その1からの続き
うーむ、続きを書く筆を上げるのに1週間もかかってしもた。


・・・・ということで、ワタシ的、COUNTDOWN JAPAN 14/15 参戦2日。
本日は12月30日(火)でございます。

昨日は1日中「氷雨」が降っていたのに、今日は「晴れ」。しかもやや暖かと、出かけるには絶好の日和となりましたわ。
 そういうこともあってか、本日は、昨日よりもさらに早い11時前に幕張メッセの駐車場に着いてしまいましたわ。。

 ステージスタートまで、まだ2時間以上。幕張メッセ側の開場まで、まだ1時間以上もある。

うーむ、やっぱ年取ると気がはやるんですかねぇ・・・・。


 うんにゃ、実は、昨日、車置いた場所が分かんなくなってさあ、寒い中、幕張メッセま広い駐車場をウロウロしちゃってさあ。 なんで、今日は分かりやすいところに車停めたいと思いまして、出来るだけメッセへの渡り通路側へ停めたくて、少し早く来たんだよね。 
 
 プラス、荷物、とくにコートを置いておくコインロッカーを確保したくてねぇ。
さすがにコートもってウロウロしたくないんで、ロッカーを確保したいわけなんだけども、何分、メッセ側のコインロッカーの絶対数が少ない。そんなわけで、午前10時すぎにはコインロッカーも無くなっちゃう・・・ってわけで、ソワソワしちゃうわけなんだよね。 COUNTDOWN JAPAN主催者側が用意するクローゼットに預けてもいいんだけど、1日1000円と割高だしさあ。なんせ、コインロッカーは、何回も開け閉めしなければ1日300円で済むわけで・・・、やっぱコインロッカーに入れたいわけです。
 BUT、私が到着した、午前11時前には、すでにメッセ内のコインロッカーはいっぱい。。。
 でもですねぇ、ワタシはすでに発見してました。。。国際会議場「北側」のコインロッカーは、空いていることを。。。
 そそそ、ここ、意外とみんな来なくて盲点なのよ。・・・まあ、ここに書いたんじゃ来年はどうなるか分かんないけど。。。

 ・・そういうわけで、私が到着した11時ごろは、まだガラガラのコインロッカーにゆうゆうとコートを置いて・・・と。

さて、これから2時間何してりゃいいんだ?

・・しょうがないから、すでに開場していた、ASTRO AREANAの まだガラガラの椅子席でひたすらボーーーーーーッ・・・と1時間。



昼過ぎ、やっと開場したメッセ側に移動、今日最初に見に行こうと思ってる、SCANDALの会場、GALAXY STAGEに入る。

 昨日のGALAXYのオープニング、ゲス乙女は超満員だったが、今日は、スタート間近になっても、ステージ前はいっぱいになっているものの、後ろの方は余裕があり、全体を通して見れば半分強程度の客入り。 そんな状況で、ワタシは、いつものようにステージ上手側に陣取る。
 そんななか、13時ちょうどSCANDALスタート!

・・・とは言ったものの、ワタシ、SCANDALの曲なんてまともに聴いたことないのよ。
他に見るモノもなかったんで、よく言えば「見聞」を広げるために見に来てるわけで、全く予備知識もなくステージを見る。
 まあ、半分「アイドルバンド」だろ・・・っちゅう冷やかし気分だったんだけどさ。


BUT、何曲か進んでいくうちに、自分の中で見方が変わってきた。

これがなかなか「ウマい」のよ、演奏が。

誰かが出っ張っている・・・とか、最近のバンドにありがちな、「アンサンブル」どがえしという部分が見られない。

 たしかに、まだ非力な部分はあるものの、一つの「バンド」として音がコンパクトにまとまっている。

 正直言って、本当に、彼女たち自分たちで演奏してるの? と疑問に思っちゃったりも一瞬したけど、紛れもなく自分たちで演奏していたわけで・・・。


 今回、いわいるガールズバンドは、前日見た「赤い公園」、このヒト達、そして、この後見る「ねごと」の3つのバンドを見たわけだけども、正直、このヒト達が一番、演奏としてはまとまっていた。うん、敢えて、まだ「巧い」とまでは言わないけどさ。

やっぱ、明確な目標を持っているヒトたちの「差」なのかなぁ。
そそそ、このヒトたちは、「世界進出」っていう明確なビジョンを持っているわけで、現にすでに、海外でのライブ経験もあり、今年もワールドツアーに出かけるわだしね。
 その辺、口悪い言い方をすれば、国内の「ライブハウス」廻りだけのバンドとは差がついても当然かもしれないなぁ。
 
