かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2016年04月

【キニナル曲】ふざけんな世界、ふざけろよ / 黒木渚

2016_04_ふざけんな世界、ふざけろよ_黒木渚 











・タイトル     ふざけんな世界、ふざけろよ
・アーティスト   黒木渚
・作詞       黒木渚
・作曲       黒木渚
・編曲       松岡モトキ 宮田リョウ
・リリース日   2016年4月6日
・発売元     ラストラム・ミュージックエンタテインメント

ここのところずっと「今の曲」でキニナル曲がなかったんで、長らく書いてなかったんたけど、久々に何曲か書いてみたい「今の曲」が出てきたんで、今回は「1曲セレクト」をお休みして、「キニナル曲」を書いてみたいと思いまする。

まずは、黒木渚さんの新曲「ふざけんな世界、ふざけろよ 」

黒木渚さんといえば、イマドキの肉食系女子代表のごとく、まあ、パワフルで挑戦的な歌詞、曲調が特徴であり、それがこのヒトの魅力の一つにもなっていた訳で、今回もその路線の延長戦で行くのか・・・
・・・とばかり思ってたけど、見事肩透かしを食らった感じだなぁ。

うん、予想を裏切って、ポップ路線で来ましたか。

でも、これがなかなかいいじゃんか。これまでの「挑戦的」な曲調の時は、若干取っつきにくさを感じるところもあった。初聴の時とかさ。。このヒトの曲って尖ってるからさ、その尖ってる部分に躊躇してしまうところがあったりするんだよね。
ただ、何回か聴いてその尖ってる部分に慣れてくると、このヒトの良さが感じられてくる。

なんて言うのかなぁ、なんか独特の世界だよね。現世界俯瞰的に見ているというか、斜に構えているようで、じつは現実を直視している。
・・・といっても、直接的な社会ネタと言う訳ではなく、実に文学的な表現で表しているのが、このヒトの特徴なんだろうな。

 サザンの桑田氏が、「いまどき、こんな詞をかけるやつがいるのか」と、このヒトの事をベタボメてたりするけど、、そんなところが桑田氏のお眼鏡にも叶ったんじゃないかなぁ。
 桑田氏、最近、社会ネタが好きだからな。

個人的には、2014年に「革命」でとあるラジオ番組で紹介されてから、ずっと追いかけてきているヒトリなんだけどさ。
 最初は、なんか気持ち悪かったんだけどね。 どうにも「右」寄りな感じがして。。 

でも、聴いてるうちに嵌まっちゃっいる自分がいたりして、それが不思議だったりするんだよな。


・・・・ととと、話が大分ずれた。修正。

新曲の「ふざけんな世界、ふざけろよ 」ですね。

だからね、2014年の「革命」の頃の、あの野獣のような超攻撃的な曲調からすると、大分、ポップになったし、その分、取っつきやすくなったなぁ・・・っていのうは率直な感想。
 取っつきやすいっていのうは、聴きやすいってことな訳でさ。 オリコンでは、今回、初めてベスト20をクリアしてきてし、手前味噌だけど、ワタクシメのランキングでは、今週初のベストテン入りまで伸びてきたって言うのは、曲が聴きやすくなったことで、多くのヒトが、このヒトの事を受け入れられ安くなったからなんじゃなのかなぁ。

まあ、ルックス的に、意外と可愛らしい顔してたりするしさ。もうちょっとを若ければ()、アイドル系でも全然行けそうな感じじゃん。
うん、このヒトのルックスを見る限りでは、あんな「肉食系」な曲を歌ってるなんて、全然信じられなかったりするんだよな。

 個人的には、初め曲だけを聴いて、このヒトのジャケ写とか顔は全然知らなかったからさ、「あばずれ」的なロックネーチャン的なイメージがあったんだけどさ。
 実際、アー写(アーティスト写真)見た時は、そのギャップにちょっと驚いたりしてもんな。
そんなギャップがあることなんかも、このヒトの魅力の一つだったりするかもしれない。

そもそも、この曲の「ふざけんな世界、ふざけろよ 」っていうタイトルからして、攻撃的な感じがするじゃん。まさか、こんなにポップだとはね。これまた、いい方向でギャップを感じたりして、一本取られたワタシだったりするんだよな。



さて、実際の黒木渚さんは、一体どういうヒトなんだろ? 
・・・ということで、6月4日のツアー最終日、「東京国際フォーラム」のライブチケットを押さえた。
本当は、今年1月のライブに行くつもりだったんたけど、行けなくなっちゃったんでね、そのリベンジということで。
ま、この曲の曲を直接、ライブ会場で感じてきたりしますよ。


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夢色のメッセージ / 西村知美

1986_04_夢色のメッセージ_西村知美








今回の1曲セレクトは、「夢色のメッセージ」西村知美です。

まずはデータです。

・タイトル    夢色のメッセージ
・アーティスト  西村知美
・作詞      来生えつこ
・作曲      来生たかお
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1986年3月20日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  17.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1986年4月14日付
・タイアップ:映画「ドン松五郎の生活」主題歌

