今日の1曲セレクトは「セクシーナイト」三原順子です。
まずはデータから
・タイトル セクシーナイト
・アーティスト 三原順子
・作詞 亜蘭知子
・作曲 長戸大幸
・編曲 長戸大幸
・リリース日 1980年9月21日
・発売元 キング
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数 32.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1980年11月3日〜12月15日付
昨日の「LOVE PHANTOM」はさすがに反応よかったなぁ・・・ということで、今日もビーイングつながりの曲持ってくるべと思いまして、三原順子の「セクシーナイト」を持ってきました。
・・・と書くと、三原順子とビーイングって何の関係あんの? とか言われそうだけどね。
知ってる人は知ってると思うけど、三原順子って、後のビーイング総帥の長戸大幸氏の秘蔵っ子で、「金八先生」に出る前から、長戸氏の下で、レッスンしてたんだよね。
だから、金八先生でブレイクしたのをきっかけに、「満を持して」デビューしたようなものなのよ。
まあ、そういう流れもあって、このデビュー曲「セクシーナイト」は、作詞 亜蘭知子 作曲 長戸大幸 という、一発で「ヒーイング」と分かってしまう作家陣となっているわけです。
ただ、この曲、バックで演奏しているメンバーも至極豪華。
ギター北島健二、ドラム リューベンを擁したシステムというバンドがバックをつとめてます。
これは、既に「アイドル」という枠をこえて、完全にロックといってもいいよねぇ。
なにせ、北島健二のリッチーブラックモア バリのギターがギンギンに唸ってるし。。。Aメロの部分のリズムのカッティッングだけとっても、普通のアイドルのバックの演奏じやないもん。
そういうこともあって、この曲は、単にアイドルファンだけでなく、ロックファンにも支持されているようだよね。
これは、長戸氏の意向だったようだね。 曲のコンセプト・・というか、タイトルは、当時、もんた&ブラザーズの「ダンシングオールナイト」が流行ってたんで、そこから「ナイト」という部分をパクってきたとのことだけど、曲はきちんと作りたいというのが、方針だったらしい。
同人誌「よいこの歌謡曲」の長戸氏談によるとそういうことらしいね。
でもさ、だから、時代が時代だったら、三原順子は大黒摩季になってたかもしれん。。。まあ、歌唱力には随分差があるけどね。
すくなくとも、その後の浜田麻里なんかのキャンディロック⇒ヘビメタ 路線には繋がっていますよねぇ。
金八先生からは、いろいろなアイドルがでたけど、このヒトほど変わったつながりがある人もめずらしいですわな。
その後は、銀蝿に近づいたりしたけどね。あ、これは、レコード会社つながりってのが大きいのかなぁ。。
※2005年10月に書いたものの再掲載です。