1984_07_東京Sugar Town_堀ちえみ







今回の1曲セレクトは、「東京Sugar Town」堀ちえみです。

 まずはデータでーす。

・タイトル     東京Sugar Town
・アーティスト   堀ちえみ
・作詞       三浦徳子
・作曲       芹澤廣明
・編曲       大谷和夫
・リリース日    1984年7月18日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  3位
・売上げ枚数    14.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン日 1984年8月6日付

ここのところ、アイドルが続きすぎかなぁ・・と昨日も書いたけど、ゴメン、この曲だけ書かせてくだされ。

 東京Sugar Town   堀ちえみ

 えーとね、ワタシこの曲大好きなのよ。
  
 へへ、完璧な個人的趣味で申し訳ないんだけど、タマにはお許しあれ。



でも、どーしてなんだろうねぇ、この曲を聴くと、しんみり、胸がキュンとしてくるんだよね。

 別に曲がしんみりとしたバラードでもなく、ちょっとイタリンアンツイストがかった、正統派のポッフスなんだけどねぇ。

♪ 夏の終わりを告げるような そんな一日が今日ね〜 人影まばらなビーチ〜 ♪

ってところが、シンミリきちゃうのかなぁ。
そうそう、夏の終わりのあのシンミリ来ちゃう雰囲気って言うのかなぁ。

 でも、この曲リリースされたのは、夏休みが始まる直前だったんだよね。
 その時期に、既に「夏の終わりの〜」っていうのも、考えてみれば、ちょっちヘンなんだけど、たしかに、この時代、季節を「先取り」してた曲も多かったからなぁ。。。。

 まあ、そういうこともあったのかもしれんね。


 しかし、堀ちえみも、この頃が最も「勢い」って言う点ではもろピークだった頃だよね。
 82年組の中では、石川秀美とならんで、「事務所」の力でトップアイドルの地位にはいたものの、それまで今ひとつ「つかみ所」が無かったのが、前年の「ドジでのろまなカメさん」がモロはまって、これで、一気に勢いづいたもんなぁ。

 ちなみに、この曲はオリコンで最高3位までランクアップしたけど、ベスト3入りしたのは、この曲が初めてなんだよね。

 ま、それだけ。このころの勢いを物語っているわけだけども、その割りに売上げ枚数が伸びていないっちゅうのは、言わずと知れた、もろ「初動型」なヒットだったからだよね。

 うん、まあ、今の初動型ヒットっていうのも、もとを正せば、このころから顕著になり出してたわけですわ。


 曲はといえばね最初に書いたように、サウンド自体は、ベースラインは、ちょっとイタリアンツイストっぽいけど、全体的にはいかにも夏向けのさわやかなアイドルポップス。

 ただ、歌詞がやや、夏の終わりの〜 って感じだったから、全体的にちょっと淋しく感じるんだよね。

 ボーカル的には、サビの

 ♪ とうきょーーーーう Sugar Town ♪

の「う」の部分ですこし、声が上ずるところが個人的にはよかったです (⇒この表現、小学生の作文みたいね


 たださ、そもそも「東京Sugar Town」っどういう意味なんだろ? 考えてみれば、これ意味がわかんない。
 東京って甘い街なんですかねぇ?? なんてとぼけてみたりして。。。

 
 でもまぁ、
 
 ♪ 朝のバルコニーから街を見下ろすのいつ〜 ♪

って言うところからして、アイドルポップスからは、やや脱皮させようっていう気持ちも現れてきたんだろうね、このころから。

 で、ここから延長して、次の「クレイジーラブ」で結構、飛躍した内容になると。。。。。

 堀ちえみとしてもターニングポイント的な時期であり、局だったんだよねぇ、きっと。


しかし、ジャケ写は、遠めで見目と、松田聖子に似てるなぁ。。当時って、みんなこんな感じだったのよね。
 ストレートパーマが流行ってた頃かしら?

 なんか、「直毛」のヒトが多かった気がするな。。




よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ邦楽へにほんブログ村