かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2025年02月

サイト開設25周年

本日2/4で、ワタクシのサイト「THE HITCHART NOW AND THEN」開設25周年となりました!




飽きっぽい私が25年もサイトを続けてこれたのも、これまでアクセスしてくださいました皆様のおかげです!
ありがとうございます!!
サイトはまだまだ続きます。これからもよろしくお願いします!

記念すべき、サイトオープン当日の最新ランキング

2000.2.7 付
1位 TSUNAMI サザンオールスターズ
2位 恋のダンスサイト モーニング娘。
3位 NEO UNIVERSE ラルク アン シエル
4位 ギブス 椎名林檎
5位 罪と罰 椎名林檎
6位 口笛  Mr.Children
7位 Love Day After Tomorrow 倉木麻衣
8位 あなたのキスを数えましょう  小柳ゆき
9位 Don't need you say good-bye 鈴木あみ
10位 マシマロ  奥田民生

なっつかしいなぁ・・と思うか、いや昨日じゃんと思うか。。。
見る方それぞれだと思うんだけども。。。
サザンの「TSUNAMI」が初の首位を獲得した週ですね。

なんで2/4にしたか・・と言えば。。。
そそそ、2000年1月26日リリース、サザンの「TSUNAMI」がオリコンに初登場してくる週だったからなんですねぇ〜。。。

サザンファンのワタシのなんかやらしい魂胆だけども。。。。😵😵😵

いや、それだけじゃなく、2000.1.26リリースは、空前の大激戦ランキング必至と言われたリリース日だったのよ。

サザン「TSUNAMI」の他
モーニング娘。「恋のダンスサイト」
椎名林檎 「ギブス」「罪と罰」
鈴木あみ 「Don't need you say good-bye」
これらすべてが2000年1月26日リリース。ランキングは大混乱することが当初から見えてて。。。

実際、2000年2月7日付のオリコンシングルランクは1位から8位までの週間売り上げが10万枚超え・・という前代未聞の超ハイレベルなランキングになったわけだけども。。。

当時の売り上げレベルから言えば週10万枚売れれば少なくとも上位3位までには入れるレベルですわ
ちなみにこの週1位の「TSNUNAMI」の週間売り上げ枚数が65万枚。
2位の「恋のダンスサイト」が60万枚。
当時まだまだ新進気鋭だったモー娘。がサザンに5万枚差に迫ったってくらいだから、この頃のモー娘。の勢いを感じますね。

こんな週だったからね、自分のサイトを始めるのもこの週以外ない・・と決めてたんだよね。

ただ、おかげでファイル作るの大変だったけどさぁ。
新卒の会社を辞めたのが前年12月末で、サイトオープンが2月4日って決めてたから、突貫で実質1か月で作ったのよ。ファイル2500個

まあ、会社辞めてたんで、2000年1月は1日中サイト制作に没頭できたんだけども。。。

あれから25年ですわ。

その間いろいろなことがあったけども、今思い返すと、サイトオープンまでの、あの1か月間は、ほんと懐かしいですね。
あそこまで一つの事に没頭することはあれ以来ないですから。
今、あれやれって言われても、もう無理だろうな。。
そのくらい気合が入ってた1か月でしたわ

【キニナル曲】奥二重で見る/ハク。


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・タイトル 奥二重で見る
・アーティスト  ハク。
・作詞  あい
・作曲  あい
・リリース日 2025年1月8日
・発売元 SPACE SHOWER MUSIC
・アルバム「Catch」より


今、今週のランキングの集計してて、なんか変なタイトル・・・と思ってたら、FM802「OSAKAN HOT100」でこの曲がかかった。
なんとタイムリー。。

かなりの脱力系な歌い方なボーカルだけども、妙に引っかかる。
大阪発の4人組ガールズバンドのようだ。 

大阪発ではあるけども、TOKYO FM「スカイロケット・カンパニー」 1月のウタにも取りあげられるなど、関東でも支持されてきているし、今年の各ロックフェスでも注目されて行きそうな気配。


ガールズバンドということで、今だったら「SHISHAMO」とか「サバシスター」と同じような系譜なのかもしれないけども、メロディラインとしては、ちょっと違うな。

なんだろう?・・・、「90年代のバンドブーム」っていうフィルターを通した70年代ロック のような香りがする。  
・・・って、先日書いたグソクムズでも同じような表現をしたんだけども 

90年代前半、まだビーイングブームや小室ブームが来る直前、バンドブームが沈静化しつつあった僅かな期間、一時的に浮かび上がった、ほんの少しフォークやカントリーの匂いがするキャッチーなメロディライン。

