1997_02_Dear My Friend_EVERY LITTLE THING






今回の1曲セレクトは、「Dear My Friend」Every Little Thingです。

 まずはデータです。

・タイトル    Dear My Friend
・アーティスト  Every Little Thing
・作詞      五十嵐充
・作曲      五十嵐充
・編曲      五十嵐充
・リリース日   1997年1月22日
・発売元     エイベックストラックス
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数   48.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンラクイン期間:1997年2月17日〜2月24日付
・タイアップ:「スリムビューティーハウス」CM曲


 長年ヒットを続けるには、昔ながらの幾つかのパターンがあるんだよね。
 その顕著な例が、デビュー曲は、あまり派手に売れなかったんだけど、第2弾でブレイクするケース。山口百恵、松田聖子、沢田研二なんかが、いい例かな。

 まあ、上の例のように、第2弾でブレイクすると、「大成」するケースが結構多いんだよね。

 今日は、そんなパターンのEvery Little Thingのブレイク曲「Dear My Friend」を引っ張ってきたりして。。。

(※・・・と書いたところで、正確なところ、この曲は「3枚目のシングル」ってことが判明したりして。。。ふらふら


 Every Little Thingって、初めて聴いたのは、デビュー曲の「Feel My Heart」だったな。96年の10月頃か。。
 最初の印象として、かなりハイパーなユニットが出てきたな。。。とは感じたけど、正直言って、それほど強烈なインパクトは感じなかった。
 同じ頃に「SPEED」がデビューしてたじゃん。当時のインパクトからすると、SPEEDの方がずっと強烈だったからなぁ。

 でも、第3弾のこの曲、「Dear My Friend」は、方向転換してきたんだよねぇ。「Feel My Heart」のハイパーなフレイバーを残しつつ、メロディは、よりキャッチーに分かりやすく・・・の「歌謡曲」路線を踏んできた。

 なるほど、「売れに来たな」・・・とは、直感で感じたけどね。まだ、業界にはいなかったけど、さすがに、既に当時は、そのくらいの聴き方はしてたからさぁ。

 でも、刺さったんだなぁ、当時のワタシには・・・。あのころって、既にR&Bが流行りだしてて、UAとかMISIAとか、クセのあるリズミックな曲が幅を利かせてきてて、純粋にストレートな「歌謡ポップス」な曲が減ってきてたんだよね。
 そこに来て、もろ「歌謡曲ポップス」な曲であったことも良かった。
なりより、持田香織のボーカルが「Feel My Heart」とは比べ物にならないくらい、よくなってたんだよなぁ・・・。っていうか、魅力的だった・・というか。言葉にはなかなか現せないんだけどね直感的に「ピーン」と引っかかる感覚ね。

 兎に角、18年前の今ごろ、刺さってた数少ない曲の一つであったことはまちがいなし。

 以前にも書いたんだけど、97年〜98年にかけて、一時ね「音楽」の世界から距離を置いてた時期があったんだよね。

 一つは、あのころ勤務してた、某環境管理会社の仕事が忙しくなってきてたこと、もう一つが、このころの曲に魅力を感じなくなってきてたことかなぁ。やっぱり、個人的にはストレートなポップスが好きなんだよね。どうも、このころのR&B系にはなじめなかったんだよなぁ。
 それと、業界バブルってのも感じてたな。あまりにも簡単にCDが売れすぎてたじゃん。それによって、安易に曲を作ってるよな・・・って言うのがミエミエになってきてて、魅力的な曲が少なくなってきたように感じたんだよね。

 もう曲、真剣に聴かなくていいじゃん・・・とか思ってた時期で、ろくに音源収集もしてなかった。だから、いまだに97年〜98年の音源って、他の時期に比べても少ないのよ。今、手元にある音源は。

 そんな時期の曲にも関わらず、しっかり「音源」持ってるから、よっぽど好きだったんだよね、この曲。

 曲の入りのシチュエーションが、個人的にも懐かしかったから・・・って言うのもあるかもしれない。

 ♪ 朝までファーストフードで みんなたわいもない話 時が経つのも忘れていたね 共に過ごした日々が懐かしい〜 ♪

ってとこ。

 私らもそうだったよな。大学生の頃。新宿、歌舞伎町のマクドナルドに夜中まで入り浸ってた、あのころが懐かしかったりして。。。

 うん、ワタシにとって、この曲の、この入りの部分のイメージは、あのころの「歌舞伎町のマック」なのですあせあせ


 しかし、このころのコンポーザーだった、五十嵐充っていうヒトは天才だったね。作詞、作曲、アレンジ、すべて一人でやっちゃうんだから。。。
 ある意味、あのころの小室哲哉に続く、エイベックスの影のエースだったかもしれない。

 そんなヒトが2000年に突然、脱退しちゃうんだから、わかんないもんだよね。
 まあ、天才ゆえに、いろいろゴタゴタがあったようだけどさ。いま、何やってんだろ? 消息不明。。。。

 正確なところ、ゲーノー界に抹殺された(もっと正確にはaちゃんに抹殺された)才能の一人かも知れないな。

 そういう五十嵐氏は、ワタシと同じ1969年生まれ組なんだけどさ。。。



他にも動画あったんだけど、ヒット当時の「音」が欲しくて、より「抹殺」されやすそうなものをピックアップしちゃいました。
 もしかすると、すぐに消されるかも。。。。


もしよろしかったらポチッとしてね
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村