今回の1曲セレクトは、「Everything」Misiaです。
まずはデータでする。
・タイトル Everything
・アーティスト Misia
・作詞 Misia
・作曲 松本俊明
・編曲 冨田恵一
・リリース日 2000年10月25日
・発売元 アリスタジャパン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 187.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:2000年11月9日〜2001年2月1日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「やまとなでしこ」主題歌
大晦日ですね。今年の1曲セレクトはこれが最後になりそうですので。。
今年も閲覧していただきありがとうございました。年々、書く曲も少なくなってきましたが、来年も新たな曲も紹介していこうと思います。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。🙇♂️🙇♂️
さて、もうすぐ、紅白と相成りますが、、今年も紅組のトリは、Misiaということで。。。
2019年以来、5回続けてトリですわ。 しかも今年は2020年、2021年に続いて3回目の「大トリ」ということで。。。
いやいや、他に紅組のトリを務められそうなアーティスト出てこないもんですかねぇ。。。
まあ、白組もここんところ福山に頼り切りな状態ですが。。。。
圧倒的な歌唱力、存在感があると言ったら、現在のところMisiaしかいない。。。
しかし若くして5年連続トリかよ・・・ なんて思っていたけども、気が付いてみれば、Misiaも今年45歳ですからね。トリを務めても全然違和感がないなったわけで。。。
誰もが認めざるを得ない・・・というところですかね。
そんなMisiaも紅白に出るようになったのは、ここ10年あまり。
そそそ、大ヒットを連発していた20代の頃は、紅白からはお声もかかっていない。 それが不思議でね。 なんかの間違いぢゃないの? ・・・なんて思ったもんだけどね。
今回は、そんな、なんかの間違いじゃないの? と思った、あの大ヒット曲を一つ。
「Everything」
そそそ、フジテレビ2000年10月期の月9ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌として、187万枚セールスを記録した、あの超大ヒット曲。
むーー、この曲も、まだ1曲セレクトで書いてなかったんかいな?
今となっては、なんかの間違いじゃないんか? ・・・と思ってしまうんだけども。。。
いや、この曲、「1曲セレクト」としては書いてなかったけども、当時、運営していた「CHART BBS」っていうネット掲示板には、「新曲レビュー」として1度書いた気がする。
もっとも、何と書いたのかは、今となっては全く覚えていないけど。。。
ただ、ヤバイ曲が出てきたなとは、当時も感じたと思うのよ。
ヤバイっていうのは、「すげぇ」っていう意味でのヤバイってことで。
まず感じたのは、日本のヒット曲もここまで上り詰めてしまったか・・・ってことですね。
曲調、メロディライン、サウンド、歌唱・・・どこをとっても、完璧なんだもん、この曲。もう、これ以上の曲は出ないんじゃないか!? って感じたな、初めて聴いたときは。
Misiaって、たしかにウタは、デビュー曲の「つつみこむように」から滅茶苦茶うまかったんだけども、まだ、どこか幼さが残った声質だったのよ。 まだ、のびしろを感じるような。
それは、この「Everything」の前曲の「Escape」でも、まだ感じた。
もっとも、小悪魔調なアッパーチューンである「Escape」とは、単純には比較にならないんだけども。。
でも、この曲は完璧すぎた。売れるべくして売れた曲ですわ。
あまりに凄すぎて初聴で固まってしまうことが何年か一度あるんだけども、この曲なんかはそうだったなぁ。とにかく、すげえ曲が出てきたと日本のヒット曲のレベルの高さを感じましたね。
たしかに、月9ドラマ主題歌というブランドも大きかったとは思うけども、たとえ、そういうブランドタイアップなくても売れたんじゃないんかなぁ。
そもそも、ワタシ、ドラマ見てなかったしね。 あの頃、すっかり一般的になったMVから、この曲を知ったと思うし、暫くはMVと、件の、bay fmの「パワーカウントダウン」だけで、この曲を聴いてくらいだったから。 いや、それでも十分、この曲のすばらしさが伝わってきたのよ。
ただ、今思うと、この曲があまりにも完璧すぎたから・・・だったのかもな、当時、Misiaが紅白に出なかったのは。
2000年と言ったら、Misiaは、まだ22歳ですわ。
22歳で、これだけパーフェクトな楽曲、パーフェクトな歌唱で、紅白なんて言う舞台を踏んだら、すぐ昇華されてしまう。 こんな逸材を若くして昇華されないためにも、この曲でトリをとれるような年齢まで紅白の出演は見送る。。
もしよ、そんな決断をMisia陣営がしてたとしたら、これはなかなかすごい決断だと思うな。
とかく、目先の利益に行きがちなエンタメの世界で、そういう長期的な目で見て決断するってこと自体が異例だと思うし。。。
もっとも、これはあくまで個人的に思ったことで、実際どうだったのか・・は分からないけども。。。
ただ、この曲の1年後、「ソルトレイクシティ」冬季五輪のNHK放送のテーマ曲に「果てなく続くストーリー」が使用された2002年も紅白出場は見送ってたりするしね。
あの当時は、何らかの理由があったと思うんだよね。
この曲がヒットしていた2000年の暮れ・・・。焦ってた頃だな、個人的には。
2000年は、自分のサイトを開設した年でもあり、この頃は運営も軌道に乗り、めちゃくちゃ楽しかった頃だ。 反面、この年の2月に新卒で入社した会社を退職し、プー太郎を続けていたからさ、大分、貯金も切り崩してしまい、先が見えてきてたからさ。
もっとも、IT業界に転職を試みようと、某ネットワークエンジニア養成の専門学校に通ってたわけなんだけども。この年の4月に入学して、1年コースに通ってたから、12月の頃は、そろそろ本格的に転職先を考えなきゃいけなくなってきたころですわ。
でも、ワタシゃ、全然決まってなくて。。当然専門学校側からの斡旋があるものと思ってたんだけども、それも期待していたほどなくてさ。。だから、焦ってたんだよな、今頃は。
なんせ、後先も全然考えずに、卒で入社した会社を退職したから、転職の進め方なんて全く考えてなかったし。。。
この「Everything」って曲を聴くと、↑で書いたようにパーフェクトな曲だと思うと同時に、あの頃の「焦り」もフラッシュバックしてくるんだよね、個人的には。
そんな焦りは、この後半年間続くだよね。その後、今に続く人生の転機を迎えるんだけどさ。
この曲がヒットしていた時は、そんな少し先の未来なんて全く見えず。ただ、ただ焦っていただけだったな。
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2023年12月
ちなみに、アーティスト別では、トータル得点では、
これら3組で共通して言えるのは、「動画」閲覧が強い・・ということ。
Adoも、そうなんだけども、Snow Man、King & Princeいずれも若年層支持が圧倒的と考えると、Youtubeをはじめ動画コンテンツが若年層は強い・・っていうのが、今年は特に如実に出たような結果になった気がしますね。
この傾向は、年間ランキングを集計する前から見えてたからさ。
・・・ということで、Adoは、アーティスト別ランクイン曲数が3位 トータル得点が 5位 と安定しているので、今晩の「レコード大賞」は堅いんじゃねぇのかなぁ・・とみる。
ハズレたらメンゴ。。。
昔やってた、「競馬」は、こんな感じでデータから攻めて、結構当たったんだけどなぁ。。もっとも いつも固い攻めになるんで倍率はつかなかったけど。。。。
今回の1曲セレクトは、「雪が降る町」ユニコーンです。
まずはデータです。
・タイトル 雪が降る町
・アーティスト ユニコーン
・作詞 奥田民生
・作曲 奥田民生
・編曲 ユニコーン
・リリース日 1992年12月2日
・発売元 ソニー
・オリコン最高位 4位
・売り上げ枚数 23.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1992年12月28日付
いや〜、今年も、いよいよ押し迫ってきましたなぁ。1曲セレクトも、年内はこれが最後とあいなりまする。
今年は早かった、1年が。 なんか、毎年、そんなこと書いているような気もするけど、いや、マジで早かったわ。あっちゅう間に過ぎた感じやね。
うーん、こんな感じで、年取っていくのかねぇ。。あ〜やだねぇ。。
うん、さてと、気を取り直して。。。
年末といえば、年末らしい曲を持って来たいものですわ。。
っつうことで、今回の1曲セレクトは、ユニコーンの「雪が降る町」で決定!