 どこにでもいるような普通の女の子が、ある日突然スターになる夢・・・
・・・なんて、昔のとある番組のキャッチをそのままパクッてみたりしたんだけど。。。

80年代中盤は、現在と同じように「アイドル」の天下だったわけだけども、そのほとんどが「ゲ―ノー人らしくない」っちゃ失礼だけど、どこにでもいるようなオネーチャンが、ある日突然ブラウン管の中で歌っているような・・・って感じのアイドルでしたね。

「シロート」が売れる時代・・・って言うんでしょうかねぇ。

まあ、その最たるヒト達が、おニャン子クラブだったりするんだけど。。。

今回セレクトしてきた西村知美っていうヒトも、そんな、どこにでもいるような女の子が、ある日突然ブラウン管に・・・って言う感じのアイドルの一人だったよなぁ。

まあ、それ以前のアイドルも、同じように言われてたヒトって何人も居たけど、でも今からして思えば、そう言われては居ても、どこかゲーノー人らしい匂いはあったヒト達が多かった・・・様な気がする。。

でもさあ、この西村知美っていうヒトは、そういう匂いが全然しなかったんだよな。 いや、本当に学校のとなりの机に居るような・・・っていう感じで。

ルックス的には、たしかに可愛いっちゃ、可愛かったりもしたけど、いわいるアイドル顔でもなかったし、じゃ、ウタは・・というと、これがまた、ヒドイし  ぢゃ、演技は? ・・・というと、取り立ててウマくもない。。。
 ま、今回セレクトしてきた「夢色のメッセージ」は、デビュー曲にして、主題歌だった映画「ドン松五郎の生活」の主演してたりするんだけどね。。。。

そんななーんも特徴が無かったんだよなぁ、このヒト。  

なんて言うのかなぁ、特段、コレっていう特徴というか「色」を感じないっていうかねぇ。 ゲーノー人特有の「アクの強さ」って言うのを感じなかったんだよな。

当時からしてみれば、デビューの時は、まあ、お金をかけて、映画の主演をやってたりしたけど、まあ、こんなにもアクが強くないヒトは、ゲーノー界ぢゃ、もっても2,3年かなぁ・・・・ってくらいしか感じなかった訳で。。。。

でもさぁ、あれから、ちょうど30年経った今でも、どっこい、ゲーノー界に残ってるとはねぇ・・・・。全く予想もしてなかったですわ。。。

なんていうかねぇ、ゲーノー界の7不思議っていうかねぇ。。。


で、今回セレクトしてきた「夢色のメッセージ」って曲。
当時も、そこそこ売れるだろうな・・・とは思ってたりしたな。曲の出来とかではなく、なんだかんだ言っても、デビューにして、主演映画の主題歌でしたからねぇ、まあ、話題性で・・・ってことで。。

ただ、曲自体は、正直、あんまり面白いとは思わなかったなぁ。 アイドルらしくない・・・というかねぇ。なんかフレッシュさを感じないんだよね。
 作詞が来生えつこで、作曲が来生たかお・・・なんだけど、デビュー曲にして、このお二人の作品と言うと、中森明菜の「スローモーション」。 たしかに、「スローモーション」もデビュー曲としては、アイドルらしさっていうのは、あんまり感じ無かった。。。けど、明菜の場合はそれなりの歌唱力があった。だから、明菜なりの世界観を感じたんだよね。

 でも、この曲に関しては、その時の様な世界観を感じないんだよね。 まずもって印象が希薄って言うような感じしかしなくてさあ・・・。

そんなところも、きっとこのコは、すぐ居なくなるだろうな・・・って感じたんだろうな。

正直、曲については、そんな所しか書くところが無いなぁ・・・。  

今まで、西村知美さんの曲はあんまり書いてこなかったんたけど、兎に角、掴みどころが無い曲が多いんだよね。 まあ、それでも何曲かは印象に残ったいる曲があったりしたんで、それは、これまでも書いてきたんだけど。。。

デビュー曲の印象が薄くて、これまで30年も生き残ってるアイドルってのも珍しい訳で、逆言えば、そこが希少価値がある人かもしれないけど。。。。

そう言えば、、自分より年下でベストテン入りしたヒトって、このヒトが最初だったかもしれない。 まあ。それまでも工藤夕貴とか、セブンティーンクラブ時代の工藤静香とか、年下でデビューしてたヒトはいたけど、ベストテン入りはしてなかったしな。
 同級生では、中山美穂ぐらいだったかな・・・・。うんにゃ、木村一八ってのが居たな
でも、自分より年下のコがベストテン入りしてるのっていうのは、やっぱ変な感覚じだったな。。。それだけは覚えてるわ。





最初にかいた「シロート」が売れる時代・・・って言う意味では、「今」もそんな時代ですわな。
初音ミクなんてのは、そんな感じじゃないですか。
 アイドルは、たしかに、80年代中盤の、あの全くのシロートに毛が生えた・・・って感じに比べれば、若干、マシかな・・・って気もするけど、最近のコは、普通のコでも「擦れてる」コが多いからな。 いわいる「サトリ世代」特有の・・・って感じの。
それを考えれば、今のアイドルも、「隣の○○ちゃん」っていう所は、このころと全然変わってないのかもな。




