今回の1曲セレクトは、「さらば・・・夏」田原俊彦です。
まずはデータです。
・タイトル さらば・・・夏
・アーティスト 田原俊彦
・作詞 岩谷時子
・作曲 PAUL ANKA BOBBY GOLDSBORO
・編曲 飛澤宏元
・リリース日 1983年8月12日
・発売元 キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 31.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1983年8月22日〜10月10日付
いよいよ、今年の夏の終わりだーね。
・・・ということで、今回は、そんな「黄昏」な曲を持ってきました
田原俊彦 /さらば・・・夏
まあ、ベタベタな超ストレートなセレクトなんだけど、8月の終わりにはこの曲を持ってこようと、前々から決めてたんでね。
タイトルからして、そのまんま夏の終わり・・・というこの曲ですが、田原俊彦にとって、はじめての「エンターテイメント」を意識した曲ですね。
なにせ、作詞 岩谷時子、作曲 ポールアンカ なんていう、とんでもなく豪華な布陣。それだけ聴いても、そのまんま50年代後半〜60年代に逆戻りしそうなイメージだもんね。
では、そのまま、「ダイアナ」なのか、ロックンロールなのか・・・というと、さにあらず。。。
カンツォーネ風のまっとうな曲であります。トシにとってもはじめての「大人」風の曲というわけでしたね。
ただ、なにせ、あの「歌唱力」でしたからねぇ、かなり賛否両論あったのを覚えてるな。
個人的には、前曲の「シャワーな気分」との落差を考えても、わりと好きなほうだったけどな。
このヒトの場合、1曲、1曲、つねに、違った切り口の曲を持ってきていたのが、今から考えると良かったよね。
たしかに、あの歌唱力だったけど、いつも、冒険心だけはもってたじゃん。本人もスタッフも。
今になってみれば、そこは評価できるんじゃないかなぁ。
賛否両論といえば、この年の第14回歌謡大賞は、この曲でトシがとったんだよね。
これも、賛否両論だったよなぁ。かなり凄かったよね。
結局、これが元になってか、この次の年は、トシもマッチも賞レースは辞退することになるんだよね。
特にトシは、これに懲りてか、このあと、賞レースには出てなかったな。
今から考えてみれば、もうこの時からジャニーズからの脱退の芽は出てたんじゃないかなぁ。。。
なんか、穿った考えも知れないけど。。。
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