いや、だけど、この曲、今まで、もって来てなかったんだな。。うーん、「年末」といえば、この曲がすぐ浮かんでくるんだけどねぇ・・。
なんせ、歌詞に
♪ 今年も終わるけど〜 ♪ ってあるしね。
ま、だけど、丁度、都合がいいのでね。
しかし、この曲聴くと、ホント、年の瀬・・って感じがするよなぁ。もうね、条件反射。「雪が降る町」って言うんだから、本来なら、それこそ「雪が降っているさま」を歌ってんだろうけど、でも、
♪ 今年は久しぶり田舎に帰るから〜 ♪
とかあると、どうしても、帰省→年末 っていう雰囲気になっちゃいますな。
それと匂いだよね。年末ってなんか独特の匂いがあるんですよ。その匂いが、この曲からは感じるんだよなぁ。
個人的には、この曲、COUNTDOWN JAPAN FEF04/05の印象が深いんだなぁ。 うん、初めて、「COUNTDOWN JAPAN」に参戦したときだ。たしか2004年12月29日だったな。 大雪だったのよ、外は。
で、奥田民生、本来はこの曲の予定はなかったんだけど、セットリストを変更して、急遽、この曲、やってくれたんだよなぁ。 いや、この曲の歌のまんまの情景。
いや、良かったね〜。
そういえば、あれ以来、この曲、「COUNTDOWN JAPAN」でやってない やった
やっぱ、「雪」が降ってないと、この曲の意味が半減するからなぁ。
それでは、皆様、よいお年を〜
ってか、今年、まだ続きます。。。おそらく。。。
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今回のセレクトは、「クリスマス・イブ」山下達郎です。
まずはデータでっす
・タイトル クリスマス・イブ
・アーティスト 山下達郎
・作詞 山下達郎
・作曲 山下達郎
・編曲 山下達郎
・リリース日 1983年12月14日
・発売元 アルファムーン/MMG/WEA/ワーナー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 180.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1989年12月4日〜1990年1月15日付
1990年12月3日〜1991年1月14日付
1991年12月23日〜12月30日付
2000年12月14日〜2001年1月4日付
2013年12月5日付
・タイアップ:JR東海「クリスマスエクスプレス」CM曲
いよいよ、クリスマスイブですねぇ。
1曲セレクトも、昔「クリスマスソング特集」ってくらい、クリスマス曲をいっぱい書いた事があるんだけど、今年は特に書かなかったのね。 でも、やっぱクリスマスイブくらい書かないのも淋しいんで、セレクトして来ましたわ。
山下達郎「クリスマス・イブ」
なんだよ、こんなメジャーな曲かよ〜、しかも去年も書いてんじゃん・・・と思いの方もいるかと思うけど、日本のクリスマスを語る上で、この曲をはずすわけには行かないですわね。 これだけ、「エバーグリーン」になっちゃうとさ。
まあ、個人的にも、どうしても、クリスマスイブとこの曲は、切り離せない。。っていうところもありますし、やっぱり、この曲を持ってきましたわ。
チャートを長年にわたって見てきた方には、すでに「耳タコ」の事だと思うけど、この曲、もともとは、1983年6月1日リリースの、山下達郎9枚目のオリジナルアルバム「Melodies」のラストを飾る1曲に過ぎなかったんだよね。 そう、最初はシングルぢゃなかったのよ。
しかもですよ、もともと、この曲、自分の曲用に作ったんではないんだよね。そう、今の「ヨメ」さんの竹内まりやのために作った曲なんですよ。
あ、これは、意外と知られてないかな。。でも、これは、事実のようで、「Melodies」リリース時、1983年6月17日号の「オリコンウイークリー」に達郎自ら語っているから、間違い無いと思われますわ。
↓ コレ
でも、なぜか、竹内まりや 用としては、「ボツ」となってしまい、普通なら「お蔵入り」になるところを、その頃毎年12月に行っていた、中野サンプラザのライヴに歌うための「クリスマス」の曲が無かったんで、自分で歌っちゃったらしいですわね。
とにかくさぁ、これぞ「達郎」っていう曲ぢゃないですか。うん、まあ、曲調は、パッヘルベルのカノンを参考にしているらしいから、「達郎」らしいところは、若干欠けてるんだけどさ、圧巻は、やっぱし、間奏の「カノン」の部分のアカペラだよね。
あのアカペラ、コーラスが何層にも聴こえるけど、全部、達郎自身、1人で歌ってるんだよね。ダビングを「44回」重ねて、あの「カノン」にしたらしいっす。 さすがに、「音楽オタク」の達郎氏らしいですわ。
「時間と手間」に妥協はしない。「職人」だよね。でもさぁ、本当は、これこそが音楽の「プロ」だと思うんだよねぇ。量産することだけが「商用音楽」ではないって事ですよ。
まあ、達郎氏の場合は、この頃になると、楽器も含めて、作詞、作曲、プロデュースと全部1人でやっちゃってたみたいだから、それほど、珍しいことではないですけど・・。
個人的には、85年の「風の回廊」のコーラス部分が好きでねぇ、もちろんもあれも、多重録音で全部1人でコーラスやってるんだけど、その「気持ち悪さ」ったらないね(いいいみで)。 どこ切っても、「達郎氏」の声って言うのは。。。
でもさぁ、そういう、妥協がないからこそ、いつまでも色褪せない曲⇒「エバーグリーン」に仕上がるんぢやないかなぁ。
考えてみたら、この曲、モチーフとなっているのは、1980年か1981年のクリスマスって考えられるんだよね。
もともと、竹内まりや用に書かれたっていうくらいだから、少なくとも竹内まりやが結婚前に一時活動休止する前に書かれたって言うのが無難だろうし。。。。今から約四半世紀前ですよ。
生活様式だって随分変わったのに、いまでも、色あせないでしかも、売れ続けてるっていうのは、これは、奇跡だよね。
っていうか、曲が全然古くならないのよ。
詞、メロディはもちろんのこと、音質に関しても、おおよそ80年代前半って気がしないもんね。
そこには、やっぱし、職人「山下達郎」の妥協を許さない「仕事」があったからぢゃないかなぁ。
