かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2024年11月

ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA その3(9/23前半)

9/23(月) ワタシ的には「ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA」3日目。最終日!

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最終日にして、思わず、 ジャパーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
と叫びたくなるようなピーカン! 空が高くて青い。しかも、昨日まで同様、海からの風が入り、心地いい。
まさに、「トリ」を飾るのに絶好なフェス日和!

これよ、これ。 この解放感こそ、「ひたちなか」特有の雰囲気なのよ。
この解放感を味わえただけでも、「ひたちなか」へ来た甲斐があるってもんよ。

このピーカンの天気を見ては、ホテルでウダウダしていられない・・と昨日までより2時間ほど早く、10時30分過ぎにゲートをくぐる。

昨日同様、「まつかぜ橋」ルートでGRASS STAGEへ。
ちょうどトップバッターの「ヤバイTシャツ屋さん」がアクト中。
 BUT、ステージを通り抜け、「茶屋ビレッジ」へ。

いや、「茶屋ビレッジ」に出店している、「リトルジュースバー」の「いちごけずり」が昨日から気になっててさ。
でも、昨日は雨で、少し肌寒かったこともあり購入までは至らず。 もし、今日気が向いたら購入しよう・・って決めてたのよね。

そしたら、このピーカン。 真っ先に購入を決めてたんで。。。

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「リトルジュースバー」って、大抵のフェスで出店を見かけるし、だから、「いちごけずり」食べてる人もフェスではよく見かけるんだけども、今まで購入したことなかったのよ。

見た目「ファンシー」だからさあ、大の大人が購入するのも、なんか気に引けてたし。。。
でも、今回は購入しましたよ。

なるほど、凍らせた生いちごをかき氷よろしく削り、上にソフトクリームをかけたスイーツ。

甘酸っぱくて、それでいて意外とさっぱりしていけるわ。
これは、フェス会場でみんな食べているの分かるわぁ

今度から、他のフェス会場でも出店を見かけたら、購入することにしよう。


そうこうしているうちに、「ももいろクローバーZ」のライブがスタート!



いつもと同じようにステージ上手側に陣取る。

ロッキンで「アイドル」系を見るのは、いつ以来だろう・・・ってくらい、いつもだったら、スルーするところだけども、何度も書くように今回は「ワンステージ」のみなんで。。。
逆に言えば、こういう機会でもないと、おそらくは見ることも少ないだろうから、興味本位でライブを楽しもう・・っていう気軽な気持ちで。初めはライブを見初めんだけども。。。

途中から、なかなかいいぞ・・・っていう気分に変わってきた。

息の合ったフォーメーションは、さすがは「プロ」だな・・。。 まう、考えてみれば、ももクロもメジャーデビューから15年も経ってるわけで。

確かに、アイドルの「寿命」っていうのも、70年代、80年代の頃に比べると、めちゃくちゃ「延命」技術というのは伸びている。
昔は5年現役続けられれば「御の字」だったところがあるけども、今や5年以上活動するのは当たり前だし。。
そんな現在でも、15年、第一線を張って来れるのは、やっぱ並大抵ではないんだよね。

ビジュアル的には当然なことだけども、最近は肝心のサウンド的な部分のクオリティの向上っていうのも、アイドルの延命技術が伸びた一因なんだろう・・・ なんて、個人的には思いたい。

そもそも、向こうでも第一線を張ってたマーティーフリードマンが、なんでバックバンドにいるねん。。。 ってことだし、その他、キーボードに本間昭光氏がいたり、音楽獲監督に武部聡史がいたり・・・など。。 サウンド的にも骨太、かつ 素敵になっているのも、ももクロの強みなんだろう。

それだけ第一線のサウンドプロデュースに携わるひとたちにも、ももクロっていう人たちは、「音楽面」から見ても興味が持てる素材なんだろう

ネット上の情報からそんなウンチクを書くのはたやすい。 ても、これを体感するにはライブを見るしかないわけで。。。 今回のロッキンのステージで、そんなところは、十分体感できましたね。

