今回の1曲セレクトは、「あー夏休み」TUBEです。
まずはデータでーす。
・タイトル あー夏休み
・アーティスト TUBE
・作詞 前田亘輝
・作曲 前田亘輝、春畑道哉
・編曲 TUBE
・リリース日 1990年5月21日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 10位
・売上げ枚数 23.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン日時 1990年7月23日付
いや〜〜。東京地方はジドーーーーーーーーーーーっとした湿気ムシムシの暑い一日どした。
でも、クーラーが壊れているワタシの部屋は、この暑さでもクーラーでの生活を送ってますデス。。。
そう言えば、今週末は、墨田川花火大会でしたね。いやいや、昔は見に行ったなーー。
オリコンチャート研究会のサークル活動してる頃。リーダーの家が「台東区」で、会場の近くだったんですよ。
そういうこともあって、毎年、隅田川の花火大会の日は集まって、花火みて、オールナイトカラオケやるのが定番・・・・と言っても、メンバーが大学生だった2,3年かな。。。
それが1991年からで、この曲がヒットした次の年でしたね。
でも、この曲っていったら、あのジトーーーーっと蒸し暑い中でみた花火大会を思い出すんだよなぁ。
うーん、ヒットした1990年にこの曲を聴いて記憶は正直言ってあまりない。
たださ、「暑さ」といったら、1990年の方が数倍「猛暑」だったわけで、この曲も数倍「らしさ」があったんだけどね。
ただ、この曲は、リリース日をみると、1990年5月21日。まだまだ夏休みにゃ程遠い頃のリリースなんだよね。
まあ、私は大学生になってたんで、毎日が夏休みのようなもんでしたけど。。。
あ、いや、まだ、1年だったから「必修」が多くて、結構毎日大学行ってたか。。。。
ともかく、まだ、「夏休み」ムードがほとんど無かった頃にリリース。
でも、この年の長期間の「猛暑」に助けられたんだよね。
リリース当初こそ、そんなにパッとしなかったものの、長い期間「ジワジワ」と売れ続ける、TUBEとしては、結構珍しいパターンでのロングヒットになりましたもんね。
なにせオリコン最高10位というTUBEとしては、ランクだけみると必ずしも「売れた」ようには思えなかったけど、ロングヒットということで、イメージ以上にヒットしている感がありましたよね。
このころには、すでに「夏はTUBE」が定番になってたけど、実は、この前の年の「SUMMER CITY」からセールスは下がってきてたんだよね。
「シーズン イン ザ サン」から続いてきた、「横文字」による、いわいるシティーポップス路線にちょっと「飽き」られて来た時期なんだよね。
たしかに、80年代後半は、ちょっと音が固めのAORっぽい、いわいるシティーポップス路線がウケテたわけで、TUBEは、そのなかの「夏」の旗手的存在だったんだけど、90年代に入って、そのシティーポップス自体に飽きがこられてたんだもんね。
ま、そういうこともあってか、この曲からタイトルも「横文字」をやめて、「あー夏休み」なんて、一見、超ダサダサな路線に変えてきたんだよね。
うーん、なんていうか、メロディラインはより、歌謡曲的にそれでいて、ラテンのリズムに乗せて、その当時の「最先端」な夏というよりも、60年代〜70年代っていう、ちょい古めな「日本の夏」を演出し始めたんだよね。 このヒトたち。
ま、それが、逆に新鮮だったっていうかね、もともと、このヒトたち、「シティポップス」って言うのもいかにも作り物っぽかったし、こういうダサダササウンドにしたおかけで、より、「地」に帰ったというか、自然体になったような気はしたなぁ。
この自然体な曲作りが、次の年の「さよならイエスタディ」にも繋がって、ここから第2期TUBEの黄金期がはじまるんだもんね。 しかも、第1期のシティポップス時代より、より高い人気での再スタートというかね。
そのきっかけとなったのが、この曲ではなかったかなぁ。
それにしても、サビの
♪ あーーーーーーーーなーつすみ ♪
の「あーーーーー」の声質、インパクトは、やっぱし、前田氏でないとでないねー、雰囲気が。
曲、メロディラインのインパクトという点では、TUBEではこの曲の右にでる曲はないんぢゃないかなぁ。
さしもの「シーズン イン ザ サン」もこの曲の前ではインパクトも霞むような気がするな。
ちなみに今年のワラシの「あー夏休み」・・・・・は、さ来週のROCK IN JAPANに合わせて8/1〜8/4に、第1弾の夏休み。第2弾は9月かな。
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