ここまでくると、壷とか焼き物、はたまた、版画、絵画と同じ世界だよね。
テレ東の長寿番組「開運!なんでも探偵団」の中島誠之助ぢゃないけど、「いい仕事」なわけですわ。
まあ、本人がどの程度、納得して、もともとこの曲を作ったのかはよくわかんないですけどね。
なにせ、もともと、他人用の曲をボツになっちゃったから、自分のコンサートで歌うために、急遽レコーディングした曲のわけだから。。。。
それと、この曲、「売れる」までは、結構、紆余曲折、時間がかかったもんね。
もともとは、上でも紹介したように、1983年6月1日リリースのアルバム「Melodies」の1曲だったんだけど、リリース日が示すように、別に、この曲がメインってわけでもなかったんですよ。6月1日リリースだもんね。「夏」ですよ。 どちらかといったら、シングルにも切られた「高気圧ガール」の方が全然、有名だったもんね。
ただ、その年、83年の12月に「12インチ」シングルとして、リリースされたのが、そもそもは、「シングル」リリースとしては最初なんですよ。 このときは、オリコンで最高44位まで行ったものの、わずか2週でチャートからおさらば。。。 つまり、「全然」だったわけさ。
もっとも、この時点ではアルバムからのシングルカットという影響はデカかったわけだけども。
アルバム「Melodies」はオリコンで1位。
次にシングル化されたのは、1986年11月。このときは、12インチではなく、通常のシングルで、だから、まあ、このときが「シングルカット」と呼んでも良いかな。
ただシングルカットされた86年は、最高21位止まり。翌87年は、わずか1週のみのランクインで91位、さらに翌年88年は、最高15位と、若干ずつだけど、一般に浸透して行ったんだよね。
で、爆発したのは、翌89年。このとき、JR東海の「クリスマスエクスプレス」キャンペーンソングに起用されてブレイク。そそそ、例の牧瀬里穂のCMですね
↓ コレ
>
このCM効果・・というか、ほとんどこのCMの効果だったと思うけど、オリコン1位まで、一気に駆け上がったってわけだよね。
だから、ブレイクまでは、シングルリリースから3年。アルバムの1曲として、この「世」にでてから足掛け6年も擁しているんだよね。
その翌年からは、みなさん、ご存知の通りで、毎年のようにランクインしてるってわけですわ。
ただ、いえることは、その間、達郎氏自身は、とくに、この曲をシャカリキになってまで、売ろうとしていないことだね。
周りが「お膳立て」してくれての、大ヒットなわけで・・。
その点も、やっぱし、職人「山下達郎」の所以としているだろだよねぇ。。。
最後に、今回のデータは、一応、最初に「12インチ」としてシングルに切られたときからのデータを合算してあります。
ただ、オリコンの場合、CD番号がかわると、集計が変わっちゃうんで、正直、こういう、再発を繰り返している曲は、1つの曲として、集計するのがなかなか困難なんだよねぇ。 ちなみに、売り上げ枚数は最初にコレ書いた2006年当時のモノなんで、現在は変わってるんですけどね。。。まあ、その辺は、ご勘弁あれ。
【追記】最初のリリースから、今年で40周年ということで。。。
もはや、季節の風物詩の域を超え、国民の「儀式」みたいな領域に達したこの曲・・のような気もしますが。。。
この曲、何がすごいというと、時代の先見性と、その後の普遍性にコミットしていることだと思うんだよね。
この曲、アルバム「Melodies」のラストを飾る1曲としてリリースされたのが1983年6月。
・・ということは、イメージとしては、直近でも1982年のクリスマス・・だと思うんだよね。
1982年のクリスマスっていったら、まだ「家族」で過ごすっていう方が一般的だったんじゃないのかなぁ。
クリスマスケーキと、ローストチキンを買って、「家族」でパーティをするっていう。
少なくともウチはそうだった
「恋人と2人で過ごすイベント」・・・っていう形態は、まだ少なかったと思う。。
でも、この後バブルを迎え、クリスマスは恋人と2人で過ごすという形が増えてくる。
この曲の世界のように。
そもそも、1982年のクリスマスって、こんなにオシャレじゃなかったと思うし。。
それを考えると、先を見据えているな・・・と思えてしまうんだよね。個人的には。
その後、こういうクリスマスがすっかり定着し、今に至るというのは、言わずものがなんだけども。。
もっとも、世間がこの曲の世界のにコミットしていったのかもしれないけども。。。
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今回の1曲セレクトは、「クリスマスキャロルの頃には」稲垣潤一 なのだ。
まずはデータです。
・タイトル クリスマスキャロルの頃には
・アーティスト 稲垣潤一
・作詞 秋元康
・作曲 三井誠
・編曲 清水信之
・リリース日 1992年10月28日
・発売元 ファンハウス
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 140.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1992年11月16日〜1993年1月18日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「ホームワーク」主題歌
先日から、以前すでに書いたクリスマスソングのうち、ずっとアクセスが多めの曲、ブログの底に沈んでいたのを表に引っ張り上げることを何曲かやってきた。
いつだかも書いたけども、1曲セレクトを始めた2005年、まだmixiに書いてた頃だけど、2週間くらいずっとクリスマスソングだけ書いてたことがあった。
当時は、文字通り「1日1曲書く」ってことを目標にやってたんで、それこそ一気に10数曲書いたのかなぁ。 あの時点での過去の、めぼしいクリスマスヒットは、あん時、あらかた書いたんだよね。
ただ、後先考えずに書いたんで、その後、クリスマス時期に書きたい曲が無くなって、毎年難儀してるんだけども。。。。