なにより、元メガデスのマーティーフリードマンのギターテクニックをまじかで体験できるだけでも、「音楽好き」としては、十分なのよ。

まあ、楽曲そのものは置いといて。。。。

のっけからの9曲メドレーの他、ほとんど間髪を入れず全13曲。 45分ステージではあったけども、ももクロを体感するには十分でした。


●ももいろクローバーZ セットリスト

1.メドレー(労働讃歌〜サラバ、愛しき悲しみたちよ〜DNA狂詩曲〜ココ☆ナツ〜泣いてもいいんだよ〜笑一笑 シャオイーシャオ!〜ニッポン笑顔百景〜Chai Maxx〜MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰)
2.レナセールセレナーデ
3.MOON PRIDE
4.BLAST!
5.行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-


ももクロのステージ終了後、再び、「茶屋ビレッジ」へ 
昼メシ、昼メシ
さっき、「いちごけずり」を食べてるときに気になった、「森の石窯パン屋さん」の「森パンドッグ」(タコスミート&チーズ)を食らう。。

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ソーセージでかっ! パンがもちもちでウマっ!

やっぱ、青空の下で食うメシは気持ちいいですね。うまさ倍増ですわ。

気分がいいので店舗は「笠間」にあるようなので、帰りがけ笠間に行って、パンでも買った帰ろうか。。
(注:実際は笠間にはよらないで帰ってしまったが。。。。)


・・・そんな感じで、休憩してたら、またまた、いきなり、「緑黄色社会」がスタート!

うー、どうも、いけませんねぇ。。。 スタート時のアーテスト紹介画面を撮影できないでいますわ。。。


いきなり、キラー楽曲の「Mela!」ぢゃんか・・・。 
もっと余裕をもって、ステージにメンバーが入ってくるところから見たかった。ちょっと不覚。

いや、リョクシャカについては、2019年、ロッキンがまだレギュラーで「ひたちなか」開催しているころから出演しているアーティストとして、一度ちゃんと見たいと思ってたのよ。

でも、どうも、個人的な参戦日程と合わなかったり、日程が合っても、さらに見たいと思ってるアーティストとライブ時間が別ステージの「ウラ」に当たってしまったり、なかなかステージをちゃんと見れないでいたわけよ。

そもそも、ロッキンの前、「SWEET LOVE SHOWER」の8/31に見れるはずだったんだけども、ワタシのチケット購入ミスで「おじゃん」になっちゃってたし。。。

そんなこともありーの、ロッキンでは最初からきちんと見たい・・と思ってたんだけどねぇ。。。


緑黄色社会・・ってバンドには毒がない。 楽曲にしても、サウンドにしても、オーソドックス過ぎるくらいのポップバンドですわ。

そこがいいのよ。 まずもっと曲を聴くときに構える必要がない。自然体で聴ける音楽。

そんなところがNHKとしても安心感があるんだろうね。 正直、緑黄色社会以上に売れてるバンドもいるわけだけども、ここが3年連続で紅白に選出されている最大の理由なんだろうな。

キーボードのPeppe女史の腕前の確かさ・・っていうのも、今どきのポップバンドのトレンドに沿っているし。

ゲス乙女、セカオワ・・・といった、2010年代以降の、こと「ポップバンド」では、キーボードの巧さっていうのはトレンドだし、必須事項のようになってますから。。。

最近は、3ピースというよりは、キーボード、しかもシーケンサーによる自動演奏なシンセよりも、メンバー、あるいはアーティスト本人による手弾きなキーボードがトレンドなわけでさ。

そんなトレンドにも合致してるのよ、この人たちは。やっぱそういうトレンドにのった人たちはおさえておきたいし。。。

ただ、個人的には、この人たちの曲は昇華しきれてない。まだ聴き込みが足りないな・・・、そう思わせるステージでしたわ。 次、フェスで見るときまでの課題ですね。


●緑黄色社会 セットリスト
1. Mela! (2020年 2ndアルバム「SINGALONG」より)
2. merry-go-round  (2022年 3rdアルバム「Actor」より)
3. 始まりの歌   (2017年 2ndミニアルバム「Adore」より)
4. 僕らはいきものだから   (2024年 14th配信シングル)
5. サマータイムシンデレラ  (2023年 7thシングル)
6. Shout Baby  (2020年 2ndシングル)
7. キャラクター    (2022年 3rdアルバム「Actor」より)
8. 恥ずかしいか青春は (2024年 12th配信シングル)
9. 花になって  (2023年 8thシングル)