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WEEKEND SHUFFLE−華やかな週末− /アルフィー

1988_04_WEEKEND SHUFFLE_アルフィー
 







今回の1曲セレクトは、「WEEKEND SHUFFLE−華やかな週末−」アルフィーです。

まずはデータです。

・タイトル     WEEKEND SHUFFLE−華やかな週末−
・アーティスト   アルフィー
・作詞       高見沢俊彦
・作曲       高見沢俊彦
・編曲       アルフィー
・リリース日    1988年3月16日
・発売元      ポニーキャニオン
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   10.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位
・タイアップ:TBS系ドラマ「パパは年中苦労する」主題歌

3日ぶりの1曲セレクトでする。 3日空けただけなのになんか久しぶりに書くような気がするな。
今月は、仕事が「繁忙期」にあたっており、まあその関係もあって、家に帰ると1曲セレクトを書く気にもなれず、そのままSLEEPINGな気分なんですよね。
でも、今日は週末。 ようやく解放感な気分・・ということで、こうして1曲セレクトを書いてたりします。

 週末は週末だけど、さっすがに疲れがたまってますねぇ。 気分は、classの「Holiday」って感じなんだけどね。

・・・なんて書いてもなんじゃらほい? って感じですが・・・。

歌詞にあるじゃないですか

♪ 疲れた体 地下鉄に押しこむ 〜 ♪ ってさ。 あの気分なんですわ。 

だから、今回の1曲セレクトは、classの「Holiday」と行きたいところなんだけど、この曲、すでに書いちゃったんだよね。なので、別な曲で・・・。

他に週末な曲か〜・・とひっぱってきたのが、この曲。

アルフィー「WEEKEND SHUFFLE」

うーむ、この曲覚えてる方、どのくらい居らっしゃいますかねぇ〜。 まあ「アル中」の方は、流石に知ってらっしゃると思うけど。。。

え? 「アル中」ってなに?   アルコール中毒ぢゃないよ。 アルフィー中毒⇒アルフィーファンの方々の事ですね。

88年の今頃ヒットしてた曲なんだけど、地味と言えば地味な存在だし、この頃あたりからアルフィーの曲って、一般受けというよりも固定ファンの間だけに支持されている・・っていう感じの曲が増えて来ていた方らなぁ。

 まあ、この「固定ファン」の結束ときたら、おそらく他のどのアーティストのファンよりも硬いんじゃないか・・・って感じだもんね。 だから、その後も長い間、リリースされる曲はベストテン入りしてたじゃないですか、1週だけ。。
 この1週だけってのがミソで、つまりは固定ファンだけが買ってる・・・って事なんですよね。


あー、また話がずれてきてますね。

そそそ、「WEEKEND SHUFFLE」

この曲さあ、ひんまがってるんだよなぁ・・・・。どこがというと、イントロの音が・・・。 なんか回転数おかしくないって感じがしません? 
 いや、この曲は、当時、CDじゃなく、レコードで買ったんだよね。 ワタシね、最初、レコードの回転数間違ってんのかと思っちゃいましたもん。音がひんまがってて。。。。

 まあ、それが正解なんだけど、どうも聴いてると違和感があるイントロなんだよなぁ。

それに引き換え、メロディラインは、ポップですわ。 タイトルの「副題」にもあるように「華やか」なんですわ。
いかにも、開放感あふれる週末の雰囲気が良く出てると思いますよ。

曲展開も難しいよなぁ。 サビの部分で、バックに流れている坂崎氏のアコースティックギターのアルペジオは、かなり難しいですよね。 加えて複雑なコード進行で。これを聴いてると流石に坂崎氏、テクニックはあるな・・・なんて感じちゃったりしますね。
 
 この頃のアルフィーの曲って、かなり難しくなってきてだよなぁ。その最たる曲がこの曲なんじゃないかなぁ。

折角、華やかでポップな雰囲気なのに、曲構成が複雑で難しいばっかりに、どうも取っつきにくい雰囲気があったのも確かで、その辺が、今一つ売り上げが伸びなかった原因なんじゃないのかなぁ。

まあ、なによりも、音がひんまがったイントロがどうにも気になっちゃったりしてね。この曲は。


 



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愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない / B'z

1993_04_愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない







今回の1曲セレクトは、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない 」B'zです。

まずはデータですねん。

・タイトル     愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない
・アーティスト   B'z
・作詞       稲葉浩志
・作曲       松本孝弘
・編曲       松本孝弘 明石昌夫
・リリース日    1993年3月17日
・発売元      BMGルームス、バーミリオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  202.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1993年3月29日〜5月31日 2003年4月10日〜4月17日付
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「西遊記」主題歌

 昨日は1日何も書かなかったんだけど、アクセス数はシヴィアーなんだよね。1日書かないとアクセス数は「ドン」と落ちる。
 やっぱり、みなさんつねに新しい記事を求めてるんでしょうかねぇ。

