1973_09_わたしの彼は左きき_麻丘めぐみ








今回の1曲セレクトは、「わたしの彼は左きき」麻丘めぐみです。

まずはデータなのだ。

・タイトル    私の彼は左きき
・アーティスト  麻丘めぐみ
・作詞      千家和也
・作曲      筒美京平
・編曲      筒美京平
・リリース日   1973年7月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 1位
・売り上げ枚数 49.5万枚
・ベストテンランクイン期間:1973年7月23日〜10月1日付

昔はさあ、月刊明星とか読んでると、よく、好きなアイドル対決なんてやってたよなぁ。「○○ VS ××」とか。
ワタシなんかは、世代的に80年代アイドルの「はしり」の頃だから、よく見かけたのが、「松田聖子 VS 河合奈保子」だったよなぁ。

 で、ワタクシは性格的に捻くれているんで、いつも「トップ」アイドル軽視なんだよね。だから当時も、松田聖子よりも、河合奈保子の方が全然好きだった。
 ま、それよりももう少し遡って、「ピンク・レディー VS キャンディーズ」の時も、断然キャンディーズ派だったしね  そそそ、いつも「2番手」が好きなんですよ。

それを考えたら、もっと遡って70年代前半、「天地真理 VS 麻丘めぐみ」ってなった時も、きっと麻丘めぐみ派だったんだろうなぁ・・・。 って絶対そうだと思うなぁ。
 うん、世代的に70年代前半は、まだアイドルは誰が好き? ってのは無かった・・・・・うんにゃ、「アグネス・チャン」が好きだったような。。。。。たしか。。。

でも、今だったら、断然、麻丘めぐみ派だよなぁ。

やっぱりね、このヒトの場合は、声質にうるうるきちゃうんだよね。少し鼻にかかった声がさあ。 まあ、生理的なことだけど、ここが「許せん」って言う方は、どこまでも「ダメ」だと思うんだけど、ワタシは好きなんだよね。

 で、もって「わたしの彼は左きき」ですよ。

この曲は、麻丘めぐみさんにとって最大のヒット曲であり、唯一の、オリコン1位獲得曲。 まあ、当時は「天地真理」さんの人気が絶大でしたからねぇ。それはヒットチャート上でも如実に出ていたわけで、1位獲得も難しかったわけで。この曲も天地真理さんの「恋する夏の日」と、バッティングする形でチャート争いを繰り広げてきたわけだけども、3週早くリリースしたアドバンテージで、僅か1週だけども1位を獲得出来たんだよね。ちなみに、次の週からは「恋する夏の日」の独壇場だったわけで。。。
(ただし、トータルの売り上げでは「わたしの彼は左きき」の方が上)

 曲調的にも「攻め」の天地真理さんにたいして、この曲は、あくまでも「大衆的」っていうイメージが強いですね。
その都度時代の先端の曲調を行っていた筒美氏の曲にしては珍しく、それほど「攻め」って言う感じではなく、おとなしい展開ですしね。
 まあ、その辺は、麻丘めぐみさん自身のキャラクターに合わせて・・・って感じだったんだろうな。

・・・かといって「駄作」かというと、そうじゃない、きっちり印象に残る・・・ってところが、ただじゃ転ばない筒美らしい曲調なんだけどさ。
 ベースラインなんか聴くと、若干、ジャジーな展開だし、いつもながらの「バタ臭さ」っていうのは、しっかり感じちゃったりして。。

 まあ、この曲は曲調もさることながら、やっぱり歌詞だよね。 「左きき」にスポットあてた曲っ、それまではそうそうなかったと思うしなぁ。
 いや、当時は、左ききって確実に「マイナー」な存在だったんですよ。いや、ワタシも「根」は左ききで、字を書く以外はほとんど左ききなんだけど、当時は、いろいろ苦労したのを覚えてるわぁ。

 ウチは両親とも右ききだったから、例えば「おはし」の使い方とかさあ、左じゃ出来ないんで、まともに教わらなかったし。。。それとハサミね。 今でこそ左きき用のハサミって普通にあるけど、当時は、あんまりなくってさあ。幼稚園の時も、左じゃまともに切れない、右きき用のハサミを使わされてたよなぁ。
 よく、左ききは「ぶきっちょ」とか言われてたけど、単純に左きき用の道具が少なかったんで、「不器用」に見えるんだよね。

そんな時代に「左きき」にスポットをあてた、この曲は、やっぱ「救世主」てき存在だったんだよね、「左きき」にとっては。
 
 で、まあ、この曲は「私の事か」・・・と単純なことで喜んでしまう、「左きき」のワタシなわけですわ。(→ありきたりなコメント


ちなみに、この曲、81〜82年頃のカバーブームに乗っかって、82年に新井薫子さんが第4弾シングルとしてカバーしたんだけど、これが全く売れなくてねぇ。 個人的にも、全然刺さらなかったことを覚えてるよぁ。
 やっぱし、この曲はオリジナルの麻丘めぐみさんのイメージがでかいんだよね。

 
  

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