 それとともに、15年前のZONEあたりを起源とする、「アイドル」バンドも、「演奏力」の上では大分、クオリティが上がってきたな・・・っていうことを実感できたのは、目からウロコだったかもしれない。そういう意味ではね収穫があった45分間でした。

ちなみに、この日のセットリストは以下の通り


1.Doll  
2.会わないつもりの、元気でね  
3.image  
4.お願いナビゲーション 
5.缶ビール
6.夜明けの流星群
7.Your song




SCANDALが終了し、その足で、GALAXY STAGEから、EARTH STAGEへ向かう。
広い幕張メッセ、東端から西端への移動・・・年寄りにゃヘヴィーよ。

それでも、本日2つ目のステージ、「くるり」が始まるまでは余裕があった。

14時15分 くるりスタート!


くるり なんぞ見るのはいつ以来だろう? 全然覚えていない。
過去に書いた、ライブレビューをひも解いてみた。
うーむ、もしかして、2006年のROCK IN JAPAN2日目の「トリ」で見て以来、9年ぶり?

でも、トランペットのファンファンが加入して、なんとなく面白なった「くるり」をまた見たくなって来てみた。
 東京スカパラのように、いわいる「ビッグバンド」崩れ編成のバンドならいざしらず、ロックバンドでトランペットとか「ブラス」セクションが入ってるなんて異色だしね。

 なにより、ロックバンドではあるけど、飛び跳ねずに「聴ける」ヒトたちなのは、好感が持てる。
 「ワールズエンド・スーパーノヴァ」「バラの花」など、お馴染みの曲の後、ファンファンが加入のシングル「everybody feels the same」。


 いや、正直、今回、この曲を聴きにきたって言っても過言じゃないんだよな。
この曲好きなのよ。
 へんチクリンな歌詞なのに、すうっと入ってくるメロディ。ファンファンのトランペット。面白いんですよ、この曲。

 個人的には大満足の30分。


この日のセットリストは、


1.2034  
2.liberty&gravity  
3.ロックンロールハネムーン  
4.ワールズエンド・スーパーノヴァ  
5.ばらの花 
6.everybody feels the same 
7.(There is) always right  
8.奇跡

の全8曲。



 くるりは、まだ、続いていたものの「everybody feels the same」が終了後、すぐに会場を後にする。

 今度は、MOON STAGEで、チャボこと、仲井戸麗市だぁ。

 兎に角ね、この日は、次から次へと行きつく暇がないほどステージを連荘でみる予定をたてちゃったんで、分刻みで、幕張メッセを行き来することになったわけで・・・。


 早足でMOON STAGEへ到着。ほどなくして、15時ちょうどチャボのステージがスタート! 
 
いつものようにオープニングは、「よぉーこそ! 

今回も、チャボひとりのステージ。しかも、バックバンドも無。エレキ1本でシャウト!

今回のCOUNTDOWN JAPANでも、出演者中「最年長」。それでも、漏れ聴こえてくる「COSMO STAGE」の音に、「うるせぇな」と文句を言いつつ、シャウトする姿は若々しいですわ。まあ、本人は、かなり「来てた」みたいですけどね。
そして、いつものごとく、盟友「忌野清志郎」とのRC時代の名曲、「雨上がりの夜空に」では、観客と一体に。
 エレキの早弾きあり、チョーキングあり・・・これぞ、元祖「ロック」ですな。


何分、お年がお年なので、30分と短めのステージだったけど、「雨上がりの夜空に」では大合唱したし、満足でしたわ。


 この日のセットリストは、


1.よォーこそ 
2.打破  
3.ゆく歳くる歳  
4.Hey Hey, My My  
5.雨あがりの夜空に  
6.よい年を

の6曲。
短かったけど、今年は6曲もやってくれたんですよね。




チャボが終了し、再びワタシはEARTH STAGEに向け駆け出す。。
次は間髪いれず15時30分からのチャットモンチー。。

走って走って、なんとか間に合う。。。
ふーこりゃヘヴィーだわ。。。


丁度、EARTH STAGEに滑り込むと同時に、チャットモンチースタート!