緑黄色社会終了後、トイレ休憩。
ステージ上手側トイレは、長蛇の列。
フェスのための臨時設置トイレだけども、洋式の上「水栓」。フェスとは思えぬほど清潔。

いや、いろんな野外フェスに行ってるけど、トイレってお世辞にもきれいなところって少ないんよ。
洋式ならばいい方で、大抵、しゃがむ「和式」率が高いし、しかも水ではなくて足元のポンプを押して流す・・っていう形式が主流。 だから、最終日ともなると、浄化槽がいっぱいになってポンプ押しても流れないし、くせーし・・・っていうのは、大体どこでもいっしょなんだけどね。

山の中の「フジロック」は最たるもんで。。。 近くに川が流れてるから流せばいいじゃんと思ったりもするけど、そうもいかないんだろうねぇ。おまけに和式率が高い。最終日にもなると流れなくてくっせートイレも多かったりして。。。
「ガイジン」も多いフェスなのに、外人さんはちゃんと用足せてるんだろうか・・・とか、余計な心配をしたりして。。。
それに比べると、ロッキンのトイレは「洋式」+「水栓」率が高い。なので、最終日でも流れないことは少ないし、 ワシみたいに最近、膝が悪くてしゃがめないジジイにはありがたい。

さすがは、フェス初心者が多いロッキンならではの心配りなんでしょうか。。。女子率が高いからなんでしょうか・・ その辺は分からないけども、トイレ周りには金賭けてる。。。
ただ、絶対数が少ないんだよな。 だから場所によっては長蛇の列になってる。

今時も長蛇の列。。。 なかなか進まないし、結局、トイレ待ちの間に次の「Creepy Nuts」がスタートしてしまった。

もう・・待てない・・・と、待ちの列を離脱して、ステージ下手側に移動。 移動途中のトイレは待ちの列もなくスムーズに用を済ませられた。

ただ、トイレを出た瞬間・・・「Bling-Bang-Bang-Born」が。。。

もう・・・・今回の「Creepy Nuts」はこれを見に来たっていってもいいのに。。。。なんてこったい。。。
しゃーないから、近くの出入りスペースからライブを見る。

Creepy Nutsのライブは、4月の「ARABAKI」以来だ。 ただ、あん時は、今、時のヒトっていうのに、「セカンドステージ」だったから、まあ、ヒトが多くて、全然見えなかったのよ。
今年の「顔」といってもいい人たちなので期待してたんだけどね。。。 そんなこともあって、今回のロッキンでも期待してたんだけども。。。

それでも、キラー曲の「のびしろ」、ドラマ「不適切にもほどがある」主題歌の「二度寝」はライブを見ることはできた。

しかし「のびしろ」って曲は、分かりやすい曲ですわ。正直、RAP系の曲って生理的にダメなワタシなんだけども、この曲なんかは引っかかるな。 そんなこともあってこの曲をライブで見ることが出来て良しとするべきか!?

それにしても、ステージ上縦横無尽に走る回るR-指定のステージングは、いいですね、上手いですね。
苦手なRAP系な曲でもついついノセラレてしまう。

もっともだからこそ、時の人になれたんだろうけどなぁ。



●Creepy Nuts  セットリスト
1. ビリケン  (2023年 13th配信シングル) 
2. 堕天     (2023年 2ndシングル)
3. 合法的トビ方ノススメ  (2016年 1st EPより)
4. 顔役    (2021年 7th配信シングル)
5. ルーティン   (
6. Bling-Bang-Bang-Born   (2024 年 3rdシングル)
7. かつて天才だった俺たちへ   (2020年 2ndミニアルバム「かつて天才だった俺たちへ」より)
8. のびしろ    (2021年 2ndアルバム「Case」より
9. 二度寝 (2024 年 3rdシングル)


うっ・・・気が付いたら、やたらと長いトピックスになっちまった。。。
いったんここで切って、「ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA その4(9/23)」に続きます。。。




【キニナル曲】BUNNY GIRL / AKASAKI

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今回の「キニナル曲」はこれだ!

