今回の1曲セレクトは、「ラヴェンダー・リップス」河合奈保子です。
まずはデータです。
・タイトル ラヴェンダー・リップス
・アーティスト 河合奈保子
・作詞 売野雅勇
・作曲 林哲司
・編曲 萩田光雄
・リリース日 1985年10月3日
・発売元 コロムビア
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数 9.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位
今月1か月にわたり、毎週1曲ずつ、河合奈保子の「今頃」のヒットを書いてきたけど、ひとまず今回が最後と言う事で。。。
今回は、ファンの間では結構人気があるんだけど、実際はあんまり売れなかったんだよねぇ・・・っていう曲をひとつ。
1985年の「ラヴェンダー・リップス」なぞを。。
河合奈保子を知ってても、この曲まで知ってる人って、ファン以外では結構少ないんじゃないですかねぇ。。。まあ、そんな1曲ですわな。
それでも、オリコンでは最高5位まで行ってたのですぞ。
・・・なんて、正直、これ、私も忘れてた。。。 「ザ・ベストテン」では、たしか最高位10位だったし、ワタシのランキングではベストテンにも入ってなかったからなぁ。。。
個人的には、ベストテンの「10位」っていうイメージが強く残ってたりする。。
うん、あんまり売れなかったよな・・・っていう。
この曲の前が、「デビュー/マンハッタンジョーク」で、河合奈保子としては、初のオリコン1位を獲得してたわけだから、落差はあったわな。 なんせ、この曲で、デビュー第2弾の「ヤングボーイ」から続いてた10万枚オーバーがつにいストップしてしまったわけだから。。。
まあ、それだけ曲にインパクトがなかった・・・って言うことだよなぁ。パッときき、え? これがシングル? って感じなのよ。
ただ、曲としてはきれいだよね。なんていってもタイトルの「ラヴェンダー・リップス」っていうのも綺麗。
インパクトがない分、メロディラインとしてもさわやか・・・というかねぇ、たしかに気持ち、落ち着くわな。秋、独特の濡れた空気感も漂ってたりして。
なんていうのかなぁ、きめ細かな音の手触りなんだよね。その辺が、いかにも「秋」を感じさせたりして。。。
おそらく、その辺がファン受けはしたんだろうなぁ、
反面、ちょっとイメージがバラつくんだよね。メロディにしても、たとえばAメロとBメロ、サビそれぞれに繋がりが若干見えなかったり、詩にしてもそうなんだよね。一貫性がやや弱い・・・というか。
一般的には売れなかったのは、その辺なんだろうなぁ
ただ、これが繋ぎになるのかな・・・と思ってたら、繋ぎになんなかったなぁ。結局、「ヒット」という面からすれば、ここからどんどん落ちて行っちゃったわけで。。
まあ、ちょうど、このころが「脱・アイドル」っていう時期だったんだろう、デビュー6年目ということもあり。むしろ本格シンガーへ向かって行ったわけですわな。
そんな端境期な曲ですな、この曲は。
あー。でも、なんだぁ、かんだぁ書いても、この曲聴くと、いかにも1985年の秋だな・・・ってイメージが沸いてくるなぁ。 高校1年の秋だ。
このころ初めて「モスバーガー」を食った気がする。某木更津駅前の西友の裏にあったお店で。今はなくなっちゃったけど。。。部活の帰りによく寄ってたよなぁ。
そして、ワタシは、まだ、痩せておりました。。
(このあと「モカバーガー」があんまりにもウマすぎて、ついつい食い過ぎ。。。20kg太ったのでした。ちゃんちゃん)
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