1982_06_恋と涙の17才_つちやかおり







今回の1曲セレクトは、「恋と涙の17才」つちやかおり です。

まずはデータです。

・タイトル   恋と涙の17才
・アーティスト つちやかおり
・作詞     JOHN MEDORA 、DAVID WHITE
・作曲     JOHN MEDORA 、DAVID WHITE
・日本語詞  湯川れい子
・編曲     椎名和夫
・リリース日  1982年6月21日
・発売元    東芝EMI
・オリコン最高位 43位
・売上げ枚数  4.9万枚
 
昨日もロスインディオス&シルヴィア「別れても好きな人」の時に少し言及したんだけども、最近の曲に、あまり見かけなくなった傾向・・・。それはさあ、なんと言っても「エロ」じゃない?
 なんて、唐突に書いたりしてあせあせ

 いや、だってダイレクトにそう思うんだもん。まあ、ストレートに「エロ」といわないまでも、「性的」な表現とでも言うのかなぁ。

 なんでなんだろうねぇ。昔はさあ、歌謡ヒットって、ほとんどが「性的」なものを歌っていたんだけどねぇ。 だからさ、子供がこのテの曲を聴いてると、「まとも」な大人がいる家では怒られやしませんでした?  
 ま、うちは「清廉潔白」な大人はいませんでしたのでふらふら(爆)、怒られはしませんでしたが、小学校の先生には随分注意されたなぁ。こういう曲は小学生が聴くもんじゃありません・・・とかさあ。

 ま、当時、意味なんてわかんなかったんですけどね、結局、大体が「セックス」の事を歌ってたわけだからしてふらふら、ま、そりゃ、小学校の先生は注意するわな。。。


 ときに・・・、今じゃ、そんな「性的」な曲は少なくなってきたからして、もしかしたら、J-POPは、一番「健全」な音楽に成り下がったかもしれない。
 
 アニソンはセックスの事、歌うわけがないからして、次元が違うと思うし。

 あ、だからなんだよね、ワタシがアニソンとかボカロに興味がもてないのって。もともと「性的」じゃないんだ、音楽が。
 というか、ボカロは人間が歌っているわけじゃないし、キカイが歌っているわけだから、「性的」なわけがないんだけども。
 ここですね。自分で書いてて納得したあせあせふらふら


 ところで、今日引っ張ってきた、つちやかおりさんの「恋と涙の17才」。この曲は、めっちゃ「性的」だよなぁ。
 
 元シブがきのフックンこと布川敏和と結婚し、少し前に離婚して騒がれた、つちやかおりさんですが、当時はアイドルだったわけですよねぇ。
 アイドルがこんな「性的」な内容を歌って大丈夫なの? っていうくらい、かなりキワドイ詞の内容になっていたりするんだけどさ。

 ♪ わたし砂に埋めて どうぞ 磔にしたら キスしてやさしく 上から抱いてね ♪

 の件は、そのままSMAVの世界ですよ〜、一歩間違えたら。。

 いやいや、日本語詞の湯川れい子さん、すごい世界を書かれますよねぇ。 間違えなく「ドM」でしょって感じだよね。


 でもさ、今から思えば、こういう性的な音楽の世界が「歌謡ポップス」だと思うんだよねぇ。
 ストレートだしさあ。思わず股間が熱くなるもの。


 それを基準に言えば、最近の曲は「歌謡ポップス」ではないと思う。健全すぎるもん、詞の内容が。男女の関係でも、「仲のいいお友達」な世界なわけでしょ。 ヤバくないもの。 これじゃ、聴いててドキドキしないわけじゃん。思わず股間が熱くなるってことがないわけじゃん。

 これですよ、最近、CDが売れないのって。

 作り手のみなさん、もっと、性的でヤバい曲作らなきゃ。放送コードギリギリの曲とかさあ。
 やっぱ、「放送禁止」の基準とか撤廃しなきゃよかったのかもなぁ。人間、「やるな」と言われるとやりたくなっちゃうもんだし。

 なんか、みんないい子ぶって、それでいて、やたらと理屈っぽい人間がはびこっているのが、今の音楽業界かもしれないなぁ。


 まあ、アニソンが上位に来ているって事は、そういう「性的」な部分が鈍感になっているヒトが増えたって事だもあると思うんで、そういう「性的」な曲を作ったところで、すぐには売れないかもしれないけど。。。


・・・ととと、またまた話がずれた。
 で、この「恋と涙の17才」は、またまたカバー曲なんですよねぇ。
ま、「日本語詞」って入れているところからして、カバーとする分かるわけだけども。
 もともとは、1964年のレスリーゴーアのヒットナンバー

↓ コレ



曲を聴いた瞬間から、あ、これは60年代だよね・・ってわかっちゃうような、典型的なアメリカンポップスの王道・・・いわいるオールディーズってやつだよねぇ。

 まあ、ワタシもこの手のメロディの運びとか、コード進行って好きなんだよなぁ。 っつか、日本のヒットポップスのほとんどって、この辺から聴いてるわけで、だから、聴いててしっくり来るんだよね。

 それを考えると、つちやかおりさんのスタッフがこの辺の曲を引っ張ってきたっていう意図は分からないわけではない。なんと言ってもカバーヒットの時代だったからさ、あの頃は。

 ただ、ちょっと、内容的に難しすぎたよね。ま、「性的」過ぎたってのもあるかもしれないけど。
 82年組ころからは、完全にターゲットは「ローティーン」(つまりはワレワレの世代なんだけども)だったからなぁ。それいえに全体的な作りがちょっと中途半端だったかもしれないなぁ。

いや、そうじゃなく、やっぱし曲との距離感かもなあ。この曲では、歌っている つちやかおりさんとの距離感が遠く感じるんだよね。
 1960年代の曲でしょ。あの年代は、まだ、アイドルは、それこそ「偶像」の世界であって、スターであって、だから、ワレワレ凡人とは、遠く離れた世界の・・・っていう距離感があって普通だった。だから、曲そのものも、歌い手と聞き手の距離っていうのは、遠く離れた・・・ていう感じがあったんだよね。

 でも、このバージョンがリリースされた82年当時は、アイドルは、それこそ、となりの○○ちゃん的、親近感が求められた時代だったからさあ、だから、この曲では、距離感が遠すぎたんですよ

 まあ、いかにもアイドル然としたコが、こんなキワドイ内容を歌い上げるってうコンセプトは良かったと、今になっては思えるんだけどさ。



ところでさ、つちやかおりさんって、意外とウタとしっかりしてたんだよね。高音部とかはアイドルならではの「幼音」っぽくなるけど、中低音部は、結構しっかりと歌ってるし。
 それが、いかにも「幼顔」萌派受けしそうなルックスと対照的だったりして、これがまた、意外なんだけどねぇ。


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