1986_05_100%男女交際_小泉今日子






今回の1曲セレクトは、「100%男女交際」小泉今日子です。

 まずはデータです。

・タイトル    100%男女交際
・アーティスト  小泉今日子
・作詞      麻生圭子
・作曲      馬飼野康二
・編曲      山川恵美子
・リリース日   1986年4月30日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   14.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1986年5月12日〜5月19日付

 まいどまいど、1曲セレクトの曲選びには、苦労している今日この頃ですが、そういいながら、昔のチャートをひっくり返してねまだ、書いてない曲を引っ張り出す作業も、おもしろいっちゃおもしろいんだよなぁ。

 今回も、そういいながら、いろいろとひっくり返してたんだけどさあ。

 ありましたわ、有名どころなアーティストで、まだ、書いてなかった曲が。


 ふむ、小泉今日子の「100%男女交際」。 うーむ、先月もキョンキョンの「常夏娘」を書いたばっかなんだけど、またまたキョンキョン・・・と。。
 こうしてみると、まだ、書いてない曲がほじくれば出てくるものですな。。。


 まあ、書いてなかったっていうのも、この曲自体がすでに、完全に「死角」の状態に入ってて、普段はすっかり忘れてしまっているからだろうな。

 事実、この曲、覚えているヒトっていうのも、あれから24年経ったいまでは、ほとんどいないだろうしな。
 まあ、「なんてったってアイドル」と「夜明けのMEW」っていう2つの、秋元康−筒美京平作品に挟まれた、「つなぎ曲」だったこともあるだろうし、だから、オリコン2位まで行きながら、あっという間にランクダウンしちゃった曲って言うのもあるだろうし。


 曲自体もさ、「A面」の曲というよりかは、「B面」っぽい曲なんだよね。Aメロ、Bメロ、サビでまったく違う曲調を持ってきちゃっているんで、イメージがごっちゃになっちゃって、なんとなく収拾が付かないような感じもするし。
 というか、場面場面で展開がめまぐるしく変わるミュージカルを見ているような感じもしたりして、最終的に一体何が言いたかったの? ・・・と言いたくなっちゃったりして。

 いや、「100%男女交際」っていうタイトルがあるから、あー、そういう曲なのね、って分かるようで、このタイトルが無かったら、ほとんどなんだかよく分かんない曲だったりして。。ふらふら

 ただ、世は「おニャン子クラブ」全盛の御世だったこともあり、このテの曲が氾濫してた時代でもあったわけで、「ウレセン」を考えれば、この辺だったのかも。。

 まあ、次の「夜明けのMEW」できっちり、路線を整え、年末の「木枯らしに抱かれて」に繋いできたのは、さすがにキョンキョンだよなというところだけどさ。
 
 いずれにしろ、この曲は捨石というか、つなぎだったから、これはこれでよかったんでしょうな。




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