・タイトル   BUNNY GIRL
・アーティスト AKASAKI
・作詞     AKASAKI
・作曲     AKASAKI
・編曲     DAIKII(AWSM.)
・リリース日  2024年10月2日

自分のランキング作ってて、ここのところ気になっていたのが、この曲。

でも、AKASAKI初めて聴く名前だけどもいったい何者?
・・という訳でちょっと調べてみたけども、今一つ素性がよくわからない。
もっとも、まだメジャーデビューというわけではなく、それ以前にインディーズからのリリースというわけでもなさそう。つまりは既存の音楽流通の流れに乗ったアーティストでは、まだないらしい。
分かったのは、どうも福岡在住のtunecore発のアーティストらしい・・・ってこと。

しかしねぇ、tunecoreも少し前まで、チート楽曲の巣窟だったり、ちょっと胡散臭いところがあったけども、いまは、この曲のように一般のヒットチャートにも曲が出るようになったりして、イメージは大分変りましたね。
もっともアーティスト側の利用形態としてTIKTOKと連携して使用している場合が、最近では目立ち、TIKTOKでバズった曲のフルサイズをすぐにtunecoreを通して聴いたり、ダウンロードできるっていうのが大きいんだろうけども。
既存のレーベルではそこまでタイムリーな流通が出来ないですからね。



ところで、AKASAKIってヒト、まだ18才なんだって?
それにしては、大人っぽい歌詞、メロディラインもコード進行も、一聴すると、もろ70年〜80年代のB級な昭和の歌謡曲なんだよなぁ。

本当に18才? と思いたくなるような時代錯誤な1曲。

この曲の出だし、この曲の「主題」とも言えそうなAメロのへんちくりんなコード進行にしてもメロディラインにしても、これは我々の世代な1曲っていうイメージですよ。

我々世代と言っても、かなり昔の記憶にあるような・・・。 うん90年代ではないよな。 
さらに限定的に言ってしまえば1982年以前、まだ「80年代」の定番フォーマットが確立してなかったころのイメージですよ、これは。

「一曲セレクト」でも常々書いているように、80年代の定番フォーマットのサウンドは、シンセ、デジタル録音が定着して、軽薄短小、無臭無味でドライなサウンド だからさ。
この曲は、それ以前の、もっと「ドロッ」とした「70年代歌謡」な臭いを感じる。

そもそも「バニーガール」自体70〜80年代初期っていうワードだし、存在じゃん。


いわんやZ世代・・・うんにゃ、すでにα世代っちゅうの? いずれにしても、世代的には全く知らないはずだけども、一体どこからこんなメロディラインやコード進行を覚えたんでしょうねえ。

きっとサブスクやYOUTUBEから覚えたんだろうなぁ。

そういう意味では、逆に、実に「今」を象徴している曲かもしれない。

しかしね、よくよく聴くと、米津っぽくもあるし、藤井風っぽくもあるな。

それを考えると、米津も、藤井風も根っこの部分は70年代〜80年代初期の「70年代サウンド」なのかもな。 まあ、今さらなんだけども。。。

逆に言えば、我々よりも上の世代にとっては、ティーン以前の一番多感な時代を彷彿とさせるサウンドなわけで、だから、我々世代にとっても、すなんり受け入れられるわけで。
米津が、ここんところNHK受けがいいのは、そういうところが多分にあると思うし。

そんなところを考えると、この曲も、我々世代にもすんなり入ってくる1曲だと思う。

逆に、今の若い子たちには、この手のなんていうのか夜に向けたようなドロッとした手触りのサウンドは新鮮なんだろうなぁ。。

今は、コンプライアンスが叫ばれ、法令遵守という方向で「健全」さが漂う曲が多いじゃん。 なんちゅうのかな、その逆の「ヤバさ」「不健全さ」を感じる曲は、少なくなったし。
そもそも、今や「放送禁止」曲なんてのも死語になっちゃったわけで。


ワタシらが子供の頃、歌謡曲なんて聴いてると、「そんな不健全な音楽を子供が聴くもんじゃありません」ってよく言われたじゃん。

いや、あれは、ワタシが田舎育ちだったからなのかなぁ。 でも今やそんなことは全くないわけで、そもそも、学校の運動会のBGMに一般のヒット曲使うことなんて昔は考えられなかった。

そのくらい今は一般のヒット曲、歌謡曲が「健全」になったといえるわけで。。。

そういう「健全」さに、今の若者はちょっと飽きが来てるんじゃないのかな? 