でも、あの時も、それ以後もまだ書いてなかった クリスマスソングももちろんあるんだよね。
今回は、そんな、まだ書いてなかった「大ヒット」のクリスマスソングを一つ。
稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」
じゃじゃーん。 1992年のクリスマスソングとしてリリースされ、当時、ミリオンセラーも記録した大ヒットをまだ書いてなかったとは。。。。
いやいや、書いてなかった・・というよりは、あえて書いてなかったといった方がいいのかなぁ。
リリースされた1992年当時、個人的には、どうも今一つ、この曲が好きになれなくて。。。 そういう記憶がずっと残っていたりするのよ。
生理的に好きになれなかった・・というよりは、あの時点で、この時期、毎年のようにリリースされるクリスマスソングに飽きてたって言った方がいいだろうな。
なんか、またか? ・・・って気持ちも強くてね。
それと、少し前に書いた、佐野元春氏の「約束の橋」と同じで、ドラマの主題歌にならないとみんな聴かないのか? っていう現象に飽きてきてたんだよね、この時点で。
90年代に入り、70年代、80年から活躍してきた「大物」アーティストも、時代の流れの中で、苦戦をしれられてきていたアーティストも、ドラマの主題歌となると、約束されたようにミリオンセラーになる。
この曲は、ドラマ「ホームワーク」の主題歌。当時、上記にかいたような現象を起こしていたフジテレビ系ではなく、TBS系の金曜9時ドラマだけども。 結果的には同じような現象が起きた。
これを見てて、なんだかなあ・・・と思ってたのよ。
周りの盛り上がりとはウラハラに、なんか冷ややかな目で・・というと聞こえが悪いけども、冷静な目で見てたワタシがいたりしてね。。。
まあ、周りの風潮に流されすぎるのも嫌だった・・・っていうのもあったかもしれない。あの頃の心境として。
時代は90年代も丸々2年が過ぎようとしていた頃だったじゃん。
件の「約束の橋」の時にも同じことを書いたけども、90年代をけん引していくような新たなアーティストもそろい始めてきていたし。個人的には、そちらの方に新鮮味を感じていたんだよね。
やっぱり、新鮮味を感じる方向を支持したくなってたし。。。
あ、これは、今でもそうだけども。。
これって普遍的な物なんだよね、特にポップス、ロックなど、いわいる「流行歌」を聴く上ではさ。
これらの曲には、ある意味、新鮮さを求めているわけじゃん。 だからこそ新しい曲を聴きたくなるし、長いこと聴き続けていられると思うのよ。
確かにこの曲を聴く限りでは、90年代の匂いがするし、80年代の頃とは違うカラーの稲垣氏を感じさせてくれる。
だけど、ワタシの中では、稲垣氏と言えばどうしても80年代のカラーなんだよね、一番しっくりくるのは。
やっぱり、「ドラマティック・レイン」であり「夏のクラクション」なのよ。ワタシの中の稲垣氏は。
90年代・・というか、特にこの曲の稲垣氏は曲が大ヒットしたこともあって、特にアナクロに映ってしまう。
恐らく、そんなところから、当時は生理的には今一つ触手が伸びなかったのかもな。
だからね、ミリオンセラーではあるけども、長いこと、手元には、この曲のCD音源はなかったのよ。
むろん、bay fmの「パワーカウントダウンJAPAN HOT30」からエアチェックしたカセット音源はあったけども。
それだけで十分だったんだよね。
当時は生理的に合わなかったものの、あれから30年が過ぎ、今では、手元にこの曲のCD音源はあるんだけども。
まあ、過去の大ヒットのアーカイブとして、最近中古で購入したモノなんだけどね。
あのころの個人的な好き嫌い別として、時代を飾った1曲であることは間違いないですからねぇ。
あ、そうそう、↑で、当時80年代のアーティストがドラマ主題歌を歌って大ヒットことに飽きていた・・と書いたけども、もちろん全てではないですね。
たとえば、同じ1992年10月期のTBS金ドラだった「十年愛」の主題歌を担当した大江千里氏の「ありがとう」なんかは、個人的には当時から好きだった。
まあ、大江氏の場合、80年代には稲垣潤一氏ほどの「代名詞」になるような大ヒットが少なかったこともあり、80年代のカラーっていう印象が少なかったからかもしれない。
だから、当時曲を聴いて新鮮味を感じたし、時代の風も感じたんだろうな。
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今回の1曲セレクトは、「CHRISTMAS TIME FOREVER」サザンオールスターズです。
まずは、いつものようにデータです。
・タイトル CHRISTMAS TIME FOREVER
・アーティスト サザンオールスターズ
・作詞 桑田佳祐
・作曲 桑田佳祐
・編曲 サザンオールスターズ 小林武史
・リリース日 1992年9月26日
・発売元 ビクター
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 179.1万枚
・タイアップ 丸井クリスマスキャンペーンソング
※アルバム「世に万葉の花が咲くなり」より。
一つ前に、サザンの「クリスマス・ラブ」を持ってきたんだけど、やっぱり、どうも納得しないんだよな。
いや、「クリスマス・ラブ」の本文でも書いたんだけど、個人的、「クリスマス・ラブ」は認めてないんですよ。なんか取ってつけたような曲なんで。。。
・・・ということで、今回は、サザンオールスターズのクリスマスソングといえば、これよ・・・っつう曲をセレクト
CHRISTMAS TIME FOREVER
・・・って書いても、「えー、そんな曲知らねーよ」っていう方、いっぱい居るだろうなぁ。
まあ、それも、見越して、是非、ご紹介したいと思って引っ張ってきたところもあるんだけど、この曲は、1992年秋にリリースした、サザン、11枚目のオリジナルアルバム「世に万葉の花が咲くなり」に収録されている曲ですね。
まあ、と、言うことは、どうしても、サザンファンでなければ、なかなか引っかかりはないかなぁとも思うんだけどね。
ところがどっこい、これがまた、なかなかの佳曲なのですヨ!
