今回の1曲セレクトは、「無色」上原あずみです。
まずはデータです。
・タイトル 無色
・アーティスト 上原あずみ
・作詞 上原あずみ
・作曲 K's letters
・編曲 徳永暁人
・リリース日 2002年9月11日
・発売元 GIZA
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数 4.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:2002年9月26日付
・タイアップ:日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」エンディングテーマ
今回の1曲セレクトは、つい最近の曲です 2002年ですからねぇ。 久しぶりに2000年代の曲だな。いつ以来だろ?
・・・まあ、と言っても、もう13年前の曲になるんですねぇ。
いつもは、70年代〜90年代を中心に書いてるんだけど、もう少し「アーリー00's」の曲も書き始めたほうがいいのかな・・・・なんて、つい、思っちゃったもんだから、たまにはいいか・・・と。
まずもって、この曲を引っ張ってきた理由なんだけど、まあ、いつもの通り、「今ごろ」ヒットしてたのもあるんだけど、この曲のシュールさが、すんごく印象に残っててさ。
2002年って言ったら、すでに自分のサイトも立ち上がっていたんだけど、当時、サイトの1コンテンツとしてあった、「CHART BBS」っていう掲示板に書いた記憶があるな。この曲。
あ、そそそ あの時の「CHART BBS」の発展形が、今のこのブログになるんだよね。
当時書いた時は、新曲レビューとして書いたんで、さしずめ、このブログの「キニナル曲レビュー」ですね。
その時書いた内容ってのが、こんなシュールな内容の詞の曲を、ゴールデンタイムの「アニメ」の主題歌に流して大丈夫なんか?
ってことですねぇ。 それは、今でも印象に残ってる。
詞の内容は、要約すると、好きな人が死んじゃって、何もかも失った気持ちで茫然自失な自分 だよね。
場所は、星空がきれいに広がった日の夜のビルの屋上。
これだけでも、充分に内容的にシュールなんだけど・・・。
ま、たしかに、こういう、好きな人が死んじゃって茫然自失な自分 って感じの曲ってそれまでもありましたよ。
暗黒ソングって言われるくらいで・・・。森田童子とか山崎ハコ・・とか。。。
ただ、アイドルっぽいコが、この手の曲を歌う・・・っていうのは、それまでは、あまりなかったはず。。
その前に、上原あずみがアイドルって言うのが当たっているかどうかは、ちょっと疑問な部分もあるけど。。。何分、このヒト、詞は自分で書いてたからね。
「亡くなった恋人への挽歌」っていう曲はありましたけどね。ほとんど99%は、「あなたが死んじゃって、私はこれからどうして生きていけばいいの・・・・ヨヨヨ」と泣き崩れておしまい・・・っていうパターンだったんだよね。
例えば、中森明菜の「難破船」とかさ。
でもさ、この曲は、最後に一線を越えてしまう・・・・・。
曲の最後の部分の詞
♪ そして今 この世界から星空に向かって旅立つ
やっと会えるね。。。 ♪
ここが、すんごく、個人的には衝撃的だったんだよね。
え? そこまで行っちゃう?
このコ、カワイイ顔してるけど、けっこうヤバイくないか・・・って、あの時でさえ思ったもんなぁ。
いや、これで曲調も暗黒フォーク調だとか、逆に、めちゃくちゃアバンギャルドな曲だったら、ある程度理解できるんですけど・・・。
何分、あくまでフツーのいかにもGIZA系な曲だから、逆に余計コワイんだよね。しかも、このテの曲としては、「異例」のメジャーキーな曲だしさ。
なんか、ほんとに、このコ、深く考えないで、この詞の通りのことやっちゃうんじゃないか・・・・っていう怖さ。
事実、上原あずみ って、この曲を最後に、しばらく第一線から退いてしまった。もちろん、今でもGIZAに所属して、CDもリリースはしてるんだけどね。
でも、GIZAさんのアーティストが必ずタイアップする、「名探偵コナン」の主題歌、エンディングテーマは、この「無色」以来、1度もやってない。
その前に、この曲から次のシングルまで3年も、ブランクを空けてたりする。
やっぱし、この曲で、なんかあったんだよね、きっと。ひと悶着が・・・。
その辺の事情は、よくわかんないんだけどさ。
またまた、蛇足だけど、「むしょく」ってキーを打つと、「無職」って、最初に変換されるんだけど・・・。
なんか、その言葉に敏感になっている、今のワタシ。。。
やっぱ、「ムショク」の時代が数年前まで続いてたからなぁ。。。。。
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