 もう、何度も何度もCOUNTDOWN JAPANでは見続けてきたチャットモンチー。
最初に見たのは、10年前、COUNTDOWN05/06。メジャーデビュー直後で、MOON STAGEのオープニングアクトを務めた時だ。あの時は一目で業界関係者だよな・・・って思えるヒトが結構いたりして、まあそれだけ期待が高かったんだろう。
  
 あれ以来、このヒトたちの成長を、まるで「親の目」で見続けてきた感がありますよ、ワタシャ。
 
それでも、今回は久しぶりのステージ。昨年、一昨年とメンバーの脱退、解散説が呟かれるなど、一時 危機的状況になりながら、新サポートメンバーの加入・・・と、新生チャットモンチーの実質、お披露目の場となった今回のステージは、個人的にも結構期待してたんだよね。


その効果は、1曲目から現れた。兎に角、「音が重く」なったのよ。

以前の、「女の子3人組」の頃のような、チューンニングも甘く、どこかアマチュアノリが抜け切れていない軽い音の頃のチャットモンチーじゃねぇぞ、これは。
 ホンモノのロックになってきたぢゃねぇか。

新生サポートメンバーとして、ドラムの恒岡章、キーボードの下村亮介が加入したことは、やっぱりでかかったようだ。

 特に、キーボードの下村氏が加入したことで、音にバリエーションと厚みが加わった。これは大きいな。

 正直、10年もやってくると、ギター、ベース、ドラムの3人体制では音は薄っぺらいし、バリエーションも出せない。
 やっぱり、キーボードの加入は大きいと思う。
 最近の傾向としても、EDM主流の昨今だから、ウレセンを考えれるならば、ギター、べーす、ドラムのいわいる「ラウド」的な音よりも、キーボードを加えた、より厚みの音を狙うべきなんだよね。


この日のセットリストは、以下のように、まだタイトルが付いていない、「新曲」を含め、全8曲。
 

1.新曲  
2.初日の出  
3.シャングリラ  
4.真夜中遊園地  
5.いたちごっこ
6.バスロマンス 
7.ハテナ 
8.こころとあたま


昔からの いわいる「キラーチューン」は、「シャングリラ」1曲だけだったけど、それでも、収穫のあるステージだったと思う。
 今年のチャットモンチー、少しでかいタイアップと、それに見合うキャッチーな新曲が出てくれば、要注意かも知れませんぜ、ダンナ。


ここまで3ステージ、立て続けに見てきたんで、さすがに疲れた。
次、見ようと思ってるTM NETWORKまで休憩しようと思い、ASTRO AREANAの椅子席に移動。休憩がてら、デーンと椅子に座りながら、tofubeatsを見る。

 若干24歳・・・なのに、やけにオッサン臭い、ダラーッとした感じのアクトを去年の
SUMMER SONICでの森高千里との共演の時にも見たけど、ダラーッとしている割には、「音」は、最新のEDMを駆使していて、そのギャップが面白いんだよね、このヒト。
 自身、過去のJ-POPを研究している・・・とのこともあり、掴みたいところはちゃんと掴むようなキャッチーな音づくりもしているし。
 だから、バリバリ「クラブ」系って感じの、その筋が好きなヒト達だけ向けの音ではない。その辺が、一般向けするんだろうね。



tofubeatsをボーッとしながら見ること30分、いよいよ、TM NETWORKを見るため、EARTH STAGEに戻る。
 本当は、この間に「佐野元春」を見たかったんだけど、TM NETWORK、もしかしたら、入場規制がかかるかも・・・っていう思いもあって、早めに行動。
 ちなみに、佐野元春は、「アンジェリーナ」演ったみたいだねぇ・・・。ワシ「アンジェリーナ」大好きなのよ、あー、やっぱり見ればよかった。。

 ここのところは、EARTH STAGEは後方で見ることが多かったんだけども、TMN見れる機会もそう多くないだろうしな・・・と思い、久しぶりでPA前方の比較的ステージに近い場所を確保。


 18時ちょうどいよいよ TM NETWORKスタート!


 
さあ、今回のセットリストは如何に? TMがCOUNTDOWN JAPANに出演することなんて、多分、当分ないだろうから、やっぱシングル中心で攻めるのか、どうなのか? ・・・と期待していた 1曲目は「Be together」 
おー、やっぱり「キラー」曲から来ますか。1曲目から、盛り上がる!