まあ、ネットで情報を発信するようになった10数年前なら、まだ30代になったばっかで若かったしバイタリティもあったんで、毎日書いても平気だったけど、もうすぐ五十路も見えてきた年なんでね、そろそろケツ振って無理やり書くんではなく、マイペースで書いていきますよ。

・・・とはいうものの、1日書かないと、ソワソワしちゃう貧乏性なもんで、今日は何か書かなきゃな・・・と。

でもって当初は、また80年代の曲を書こうと思ってたんだけど、ここんところ80年代の曲に偏っているとろこがあったんで、今回は、目先を変えてこの曲を持って来ましたわ。

B'z 「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない 」

B'zなんて書くの、いつ以来だろ?  なんかひっさしぶりのような気がするな。

昔のからのネット上の友達なら、アンチ「B'z」と見られているかもしれないな。うん、一時期はかなり目の敵のように書いてたからさあ、B'zは。
 でも、それは、2000年の「今夜月の見える丘に」の件があったからで、それ以前、こと90年代中盤くらいまでは、むしろ好きだったんだよね、このヒト達の曲は。

まあ、当初はTMのパクリだあ、なんだかんだぁ・・・と感じた事はあったけどさ。

さて、今回セレクトしてきた「愛のままに〜」は、93年の第1弾シングルだったわけだけども、まあ、兎に角「タイトル」が長げぇ・・・・ってことが、まずもって最初のインパクトだったよなぁ。

っつうか、この頃のビーイング系のタイトルは、こんなのばっかだたもんな。 まあ、一つのトレンドだったっていうかね。

 そして、この頃がビーイングの「黄金期」のピークだったんだよね。

逆に言えば、アンチB'z・・・とかではなく、アンチ ビーイングになりかけていたような気がする。まあ、ヒットチャート上位を見てみるれば、どこを向いてもビーイング系・・・って感じで、正直、食傷気味だったんだよな。

 ビーイング系の曲って、ロック系なのに、それでいてキャッチーじゃない? しかも1曲1曲、音数の多い高カロリーな楽曲ときたもんだ。
 だからね、1曲1曲が、チャート上に散在しているなら、まだ耐えられる曲調なんだけとぢ、これが、固まって何曲もチャートインしてると、とたんに「胃もたれ」を起こしちゃう訳なんですわ。

モスバーガーだって、時々食うからウマいけど、毎食食ってたらイヤになるでしょ。それと一緒でさ。

そんな最中の、この曲だったけどわけだけど、正直ね、ヘンな曲・・・なんて最初は思ったな。 イントロからして、4,7抜き、中国音階だしさ。

まあ、この曲がドラマ「西遊記」の主題歌だったから・・・っていう単純な理由からそうなったんだろうけど。
そうね、79年の「西遊記」の時のゴダイゴと同じってわけですよね。 そそそ、ゴダイゴの「モンキーマジック」。

でもねぇ、ワタシら世代は、西遊記ときたら、やっぱし79年のゴダイゴの方な訳で、だから、この曲は西遊記の主題歌で、だから、そんな中国風にしているっていのうは、どうも今一つピンと来なかったな。

ちなみに、個人的には、この頃は、ハードロックなB'zが好きだった。 うん、この曲の前の「ZERO」とかさ、次の年の「Don't Leave Me」とかは好きだった。

反面、ひとつ間違えるとTMのパクリになっちゃいそうなポップ系な曲は、そんなに好きじゃなかったんだよな。

そう言う意味では、この曲は、それほど好きな部類じゃなかったな。


ただね、曲そのものより、むしろ、チャート上の争いの方が面白くてね。 
この曲、ちょうど、CHAGE&ASKAの「YAH YAH YAH」とリリースが2週間しか違わなかったんで、この2曲による、チャート争い頂上決戦は、迫力がありましたね。
なにせ、どちらの曲とも200万枚オーバーのダブルミリオンを記録したメガヒットですから。

そして、B'zにとっても、唯一のダブルミリオン達成シングル。・・・と書くと、もしかすると意外かも知れないけどさ。

まあ、ダブルミリオンは、1993年リリース版と2003年の再版モノとの合算で達成した数字なんで、ズルといえば、ズルかもしれないけどさ。



You tubeの公式ページからの動画なんで、消される心配はないと思うけどさ、1コーラスしかないのはなあ。。。。

あ、本文とは関係ないことなだけど、以前にも書いたことなんたけど、この年は花粉症が酷くてねぇ、この曲を聴くと、あの時の酷い花粉症を思い出して、いまでもムズムズしちゃいますわ。
 特にこの時期に聴くとね。。。。 昔に比べれば、大分症状は楽になったとは言え。。。。



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地球をさがして / 光GENJI

1989_04_地球をさがして_光GENJI








今回の1曲セレクトは、「地球をさがして」光GENJIです。

まずはデータです。

・タイトル     地球をさがして
・アーティスト  光GENJI
・作詞       吉澤久美子
・作曲       都志見隆
・編曲       佐藤準
・リリース日   1989年3月6日
・発売元     ポニーキャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   47.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1989年3月20日〜5月1日付

