
今回の1曲セレクトは「白いパラソル」松田聖子です。
まずはデータです。
・タイトル 白いパラソル
・アーティスト 松田聖子
・作詞 松本隆
・作曲 財津和夫
・編曲 大村雅朗
・リリース日 1981年7月21日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 48.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1981年8月3日〜10月5日付
さて、今回は、久々に思いっきり「メジャー」な曲を持ってきましょうかねぇ。
松田聖子の「白いパラソル」
この曲は、松田聖子のデビュー曲から数えて、6枚目のシングルだけど、ここに来て、初めて松本隆が作詞の布陣に入ってきたんだよね。
でまあ、その後ずっと「松本印の聖子ブランド」が続いていくようになるわけだけど。。。
そういえば、件の松本隆、作詞家生活45周年記念のトリビュートアルバム「風街であいませう」では斉藤和義、サントリーオールフリーのCMでは奇妙礼太郎っていうひとが、相次いでカバーしたりして、なんか「白いパラソル」づいてる最近ですな。
ただね、この曲については、当初はあんまりいい曲とは思わなかったな、個人的には。
この前の「夏の扉」までのような、新鮮さっちゅゅうの・・・それこそ歌詞じゃないけど「フレッシュ フレッシュ フレッシュ」っていう感じがしなかったのよ。
否、この曲に限ったことではなかったけど、最初は、「あー今度は、いい曲じゃない」ってずっと続いたような気がする。松田聖子って。
まあ、口を酸っぱくして書くけど、このヒトの曲は、聴きこんできて、いいところがわかってくるって感じなんだよね。だから、新曲として最初に聴くと、どうも今ひとつピンとこない曲が多かった気がするんだよね。
その曲も最初は、こんな「ボー読み」のようなメロディの歌詞、売れっこないわ・・・なんて思ってたもの。
もちろん、今は、そんなことはないけどさ。いや、この曲があってこそ、81年の夏・・・な感じが語れるかなぁ・・・って思うしさ。
たしかに、Aメロはツマンナインだよね。なんとなく単調なフレーズが続いてたりして・・・。
そこからいきなり、サビの盛り上がりに入ってくるっちゅうね。夏の天気でいえば、サビの部分で、いきなり「きらきら」した太陽がでてくるような。
アレンジ的には、このサビの部分の
♪ 心は砂時計よ 〜 あなたを知りたい ♪
の部分のストリングの「かけ下がり」の動きがいいね。
なんていうんかな、この間の「キサナドゥの伝説」じゃないけど、映画「南太平洋」のテーマ曲的なイメージが出てくるんだよね。ま、個人的にだけど。
それが、いかにも「白いパラソル」→「海岸線」→「夏」っていうイメージとリンクしてて、さむさむチキンモードなのです。
なんて、力説している割には、それほど売れなかったんだけどさ、この曲。
「青い珊瑚礁」でブレイク以来、初めて累積売上げが50万枚を割ったしさ。
まあ、最初に書いたように、よく聴きこまないと、あたり、いま一つ「引きが弱い」ってところが、この売り上げにつながったような感じですな。
あ、売上げ的な話でいうと、この曲ってさあ、初めて「ザ・ベストテン」で、「初登場1位」をとった曲なんだよね。
まあ、厳密に言うと、「ベストテン内、初登場1位」なんだけどさ。
うん、その前の週は11位だったんだよね。
つまり、11位→1位 っていう動きで、「初登場1位」ってことだったんだけど。
ただ、ベストテンマニアの間では、前の週の「11位」っていうのは、「仮」の順位ってことになってますな。
つまりさ、「11位」の週は、「お盆」での、レコード売上げ未集計週にあたってて、この週のレコード売上げが異常に低かったってやつですな。
うむ、当時のベストテンのレコード売上げは「オリコン」「ミュージックリサーチ」「ミュージックラボ」、3社の合算を使っていたんだけど、「ミュージックラボ」と「ミュージックリサーチ」が夏休みで未集計だったため、こういう動きになったと。
たられば・・・っていうのは、マーケティングの世界ではタブーだけど、もし、通常の集計だったら、おそらく、11位ではなく、8位か7位相当で、本当なら「初登場1位」って事はなかった・・・っていうのが、まあ、ベストテンマニアの間では、通例になってますな。
ま、この曲1つをとっても、チャートマニア、3人集まれば1時間はしゃべれますな。 そんな1曲だったりします。
ちなみに〜、↑にだした、「ミュージックリサーチ」も「ミュージックラボ」も、すでに会社自体、この世に存在しておりませぬのう。時代の流れを感じまする。。。。
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