そうだ、スピッツフォロワーのような感じなんだ。 
イントロを聴いた時は、スピッツの新曲か? という感じも受けた。

実は、このトピック、ここに書く前に「下書き」を某SNSに書いてて。。その時は「ポップロック」と表見したんだけども、なんかちょっと違うな・・と引っかかった。
そうだ、オルタナっぽいんだ、90年代の。

ここんところの音楽界、時代は80年代から、90年代フォロワーに移行しているような感じがするけども、今90年代を表現するとしたらこんな感じになるんだろうと思わせる・・・まさにそんな感じの1曲ですね。

いかにも「商業ロック」というテイストではなく、少し外れた脱力感を感じるような。
そんな脱力感が、まさに「今」を表しているような印象が強いですね。


最近、活躍がめざましい音楽評論家ののスージー鈴木氏が某SNSに載せていた記事トピックスからお借りしたんだけども ↓

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これ、20数年前にデビッドボウイのインタビューだけども、今の音楽界をまさに予言しているかのような記事。

音楽は水とか電気とかみたいに当たり前に必要とされて、音楽があって当たり前になるんだと思うんだ・・・。

この「奥二重で見る」っていう曲を聴いてると、まさに、もう音楽は特別なものではない。水とか電気のように生活の一部なんだ。。。 と言うこのインタビュー記事の予言をもろに感じるのよ。

↑では「脱力感」と書いたけども、そのくらい改まった姿勢で聴く曲ではなく、生活の一部として溶け込んだような音楽なんだよね。

こういう曲が、これからの音楽なんだろうなぁ。。







グソクムズ ワンマンツアー「夢に飛び乗って」 @ 恵比寿LIQUIDROOM

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コイツさあ、ライブチケット買ってばっかで、全然ライブのこと書いてねえじゃん。。。
本当は行ってねえんじゃね?
・・・なんて思われてしまうかもしれないですが。。。。

注)突然こう書かれても、なんのこっちゃ・・・? なんですが、こちらの記事、元は某SNSIに書いたもので、そちらでは、これから参戦予定の「ライブチケットゲット!」ということばっか書いていたわけです。。


いやいや、ちゃんと行ってますよ。 ・・・と言うことで、今年の「ライブ初め」は、
1/18(土)  グソクムズ ライブツアー最終日@ 恵比寿LIQUIDROOM 

・・・まあ2週間も前の話ですけどね。。。

グソクムズに関しては、何回かここで書いたと思うけども、東京・吉祥寺発の4ピースバンド。

メンバー
VO G   たなかえいぞを
G      加藤祐樹
B      堀部祐介
Dr     中島雄士

2014年結成とグループ歴は比較的長い。
去年ソニー系のキューンミュージックからメジャーデビュー
ということで、バンド歴が長いというか、インディーズ歴が長かったバンドですわね。

この間のライブでボーカルの たなかえいぞを氏が「今年30になるんですよ」と言うくらいだから平均年齢も高い。

まだインディーズだった、一昨年、ポップナンバーの「ハルケシ」がラジオでかかって引っかかってしまったのよ。
山下達郎ばりの「ハルケシ」のギターカッティングに、今どきのバンドとしては、珍しいくらいのシティポップさを感じたんだよね。
以来、ちょくちょく気にかけてきたわけで。 

個人的には昨年3月に参戦した「yamabiko fes」が初ライブだったけども、彼らも野外FESには、まだあまり慣れていなかったのか、今一つピンとこなかった。
これは、屋内でのワンマンを見てみたいなと思いーの、今回の「LIQUIDROOM」に参戦したわけですわ。

当然、オールスタンディングのライブなわけで。。。 
年末の「RADIO CRAZY」のライブハウスステージで見た「礼賛」の酸欠ライブが頭から離れなくて、今回は、できれば、あんまり前に行かず、少し後ろの方で見たいな。。。

・・なんて思ってたんで、なるべく開演ギリギリになるよう・・・開演15分前に「LIQUIDROOM」着。

ロビーは関係者であふれてましたね。 もしかして、一般客は不入り? なんて思ったりもしながら、バーでハイボールを購入しライブホールへ。

客は不入り? というのは杞憂だった。 すでに満杯に近い入り。 後ろの方もいっぱいで、結局は、少しスキマが出来ていた中間くらいの位置へ。
恵比寿LIQUIDROOMのキャパは約1000人と言われているので、それに近いギャラリーだったんじゃないかな?