ここんところアイドルに傾いてるなぁ・・・・と思いつつも、今回もアイドルです。。。
しかも、この間中山美穂さんの「ROSE COLOR」を書いたばっかなのに、またまた1989年です。。。

うーむ偏ってるなぁ・・・・っていうのは重々承知の上で、引っ張ってきちゃいました。。。

光GENJI「地球をさがして」

ジャニーズですが、この辺になると曲の好きキライもあると思うんで、興味がある方だけ読んでくだされ。

まあ、そう書いてるワタシも、光GENJIくらいになると、好んで聴いてたわけでもないんだけどね。
ただ、当時、ベストテン番組を見てると嫌でも聴いてましたからねぇ。 と・・・なると、どうしても曲も覚えちゃう訳で、そのうち、「時代」を語る上でのパーツの一つになっちゃったりするんだよね。

この曲も、正直、好きキライって言うのは別にして、なんか聴いてるうちら覚えちゃってたりした曲だな。

当然、長年、音源も持って無かったし。。。 当時、19才のワタシでしたが、流石に19才になってジャニーズじゃねえだろ・・・って感じだったしなぁ。 

 まあ、恥じらいの季節といいますか、ちょっと大人っぽく見られたい時期じゃん、この位の年代って。 だからね、一時アイドル・・・特に男性アイドルからは距離を置いてたんだよね。

大人になってたらよ、この曲の音源を購入したのは。年を取って来るとだんだんそんな「恥じらい」も無くなってくるしさ、なにより、チャートマニアの方たちと交流を持つようになると、意外と、みんないい年してアイドル聴いてたりするんで、ワタシもなんか心を許したっていうか。。。。

この曲は、マーチというか、行進曲っぽい曲調だったよな。間奏部分には、手旗信号の振りもあったし。

そうそう、その手旗信号の振りの時、バックにジャニーズジュニアが大勢出てきて、全員で手旗信号の振りをやったこともあったよな。

 後年、その中にSMAPのメンバーが居たかどうか・・・なんて、聞かれた事があったっけ。
うん、2002年のベストテン特番の時だわ。 実は前年の2001年のベストテン特番の時も、番組制作からいくつも質問が来て回答してやったんだよな。で、そんときの視聴率が良かったからかなんかしらないけど、次の年にも質問が来たのよ、しかも、前年に比べてかなりエスカレートした質問が。。。

で、上の質問も中にあったんだけど、分かる訳ねーよなぁ。 個人的に録画してたベストテンのVHSビデオも全部処分しちゃってた後だし。。。。(あ、でも今、ネットで探してみると実際に居たらしいね。。。)

この曲って言うと、なんか、そんなことがまずは頭に浮かんできたりして。。。。

ところで、ジャニーズと「地球〜」ってくると、なぜかフォーリーブスの「地球はひとつ」が頭に浮かんできちゃったりするワタシなんだけども、この曲はそのフォロワーって感じなんでしょうかねぇ。
 曲調は、フォーリーブスというよりかは、西城秀樹の「ホップ・ステップ・ジャンプ」の焼き直しって言うイメージなんだけども。。。

それと、前曲の「剣の舞」に引き続きいて、この曲もテレビバージョンと、レコードバージョンじゃ、曲の構成が違うんだよねぇ。
 
 ワタシは、テレビでこの曲を覚えた後、レコード音源を聴いたんで、この曲も最初戸惑うんだよな。なんか全然聴いたこともない歌詞で始まるぞ・・・とかさ。。。

「剣の舞」の時も書いたことなんだけど、やっぱし、この頃になると、レコードというよりもテレビ優先だったんでしょうかねぇ。 だからか、この曲あたりからレコード売り上げも下がってきた訳でね。流石に光GENJIもピークを過ぎたか・・・っていうイメージを感じたな、この曲では。
 ただ、ジャケ写を1週間ごとに替えて発売なんていう、今のAKBに通じるような「商法」でレコード売り上げを稼いだのは、この曲の次の「太陽がいっぱい」だったりするんだけどさ。。。
 


この時は、完全にバックがSMAPだったな。。。
・・・っつうか、ウタの前に「SMAP」紹介されてるし。。。
中居も木村も、ただのガキじゃんか。。。
いまじゃ、「ずぇったい」、見られない光景ですわな。。。。
(注、こんな事書いてたら、すぐに消されるかもしれないけど・・・この動画)


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スピーカーを新しくしてみました。。

この間も書いたように、先日購入した、新しいスピーカーが先ほど届き、今さっき、ネットワークCDレシーバーのアンプに繋ぎ、試し聴きしながら書いてます。

なるほど、小型スピーカー割には、充分、音圧を感じられる。それと、音の広がりですね。
流石に20年前のスピーカーとは違うな。
音が迫って来ますね。すぐそこで楽器が鳴っているような錯覚に感じますわ。