曲調は、如何にもクリスマスをイメージ、髣髴とさせるようなミディアムバラード。
そうだなぁ、桑田佳祐のソロで、「白い恋人達」って曲があるよね。イメージ的には、あの曲にかなり近い。
いや、逆に、あの曲が、この「CHRISTMAS TIME FOREVER」に近いって言ったほうが正解なのかな。
とにかく、あんな感じの、優しく、正当、真っ正面なクリスマスソングなんですねぇ。
特にサビの部分
♪Merry Christmas to the world now stars shine forever〜♪から続く部分は、涙もんのメロディと曲構成ですわ。
全体的に心癒されるっていうか、安らかな気持ちになれる1曲だなぁ。
まあ「クリスマス・ラブ」同様、丸井のクリスマスキャンペーンソングにも使われてたんで、曲を聴けば、「聴いたことある」ってかたもいらっしゃるかもなぁ
ワタシとしては、この曲をシングルに切って欲しかった。是非に!
でもね、これを契機というか、サザンって意外とクリスマスソング歌ってんだよね。
そのほか、以前紹介した、「シャララ」でしょ。桑田ソロでは、「白い恋人達」・・・・と。
うーん、これは、ヤマタツ氏を意識した、桑田氏の「心意気」なのかなぁ。
それとも、単にクリスマスソングが好きなのか!? その辺はよくわからないですけど、それにしても、多いよなあ。
ユーミンの「スキー/雪」関係の曲にひってきするんでない?
だけどさ、この曲が収録された「世に万葉の花が咲くなり」ってアルバム、サザンファンを公言するワタシのファイバリッドアルバムなんだなぁ。
ほぼ、全編にわたって、「サイケデリック」な内容なんですよ。
あの時期、90年代の初頭って、アンダーグラウンドなところで、一時、サイケがリバイバルしたことがあるんだよね。ファッションとか。
それを、目ざとく引っ張ってきたっていうかね。
たしかに、前兆はあったんだよね。91年のシングル「ネオブラボー」なんて、メロディはビートルズで、サウンドは、サイケが一部、顔出してましたもんね。
でも、まだ、それほど、「サイケ度」は強くなかったけど。
でも、このアルバムは、かなりサイケ度がきついんですよ。
最初聴いた時は、かなり違和感を感じたけどね。もう、すでに、そこには、シンプルな「アメリカンロック」っていうテイストは、存在してないもんなぁ。
特に、ハラ坊のソロ曲の「ポカンポカンに雨が降る」とか、「HAIR」なんては、サイケ度が高い。
いや、だけど、「HAIR」って言う曲の完成度は高いよ。この曲、個人的には大好きですわ。脳みそグルグルかき回されている気分になる。 あー、それって、ドラッグな状態?
でも、この曲知ってるヒトがすくなくて、ちょっとつらいんだけど。。。
「涙のキッス」のC/Wの「ホリデイ〜魔の休日より〜」にいたっては、完全に曲が壊れてるし。。。
えー、さっきからサイケ、サイケって書いてるけど、これがなかなか説明しづらいな。
えーと。。。。そうだなぁ・・・、由紀さおりの「夜明けのスキャット」を思い出してもらえると分かりやすいかな。
いや、別に「スキャット」ってわけではないですよ。サウンドだよね。
イメージ的にどぎつい原色カラーっぽい、それでいて、一部、セピアがかっているっていうか・・。
うーん、現実離れした「夢の中の世界」って感じかなぁ。
多分、ドラッグとかやると、こんな妄想の世界にはいるんでないの? って感じかな。
まあ、ワタシゃ、ドラッグどころか「アンパン」もやったことないんで、その辺はよくわかんないですけど。。。
ああ、そうそう、「トランス」の「イメージ」に近いかな。音色ではなく、イメージね。あれも、「トランス」って言うくらいだから、ドラックによる「トランス」状態っぽいサウンドだから、ああいう「名称」なんでないの・・・・?
あれ? ちがう? テキトーに書いたんだけど・・
兎に角、この「世に万葉の花が咲くなり」って、そんな感じで、ドラッグやってないのに、ドラッグやったようなある種、興奮状態(?)な気分になっちゃうんですよ。現実離れしてるっていうか・・・。
アルバムのなかでは、唯一「CRISTMAS TIME FOREVER」と、1曲前の「IF I EVER HEAR YOU KNOCKING DOOR」って曲が、そういう、サイケな色合いが無い、ノーマルな曲なんだよね。
この2曲は、クールダウン用の曲なんだよね。この2曲があるからこそ、現実の世界に戻ってこれるって言うかね。
そういう意味でも、貴重な曲なんですわ。
ちなみに、「IF I EVER HEAR YOU KNOCKING DOOR」って、全編英語詞、かつ、アカペラの曲なんですよ。一切、楽器は無し。
サザンのアカペラ曲、ほかに、映画「稲村ジェーン」で使われた、「忘れられたBIG WAVE」は有名だけど、この曲は、さらに、コーラスが複雑になっている。
英語詞なんで、この曲の作詞は、元ゴダイゴの「トミーシュナイダー」なんだよね。
あれれ、最後は、「CHRISTMAS TIME FOEVER」とは、全然違う話になっちゃったな。。
ともあれ、機会があったら、是非、聴いてみてくだされ。
あー、ちなみに、プロフィール写真、「世に万葉の花が咲くなり」のジャケ写なんだけど・・・。
どっかから引っ張ってきた、「絵」ではないからねぇ。
ジャケットまで、「サイケデリック」だったんだよね。
えー、当然ながら動画は無し! でも↓のリンクから「音」だけは聴けます。
良かったらどうぞ・・・と以前は書いてたけど、 最近はようつべにも動画が落ちてるのね。。。
いつまで聴けるかわからないけど、一応リンク。。
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今日の1曲セレクトは、「遠い街のどこかで・・・」中山美穂です。
まずはデータでーす。
・タイトル 遠い街のどこかで・・・
・アーティスト 中山美穂
・作詞 渡辺美佳
・作曲 中崎英也
・編曲 中崎英也
・リリース日 1991年11月1日
・発売元 キング
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数 67.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1991年11月11日〜1992年1月13日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「逢いたい時にあなたはいない・・・」主題歌
これはじめてから、4ヶ月くらいになるのかなぁ・・。いままで、全然意識してなかったんだけど、ミポリン、中山美穂の曲を書くのは、今回が初めてだったんだ・・・。
いや、書かなかったわけではなくて、9月、10月、11月って中山美穂ってなぜかリリース曲が少ないんだよね。
リリース間隔のちょうどエアポケットに入っていたって言うか・・。いや、実際は、85年の「生意気」とか、もうちょっと解釈すれば、86年の「ツィてるねノッてるね」も8月リリースだから、書けないこともないんだけどね。なんとなく、素通りしちゃったわけです。
理由は一つ。どう書いたらいいかわかんなくてねー。
でも、11月終わりから12月にかけは、毎年のようにリリースしてたから、この先、いろいろ書いていきますよん。多分。
まずは、クリスマスソングということで、91年11月リリースの「遠い街のどこかで・・・」から。
90年頃からの中山美穂って、なんか、ちょっとイメージと違ったんじゃないの? って気がするんだよね。
ワタシのイメージからすると、もっとお嬢さんぽいと思ってたのね。
まあ、最初が「毎度おさわがせ〜」で「小悪魔」役(のどか役)だったでしょ。
