1980_02_恋_松山千春











今回の1曲セレクトは、「恋」松山千春です。


まずはデータです。


・タイトル      恋
・アーティスト 松山千春
・作詞     松山千春
・作曲     松山千春
・編曲     清須邦義
・リリース日  1980年1月21日
・発売元    キャニオン
・オリコン最高位 6位
・売り上げ枚数 36.5万枚
・THE HITCHART HOT301最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1980年2月11日付〜3月31日付

 さて、この度はどの曲をセレクトしようか・・・といつものごとく、悩んでたんだけど、ふと思い浮かんだ曲があったんで、その曲をセレクトしてきました。

 
松山千春 「恋」


 うーん、長いこと「1曲セレクト」を書いてたりするんだけど、あんまり松山千春氏の曲を書いたこと無いんだよね、これまでは。

 まあ、正直言って、あんまりこのヒトの曲については詳しくないんでさ、書こうにも書きようがないところがあるんですが。。

 それでも、だんだんと残り曲が無くなってきたんでね、とりあえずは、セレクトしてみました。


フォークソングっていうジャンルの曲は、まあ、最近は昔ほどの「勢い」は見られないものの、未だに残ってますよね。だいたい、アコギだけの曲でフォークっぽい曲は今でも多いし。
 
 例えば、ゆずにしたって、コブクロにしたって、時代が時代ならフォークシンガーってことになってたかもしれない。その他にも、最近はアコギ女子・・って感じで、アコースティックギター1本でやってる「女子」のシンガーソングライターも多くなってきたしな。
 
そんなわけで、フォークっていう音楽は今の世の中でも頑張っているわけだけど、こと、「抒情フォーク」っていう部類の曲は、最近、ほとんど聴かなくなった気がするなぁ。



 まあ、ほとんど男女の恋愛関係の曲なんだけど、表面的な恋愛物語ではなく、もっと心理的に突っ込んだ世界を展開していく曲。

 そのほとんどが、なぜか女性目線の曲が多かったりするんだけどさ。そそそ、男性アーティストでも、女性の目線からの曲がほとんどで。
そんな「抒情フォーク」の世界で、ひときわぬきんでてた人が、松山千春ってヒトじゃないかなぁ。

特に今回セレクトしてきた「恋」っていう曲。
 
この曲は完全に「女性目線」から歌った「失恋」の曲なんだけど、男の松山氏が、よく、ここまで突っ込んだ、女性心理を曲として表せるよなぁ・・・ってところに感心しちゃったりして。

 でも、男のワタシでも、その心理が良く分かるところがミソでさあ、だから、これだけ売れたんだろうなぁ。
 女性票が多いってとこは間違いないと思うけど、それでも、それだけで36万枚も売れたりはしないと思うしなぁ。

だだ、言えることは、たしかに当時、女性ファンが圧倒的に多かったことで、近田春夫氏には、随分、揶揄されてましたねぇ。
 シンガーソングライターと語ってはいるけど、中身はアイドルと変わらない・・・とか。

  まあ、近田氏に限らず、タモリもそうだけど、あのころ、フォークを毛嫌いしてた人って意外と多かったですからねぇ。

フォークやってるやつは性格が「暗い」とか。。


 当時のコトバでいえば、「ネクラ」ってやつで。。。


でも、実際は、松山氏なんか、ラジオのDJ番組でもわかるように、当時からめちゃくちゃ、「ネアカ」だったんですけどね。

 いずれにしても、メロディを聴くというよりは、歌詞の内容を噛みしめて聴く音楽ということで、純粋に「音」を楽しむ人にとっては、ツライ音楽なんだよね、この手の曲は。 音楽に載せた、小説、物語を聴くのが好きな人にとってはも堪らないのかもしれないけど。


松山千春って、当時、テレビにはほとんど出ないヒトでしたからねぇ。この曲の動画も無いだろ・・・と思ってけけど、ありましたねぇ。。
 「僕たちのメロディ 19××」ですわ。この番組、意外なところから映像集めて来ててよかったんだよなぁ。

 それにしても、当時の松山千春、髪の毛ふさふさでしたねぇ。それでも少し、前髪が後退始めてたのかなぁ 
今は完全に「海坊主」になっちゃいましたが。。。


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