ただ、音の広がりがあるからこそ、音源の音質が悪いと、ダイレクトに感じちゃうなぁ。

今、ポールモーリアの「グレイテストヒッツ18」をアナログ「LP」からWAVEファイルに落として、WAVEファイルから、FLACのLosslessファイルにコンバートしたファイルを聴きながら書いてるんだけど、何分40年前の「LP」なんで、どうしても、スクラッチノイズが発生しちゃってるんだよね。
いわいる「プチプチ」っていうノイズですわ。

以前のスピーカーでは、これらのプチプチノイズはかなり隠してくれてたんだけど、今度の新しいスピーカーは、ばっちり聴こえちゃってますね。。。。

まあ、しょうがないか。。。。昭和の「遺産」ということで。。。。

それを打ち消しても、以前のスピーカーに比べて、音の迫力は格段に良くなりくした。

今度は、CDから、「疑似」ハイレゾファイルを作って、ハイレゾ音源試聴をしてみようかな。

それで、音が良いようなら、家の音源のハイレゾ化を考えようかと思いまする。


※試聴環境
・コンポ: ONKYO NETWORK CD RECEIVER CR-N765
・スピーカー:  ONKYO D-112EXT(BLACK)

うん、そろそろ、SONYの音から脱却しようと、PCからのAVプロセッサーを初め、ONKYOで統一しようと思っておりまする。
 
ただ、SONYのアナログプレーヤーから直接ハイレゾ音源をレコーディング出来る、「PS-HX500」も捨てがたいんだよな。。。。

 結局、なかなかSONYからの完全脱却は難しいところかなぁ。。。。

ニッポンの編曲家

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mixiのマイミクのTOMOさんに教えてもらった「ニッポンの編曲家」という本、これは熱いな。

これまで作詞家、作曲家には脚光が浴びてきた日本の音楽業界シーンだけど、そうじゃなくて、これまでウラ方と見られる事が多かった、「編曲家」の方々に、敢えてスポットを当てた1冊ですね。

個人的には、実は、こういう本が読みたかったんだよな。

川口真氏、萩田光雄氏、星勝氏、瀬尾一三氏、若草恵氏、船山基紀氏、大村雅朗氏、井上鑑氏、佐藤準氏、武部聡志氏・・・・ 等、70年代以降の日本のポップミュージックを支えてきた、超一流のアレンジャーの方々の素顔。

これまで、名前は聴いたことがあっても、実際にお顔を拝察したこともなければ、どういう方なのかもよく分からなかった方々に直接インタビュー形式で、音楽に対する姿勢とか、各々の音楽のルーツ、現在の音楽に対する思いを語っていただいているのは、大いに刺激になりますわ。

一流の音楽家が、音楽についてどういう過程を進んできて、どう思っているのかっていうのを知るのが、個人的にも興味があるんでね。

昔、月刊明星の付録の歌本「ヤンソン」で、人気作家インタビューっていう連続企画をやってたことがあった。
 内容的には、今回の「ニッポンの編曲家」と同じような感じで、基本インタビュー形式で、生い立ちから音楽への関わり、今音楽について思っている事・・・などをまとめた企画で、これが好きだったんですよね。
 一時期は、これが目当てで、明星を買ってたくらいで。

でも、スポットを当てるのは、なぜか作曲家、作詞家がほとんどで、編曲家を取り上げた事はなかったなぁ。
まあ、それだけ当時は編曲家は、裏方的な存在だったって事なんだけど。。。
 それが心残りでね。 個人的には当時も船山氏や大村氏、瀬尾氏などの編曲家には興味があったんですよね。
今回、そんな長年の念願が一気に叶ったような感じですね。

最も嬉しいのは、各々の編曲者が編曲した主な楽曲のレコーディングに参加したミュージッシャン名を記載している事かなぁ。
いわいるレコーディングに参加しているスタジオミュージシャンのクレジットですね。

巻末にまとまってる特別付録の「ミュージシャン・クレジット」。これは、めちゃくちゃ価値のある資料です。

ユーミンや、大瀧詠一氏、山下達郎氏・・・等のロック、ニューミュージック系アーティストでは、レコーディングミュージシャンを歌詞カードにクレジットすることは、昔から一般的に行われてきたことだけど、事、アイドルや歌謡曲では、まず、そんなことが無かったですからね。

この本では、いたるところで、その他にも主な楽曲のレコーディングミュージシャンを記載しているのが、何よりもの「資料」となってるんじゃないかなぁ。

例えば、船山基紀氏がアレンジした、田原俊彦の「ハッとして!Good」、「恋=Do!」「悲しみ2ヤング」のレコーディングミュージシャンなんてさ、今までは記載してる本なんて無かったもの。

ピンク・レディーの一連のシングルでは、あの井上鑑氏がキーボードを弾いてたとかさ。

改めて一連の曲を聴くときの「聴き方」も変わりそうですね。

ともかく、日本の音楽シーンの詳細なクロニクルを知るうえでは、最適な1冊であることは間違いないんじゃないかなぁ。
 一時、AMAZONでも品切れになってたけど、それも分かる気がしますわ。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%B7%A8%E6%9B%B2%E5%AE%B6-%E6%AD%8C%E8%AC%A1%E6%9B%B2-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%82%92%E6%94%AF%E3%81%88%E3%81%9F%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%81%9F%E3%81%A1-%E5%B7%9D%E7%80%AC%E6%B3%B0%E9%9B%84/dp/4907583796

