今回の1曲セレクトは、「恋愛レボリューション21」モーニング娘。どぇす。
まずはデータから。
・タイトル 恋愛レボリューション21
・アーティスト モーニング娘。
・作詞 つんく
・作曲 つんく
・編曲 ダンス☆マン
・リリース日 2000年12月13日
・発売元 ゼティマ
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数 98.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:2000年12月28日〜2001年2月8日付
・タイアップ:テレビ東京系「アイドルをさがせ!」オープニングテーマ
ようやっと、超繁忙期を抜けた。新年早々、バタバタでしたわ。
おかげで、こんな感じで1曲セレクトを書いたりするんだけどね。
ただ、超繁忙期は抜けても、個人的には生業を含めて、やらなきゃいけないことが山積み。
生業の方は、「定年」を見据えて、そろそろ世代交代を本格的に考えなきゃいけなくなってきたこともあり、業務引継ぎを考えつつ、担当業務分担の見直し案を作らなきゃいけない。
うむ、ワタシみたいなロートルジジィにいつまでも担当が集中してはいけないわけでさ。まずは担当作業をチーム内に分散させる案の作成ですわな。これが頭が痛い。。。
そんなこともあって、繁忙期は抜けたものの、まだ「音楽」をゆっくり聴きながら、新たに引っかかる曲の発掘ってところまでは、進んでない状況ですわ。
おかげで、今年に入って、ヒットチャート上位の曲も、まだまともに聴けてない感じですわ。
まあ、ランキングは毎週、「自主チャート」を作っているんで、ヒットチャートの流れはつかんでいるんだけどね、肝心な曲までゆっくり聴けてないのよ。
ヒット曲を長く聴いてると、それほどヒットしなかった曲まで細かく聴いてる時期と、ヒットチャート上位の曲でもほとんど聴けてない時期、濃淡がはっきりしてくる。
細かく聴けている時期は、精神的にゆとりがある時期ですわな。 それと、個人的に刺さる曲がヒットチャートに多い時期かなぁ。最近だったら2019〜2020年にかけてはそんな感じだったな。
ほとんど聴けてない時期っていうのは、その逆の時期ですわね。
精神的なゆとりがない時期・・・・個人的には、やっぱりプー太郎(無職)で金銭的に余裕がない時期が、以前は顕著でしたね。
ここまでの人生の中で、プー太郎の時期って結構あるのよ、ワタシ。
↑で、業務引継ぎ云々、なぞ、えらそーに書いてるけどさ。
今回引っ張ってきた曲も、そんなプー太郎してて、金銭的に余裕がなくなってきていた頃のヒットですね。
モーニング娘。「恋愛レボリューション21」
そういえば、昨日1月28日で、モー娘。もデビュー25周年でしたね。
いや、それを狙ってモー娘を書いたわけじゃないんですけどね。。。





この曲「恋愛レボリューション21」がリリースされたのは2000年の年末。
世間が、20世紀から21世紀突入ってことに沸いてた頃だ。
コンピューター的に前年1999年から2000年になる瞬間に一斉に問題が起こるといわれた、いわいる「2000年問題」が大きな話題になったんで、2000年から21世紀って勘違いしちゃうこともあるんだけどさ、実際21世紀は2001年からなんだよね。
だから、この曲のタイトルにも「21」と入るってわけなんだけど。。。。
ただ、個人的にはプー太郎してた時期でさ。
以前も、ここで書いたことがあると思うんだけども、2000年2月に新卒で入社した会社を退職して、4月から1年間、「ネットワーク管理者」の知識と実践技術を磨くために、UNIX系ネットワーク管理者養成の某専門学校に通ってたのよね。
その年の12月ともなると、講座も終盤で、そろそろ転職先を探さなきゃいけなくなってきたころ。
退職の時に、1年くらいは暮らせるくらいの貯金はあったんだけども、それもかなり少なくなり、焦り始めたのが、この年の11月くらいだったな。
専門学校なんで、就職先も紹介してくれるものと思って当初はノホホンとしていたんだけども、実際は、紹介してくれるところも少なく、実質自分で探さなきゃいけないことも分かってさ。
転職先は自分で探さなきゃならない、貯金は少なくなる・・・で2000年年末にもなると焦りもかなり膨らんでたんだよな。
・・・とともに、音楽をゆっくり聴いてる余裕もなくなりーの。
そんなわけで、2000年12月ごろから、ネットの求人サイトにかじりつくようになってたのよ。
