1985_07_月光淑女_シブがき隊


今回の1曲セレクトは、「月光淑女!」シブがき隊です。

まずはデータです。

・タイトル     月光淑女!
・アーティスト  シブがき隊
・作詞       森雪之丞
・作曲       Frankie T.
・編曲       鷺巣詩郎
・リリース日   1985年6月29日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 7位
・売上げ枚数   9.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位

ここ暫くは土日に1曲ずつ書いてる、「1曲セレクト」だけど、またまた「書きたくないよう〜」病が。。。 
あー書かなきゃ書かなきゃ・・・と思いながらもウダウダしちゃったりして、昨日書くのを飛ばしちゃいましたねぇ。。。
でもね、内なるもう一人のワタシが、こりゃイカン・・・と背中を押しまして、ようやくPCに向かってたりします。

本当は、当初、別の曲を持ってこようと思ってたんだよね。でも書きだしが浮かばなくてさあ。昨日、書くのすっとばしたのは、それもあったんだけどさ。

で、昨夜、トイレで踏ん張ってたら、違う曲のメロディが浮かんできまして・・・。考えて見れば、「今頃のヒットだ〜」と思い、急遽、曲を変更。引っ張ってきちゃいました。

その曲は・・・

シブがき隊「月光淑女!」     ザザーン

なに 「げっこうしゅくじょ」   いやいや、こう書いて「ムーン・ビーナス」と読ませる・・・と。

もうね、この曲位のヒットレベルになると、ほとんど知ってるヒトしか知らないよね〜・・・くらいの存在だったりするんだけど、いかがでしょうねぇ、覚えてますかねぇ。

まあ、タイトルの読ませ方は、流石は森雪之丞氏。当て字がウマいよな・・と思ったりもするんだけど。。。


リリース順で言えば、「DJ In my Life」の次、1985年6月末リリースだったんですけどね。

 この曲に至るまで、ヤックン曰く「チェッカーズ」に人気を取られたということもあり、売り上げ枚数も右肩下がり、ヒット規模も下がって来ていたシブがき隊。 この曲でついに売り上げも10万枚を割っちゃったんだよな。
それまでなんとかベストテン中位程度で持ちこたえていたチャートアクションも、ベストテン入りギリギリになっちゃっりして。

 そんな状態の曲だったりするんで、今となっては殆ど死角な曲になっちゃったりするんだけどさ。 もしかすると、ファンの間でも忘れられた存在だったりして・・・。存在感が薄い曲だったりするんだよ。

でも、そんな存在感が薄い曲だからこそ、逆に個人的には「面白い存在」だな・・・と思えたりもするんだけどさ。「手垢」が少ないって言う意味でも。

いや、実際、曲調的にも面白いな・・・とも思えたりするんだよな。 あ、いや、実際当時は「変な曲」って思ってたんだけど・・・。

 良く言えば、いろんな曲調が次々に現れる展開が激しい曲。 悪く言えば、いろんな曲の「ごった煮」状態の曲。
そもそも、この曲のベースのリズムはどこなんだろう・・・とか思ったりして。。。 

ディスコ的なイントロが来たと思ったら、60年代リズム歌謡的なAメロ、ビッグバンド風なブラスを基調にしたなBメロ・・・かと思ったら、サビへのブリッジではスパニッシュフラメンコ調、 かと思ったらサビでは、再度、リズム歌謡調・・・と。目まぐるしく変わるのよ展開が。。。

うーん、どうなんだろう? この曲の主人公のビーナスは、それほど目まぐるしいほど変わり身が激しい「淑女」なんでしょうかね

でも、全体的に共通して感じる温度感からすると、歌詞にもあるような「アフロビート」な感じなんだろうな。 
うん、熱帯・・・とまでは言わないけど、クーラーがほとんど効いて無いようなディスコのようなビートと温度感・・っちゅうのかなぁ。ずっと後年だけど、ケツメイシの「君にBUMP」でも感じたような、あの独特の蒸し暑さ。
それをこの曲でも感じちゃったりするんだよね。

だからなんだろうね、昨夜、トイレで踏ん張ってたら、この曲が浮かんで来ちゃった・・・っていうのは。

昨日の台風が過ぎて、昨夜から今朝にかけて、めちゃくちゃ蒸し暑かったからさあ。 異例の進路を取った台風12号が熱帯の空気を運んできた・・・なんて思ったもの。 まあ、風雨をさけるため、昨日は家中の雨戸も窓も閉め切っていたっていのうもあったんだろうけどさ・・・。



ただ、やっぱりまとまりが無いんだよね。 シングル曲として焦点が今一つはっきりしていないって言うのかなぁ。シングルとして説得力が今一つ欠けているかなぁ・・とは感じる。
 良く言われるようにシングルとしては今一つインパクトに欠ける、でもアルバムの1曲としては頭一つ抜け出していて居る曲なんだよね。
つまりは今一つ収まりが悪い曲。 準シングル曲って言うのかな。 そんな感じの曲なんだよね。

そう言う意味では、どの程度、本気でヒットを狙って行ったのか・・・っていうのも問われるのかもな。 ヒット規模が右肩下がりな状況を本気で替えるべく大ヒットを狙って行ったのか、 現状維持を狙って行ったのかって事。
それを考えると、やっぱり後者だよね・・・としか思えなかったりするんだよね。

案の定というか、実際は最初に書いたように、大ヒットとは至らず10万枚割れを起こしちゃったりしたんだけどさ。


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