花のイマージュ / 岡田有希子

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今回の1曲セレクトは、「花のイマージュ」岡田有希子です。

まずはデータです。

・タイトル    花のイマージュ
・アーティスト  岡田有希子
・作詞      かしぶち哲郎
・作曲      かしぶち哲郎
・編曲      かしぶち哲郎
・リリース(予定)日   1986年5月14日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 ?
・売上げ枚数 ?
・THE HITCHART HOT30最高位 ?
・ベストテンランクイン期間:1986年?

もしかすると、このトピックスを出す頃には日付が変わってるかもしれないけど、本日は4月8日。
30年前のあの日のこと、覚えてますか。
そう、岡田有希子さんが亡くなった日ですね。

あれから30年ですわ。
いつも「あの頃」を事を振り返ると、時の経つのは早いなぁ・・・と常套句のように書いてるワタシですが、この「事件」のことを振り返ってみると、30年、本当に月日が経つのは早いもんだなぁ・・・なんてつくづく感じたりしますわ。

あの日の事・・・。ワタシはですね、帰りの電車で知ったんだよな。
丁度、高校2年になった始業日の帰りだったと思う。 始業日とは言え部活をやってたので、夕方だったんだけど、帰りの電車で前に座ってたオジさんが読んでた「夕刊」の一面が見えてびっくりしたんだよな。

岡田有希子さん 自殺    ・・・なんていう大見出しが。。。

初めは全く信じられなかったもの。エイプリルフールの続きか? ・・・ってぐらいにしか思えな無かったんだよな。

でも、それが確信に変わったのは、家に帰って、夕方のニュースを見て・・・だったな。

それでも、なぜ? どうして? ・・・っていう疑問が消えなかったのも覚えてる。
やっぱりショックだったんだよね。学年はワタシらより2つ上とは言え、同世代でしたからね。


あの事件から、丁度30年・・・となれば、やっぱり、今回の1曲セレクトも、岡田有希子さんしかないよな。
とは思ったものの、岡田有希子さんのめぼしい曲は、すでに書いちゃったんだよね。

なので、今回は「幻」となってしまった、「当時の新曲」でっあった、「花のイマージュ」を持って来ました。

今まで、1300曲近く書いてきた「1曲セレクト」ですが、発売中止で「幻の新曲」となった曲は、今回が初めてですね。

そう、当時の事を知ってる方なら、よく覚えてるでしょうけど、前曲「くちびるNetwork」で初の1位獲得という大ヒットを受けて、亡くなる前にすでに、次の新曲リリースの発表はされていたんだよね。

亡くなる10日ほど前に発売された、月刊「明星」、1986年6月号の付録歌本(Young Song)にも、すでに新曲緊急リリースとして、「花のイマージュ」のリリース告知が楽譜つきで載ってたりしてたんだよね。

↓ コレ

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ただ、「音源」の方は、個人的には、まだ聴いては無かったんだよな。
この時点で、まだOA解禁になっていたのかどうか・・・っていうのも、30年間ずっとあいまいのままになってたんだけど、今回これを書くにあたってwikipediaを調べたところ、亡くなる前日のラジオ番組で初OAされていたんだね。 これは、初めて知った。

いずれにしても、個人的にはずっと耳にしないまま、10数年あまり。

1999年の例の「メモリアルBOX」で初収録され、初めて聴くことが出来た訳なんですよね。

そのころ、毎月のように集まっていた自主サークル「オリコンチャート研究会」のリーダーの家で、初めて聴いたんだけど、曲を聴いて、真っ先に、、もし、当時リリースされていたら、果たしてこの曲で、2曲連続の1位を獲得できたかどうか・・・っていう話題に終始したのを覚えてるな。

この曲の当時のリリース予定は、1986年5月14日。その近辺の新曲リリースといえば、国生さゆり「夏を待てない」が5月10日。 菊池桃子「夏色片想い」5月14日、中山美穂「クローズアップ」5月16日・・となっていたわけで。。。
 このリリーススケジュールで言えば、同日リリースとなっていたはずの「夏色片想い」が最大のライバルとなっていたわけですね。

ちなみに、「夏色片想い」が初登場した、1986年5月26日付オリコンシングルチャートは

1位 夏色片想い   菊池桃子      82,170枚
2位 夏を待てない  国生さゆり      64,390枚
3位 Ban BAN Ban   kuwata band   36,220枚
4位 クローズアップ  中山美穂    34,530枚

・・・という順位。

岡田有希子さんにとって、前曲「くちびるNetwork」の初登場売り上げが9万7千枚だったことから、前曲通りであれば、2曲連続の初登場1位獲得も夢ではなかった・・・はずったんだよね。