客層は、やっぱ、若いお姉さんが多いですね。 いやいや他に、ワタシくらいの「おやじ」世代の方も結構目立ったのよ。これは意外でしたね。

やっぱ、彼らの音楽性によるところが大きいかもしれない。 件の「ハルケシ」での見せたギターカッティングでも聴かせたように、70年代っぽいサウンドなんだよね。
全体的に。 70年代中盤から後半にかけてのウエストコーストっぽいサウンド。
え? ↑ではシティポップスとあるじゃん。。。 

いやいや、「ハルケシ」を聴いた時はそう感じたんだけども、何曲か聴いてるとちょっと違うんだよな。 「シティ」というよりもは、「郊外」的なんだよね。 もっとも「カントリー」までは行かないけども。。。
でも、いずれにしても70年代っぽい音ではある。

そんなところが、我々の同世代か、少し上の「オヤジ」世代にも刺さるんだろうな、きっと。
もっとも、全くの70年代サウンドかといえば、そうじゃない。  なんちゅうかなぁ・・・90年代初頭のバンドブームっていうフィルターを通した70年代的なサウンドと言うのかなぁ。
石川よしひろとか居たじゃない? 90年代の初め。 あんなイメージのサウンドなんだよね。

口悪く言えば、「90年代初めだったら、いっぱいいたよね。このタイプの人たちは。。」って感じなのかなぁ。 うん、90年代だったら、その他大勢の中で埋もれていたかもしれない。
2020年代の今だから、刺さるんだよね、きっと。 90年代初めには履いて捨てるくらいこの手の人たちは居たけども、今は、ほとんどいなくなったからさ。
少なくとも、プロとして・・と言うよりもメジャーシーンではさ。
そこに、音楽に目ざとい「オヤジ世代」が刺さったんだろうな、きっと。

・・というか、どこでどう彼らを知ったのか・・「今」の世代に詳しい人が、結構いるんだな、オヤジでも。。 っていうのが、かなり意外だったのよ。。。
まあ、そういうワタシはどうなのよ・・・って所だけども。。。

それと、ちょっと驚いたのは、スマホで動画撮ってる人が結構いたのよ。 
どうやら、写真撮影OKだったようだ。  うーむ、最近のライブハウスは撮影OKなのかしらん!?
たしかに、メンバーが途中のMCで、「みんな好きに楽しんでよ。俺らも好きに楽しむから」っていう話をしたのよ。 
あれは「写真撮ってもいいよ」っていう暗黙の合図だったんだな、今思うと。
それに気が付いたのは、ライブ後半になってからですわ。。。 

まあ、「ライブ中の写真撮影禁止」の世代なんで、ちょっと躊躇していたのと、片手に飲みかけのハイボールのコップを持ってたんで写真撮りずらかったんで、それを飲み干した後、最後の曲だけ、ワタシも動画を取らせてもらいましたが。。。 

ライブはアンコールも含めて1時間半強・・・とワンマンにしては、ちょっと短めの尺だったけども、MCを極力抑えたからなのか、セットリストは全18曲。

ライブハウスということも考慮すれば満足できる曲数。 なにより、ライブの最後までアットホームな暖かい雰囲気が漂うライブでしたわ。

このヒトたちは、でかいホールで見るよりも、現状は今回のようなライブハウスで、間近に見た方がより音楽性が楽しめると思う。

昔からそうだったとは思うけども、最近のホールライブは音楽そのものを楽しむ場というよりは、「ショーを見る」ような感覚の場になってるから。

そういうショーよりも「音楽」を楽しみたい。。 そう思わせるヒトたちなんだよね。 

正直言えば、デカいホールでも負けないくらいのスケールの曲は、まだ彼らには無いような気がする。

いや、これから出てくるかもしれないですが。。。

それまでは、キャパ数百人くらいのライブハウスツアーは続けて欲しいなぁ。

本音を言えば、小さなハコで酒を片手にライブを見たい・・そういう人たちなんで。。ワタシの中では。。。 

まあ、ジムショとか、レコード会社は、早くデカくなって、でかいハコでやれるようになってくれ・・・と思うんだろうけどさ。




●グソクムズ ワンマンツアー「夢に飛び乗って」 @ 恵比寿LIQUIDROOM 2025.1.18 セットリスト
1. 風を待って
2. ユメのはじまり。
3. 道の途中
4. チルチルクラブ
5. 泡沫の音
6. いつか渚へ
7. すべからく通り雨
8. READY GO GO
9. 離れていたって
10.マイガール
11.君の隣
12.夢にならないように
13.眩しい日々へ
14.あるサンセット
15.こんな夜には
16.夢に飛び乗って
EN 1. グッドナイト
EN 2. 朝陽に染まる

うーむ、個人的にお目当てだった「ハルケシ」は聴けず。これが心残りでしたねぇ。。。。


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