今、昭和っていう時代が、若い人たちに羨望の目で見られるのは、そういう昭和時代の、ある意味の「不健全さ」「汚らしさ」なんじゃないのかなぁ・・とも思えたりするんだよね。

個人的に子供の頃、「そんな不健全な音楽を子供が聴くもんじゃありません」っていう大人に対して、公然と歌謡曲を聴いてたのは、そういう「健全」な大人に対してのレジスタンスだったもの。今、思えば。

今の時代は、全く逆で、こういう一見、不健全と思える曲が受けてるのは、「健全」になってしまった世の中に対しての、若者からのレジスタンスなんじゃないのか・・・と思えたりするわけなんだよね。

今後この手の曲が増えるかもなぁ。。。
いいことかどうなのかはよくわかんないけど。。。





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長かったワ。。。

手持ち音源の「ハイレゾ化」のため、TSUTAYA DISCUSで音源を借り続けてきたけど、いよいよ最終局面。
次回届く分で最後。

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長かったワ。。。 

そもそも16bit、44.1KHzのCDクオリティでは、一度、手持ち音源すべてCDからリッピングし終わっていたんだけども、24bit、48KHz以上の「ハイレゾ」クオリティでCDからWAVでリッピングすると、その後WAVからmp3にコンバートしても全然音がいい・・・っていうのを発見してから、再度、もう一回、最初から全手持ち音源のリッピングをし直したんで。。。
一体何年かけたんですかね。。。ってわかんないくらい時間を費やしたような気がする。。。

この後は、リッピングに失敗した音源の再リッピングと、新曲と、その他ずっと気になってて、まだ持ってなかった音源をレンタルしていく予定。

あ、最後っていうのは、「邦楽」篇が最後。。。 この後「洋楽篇」が待ってるんだわ。。。。
果てしない旅はさらに続く。。。。



そもそも、手持ち音源をPCで管理し始めてから、かれこれ25、6年になりますかね。
それ以前は・・まあ、みんなやってた・・いや、今でもやってるかもしれないですが、レコード、CDからカセット、MDに落とす・・・ってやつですね。

なんで、そんなことするかと言えば・・・・そもそもは音源を外に持ち出して、カーステやウォークマンで聴きたいからですわ。
家の中だけで聴くなら、そんな面倒なことやらなくてもいいわけで。。。

ただね・・ここで、ワタシの面倒な性格が災いするのですが・・・。

ワタシねぇ、ヒット順に音源が並んでないと、どうも許せない性格でして。。。

街中で店に入ると、よく有線の90年代とか80年代チャンネルで曲が流れてるじゃん。 あれ、90年代チャンネルと言っても、91年の曲の次が99年の曲、その次が96年の曲・・・とか、ランダムに流れるじゃん。。 あれダメなの。
「ちゃんとヒット順に流せ」・・と文句言いたくなっちゃう。。。

もちろん、自分の手持ち音源も同じで、カセットやMDに落とす時もヒット順に曲順を並べてるのよね。

これは、レコードからカセットに落とすようになってからずっと・・。なんで、かれこれ40年以上。


問題なのが、一度ちゃんとヒット順に並べてても、↓のように、あとから、並べた間に追加の「新たな音源」が入ってきたとき。

スクリーンショット (25)


カセットの場合は、割り込み編集・・なんてシロートぢゃできないんで、結局、曲順並べ替えて 頭から再度、録音し直し・・・ってなるわけ。
まだ音源の数が少ない頃は、これでも良かったんだけども、音源が数百件も溜まってくると大変なのよ。

↑のように、今の持ち音源リストは「excel」で管理してるけど、パソコンやってなかった頃は「手書き」だったからさ。。。 リスト作るだけでも時間がかかるし、実際の再録音になると、もう大変。
3連休の日に、3日間部屋にこもってリストに書いた順番で朝から晩まで再録音・・・なんてこともあったりして。。。

