1998_12_Automatic_宇多田ヒカル





今回の1曲セレクトは、「Automatic」宇多田ヒカルです。

まずはデータです。

・タイトル    Automatic
・アーティスト  宇多田ヒカル
・作詞      宇多田ヒカル
・作曲      宇多田ヒカル
・編曲      西平彰 河野圭 Taka&Speedy
・リリース日   1998年12月9日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 2位 (12cm盤)
              4位 (通常盤)
・売上げ枚数  206.3万枚
          129.1万枚(12cm盤)
          77.2万枚 (通常盤)
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1998年12月28日〜1999年3月21日付

 昨日は仕事納めでしたわ。年をとるごとに年々1年が早くなりますわ。
ちなみに、この「ヒット曲&チャートレビュー」も、今のブログに書くようになってから、丁度1年なんだよね。
初めは、閲覧いただける方も1日に、ほんの数人だったけど、今ではかなりの方が閲覧してくださるようになりました。 皆様に感謝!

さてさて、今回はこの時期に聴いて「サプライズ!」と思った曲がいいわと思いまして、

 Automatic /宇多田ヒカル

を引っ張ってきたりして。

 えー、さっすがにこの辺になってくると、感覚的には「昨日」なんだけど、客観的に考えると、あれから17年も経ってんだよねぇ〜。 え〜、やんなっちゃうねぇ。 この曲の頃はワタシまだ20代だったんだよな・・・・。

 この曲はねぇ、初めて聴いた時は、今でもよく覚えてる。
まだ、今の業界に入る前、環境管理会社で技術営業とコンサルやってる頃だ。たしか98年12月30日。丁度17年前だ。

 なぜ、日にちまで覚えているか・・というと、会社的には前日仕事納めだったって言うのに仕事だったから

 外回りの仕事が終わって車の中で報告書を書いてる時にFMから流れてきたんだよな、この曲。

ワタシね、報告書書いてた手が止まりましたよ、この曲聴いて。

 なんじゃこりゃぁ!!・・・と。まあ、ふつう、なんじゃこりゃ、となると「酷」くて、なんじゃこりゃなんだけど、この曲の場合は、「凄過ぎ」てなんじゃこりゃでしたよねぇ。

 不意に「ガーン」とアッパーパンチを食らったような衝撃が脳天を走ったって言うかさあ。

 曲流れる前に15歳って紹介があったんで、「なんでぇ、また新手のアイドルかぁ」なんてタカをくくってたんだよな
 そしたら、余りにも完成しているサウンドが流れてきてビックリ。なにより、自分で作詞、作曲しているってからオドロキだ〜。

 確かに15歳で作詞、作曲しているヒトは、それまでもいたよね。でも、内容はあくまで15歳が作ったような「素直」な内容だったわけで・・・。
 この曲はあまりにも「完成」しすぎてて「なんじゃこりゃ」だったんだよねぇ。
 ウタも15歳にしてはちょっとシッカリしすぎていたし・・。

 一瞬にして、こりゃ、とんでもない奴が出てきたな・・って思ったよなぁ。

 大体さ、新人っていう文句を聴くと、聴いてる方もその目線で、唄を期待しているもんだけど、この曲は、その目線を遥かに越えたところにあったんでねぇ。。。

 今だったらそうは思わないかもしけないけど、当時はまだまだ、新人のレベルは、低い位置にあったからね。ましてや15歳なんて聴いたら、どうしても「アイドル」っぽいところを予想するじゃない。

 当時は翌年1999年を迎えようとしていて「世紀末」っていう雰囲気が漂っていた時期だけど、これは本当のモンスターが出てきたかもしれない・・・これぞ「世紀末」だぁ・・・・と瞬時に思いましたね。
 その予感通り、すぐに時代の寵児に躍り出たヒッキーだったけどさ。やっぱり、それまでの常識を一変させる様な時代を替える逸材って、絶対に居るもんなんだよね。
 まあ、それこそ10年に1人くらいしか出てこないんだけど。。。こう、長くヒット曲を追いかけてくると、時としてそう言うヒト達にあっ来た訳だけど、このヒトほど衝撃的な出逢いをした人もいなかったよなぁ。


 CDの売上データ・・・この曲はいまでいうマキシシングルの12cm盤と昔の8cmのCDシングル盤の通常盤と2種類出てたわけだけど、このころはまだ、これらは、それぞれ別々に集計してオリコンチャートに出してたんだよね。
 だから、データも2種類出てくるわけだ。今だったら、最高位1位、売上げ枚数206.3万枚ってなる訳なんだよね。だからなんだけどこの曲、立派なダブルミリオンなんだよね。
 でも、意外と騒がれていないのは、当時のオリコンの集計方法の為なんだよな。 

 そりにしても、オリコンチャートも集計方法がコロコロ変わるのは何とかしてほしいよな。
 
 ともかく、年末のこの時期と「衝撃」っていったら、真っ先にこの曲が浮かんでくるワタシだなぁ。

 最近は、こんな「ガツーン」と頭を殴られるような衝撃を受ける曲ってなかなか出てこないのが残念なんだけど、果たして、来年はそんな、新手のアーティストや曲に出会えますかねぇ。これは毎年、この時期になると楽しみにしている事でもあるんだけどね。 



このPVは何回見たか・・・ってくらい見たよな、当時は。



よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村