1987_11_キミはどんとくらい_立花理佐






今回の1曲セレクトは、「キミはどんとくらい」立花理佐です。

 まずはデータです。

・タイトル    キミはどんとくらい
・アーティスト  立花理佐
・作詞      真名杏樹
・作曲      山川恵津子
・編曲      山川恵津子
・リリース日   1987年10月14日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   4.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位

 最近は、「マヌケ」なタイトルの曲って少なくなったなぁ。 横文字タイトルが増えたせいですかね。それとも、みなさん「利口」になったんですかねぇ。
 でも、なんとなく、面白みは少なくなったような気もするんだけどね。
 昔は、なんとなく「ヌマケ」なタイトルの曲って、結構あったけどなぁ。
 いや、だからって、バカにしているわけじゃなく、なんとなく、親しみやすさも感じたりしたんだけどね。


 今回、引っ張って来た、立花理佐の「キミはどんとくらい」ってタイトルもなんとなく、マヌケっぽくない?

 まずもって、意味がわかんないよねぇ。 「きみは、Don't Cry」なのか、「きみは、どんと暗い」なのか。。。ふらふらふらふら

 いやさ、一時期、「もうどこへもNo Return」とかの歌詞が流行った時期があって、近田春夫氏が指摘してたことがあったんんだよなぁ。80年代にさ。 なんか、バカバカしい・・・ってさ。

 どことなく、語呂合わせっていうか、「腰に木刀サースデイ」みたいな、いまでいうオヤジギャッグっぽい、お寒い風が吹いてきそうなイメージがあるじゃん。

それと、全く同じ次元なのよ。

 まあ、作り手は、そんな考えないで、タイトルとかつけちゃってるんだろうけどさ。

 例えば、この曲の場合は、それまでの2曲が、マイナー系の曲で、ちょっとジメッとしたイメージになっちゃったから、カラッとメジャーな雰囲気に変えよう・・・っつうことで、ちょっとマヌケなタイトルにしたんだろうけどね。

 そそそ、曲は、このヒトのデビュー3曲目にして、メジャー系なポップな曲に変えてきたんだよね。

 でも、よかったんじゃない? このテにしてきて。 ウーン、個人的には、良かったと思ったなぁ。

 このヒトは、あんまりマイナー系向きのヒトじゃないと思うのよね。まあ、マイナー系の曲を歌いこなしてこそ、メジャーなアイドル・・っていう雰囲気も当時はあったことはあった。
 中森明菜っていう、マイナー系の巨星がいたからなぁ。

 でも、やっぱり、向き不向きはあるわけで・・・。 このヒトは、エクボちゃんな顔からして、やっぱ、この曲のようなかんじの曲があってたんじゃないかしらねぇ。


・・・・だけんども、この曲、オリコンで3位まで行ったのに、売上げ4万枚強しかなかったんだ。。。

 なんとなく、今と変わらないねぇ・・・傾向が。

 あの時は、アイドル時代も終わりに近かったけど、さて今は・・・・。


ちなみに、この曲で、第29回日本レコード大賞最優秀新人賞受賞しましたねぇ。
 前評判(?)の酒井法子とか、実力の坂本冬美を蹴落として。。。ふらふら

 いま思うと、何故に? って感じなんだけど、変化球好きなレコード大賞ってことと、「毎度おさわがせします PART3」の主演っていうのが大きかったんだろな、考えて見れば。。。
 まあ、TBSへの貢献度の差・・・ということで。。。。
 


後ろで踊ってる、白服の覆面男、ブレイク前のホンジャマカの石ちゃん(石塚氏)だってこと、知ってた?
昔はダンサーまでやる身軽さだったのよね。


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