だから、なんか、ずっと、本来のイメージとはちょっと違った曲が続いていたじゃん。
特に90年〜91年にかけては、随分、冒険してるなって感じで見てたな。ノド酷使したのか、声もよく出てなかったのに、わざわざ、「歌いにくい」曲をうたってたナっていう印象が強いのね。
ただ、個人的には、このころの曲って好きなんだけどさ。まあ、そのあたりは、ファン真理としてはうまくいかないところなんだけどさ。1つ前の「Rosa」なんてのは、ゼッサンものでしたもんね。
これは、ミポリンの曲の中でも最高傑作の1曲に入るんではないですかねぇ。
それを受けての、この「遠い街のどこかで・・・」。正直ね、初めてこの曲聴いたとき、ホッとしたのよね。
やっと、「本来」の中山美穂に戻ったなっていうね、安心感が最初だったなぁ。
メジャー系のミディアムバラード。これが、いちばん、このヒトには合ってる気がするんだな。
正直言って、歌ってる本人がいちばんホッとしてたりして・・。だからかなんか知らないけど、上で書いたように、このころ声があんまりでなかったのにも関わらず、いちばん、声に艶があるように感じるのは、気のせいですかねぇ。。。
曲は、タイトルを見る限りでは、全然、そんな感じしないんだけど、ストレートなクリスマスソングだよね。
サピの部分もストレートに
♪Happy Merry X'mas あつい思い届けて いちばん好きなヒトにそっとつぶやく〜 ♪
ですもんね。
うーん、個人的には、ハッピーなクリスマスなんぞ、過ごしたこと、ほとんどないんで、どっちかというと、「ひとりぼっちのクリスマス〜」のような曲のほうがシンパシイを感じる、天邪鬼な奴なんだけど、この曲は別だね。
珍しく、「ハッピー」なクリスマスでも共感を感じるな。
曲の雰囲気が暖かいんだよね。
クリスマスソングならではの暖かさっていうのが、やっぱし、このテの曲では基本だと思うしさ。
うん、だけど、この曲タイアップ付いてたんだ?・・・いま調べて初めて知ったワ。
どうも、91年10月期の月9の主題歌だったみたいね・・。
って、そのまえは、あの「101回目のプロポーズ」じゃん。
これは、見てたな。毎回「アホらし」と思いながらも。ついつい。。。。ワタシ基本的には、アンチ月9派だから。。。
個人的には、このころ何やってたんだろ??
22歳。まだ、大学2年の頃だ。理系ではあったけど、まだ本格的な実験もあまりなく、この頃になると、週休5日くらいで、ほとんどガッコへは行ってなかったけど・・。
ボーリングと、カラオケと、競馬とヒットチャート作成の毎日だったような気がするな。
ヒットチャートについては、bay fmでやってた「COUNTDOWN JAPAN HOT30」を毎週聴くようになったのがちょうどこの頃でしたね。
就活のことも全然頭になく、ワタシにとっては、充実した日々やったわ。。。
この曲聴くと、あののほほんとした気分の頃を思い出すんだよなぁ。
そんな1991年のクリスマス・・・・、たしか2日前の有馬記念、ダイユウサクの大番狂わせのショックで一人寂しいクリスマスを過ごした‥様な気がする。。。
最近は、ボーリングと競馬は足洗ったけど、ヒットチャートに関しては、このころと今と、やってることほとんど変わんないな。既に、いまの「THE HITCHART HOT30」、通称「かじやんチャート」は毎週作ってたし・・・。
ただ、インターネットなんてなかったんで、「オリコンチャート研究会」の集まりんときに、メンバーだけに閲覧させるっていった、ごくごく、内輪だけのものだったんだよね。
・・・って最後の部分はどうでもいいことですけど・・。
ちなみに、こちらは2005年12月にmixiに書いたものをそのまま再掲載ということで移植したものです。
なので、冒頭「これはじめてから、4ヶ月くらいになるのかなぁ・・」などと書いてますが、2005年当時はそうだった・・ということで、ご了承ください。。。
文章の書き方とか内容が今よりも若い。。。
そりゃ18年も経てばね。。。
今日の1曲セレクトは、「最後のHoly Night」杉山清貴です。
まず、データでっす。
・タイトル 最後のHoly Night
・アーティスト 杉山清貴
・作詞 売野雅勇
・作曲 杉山清貴
・編曲 笹路正徳
・リリース日 1986年11月6日
・発売元 バップ
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数 25.3万枚
・THE HIT CHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1986年11月24日〜1987年1月17日付
いやいや、このところ、マジで文章下手やねー。あとで自分で読んでイヤになっちゃうねー。
昨夜書いた、「年間チャート」についての文章は最悪や。小学生の文章やね。 誤字は酷いし。。。
読んでくれた皆さん、あいすいませぬ。
とりあえず、自分で読んで「変」と思った表現と気付いた誤字は修正いたしましたです。
「年間」でことで、ちょっと「構えた」のがマズかったかなぁ・・・というのは、「言い訳」です
・・ということで、本日の1曲セレクトですが、
最後のHoly Night 杉山清貴 どえす。
この曲は、オメガトライブを解散して、ソロになった、杉山清貴、2枚目のシングルなんだよね。
このあいだ、菊池桃子の時も書いたけど、オメガトライブっていったら、それこそ、80年代中盤のトップバンドの1つだけど、曲調は特徴的だったよなぁ。ほとんど、どの曲も同じジャンと思わせるくらい、よく言えば統一的、悪く言えば没個性なバンドだったなぁ。
強いて言えば、キーボードか「オメガドライブ」特有っていうかね。YAMAHAのDX7のプリセット音を目いっぱいフィーチャーしたリゾートミュージックだったわな。
そのリゾートミュージックっていう部分は、ソロになった杉山清貴は、引き継いだわけで、だからねー、正直言うと、絶対的なワタシの好みの曲調ではなかったんだよね。
リソードミュージックって言う具合だから、都会的で、音もスマートで、こぎれいで・・・。
私ゃ土臭い曲が好きなんで〜って何回も書くけど・・。
なんんかさー、ターゲットは20代のOLです ってはっきり言ってるような音楽じゃん。これより一時代前だったら、山本達彦とか、あとは、同じ時代の角松敏生とか・・・。
なんか、聴く人を限定しているようにも聴こえるんだよね。
とは言うものの、ソロになった杉山清貴の中では、個人的には唯一、「あ、いいね」って思ったのが、この「最後のHoly Night」ですね。
一言で言うと、クセのない「クリスマス用」の楽曲だものね。
ヤマタツの「クリスマスイブ」が出てくるまでは、クリスマスソングっつったら、この曲って感じはしてたんだけどね。
それから、ストーリーがハッキリしてるでしょ。タイトルからして、「最後のHoly Night」っつうぐらいだから、文字通り、二人で過ごす、最後のクリスマスイブっていうシチュエーションなわけですよ。
そこで、出会った最初の年のクリスマスイブはこうだったね、去年の夏はこうだったね・・・・と、せつせつせと想い出に浸ってる・・・っていう曲ですわね。
でもさ、普通、このテの曲って、「最後」ってことで、ジメーと重い曲が多いじゃん。
この曲は、思いのほかサラッとしてるんだよね。明るくバイバイってことなのか、クリスマスっていう雰囲気からなのか、その辺はよく分からないですが・・・
♪Last Christmas Eve For You 本当に好きなヒトと最後のイヴは過ごしたいといったね ♪
と、文字通り、本当に好きなヒトと最後のイヴは過ごしたいんだよ〜。 って、これがね一番言いたいところなんだろうね。
うーん、でも、よくよく考えたら、ちょっと「調子いい」んでない?
