今回の1曲セレクトは「Rosa」中山美穂です。
まずはデータです。
・タイトル Rosa
・アーティスト 中山美穂
・作詞 一咲
・作曲 井上ヨシマサ
・編曲 ATOM
・リリース日 1991年7月16日
・発売元 キング
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数 36.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1991年7月29日〜9月30日付
井上ヨシマサ氏、「夏」のヒット作品ということで、昨日のキョンキョンの「スマイルアゲイン」につづいて、もう1曲セレクトしたんだけど、、今回は、かなりインパクトが「強い」曲を引っ張ってきましたよ。
中山美穂 Rosa
だけど、あれから24年か。。。。ホント月日が経つのは早いよなぁ。
と思うけど、この曲を最初聴いた時のインパクトは今でも昨日のように覚えてますよ。
ヒット曲を聴いてて、インパクトを受ける曲は時々あるけど、この曲の場合はインパクトというより、ショックでしたね。あまりのインパクトに。
そして、いい意味で、サムサムチキン(トリハダ)が立ってくる様な感覚にお反られるんだよね。
まずもって、イントロで出しの緊張感溢れるピアノ。それに付き続くシンセの音色からしてインパクトの塊のようぢゃないですか。
もちろん、メロディに入っても、かなり細かなリズム、それでいてイントロからの緊張感は途切れない・・というかなりむずかしめなメロディが延々と続く・・っていう、それまで筒美京平氏のディスコ的なインパクトな曲はあっても、そのなかでもさらにインパクトに富んだ、ある意味異色な作品に仕上がりましたよね。
ま、この緊張感を中山美穂のボーカルがダメにしてる・・っていう見方をすることもいるけど、個人的にはこれはこれで、中山美穂のちょっとかすれた声質のボーカルもいい味を出してる感じはするんだけどね。
いずれにしてもこの曲を聴く限り、80年代のアイドル時代のミポリンはどこにもいない。そんな印象が強いよね。この時、ミポリンは21才。うまく大人の「女」に脱皮した・・・って感じたな。
・・・と同時に、「アイドルポップス」に特化してた感が強かった、井上ヨシマサ氏も、こういうアクの強い曲が作れるんだ・・・っていうのは、新たな発見だったなぁ。
それと特色なのは、この曲のチャートアクションっすよ。今も昔もアイドル系の初動型傾向は変わらないんだけども、この曲に関しては、初動集中型とは相反するようにロングセラーだったよなぁ。
オリコンでは最高3位にも関わらずベスト100に27週ランクインっちゅう、なんとなんと中山美穂の曲の中では一番ロングセラーだったんですよね、この曲。
まあ、時代が時代で、90年代としては、異例のロングセラーの丁度時期が重なったということもあるんだけど、やっぱり、この曲のインパクトがすんなり受け入れられるっていう形ではなかったのかもねぇ。
そのかわり、一度嵌ったら、なかなか抜けられないっていう感じでもあったわけだけど・・・・。
兎に角、この曲のインパクトには脱帽・・・・っていう感じの1曲でしたね。
中山美穂もこの頃は曲に恵まれてたんだけどねぇ。
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