今回の1曲セレクトは、「暑中お見舞い申し上げます」キャンディーズです。
まずはデータでーす。
・タイトル 暑中お見舞い申し上げます
・アーティスト キャンディーズ
・作詞 喜多条忠
・作曲 佐瀬寿一
・編曲 馬飼野康二
・リリース日 1977年6月21日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数 29.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1977年7月11日〜8月29日付
最近、ポカリスウェットのCMで、「暑中お見舞い申し上げます」が流れてるじゃん。
そそそ コレ ↓
これ何となくいいんだよな。キャンディーズの特徴を捉えてて。
吉田羊さんと、鈴木梨央っつうの? 子役のコ。 仮想親子としては、いい味出してるよ。
そう言えば、ワタシがキャンディーズの「暑中お見舞い〜」当時、ちょうど、鈴木梨央さんくらいの頃じゃなかったかなぁ。
となりの幼馴染の女の子が、よく、この曲歌ってたのを覚えてるわ。
当時、まだ、ヒット曲の世界に足を踏み入れてなかったワタシも、だから、この曲は良く覚えてたな。
・・・ということで、、今日の本題は、キャンディーズです。
暑中お見舞い申し上げます。
なんだけど、今日7月17日っていうのは、キャンディーズにとっては歴史的な日だ。
そう、例の日比谷野音でのコンサート最中、関係者も全く知らないところでの、文字通りの電撃「解散宣言」を行った日だ。
例の「普通の女の子にもどりたい」発言ですね。
もちろん、先ほどの番組でもこの場面はかなり詳しく放映した。正直言って、ここまで、詳細に放映したのは当時以来なんぢゃないかなぁ。
ま、それはともかく、この大騒動の最中 「持ち歌」として通常歌っていたのが、この「暑中お見舞い申しあげます」だ。
正直言って、この曲には、こんな「大騒動」を起すような予感なんざ、全く微塵の欠片もない、とっても、元気な曲だよね。
折りしも、「ライバル」のピンクレディーも、「渚のシンドバッド」で同じように「夏」っぽい曲を歌ってたわけで、曲の面での雌雄対決としてもいい組み合わせだったんぢゃないかなぁ。
そういう、「電撃解散」の予感を全くさせなかったから、余計、この「解散発言」劇は、衝撃的だったんだけどねぇ。
すべてが上り調子、いよいよこれからが本当の絶頂期って時の突然の引退宣言ということでも、衝撃的だったんだけど、まあ、これもアイドルとしての、本来のひとつの生き方でもあるんだよね。
それまで、アイドルは、あくまで「大人社会」のお人形。
言葉悪く言うと金づる。 自己主張なんていらない、それどころかタブーだったわけぢゃない。
それを、わかっていながらのあえて解散宣言というところが、価値があるんだよね。見方によっては。 アイドルの人権宣言。
ここに70年代型アイドルの「型」の神話は崩れ去ったんではないかなぁ。そういういみでも今考えると画期的な行動だったわけだよね。
ま、たしかに、あの当時は、そんなことを考えるひまもないくらいの騒ぎだったけだけどさ。。。。
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