今は、完全に女性上位な時代って言ってもいいんぢゃないかなぁと思うんだけど、もう、すでにこの頃から傾向は始まっていたんだよね。
まあ、最初にも書いたように、ターゲットは、OLなわけで、そのへんは、都合よく書いてるんだろうなぁ・・・とか、いまとなっては、詮索したりして。。。
あのころは、まだガキだったから、そんなところまで全然考えないで聴いてたけどねぇ。
しかし、最近は、完璧にOLに向けた曲って、考えてみたら、ほとんどなくなった気がするな。
まあ、OLって言葉自体、すでに「死語」に近いけど・・。
OLに限らず、ターゲットを完全に社会人に向けた曲っていうもの自体が少なくなっているんだよね。
こうしてみると、これも80年代っていう、無節操な時代特有の曲だったんだねぇ。
※2005年12月に書いたものの再掲載です。
今回の1曲セレクトは、「ええねん」ウルフルズです。
まずはデータなのだ。
・タイトル ええねん
・アーティスト ウルフルズ
・作詞 トータス松本
・作曲 トータス松本
・編曲 ウルフルズ
・リリース日 2003年11月6日
・発売元 東芝EMI
・オリコン最高位 20位
・売上げ枚数 4.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 21位
以前は、毎日のように書いてたここのブログも、最近あまり書かなくなっているのは、生業での変化が大きいな。 特に今年から正式に管理職になってからは、作業のほかに考えることも多くなって来たりして、1曲セレクトを書く余裕もあまりなくなってきたわけで。。
まあ、言い訳なんだけどね。 これが20年前の30代だったら、体力で頑張れたかもしれないけども、50代も半ばになると、やっぱり30打今頃と同じという訳にはなかなかいかないですね。。。
いや、30代の頃も同じようなことがあったな。
某C社、D社で管理職をやってた30代半ばの頃。
あの時は、ブログではなくサイトの方に「BBS(掲示板)」を設置して、毎日のように更新してた。
一時はかなり活発な掲示板で、掲示板発でオフ会を何度も開いて、ユーザー同志のコミュニケーションを図ったりしてね。
ただ、生活はかなりめちゃくちゃだったのよ。
某C社、D社で管理職をやってた頃。
管理職とはいえ、いろいろなプロジェクトに関わっていたこともあり、ミーティングはいつも、ダブルブッキング、トリプルブッキングは当たり前。 しかも23時からミーティングとかね、、、 今思うと「あほか」・・・って感じだけども。。。
だから、帰宅は常に午前2時半とかだった。。。 そこから、自分のサイトの掲示板の更新をやったり、ランキングの更新をやったりしてね。。。
会社は当初はコアタイムなしの裁量労働制だったから、最初のうちは12時半に出社したりしてたけども、いつしか、コアタイム有に移行しやがって、遅くとも11時には出社しなきゃなんなくなった。
おかげで、つねに寝不足。
それでも初めの1年くらいは体力でかんばったのかなぁ。。。 でも、いつしか疲れちゃってね。
少し精神的におかしくなってきたのよ。
今回の1曲セレクトは、そんなころ聴いて刺激を受けた1曲一つ。
ウルフルズ「ええねん」
この曲がリリースされたころは、上で書いたように、精神的な疲れが出てたピークだったな。
とにかく、常にぼーっとしてて全然頭が回らない状態だった。
あの頃のワタシの最大の役目は、サイトで「受ける曲」をセレクトすること。
つまりは、常にそれなりの「数字」が要求されたのよ。
これは、今サイト運営してても同じなんだけども、波に乗っているときは何をやってもうまくいくんだよね。
でも、世間のトレンドからいったん外れると逆に何やってもうまくいかなくなるんだよ。
一度トレンドにの波に乗っても、それがいつまでも続くわけではないわけで、いつか調子は下降気味になってくることがある。丁度、あの頃ってそういう時期だったのよ。
2003年「着メロ」っていうものは人気のピークだった。 ワタシがかかわってた着メロサイトも、たぶん、あのころが会員数のピークだったと思う。
反面「着うた」っちゅうCDの「原盤データ」をそのまま使用するコンテンツが伸びてきたころでもあり、この先着メロは頭打ちになることも見えてきていた。
着メロの急激な普及から3年がたち、ユーザーが面白がってくれる企画を常に打ち出すというのも、だんだん難しくなってきていた頃だったし。 だから、つねに一定の数字を残すっていうのも徐々にきつくなってきていた。
こんなところも精神的に追い込まれてきていた要因だったかもな。
そんな時に聴いた
♪ アイデアなんかええねん
別になくてもええねん
はったりだけでええねん
背伸びしたってええねん
〜 ♪
っちゅう「ええねん」の歌詞には、ずいぶん刺激を受けたのよ。
だいぶ肩に力が入っていたことにも気が付いたし。。
で、今一度、ストレートに素直な気分で着メロをプロデュースしてみよう・・っていう気になってね。
ちょうどそんな時に出てきたのが、大塚愛の「さくらんぼ」だったのよ。
この曲では、かなりいろんなバージョンの着メロを作った。 通常の45秒バージョン 1分30秒のロングバージョン、全尺のフルバージョン・・・、中でも一番受けたのが、やっぱり「もう1回!」っていうボイスを入れて延々にループするバージョンだったろうな。
全バージョンで350万ダウンロード以上記録して、某サイトでそれまでの楽曲の中で一番ダウンロードされた曲になった。
おかげでかなりの額の著作権料をこの1曲でJASRACに収めることになりましたが。。。。
でも、今考えると、「さくらんぼ」のいろいろなバージョンにしたって、「ええねん」の
♪ アイデアなんかええねん
別になくてもええねん
はったりだけでええねん
背伸びしたってええねん
〜
終わりよければええねん♪
を聴いて芽生えた、半ばヤケクソ根性のおかげだったのかもな・・・
なんて、いまでも、この曲を聴くと、そのことを思い出しますわ。