 さー、ここからも、往年のTMのヒット曲で押していくよね・・・とおもっていた2曲目は、2012年リリースの「I am」・・・・。

 むー、個人的には、なんか、盛り下がる。

 
 結局、往年のヒット曲らしいヒット曲は、絶対に外せない「Get Wild」1曲のみ。

個人的には、なんかもう一つ盛り上がらなかった内容だけど、これがTMのTMとしての今のポリシーだったんだろうな。
 まあ、今までTVの中でしか見なかったヒトたちを、やっと「生」でしかも目の前で見れた・・・ってだけ、「よし」とすべきだろうな。
 そんなことを感じていた45分間でした。

ちなみに、セットリストは以下の通り。


1.Be Together
2.I am 
3.STILL LOVE HER 
4.Alive  
5.Get Wild  
6.Self Control


本日最大の目当てだったTM NETWORKも終了したし、ここで戦線離脱してもよかったんだけど、ひさびさに「ねごと」も見たくなり、COSMO STAGEへ向かう。

「ねごと」もチャッモンチー同様、デビュー時から、同じ「千葉」ってことで、ずっと目をかけてきたガールズバンドだ。
 ただ、メジャーデビュー5年を迎え、さすがに曲がり角に来ているようにも思える。

「ねごと」のライブを見るのは、COUNTDOWN JAPAN10/11・・・つまり、デビュー直後以来のCOUNTDOWN JAPAN以来だと思うんだけど、果たして、どのくらい成長しているのか・・・。


 昨日の「赤い公園」同様、「ねごと」のコたちも、30分のインターバルの間のサウンドチェックにメンバー自ら参加。
 サウンドチェックしながら、リリースもされていない、とりとめもない曲を1曲速攻で演ってしまう。
 前方のファン専用の「かぶりつき」エリアから歓声が沸く。

 昨日も書いたけど、アーティスト自ら、サウンドチェックに参加するのっていいよねぇ。「音」を聴いてて、「あ、この曲やるんだな」っていうのが分かっちゃったりして、兎に角、インターバルの間の無聊な時間を慰めてくれる。
 そういているうちに、あっという間に30分のサウンドチェックが終わり、19時30分ねごとスタート!

いきなりシングル「カロン」。やっぱり、知ってる曲がくると、こちらも気分がなごんでくる。 

 ただ、肝心の演奏は・・・というと、うーん、そうだなぁ、5年前に見た、デビュー直後よりは、落ち着いてきたような感じは受けるが、如何せん音のまとまりが今一つ。
 蒼山さんのボーカル、CD音源で聴くと面白いんだけど、実際にマイクを通した生声になると、たんにアニメ声って感じがして、CDとは印象がちがう。

 それよりなにより、バンドとしての音のまとまりがなぁ・・・。ミストーンなのかチューニングがずれているように、不協和音的に聴こえた部分もあったりで、その辺がどうもねぇ・・・。
 特に、昼間、SCANDALのまとまりのある音を聴いただけに、余計、割り引き的な音に聴こえてしまう。
 
 個人的にはこのヒトには、期待しているんで、もうちょっとガンバッテてくれ・・・という気分が大きかった30分でしたね。

セットリストは、以下の通り


1.カロン  
2.黄昏のラプソディ  
3.M.Y.D.  
4.Endless 
5.メルシールー 
6.ループ

個人的には、去年リリースされたアルバムのリードナンバーである「真夜中のアンセム」をやらなかったのは残念。
 この曲、それまでの「ねごと」には見られなかったような、やや大人っぽいメロディラインを見せただけに、今回、ぜひ聴きたかったんだけどな。



・・・・ということで、以上で、今回のワタシのCOUNTDOWN JAPANは終了。

会場には、早くも、夏の「ROCK IN JAPAN FES 2015」の告知ポスターが貼られておりました。
 今年のROCK IN JAPAN、昨年同様、土日2週連続4日間開催、日程は8/1 8/2 8/8/ 8/9となっておりました。
 ちなみに、今年はROCK IN JAPANも2000年の初回開催から数えると15周年なんだよな。
・・・ということで、もしかして、何かサプライズもあるかもしれない。出演者的にとかさ。
 ちなみに、10年前の2005年の5周年のときには、GREEN STAGEのトリが、Mr.Children、サザンオールスターズ・・・なんちゅう、2日続けての超ビックアーティストのサプライズなんてこともあった。
 まあ、そこまではないとしても、なんかビックアーティストの参戦もあるような気もしないでもないんだよね。

 まあ、そういうわけで、今年の夏のROCK IN JAPANについては、動向をチェックしつつ、参戦を考えようかな・・・なんて前向きに考えたいと思っています。



それから、今回、これを書くにあたって、それぞれのアーティストのセットリストは、


セトリ!!!
http://www.setlist.mx/

っちゅうサイトを参考にさせてもらいました。
いや、世の中便利になったもんだよねぇ。ちょっと前までは、ライブ会場にメモ帳持ち込んで、セットリストをメモしたり、他の人のレビューを参考にしたりしたけど、今や、ちゃんとこういうサイトがあるんだからねぇ。。。


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