今回の1曲セレクトは、「セカンドラブ」中森明菜です。
まずはデータです。
・タイトル セカンド・ラブ
・アーティスト 中森明菜
・作詞 来生えつこ
・作曲 来生たかお
・編曲 萩田光雄
・リリース日 1982年11月10日
・発売元 ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 76.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1982年11月22日〜1983年2月28日付
今回はしっとりと行きましょうか。
うーん、中森明菜ファンの方には、ようやく・・・って言う感じでしょうか。「セカンド・ラブ」です。
いや、いままで忘れていたわけで書かなかったわけではないんだけど、この曲聴くと、いろいろと当時の辛かったことがいろいろと思い出されてさぁ、個人的には出来れば回避したいっていう想いが強かったんだよね。
でも、まあ、いつかは書かなきゃいけないっていう思いもあったので、今回、書いてしまいましょう。
今年の世相を反映するキーワードに「いじめ」っていうのがあったけどさ、これは、なにも今に始まったことじゃないんだよね。ウチらが中学生の頃も陰湿なイジメってあったわけよ。
で、何回かここでも書いたことあるんだけど、ワタシがその標的になっていたんだよね。
丁度、この曲がヒットしてた頃・・だから、1982年11月から年明けの1月ごろがピークだったかなぁ。
ワタシは中1の時だわね。まあ、いろいろ今からか考えると、いじめる方も、いじめられる私のほうもかなりプリミティブな事が原因がなんだけどさ。
それでも、やっぱり、いじめられている方は辛かったですよ。なにせ相手はクラス全員ですからねぇ。あ、いや、いじめっ子グループは数人なんだけど、他の人たちも同調させられていたってところがあるんだよね。ようは見てみぬふりってやつよ。
もちろん、登校拒否にもなったし、精神的にかなりやられたなぁ。
でも、ワタシの場合は、センセイに助けられたんだよね。担任でなくて部活の顧問のセンセイ。
受け持ち学年は違ったんだけど、ワタシの不審な行動見て感じてくれたんだよね。
学校全体の問題に取り立ててくれて、その年はクラス替えの予定がなかったのに、急遽、クラス替えしてもらったんですよ。それまでは新米教師が担任だったんだけど、学年主任のベテラン教師のクラスにわざわざ置いてくれたんだよね。
で、まあ、救われたわけだけど・・・。まあ、クラス替えしてから、学年の番長グループと仲良しになったのもあるけど・・・。あ、これは、ワタシも仲間にはいったんではなくてね。番長グループっていっても結構、硬派連中で、弱いものイジメが大キライな連中だったのよ。それで、「盾」になってくれたってところもあるんだけど・・。逆に、そいつらに勉強教えてあげたりして・・・。
結局、イジメを行ってる連中って「ハンパ」な連中なんだよね。強い連中にはウダツが上がらないカッコ悪い連中なんだよ。番長張るくらいの本当の硬派は弱いものイジメなんてしないもの。
そう考えると、いじめって言うのも廻りのヒト次第なんだろうね。幸いにしてワタシの場合は、最終的には分かってくれるヒトにめぐり合えたことはラッキーだったんだけど。。。
でさ、そんなころにヒットしてたのが、この「セカン・ドラブ」ですわ。
だからというわけでもないんだけど、この曲聴くと、いまでも精神的に辛くなるんだよねぇ。でも、当時のほかの曲ではあまり感じないんだよね。この曲で特に、そんな風に感じる。
まあ、そんなトラウマな1曲ですね。ワタシにとっては。
おそらく当時、頭の中で鳴っている曲の大部分が、この「セカンド・ラブ」だったからだろうなぁ。
ただ、冷静に聴くと、あの「少女A」から全く一転してのソフィケートされたラブバラードっていう、予想ももつかなかった展開へと、中森明菜のスタッフの優秀さには舌を巻くんだけどさ。
それとね、どうも、個人的には来生たかお氏が作る、この「濡れた」感じのメロディラインがどうも、今ひとつ生理的にシックリこなかったのかもしれないなぁ。
それが、あの当時の「いじめ」体験のトラウマとすりかえられているような気もする。。。
たださ、このころの中森明菜ってほんとにカワイかったんだよね。
100%作ってんだろ・・・・っていうのがわかっていても、やっぱりかわいかったのよ。まだ、ちょっとポッチャリしてるころでさ。
後年のガイコツみたいなスタイルになってしまったのとは好対照ですわ。
まだ、怒鳴りもなく、素直な歌い方だったし、あれで優しく歌われたら、やっぱしビビビって来ちゃうかなぁ。
はい、今回の1曲セレクトは、かじやんの暗い過去についてでした。ちゃんちゃん。
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