1987_09_輝きながら・・・_徳永英明






今回の1曲セレクトは「輝きながら・・・」徳永英明です。

まずはデータでーす。

・タイトル     輝きながら・・・
・アーティスト   徳永英明
・作詞       大津あきら
・作曲       鈴木キサブロー
・編曲       川村栄治
・リリース日    1987年7月5日
・発売元      アポロン
・オリコン最高位  4位
・売上げ枚数    28.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1987年9月7日〜11月9日付
・タイアップ:フジフィルムCM曲

 ここのところ、徳永英明氏の曲をちょくちょくと書いてるんだけど、やっぱ、この時期と言ったら、この曲は外せないよなぁ・・・。 詐欺じゃん・・・なんて言われないうちに・・・と思って、初めは別の曲を書こうと思ってたんだけどセレクトしてきましたる

 あれだけ暑かった、今年の夏も過ぎ、夜になると少し寒いくらいの風が入って来るようになりましたな・・とともに虫の音が、大合唱。。
 あー、秋やなー。 これだから、田舎はいい! 都会のど真ん中では味わえない季節感ってやつやね。

でねー、虫の音が聴こえて来るとともに、切ない曲が聴きたくなる季節・・・・。これも季節感というもんなんでしょうかね?

 そのなかでも、この「輝きながら・・・」は、この季節感と、ヒットのタイミングがドンピシャリって言う感じだったよなぁ。

 もともとは、フジフィルムのCM曲だったんだよね。覚えてますか? 南野陽子が出演してたバージョンのバックで流れてたんだよね。
 
↓ コレ


 個人的にも好きなCMでさ、この曲はヒットしてくれないかなぁ・・・と期待してた記憶があるなぁ。

 特に、個人的にあの年は高校3年。受験が近づきこの時期は最も苦しい時期で、とにかく切なかったのですよ。だから、余計にグッと来ちゃったんだよね。この曲で。 男なのにみっともないんだけど、この曲をきいて、思わずウルウルしちゃったりして。。

 徳永英明も、この曲が出るまでは、まったくの無名・・・というか、ほんとにあたりのないアーティストで・・、だから、まだ、擦れていなくて、歌い方もストレート。それが、この曲ではよかったんではなかったかなぁ。

 メロディラインは、文句のつけようがないキャッチーなミディアムバラード。いわいるAOR系って奴ね。鈴木キサブロー氏の得意系って感じかな。
 詞は大津あきら氏。このあいだ紹介したクリエーションの「ロンリーハート」の硬派なイメージとはガラッと変わったソフト系・・・というか、捉えようによっては、ちょっとなさけない、思い出系な内容なんだけどね。

 ただ、それでも、メロディと絡むと、言葉では表せないような、なんともいえない世界が広がるっちゅうのかな。。
 いや、どうしても、

♪ かけだす君の場面を見守るから 〜 ♪ のサビの部分になると、あのフジフィルムのCMの部分がまるで、サブミナル効果のように頭の中を駆け巡っちゃったりするんだよね。ワタシの場合。

 でも、それっていうのは、CMとしては成功なんだろうね。
フジフィルムは、CMたくさんあるけど、このCMの右に出るものはないんぢゃないかなぁ。


それにしても、徳永英明も考えてみれば長いよね〜。この曲からすでに28年。
 正直、初めワタシは「一発」だと思ったんですよ。結局、CMありきで出てきたヒトだったからさ。
 それでも、残った。 ほんとに実力がある人だったんだよね。「だった」っていうのは、おかしいか。。。実力がある人なんだよね。

 でも、そう見えないところが、このヒトの持ち味って言うのかなぁ・・。

 それと、なぜか「秋口」になるとこの人の曲が聴きたくなる。
 暑い夏を駆け抜けて、「ほっ」としたくなると、聴きたくなるヒトなんだよね。

だから、このヒトの場合「秋口」にヒットが多いんだよなぁ。 もちろん、それだけではないけどさ。





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