1990年以降は、ある世代〜まあ、主に若者世代だけど〜に支持されただけでも爆発的なヒットは生まれてきた。
でも、今は、ある世代にだけ、ある層だけに支持されたんではだめなんですよ。
まあ、70年代、80年代を考えると、それがデフォルトだったわけで、最近そういう傾向が復活してきたんじゃないかと。
これは、昨年の瑛人やLiSAを見ててもそうだったし、YOASOBIやNIZIUだってそうだよね。
というか、個人的には、一昨年あたりからのヒット曲の状況〜大ヒットに至るまでのプロセス〜を見てて、もしかするとそうなんじゃないか・・とはあたりをつけていたんだけども、この「うっせえわ」のヒットの仕方を見てて、確信を得られたような気がしますね。
で、昨今の大ヒットの傾向を見ると、いずれもロングヒットなんですね。 なぜそうなのかと言えば、若者⇒中高年と支持の裾野が広がるまで時間がかかるからに他ならないわけで。
つまりさ、この「うっせえわ」なんか見てると一目瞭然で、最初は若者から火が付いたわけじゃん、ネットで。
いつの時代もアクティブなのは若者世代というのは変わりないわけで、「流行」の発信基地は若者世代なのよね。
でも、そこから既存メディアに広がり、幅広い世代へ、幅広い層への認知、支持のすそ野が広がるにはどうしても時間を要すんですよ。だから見かけ上、ロングヒットになるわけなんだよね。
まあ、いいかえれば、そういう「ロングヒット」に耐えうる曲で無ければ「大ヒット」にはなるのは難しいともいえるけど。。