今回の1曲セレクトは、「とんぼ」長渕剛です。
まずはデータです。
・タイトル とんぼ
・アーティスト 長渕剛
・作詞 長渕剛
・作曲 長渕剛
・編曲 瀬尾一三 長渕剛
・リリース日 1988年10月26日
・発売元 東芝EMI
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 103.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1988年11月7日〜1989年2月20日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「とんぼ」主題歌
うーむ、最近ちょこっと年代が偏ってるかなぁ・・・と思いつつ、またまた1988年の曲を持ってまいりました。
本来、年代関係なく幅広く書いていきたい・・・とは思っているものの、結局は自分が「一番」真剣に音楽を聴いていた80年代が一番多くなってしまっるんだけどさ。
ただ、その中でも80年代終盤って、実は、意外とまだ書いてない曲があるんだよね。
ま、個人的な環境もあって、80年代終盤は、音楽を聴くペースが、それまでよりは下がっていたっていうのが大きいかもしれない。だから振り返ってみても「いの一番」には浮かんでこないんだよね。
だから、こんな大ヒット曲も残っていたりする。
長渕剛「とんぼ」。
アナログレコードからCDへの移行に伴って、レコード売り上げが低迷していた80年代終盤にあって、83年の細川たかし「矢切りの渡し」以来、5年ぶりでミリオンセラーを記録したこの曲なのにねぇ。
個人的には、「オリコン」を買い始めて以来、「初めて」のミリオンがこの曲だったんだよな。
オリコンのチャート表で、累積売り上げ枚数が「6桁」になった時は感激したもんなぁ。
え? 100万枚だった7桁だろ? ・・・なんて言う方は、流石にいませんよね。
そそそ、今でこそ、オリコンも売り上げ枚数が「1枚」単位で表記してあるけど、当時は「10枚」単位だったんだよね。だから、10万枚で5桁、100万枚で6桁表記だったんですわ。
それまで、ミリオン確実といわれた、わらべの「もしも明日が」も、小林明子の「恋におちて」も、100万目前にしてランクダウンしてたからなぁ。 まあ、ぬか喜びが続いたんだよね。
だから、ワタシにとってはオリコンを買い始めてから「3度目の正直」だったわけですわ。
そんな想い出がある曲なら、当然、既に1曲セレクトを書いててもおかしくない・・・んだけど、どうも、この曲、レビューを書くって言うのが難しいんだよな。
上記のように5年ぶりで「100万枚」突破しました・・・・で、筆が止まってしまう。
だからかなぁ、今まで書いてこなかったのは。
曲としてキライだった訳じゃないんだよね。 まあ、容姿は、「ヤクザ」な長渕になって引いてたところはあったけど。
そそそ、その証拠に、この曲が収録されている、アルバム「昭和」も、レンタルじゃなくてレコード屋で買ったもんな、当時。
で、カセットに落として毎日のように聴いてたし。
うん、ヤクザだとか、なんだかんだ言っても、音楽屋としての長渕は好きだったんだよな当時。
当時、大学受験浪人で、予備校と家の往復だった毎日の、うるおいのひと時だったような気がする。
だからねえ、この曲を聴くと、未だに、あの暗くて重い浪人生活の日々が甦って来るんだよな。
あ、今まで書かなかったのは、そのイメージが強いって言うのもあるのかもしれないな。
そんな最中に起こった、昭和天皇の崩御。
そうだ、昭和の「最晩」っていうイメージが、この曲にはあるんだよな。
なんかさ、いろんなイメージ・・というか絵が浮かんでくるんだよな、この曲を聴くと。おろらく、それは、昭和の歴史の流れの絵かもしれない。そんなイメージがあるんだよね。
そんなところが、少なくとも「平成」の御世とのギャップを感じるんだよな。 うん、今の時代にはどうしてもしっくりこないんだよね。そんなところも今まで書いてなかった理由だったかもしれない。
あー、やっぱり、何書いてんだか分かんなくなってきた。
こういう時は、曲に行こ。
あ、ちなみに、この曲が主題歌だったドラマ「とんぼ」は、見てたな。全部ではなかったけど、なんか怖いもの見たさで、つい見ちゃってたような感じだったな。
最終回、長渕が殺されるシーンは壮絶だったよな。
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