1985_06_墜ちないでマドンナ_田原俊彦


今回の1曲セレクトは、「墜ちないでマドンナ」田原俊彦です。

まずはデータです。

・タイトル    墜ちないでマドンナ
・アーティスト  田原俊彦
・作詞      佐藤ありす
・作曲      佐藤健
・編曲      水谷公生
・リリース日   1985年5月16日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数 16.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1985年6月3日〜6月10日付

さてさて、先月来のトシちゃんです。
トシちゃんの曲もめぼしい曲は、すでに大分書いたんだけど、意外と1985年以降の曲ってまだ書いてないんだよね。
今回はそんな1985年の1曲どぇす。

「墜ちないでマドンナ」

85年の今頃のヒットですね。

なぜに85年以降の曲を未だ書いてなかったか・・・と言えば、ま、簡単に行っちゃえば、84年以前までに比べると大ヒットと言える曲が少ないから。それを裏付けるように今一つ引っかかりがある曲が少ない事なのかなぁ。
 引っかかりが少ない・・・っていうのは、必ずしも駄作ばかりと言う訳ではなく、今となっては印象に薄い曲って言う意味ですわね。

やっぱり、80年代前半のトシちゃんの曲は、良いも悪いもインパクトが強かったし、だからどの曲も印象に残っているんだよな。 以前も書いたけど、トシの曲ってまっち先生に比べるとバラエティに富んでいたからさ。
でも、それは、80年代前半って言う意味合いが強い訳だよね。

でも、この85年あたりから、やや楽曲パワーが弱くなってくる。それとともに売り上げも落ちて聴いた訳だけどさ。

トシちゃんだけに限らず、まっち先生も、その他の80年代前半から活躍してきた、いわいるA級アイドル全般に言えたことだけど、曲調がニューウェイヴ系っぽくなってきたんだよな、85年って。
まあ、ヒット曲全体の傾向がそうだったから、アイドルもそれを追っかけていたんだろうけど、ただ、どうも、アイドルとニューウェイヴっていうのは、相性が今一つだったような気が、個人的にはするんだよね。
それは、やっぱり曲のインパクトって言う面でさ。

まあ、としちゃん、まっち先生は、共にデビュー5年目を迎え、そろそろ世代交代を見据え、端からのヒット狙いっていう所から意識的に脱皮し始めていたって言うのもあるのかもしれないですけどね。

うん、この曲なんか聴いてると、そんな感じを受けるんだよね。それは、85年当時も感じたかなぁ。

まあ、ちょっと淋しかったけどね。トシちゃんには、まだまだトップアイドルとして先頭を引っ張って行ってもらいたかったし、それにふさわしい、インパクトに富んだ曲を歌って欲しかったしな。
 そんなトップアイドルへの復権は、88年の「抱きしめてTONIGHT」まで待たなければいけなかった訳だけども、だから、「抱きしめてTONIGHT」がリリースされた時は嬉しかった訳ですわ。

ともかくも、路線が変わって来ちゃったな・・・って感じた1曲でしたね、この曲は。


動画・・・ようつべにも落ちてたことは落ちてるんだけど、「最近」のしかないんで、別のサイトへリンク

http://v.youku.com/v_show/id_XNTM3NjA1NzY4.html

中国のサーバーだけど、とりあえず、繋がりは良いです。
もし繋がらなかったら ようつべの「最近」の歌唱を ↓



うーん、どうも印象が違うなぁ。
トシちゃんの声は、もう少しチャーミングでなくては。。。


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