1985_09_雨のハイスクール_芳本美代子






今回の1曲セレクトは、「雨のハイスクール」芳本美代子です。

まずはデータでーす。

・タイトル     雨のハイスクール
・アーティスト   芳本美代子
・作詞       松本隆
・作曲       財津和夫
・編曲       大村雅朗
・リリース日    1985年9月11日
・発売元       テイチク
・オリコン最高位  15位
・売上げ枚数    4.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 17位
・タイアップ:グリコ「コロン」CM曲

えー、昨日の帰宅時電車の中で聴いてたBGMは、1985年の今ごろのアイドルの曲だったのどえす!
まあ、ウォークマン越しとはいえ、いい年したオッサンが電車の中で、アイドルの曲を聴くってのは、少し勇気が要りますけどね。でも、一時の「恥じらい」からは、大分気にならなくなってきましたけどね、周りの「目」ってやつも。

 でね、この曲聴いてて、思わず「かんどー」しちゃったのですよ。

  いい曲ぢゃん!

 いや、これホント、お世辞抜きで。

 うーん、どうして、1985年当時、もっとちゃんと、この曲聴かなかったんだろう!? ワタシ。後悔しきり。。


 松本隆のめっちゃ、繊細と胸キュンもの(←死語!)の詞。文句のつけようのない、いかにも財津和夫のキャッチーなメロディ。
 そのなかでも、一番いいのは、大村雅朗氏のアレンジですね。
 この胸が締め付けられるような胸キュンキュンものの、淡い味付けのアレンジは、この季節には最高だよね。
 奇しくも、今日のような曇天、時折雨の涼しくて、寂しい秋の日には、この曲がとってもよく似合うんだよね。

松田聖子の「SWEET MEMORIES」からしてそうなんだど、秋の日の刹那さを表現させたら、大村雅朗氏のアレンジの右に出る人はいないんぢゃないかなぁ。

 ま、タイトルからして、からっとした秋晴れのような曲ではないことはよくわかるんだけどさ。

 それでも、46歳のオッサンをキュンキュンさせちゃうアレンジは、これは「職人ワザ」ですよ。

 まあ、この寂しい雰囲気は、今の精神的な気持ちとシンクロしているんで、余計キュンときちゃうのかも知れないけど。。
 ウタってそういうところ敏感に感じるもんね。

 しかし、このお三方の曲というと、松田聖子の「白いパラソル」なわけで・・・。

 ぢゃ、なして、この曲は、こんなに売れなかったの?  って感じなんだよねぇ。

 いや、今聴くと、絶対、もっと売れてもしかるべき曲だとおもいますよ。絶対。

 ほんと、当時のアイドルポップスの水準からしても、見劣りしないですもんね。

 
 うーーん、やっぱり、テイチクっていうところなのかなぁ。。それとも、ミッチョンのボーカルのせい?

  たしかに、ボーカルの線はやや細い気もするし、そのせいでインパクトがやや逃げている気もする。

 
 たださ、最近、後に残るエバーグリーンな曲をいろいろ探しているんだけど、個人的には、この曲も後々に残したい曲だなぁ。

 だれかアイドルな方カバーしませんかねぇ? ただ、イメージからして、清純派アイドルぢゃないと、似合わないですけどね。。 最近のアイドルは「イロモノ」が多いからなぁ。




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