いい意味で「開き直り」を教えてくれた曲だったかもなぁ。
何の飾りもない、シンプルでストレートなロックだったからこそ、人生教訓的なアクの強い大阪弁の
歌詞がストレートに入ってきたんだよね。
これは、ワタシだけではなく多くの方もそうだったんじゃないかなぁ。。と思えたわけで、だから、この曲を初めて聴いたときから、ウルフルズにとっては、久々の「ヒット」になるだろうな。。。
・・・と、当時は思ったんだけどね。
結果的には、それほどのヒットとならずに終わってしまったんだよね。
もっとも、シングルとしては同年12月リリースの同名タイトルアルバム「ええねん」の先行だったことが、一番大きかったんだけど。。。
これが残念でね。
もし、これがシングル単体の曲だったら、あの時点で、もっと広がったんじゃないのかなぁ・・・と。
ただ、Wikipediaによると、大阪ではリクエストが殺到し、FM802の「OSAKAN HOT30」では1位を獲得など、かなりの反響があったようですね。
関東在住のワタシには、今までわからなかったのですが。。。
でも、今考えてみると、あん時シングルとして大ヒットにならなかったからこそ、消費されずに今でも、ウルフルズの代表的なロックンロールナンバーとして、いろんなアーティストにカバーされたり、タイアップに使われたりしているのかもな。。。
ところで、最近アサヒの「スマドリ」キャンペーンで、この曲使われてるじゃん。
↓ コレ
ハマちゃん、3時のヒロインの福田さんとかが、この曲歌ってるCM
いや、上手いころに目を付けたな・・なんて、気になってたんだよね
で、自分のブログのアーカイブ見てみたら、まだ書いてなかったんで、今回あらためて「ええねん」を引っ張ってきたんだけども。。。
本来だったら、「すでに書いてておかしくないけどもまだ書いてなかったシリーズ」に入れてもいいかな・・と思える曲だけども、そう書かないのは、この曲がリリースされたころ、初めに書いたように、すでに自分のサイトで掲示板を運営してて。
たしか、ここの【キニナル曲】にあたる新曲レビューで一度書いたような気がするんだよね。
それもあって、1曲セレクトでは、まだ書いてなかったのかもしれない。
20年以上サイト運営していると、そういう曲もだいぶ増えてきましたね。以前新曲レビューで1度書いた曲を「1曲セレクト」で再度書くってことは、この先増えるんだろうなぁ。。。
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やっぱいいですね、NHKBS「名盤ドキュメント」。
2019年のY.M.O「ソリット・カテイト・サバイバー」以来6年ぶり復活。
10月の本放送も録画しながら見たけども、昨日の再放送もまた見ちゃいましたわ。
バラエティ目線ではなく、音楽的にちゃんと分析してくれるところがいいんだよね。
今回は、レコーディングディレクター 松崎澄夫氏、 キャンディーズチーフマネージャーだった、篠崎重氏、 キャンディーズの主だった楽曲でギターをプレイしていた水谷公生氏が、スタジオに集結。
主に、現ハワイ在住の作曲家・穂口雄右 の作曲エピソードを聴きながら番組が進行。
それにしても、「年下の男の子」、下敷きはレイチャールズの「Hallelujah I Love Her So」だという曲だったのか。。。 これは初めて知ったわ。
なお、前にも書いたように同じくアウトキャストのメンバーだった藤田浩一(G)は、のちに「トライアングル」というプロダクションを立ち上げ、杉山清貴&オメガトライブ、菊池桃子などを輩出する。。。
今回の番組を見て、やっぱり、少し漁りたくなりましたわ。(・・・っつか、少し前にTSUTAYAでG.S版「青盤・赤盤」というCDを借りて、何曲かアウトキャストの曲もリッピングしたんだけども。。。)
穂口雄右氏、少し前にJASRACの管理体制に反旗を示して、自ら作曲したキャンディーズの一連の曲の著作権は「自主管理にする」・・・とJASRACへの信託管理を切り上げたりして、めんどくせえ人だな・・・っていう印象もあったんだけども、今回の番組を見る限り気さくな方ですね。
ただ、やはり音楽に対する情熱は凄いな・・と。 いや、穂口氏だけでなく、松崎氏、水谷氏も含め、キャンディーズプロジェクトに関わった方々の音楽に対する情熱がすごい。
今VTRを見ると、スーちゃんの大根足は、今のアイドルにはいないよなぁ・・・なんて思えるけども、逆に言えば、キャンディーズ程、コーラスが取れるアイドルもいないよなあ。
あ、そうそう、今VTRを見てて、気が付いたのは、The Three Degrees。
キャンディーズのコーラスの響きって「The Three Degrees」っぽいんだよね。それがあの時代〜70年代〜っていう空気にはマッチしていたんだと思う。
70年代中盤、個人的には幼稚園〜小学校入学のころで、まだまだ物心がついていない頃だったけども、The Three Degreesって好きだった(みたい)。
大人になって改めて「天使のささやき」を聴いたときは、めちゃくちゃ懐かしい気分になった。
恐らく、ヒット当時も物心がついていないなりに、どこかで聴いてたんだと思うな。
まあ、父親があの手の「洋物」音楽が好きで、いつもカーステから流れていたから。
子供の耳は敏感ですからね。似たような響きには敏感に反応したんだろうね。
恐らく、個人的にキャンディーズが好きになったのは、そういうところからだと思う。
「ベストテン」を見て能動的にヒット曲を聴くようになるよりも前の話だからね。
たしかに「歌える」アイドルは増えては来ている。それでも、「音楽的に素敵」なアイドルは、まだまだ少ないのも事実なわけで。
そのあたりが、個人的にアイドルには、今一つ触手が伸びないところなんだろうな・・と
それにしても 「春一番」のイントロのギターフレーズは、ペンタトニックス。ただし、ジャズのそれではなく美空ひばりの「りんご追分」と言いきる マーティ・フリードマンの分析力はさすがですね。
かじやん