まあ、それはそれで当初は楽しかったんだけども、さすがにこれが頻繁に起こるようになるとやってらんなくなって来たりして。。。

で、なんとか、もっと楽に手持ち音源管理できないかねぇ・・と思ってた時に出てきたのが、音源をデジタルファイル化してパソコンで管理するって方法。

音源をデジタルファイルにしてデータベース化すれば、後から音源追加しても、いちいち頭から再録音せずにヒット順にちゃんと音源を並べ替えられる。

なにより、パソコンで音源管理すれば、カセットやMDが大量に必要ない・・・ってことですわ。
それまでは音源が増えてくれば、必然的にカセットの本数も増えるし、CDの枚数も増えていたわけで
・・・。。 
そうなってくると困るのが、カセットとかCDの置き場ですわ。
専用書庫を置けるような豪邸に住んでるんなら別だけども。。。
でも、パソコンに全部突っ込んじゃえば、その問題も解決するわけで。。。 
これは一石二鳥。。

・・というわけで、CDからパソコンに音源を取り込み始めたのが、1998年くらいでしたからねぇ。
ただ、あの当時は、パソコンのHDD容量はたかが知れてたから。。。 
確か98年当時使ってたPCのHDD容量は6.4GBだったと思う。
当然、ファイル容量を食うWAVファイルでは多件数音源の保存は不可。。必然的にmp3にする訳だけども、それで問題になるのが音質。 

当時、坂本龍一氏も言ってたけども、mp3は最高音質の320kbpsで「何とか許せる」音質。当時、巷でいわれてた128kbpsでCDクオリティなんていうのはウソなのよ。128KbpsだとFMに毛が生えた程度の音質にしかならない。所詮は圧縮音源。

もっともビットレートが上がれば、それだけファイル容量も増えるので、HDDへの保存曲数も限られてくるわけで。。
まあ音質にこだわらない・・という方ならは、128kbpsでもよかったんだろうけども、ワタシはどうにも許せず、音質とファイル容量による保存曲数の妥協点として192kpbsのmp3ファイルで聴いていたわけで。。100%は満足してなかったんだけども。。。

それでも、当初の目的としていたパソコンでの「ヒット曲順」に並べた音源管理システムも作れた。
その後、DAP(デジタルオーディオプレイヤー)の進化で、音源ファイルを簡単にプレイヤーに転送して外に持ち出せるようになったし。。

さらにその後、PCのストレージ容量は格段に増え、今じゃ数TBのストレージでも安く買えるようになったんで、音源保存用ストレージの容量は、もう心配する必要もなくなり、「ハイレゾ」化で大容量の音源ファイルを再度作るようになったのが2010年代。 

↑のように、以前はなんとかPCで音源管理できないかというレベルだったけども、今は、できるだけ「いい音」で聴きたい・・・に変わってきたし、それも個人、民生レベルでも、できるようになったからさ。

mp3とハイレゾの違いが分からない・・という方は多い。たしかにDTMなどデジタルのみで作られた曲の場合はその差は小さいんだろうと思う。
でも、アナログ録音の昔の曲だとかなり違うのよ。・・・何ちゅうのかな。音の奥行き、深さ、重み、自然さ・・ハイレゾにすると、これらがより自然に立体的に聴こえる。うん、昔、システムオーディオで聴いてた「アナログ」の自然な音に、より近づくのよ。

ワタシみたいな「古い人間」は、デジタルな音よりも、昔聴いてたアナログな音がデフォルトだからさ。あの頃の音を出来る限り再現したいわけなのよ。

まあ、そんなわけで、2010年代以降はハイレゾ化にいそしんでいるわけで、今に至る・・・っという流れですかねぇ。


こう見ると、カセットからMD、mp3、ハイレゾ・・と音源の形態もだいぶ変わってきたよね。
変わらないのは、なんとか音源を外に持ち出して、外でも音楽を聴きたい・・ってことですわ。
この先、また形態は変わっていくんだうろども、個人的には今後も追及していくんだろうな・・きっと。
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