今回の1曲セレクトは、「湾岸太陽族」荻野目洋子です。
まずはデータでする。
・タイトル 湾岸太陽族
・アーティスト 荻野目洋子
・作詞 売野雅勇
・作曲 山崎稔
・編曲 西平彰
・リリース日 1987年3月3日
・発売元 ビクター
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数 16.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1987年3月16日〜4月13日付
ここのところ、暫くアイドル系の曲を書いてなかったんで、今回はアイドル系の曲でも持って来ましょうかね。
・・・というても、アイドル系の曲もだいぶ書いたからなぁ。だれでも分かるようなめぼしい曲もだいぶ少なくなってきた。
・・・・といつものように過去に書いた曲のアーカイブスをブツブツいいながら見まわしていたら、ありましたわ。まだ書いてない曲が。
荻野目洋子「湾岸太陽族」。
少し前に、Babeの「Give Me Up」も書いたけど、意外と1987年のアイドルの曲ってまだ書いてない曲がチョボチョボあるようだな。 今後も引っ張ってくることが多いかも。。。
ま、なぜに書いてなかったのか・・・っていうと、恐らくそれだけ、個人的にあんまり思い入れがある曲が、この頃は少なかったからかもな。
前曲「六本木純情派」あたりから、それまでのビートを利かせた曲から、ややメロディにシフトしてきたような感じも受けてはいたんだけど、この「湾岸太陽族」は、またビート主体に戻った・・・っていう印象が強かったな。
うーんビート⇒リズム体もそうだけど、意外とメロディラインも印象的だったのかなぁ。
いや、全体的な雰囲気としては、ちょっとアナクロな印象も強かったんだよな。
まあ、「六本木純情派」もアナクロといえば、アナクロな雰囲気だったんだけどさ。1986年当時の・・・というよりは、それよりも10年以上前の・・・って感じで。だけどなんか新鮮だった。
でも、どうも、この「湾岸太陽族」って曲は古臭い印象が強かったんだよな。
ビート感があって、メロディも印象的だったのにねぇ。 うーん、全体な雰囲気が古臭いんだよね。
・・・・というかドキツイんだよなぁ。重いの。 厚化粧しすぎのなんとやら・・・って感じで。
「Give Me Up」の時も言及したけど、この当時はユーロビートブームで、リズム体主体のアイドル曲も増えて来ていた頃なんだけど、全体的にいえば軽いんだよね、リズム体が。
だからねぇ、余計この曲のドギツさが目立っちゃってた気がするなぁ。 荻野目ちゃんもこのあたりで、もっと軽い曲を1曲持ってきていた方が良かったかもな。今考えれば。
折角「六本木純情派」でロングヒット プラス売り上げが伸びて、「さあここから」と言う感じだったんたけど、この曲で売り上げが落ちちゃったしね。
まあ、結果論と言う事で、違う路線に行ってどういう結果になっていたか・・・っていうのは分かんないけどさ。
それにしても、「湾岸」ってコトバがこの頃からクローズアップされてきたような気がするなぁ。
「湾岸」っていうとやっぱ東京湾岸って事なんでしょうかね。・・・とすると、どうしても、湾岸道路(東関東道〜首都高湾岸線)をぶっ飛ばす、太陽族っていう絵づらが浮かんできたりして。そんなブルーカラー的な光景と荻野目ちゃんとが、なんかミスマッチなような気がしないでもなかったけど、いかがなもんですかねぇ。
あわわ、大熱演の荻野目ちゃんですね。
このヒトはウタはウマいんで安心して聴いてられるってのはいい。
でもさ、テロップの作詞、作曲者が逆になっているの気がつきました?
売野氏が作曲なんて聞いたことないぞ。。。。 「夜ヒット」さんよ〜
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