おかげで、しばらく、ヒット曲はまともに聴けてなかった時期だ。
いまだに、自分で持っている音源も、この時期はまだ「抜け」が多いんだよな。
後年、そんな抜けを取り戻すべく、音源を補充することもできるっちゃできるんだけども、なぜか、そういう気も、今のところあんまり起きない。
なんかさ、この時期の曲を聴くと、どうも、あんときの精神的な焦りがフラッシュバックしてきちゃってさ、いまだにゆっくり曲を聴けない・・。一種のトラウマだよね。
元はと言えば、会社辞めた私のせいなんだけども。。。。
もちろん、それだけではなく、個人的に刺さる曲が、この時期に少なかったことも大きいな。
前年2000年は、10月ころまではキャッチーで濃い口な味付け、またはインパクトが強い曲が多かったこともあり、刺さる曲も多かったんだけどね。、その反動なのか、2000年年末あたりから、薄口な曲が増えてきたのよ。
同時に刺さる曲が減ってきてたということもあるかもしれない。
ただ、如何せん、このころは精神的な焦りという部分が大きかったんだよなー。
今回引っ張ってきた「恋愛レボリューション21」も、そんな時期のヒットということは大きかったと思うんだけども、ヒット当時、ほとんど聴いた記憶がない。
もろディスコなこの曲なんで、個人的に嫌悪感がある曲調ではないし、生理的に引っかからないはずはないと思うんだけどもね。
如何せん、精神的な余裕がなかった。あの頃。
この曲、きちんと聴いたと思えるのは、リリースから1年後の2001年年末。
そそそ、少し前にミスチルの「君が好き」の時にも書いた、2001年大晦日に出勤したときだ。
ガラガラの京葉線、潮見駅を通過して地下に入るころにウォークマンから流れてきた、「恋愛レボリューション21」。
あんときの光景が、なんか妙に強く印象に残ってる。
1年前を振りかえれば、精神的にきつかった2000年 年末だったけども、そんな状況を脱して、2001年 年末、今はこうして「働き場所」がある・・・っていう安心感がどっと沸いてきてたんだろうと思うわ。同時に、2001年という1年の目まぐるしい変化が急に甦ってきてんだよな、あんとき。
そんなわけで、曲そのものに印象が残ったわけじゃ、必ずしもないんだけどさ。。。
次の「ザ☆ピース」は、曲そのものに対して強烈に引っかかったんだけど。。。この曲については、なんとなく・・・という弱い引っかかり方だったのよ。
つまりさ、あの当時、曲内容については、よくわかんなかったのよ、いいのか悪いのか。 もっとも、それは、未だに変わりないんだけども。
この曲がヒットしてた時期、精神的にもっと安定していてたら、聴こえ方も大分違ったんだろうけどね。
音楽って、そういう所があるから不思議なのよ。 同じ曲でも、自分が置かれた環境、状況によっては、聴こえ方が全く違ってくる・・・ってところがさ。
個人的には、よくわからないこの曲だけども、前曲「I Wish」がミディアムテンポで65万枚だったのに対して、98万枚に売り上げがV字回復。
これから見ても、やっぱ、あのころのモー娘。といったらディスコなアップーチューンだったんだろうね、世間的にみると。
ただし、前々曲の「ハッピーサマーウェディング」の99万枚同様、あと一歩のところでミリオンには到達せず。
さすがに99年の「LOVEマシーン」の頃の超フィーバー的な人気も、少し落ち着いてきたとも思えてきた頃でしたな。
実際、ミリオン近くまで売れたのも、この曲までだったんだけども。。。
さしものモー娘。と言えども、ミリオンセラー近くまで達するほどのアーティストパワーというのも1年でしたね。
ただ、この1年が大きかったと言えるわけで、年が明けた2001年以降は急激にアーティストパワーが下降していくことになる。
出る杭は打たれるとは言ったもので、いわいるブームと言われるような急激に人気が出た、アーティストなり、コンテンツなり、事象なりなんでも同じなんだけども、飽きられるのも早いっていうのは、モー娘。を見てもわかるのよ。
もっとも、モー娘。のすごいところは、2000年当時の全盛期から見るとアーティストパワー的には下がっても、未だに続いているっていう所だろうな。
一般的幅広く刺さってはいなくても、根強い「コア」なファンが未だに多数ついているっていう証拠ですわな。
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