1982_04_ティアドロップ探偵団_イモ欽トリオ






今回の1曲セレクトは、「ティアドロップ探偵団」イモ欽トリオです。

 まずはデータです。

・タイトル     ティアドロップ探偵団
・アーティスト   イモ欽トリオ
・作詞       松本隆
・作曲       細野晴臣
・編曲       細野晴臣
・リリース日    1982年3月21日
・発売元      フォーライフ
・オリコン最高位  6位
・売上げ枚数    19.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1982年4月5日付

 今回も「ザ・ベストテン」の記録を打ち立てた曲から1曲引っ張って来ましょう。
・・といっても、今回の曲は、さきほどの「YOUNG MAN」と打って変わって、「珍」記録な曲だわね。

 ティアドロップ探偵団 /イモ欽トリオ

 この曲、1982年4月22日〜5月13日放送分まで、4週連続の第10位。

 そうです、4週間の間、ずっと剣が峰にいたわけですねぇ。それまでの記録は渥美二郎「夢追い酒」の3週連続10位という「珍記録」で、この曲が塗り替えたって訳ですね。
 
 しかしさ、4週連続「10位」なんていう、ジミーな記録を打ち立てただけあって、曲自体、ジミーな曲だったよねん。

 だいたい、イモ欽トリオっていったら、「ハイスクールララバイ」っていう頭のヒトがほとんどだろうね。
 こんな曲しらねーよ・・・って言うヒトが圧倒的じゃないかなぁ。
 
 まあ、曲の中身自体もジミーな曲だったからなぁ。
 作家陣をみても、「ハイスクールララバイ」と全く同じ布陣でもあり、「ハイスクールララバイ」の2匹目のドジョウ・・・を狙ったのってのうも、あからさまだよなぁ。

 だいたい、第2弾をリリースするなんて、予定なかったんぢゃなかったけか・・・。山口良一が宣言してたような・・。

 だから、新曲リリースっていうニュースを聞いた時、当時も意外だったような記憶があるなぁ。

 まあ、柳の下にドジョウは2匹いない・・・っていう典型的な見本のようなもので・・・。
 売上げは、「ハイスクールララバイ」の1/8程度になっております。。。

 でさ、この曲って結構、急遽リリースになったようで、ベストテンの時、長江健司、よく、間違えてたよなぁ。
 歌詞間違えたり、入るとこ間違えたり・・・。

 かなり突貫工事でリリースされたんじゃないか・・って思えてくるよなぁ。

 それは、曲の内容からも感じたりして・・・

 この曲途中でセリフが入るじゃん。

西山 「フフフフ 明智君 また私の勝ちの様だな」
山口 「待て! 怪人20面相 正義は必ず勝つんだ」

・・・って奴。

 最後に 長江健司のお決まりの「アハハハハ」笑いが入るんだけど、よーく、聞いてるとバックのお客さんの笑い声のようなのがチラリ聞こえるんですが・・・。

 これ、公開で録音時したんですかねー。 その辺が不明。

 ま、いずれにしても、曲の出来からしてもかなりの突貫で作られた曲・・・っていのうは、よくわかりますよ。


 ただ、今となっては、手垢がほとんど付いてないだけ、「ハイスクールララバイ」よりは、聴いてて新鮮なんだよねぇ。



うおっ、画像悪っ! でも、まあ33年前だもんね。

ちなみに、↑の「ザ・ベストテン」での連続「10位」記録ですが、この曲の後、1984年に五木ひろしの「長良川艶歌」が「5週連続10位」なんて離れ業で、記録を塗り替えしてしまいましたが、最高位10位での10位連続記録は、結局、この曲が作っちゃいましたね。



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