1988_12_Get Crazy_プリンセスプリンセス






今回の1曲セレクトは、「GET CRAZY!」プリンセスプリンセスです。

 まずはデータです。

・タイトル   GET CRZAY !
・アーティスト プリンセスプリンセス
・作詞     中山加奈子
・作曲     奥居香
・編曲     プリンセスプリンセス
・リリース日  1988年10月21日
・発売元    CBSソニー
・オリコン最高位 13位
・売上げ枚数  11.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「君が嘘をついた」主題歌 

 一昨日、さいたまスーパーアリーナで見てきた、レベッカ。
ま、ライブレポートは近日書こうと思いますが、その前に、まさかねレベッカが再結成するとは、つい数年前までは思ってもみなかったな。
 これも、ここのところの昔のスーパーバンドの相次いでの再結成が影響しましたかねぇ。 特にプリプリの再結成と、ロックフェスへの出演など成功を収めたのは、意外と刺激になったんじゃないかなぁ・・・・なんて踏んでるワタシだったりしてね。
 
・・・ということで、今回はプリプリの曲をもってきましょうかね。

 プリプリって、この時期、10〜11月って、結構、リリース曲多いんだよね。ブレイク中は、毎年のように、今ごろリリースしてたんで。。
 ま、そういう関係で、さて、どの曲にすべな・・・なんて、一瞬、考えたんだけど、やっぱ、本格「ブレイク」のきっかけとなった、88年の「Gey Crzay!」なんぞを持ってきますか。

 この曲、フジの月9の主題歌だったんだよな。三上博主演の「君が嘘をついた」ってドラマ。
いや、この当時はまだ、「月9」っていう呼び名はしてなかったかしれない。いずれにしてもバブル丸出しの頃のトレンディードラマですわ。
 
 うわっ・・・、三上博だって、めっちゃバブリーなイメージ。このひとほど、あのころの「バブル」な頃の「とれんでぃどらま」なイメージを引きずってる役者もいないんじゃない? 
 そんなイメージからか、最近はすっかり出て来なくなっちちゃったもんな。

 ちなみに、ワタシは、このドラマ見てなかったなぁ。以前も書いたけど、このころは、「浪人」でノイローゼの頃だったからふらふら


 いやいや、それは、「口実」でさぁ、本当は、プリプリを主題歌に持ってきたっていう「センスの悪さ」を感じたのかも知れない。

 なんて、今だったら、そうは書けないと思うけど、27年前、当時はさあ、少なくとも個人的には、プリプリは認めてなかったからあせあせあせあせ


 いやね、これも、いつか書いたと思うんだけど、まだ、この曲でブレイクしてくる前、「夜のヒットスタジオ」で、「MY WILL」(87年11月 3枚目のシングル)って曲を聴いたのよ。

これがねぇ、ヒッドイ演奏でさあ。。バックはバラバラ、リズムくるってる。奥居のボーカル、調子っぱずれ・・・って感じで。。ふらふら

 もうね、間違ってる。。。。 ってしか思えなかったんだよねぇ。

 その記憶がずっと、頭の片隅にあったもんだからさあ、なんで、いまさら、あんなヘッタクソなバンドの曲をドラマの主題歌にexclamation & question ってさ。
 そういう意味でのセンスの悪さを感じてたのよ。


 もちろん、今は、認めてますよ。 その後、この曲の次の、例の「Diamonds」を最初に聴いた時に、目からウロコだったもの。
 曲はもちろん、言うことなかったけど、なんたって、その演奏力の変化に舌を巻いたんだよなぁ。 
 僅か1年半くらいの間で、なんで、こんなに変わったの? って思えるくらい。。。

 そこから、遡って、この「Get Crzay!」を聴いたのが、当時の、このヒトたちへの、個人的な状況だったなぁ。


 ま、演奏力の変化・・・といっても、厳密に言えば、まだまだ下手だったのよ。テクニック的には。
 
  でも、なんだろうねぇ、下手は下手なりって書くと、語弊があるかもしれないけど、とにかくひき付けられる何かを感じたんだよなぁ。

 ま、それがなくちゃ、いくらドラマの主題歌に取り上げられて、ブレイクしたからって言っても、あそこまで「化ける」って事はなかったはずだし。

 いや、逆に、下手に「うまく」見せなかったのが良かったのかもな。今のレコーディング技術をもってすれば、いくらでも修正はできるわけだし、スタジオミュージシャンを使うっていう手もあるわけよ。
 そこをあえて、うまく見せないように、「ありのまま」に、このヒトたちの「音楽」を見せていたのが、かえって良かったのかもなぁ。

 それに、このヒトたち、兎に角、練習の鬼だったようだし・・・。ま、そうでなけりゃ、1年半で、演奏力が変わるなんてなかなか出来ないよ。

 そんな、「音楽」に対して「真摯」な姿勢を感じたのかもねぇ。いや、そのへんて、なかなかコトバでは現せないけど、実際に音を聴けば、感じられるものなのよ。不感症なヒトでなければ。




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