1991_02_太陽と埃の中で_CHEGA&ASKA











今回の1曲セレクトは、「太陽と埃の中で」CHAGE&ASKAです。

まずはデータです。

・タイトル    太陽と埃の中で
・アーティスト CHAGE&ASKA
・作詞      飛鳥涼
・作曲      飛鳥涼
・編曲      飛鳥涼 J.BAILEY
・リリース日   1991年1月30日
・発売元     ポニーキャニオン
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数  50.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1991年2月18日付
・タイアップ:日清食品「カップヌードルレッドゾーン」CM曲 フジテレビ系「TIME3」エンディングテーマ

 今となっては、完全に死角に入っちゃってる曲って、結構あるんだよね。・・・・って前にも書いたような気がするけど。。。
 ってか、今回も、そんな今となっては「死角」に入ってるよな・・・なんて思える曲をセレクトして来ましたわ。

CHAGE&ASKA「太陽と埃の中で」

うーん、もしかすると、チャゲアスのファンしか、今じゃ覚えてないかなぁ。 リリース順から言うと、あの「SAY YES」の1曲前なんだよね。

でも、↑のデータを見ても分かるように、この曲からいきなり売り上げが伸びたんだよなぁ、チャゲアス。

86年にワーナーパイオニアからキャンオンに移籍して、それまでのフォーク臭から、俄然ポップさとヘヴィーさを前面に押し出してきたチャゲアスだけど、移籍1弾の「モーニングムーン」こそ売れたけど、そこから暫くシングルと必ずしも大ヒット的な売り上げに結びついたなかったんだよね。なにせ10万枚に届いた曲すらなかったんだから。。。

 それがいきなり、この曲で「50万枚」に跳ね上がったんだから。。。一体何があった? って感じだけど、正直、周辺的な所で売り上げに結びついたことって、今考えると思いつかないんだよね。
 
 この曲カップヌードルのCM曲だったけど、正直、個人的にも今まで忘れてたくらいそれほど話題になった訳でもなかったし、最初に書いたように、今となっては死角に入ってしまっているような曲なんでさ、全然、派手さを感じないんですよ。

でもさ、90年代には入って曲調は変わったよね。チャゲアス。
この曲の前が「DO YA DO」って曲なんだけど、最初聴いた時、チャゲアスって分かんなかったもの、80年代のチャゲアスのアクの強さがすっかり影を潜めちゃってたしさ。
 でも、めっちゃメロディアスなんだよな。そこに引っかかった。でも、その時点では、その後、超大ヒットに結びつくとは思っても無かったんだけどね。

でも、ジワリと浸透して来ていたんだろうなぁ。「DO YA DO」で魅せた、メロディアスさがこの曲に来て人気にも結びついてきたんだろうね。

まあ、この曲は、「DO YA DO」に比べると、若干、強さを感じるけど、それでもミディアムなメロディアスな曲には変わりない。
 
 邦楽というよりは、洋楽的な肌触りを感じるんだよね。 まあ、その辺は、アレンジャーに迎えた、J.BAILEY氏の影響が強かったんだろうな。
 
 80年代終盤頃から、イギリスに傾倒した飛鳥氏が、J.BAILEY氏によって、ようやく楽曲として結びついてきたのが、「DO YA DO」であり、この「太陽と埃の中で」なんだよね。

ただ、この曲は確かにCDは売れたけど、有線等の他メディアでは、それほど支持があった訳じゃなかったんだよね。
だから、ワタシのチャートでは最高位10位だったし、今となっては死角に思えるような地味さを感じるのは、まだまだ広く支持されるだけの人気は無かったからなんだろうなぁ。


そして、この曲から「SAY YES」へと繋がるわけだけど、そのメロディアスさが大爆発する訳ですわ。

この曲は、そんな大爆発を予感させつつあった、1曲であった・・・ってわけですね。






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