ただし、前曲はカネボウのキャンペーンソングだったし、作詞 松田聖子、作曲 坂本龍一っていう、話題性もでかかったからなぁ。

この「花のイマージュ」は、そんな曲の外の話題性はなったからさ。すくなくとも前曲よりは初動枚数も減っていたかもしれないが。。。。

なにより、1999年に初めてこの曲を聴いたとき、あんまりはっきりとした印象は感じられなかったんだよね。
なんちゅうかねぇ、メロディラインがちょこっと古いんじゃないかい? っていう印象があってさ。
タイトルの「イマージュ」っていうイメージには感じ無かったんだよね。
コード進行が、70年代っぽいんだよね。 サウンド的には、確かに80年代中盤の当時のイメージあったけど、如何せん古臭いコード進行のお陰で、「音」として耳に入ってくると、なんかがっかりしちゃった。。。。
・・・なんて言う印象があったんだよな。

でも、今回、改めて、この曲の音源を聴いてみた。

確かに、コード進行が古臭い印象は、今でも拭えないんだけど、でも、99年当時に初めて聴いた時よりも「マイナス」的な印象は感じなかったな。
 なにより、曲のスピードが、それまでの岡田有希子さんのシングルには無かったような疾走感があってさ。
リリース時期の季節感ともあいまって、これはこれでよかったのかもしれないと今回は思えたな。

まあ、99年当時は、高カロリーな曲がバンバン出てた時期だったからねぇ、この手の曲は軽すぎる印象があったのかもしれない。 今は、音そのものが「貧租」になってきたからなぁ。これはこれで新鮮に感じるんだよね。



もし、存命なら今年49才になっていたはず。
一体、どんな五十路前になっていたんでしょうかね。
まだウタはつつけていたのか、それとも女優になっていたのか、それとも引退していたのか。。
このヒトのウタを聴くたび、そんなことを思わずには居られないんですよね。



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とっておきの君 /竹本孝之

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今回の1曲セレクトは、「とっておきの君」竹本孝之です。

まずは、データですー。

・タイトル     とっておきの君
・アーティスト   竹本孝之
・作詞       小椋佳
・作曲       馬場孝幸
・編曲       鷺巣詩郎
・リリース日    1982年4月1日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  31位
・売上げ枚数    8.6万枚
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「陽あたり良好!」主題歌

 えー、今回もアイドルに戻りまする。 ただね、アイドルと言っても、ここんところ続けて来ていた女性アイドルではなく、久しぶりに「男性アイドル」に行ってみますかね。

 竹本孝之 「とっておきの君」

なっつかしいなぁ・・・って言う方と、全然知らないや・・・って方と二分されちゃいますかねぇ。

この曲は1982年4月1日リリース。 丁度、ワタシが中1になった時リリースの曲ですわ。

 ま、そんな事はどうでもいいか。。。

日本テレビで、当時、日曜20時から放送していた、「陽あたり良好!」っていうドラマの主題歌。

これまた、わあ、なっっかしいなぁ・・・って言う方と、全然知らないや・・・って方と二分されますかねぇ。
一応、原作は、80年初頭に「週刊少女コミック」に連載されていた、あだち充先生のマンガなんだけどね。

そそそ、その後の、「みゆき」、「タッチ」に続く、青春学園物の実写化ドラマですね。
 
でも、ワタシん中では、かなりマイナーなドラマの一つかなって、ずっと思ってたんだけどね。
 だってさ、放送が日曜日の20時〜21時。当時は、NHK大河ドラマとフジテレビ「家族対抗歌合戦」が強かったわけで・・・。
 たしかに、日テレ、日曜20時枠は、その昔から「青春ドラマ」を延々と放送し続けてきた、「由緒」ある時間枠だったんだけど、それにつけても、この当時の視聴率は散々だったかんね。
 だから、このドラマにしても知ってるヒトってすくねーよなー・・・と思ってたんだけど・・・、

 BUT、結構みなさん、知ってるんですよねー。

 まあ、再放送も何回もしてたからなぁ。 ・・・・とかいてるワタシも、本放送は見てなかったんだけどね・・・。

 当時は、我が家にはテレビ1台しかなかったし、あの時間帯はオヤジが「大河ドラマ」見てたからなぁ。
 
 主演が竹本孝之、相手役が伊藤さやか でしたねぇ。
ドラマが、マイナーだったからさ、だから、この主題歌もマイナーだよなぁ。なんせ、オリコン最高31位だからさ。

 でも、意外とこの曲みんな知ってんだよな〜。カラオケの隠し玉にはサイコーですよ。


 まあ、昔、松村邦洋が、ネタとしてかなりやってたからな〜。

 曲の方は、ほぼ完全な「アイドル青春歌謡」でしたよね。
やっぱ、出だしの部分が印象に残るのかな。

♪ とっておきの春をつれてきたよ君に そよ風を駆け抜ける華やいだ君を〜 ♪

さすがに小椋佳さんですよね、何気ない言葉遣いだけどダサクない、当時の普通のアイドル歌謡よりは、1ランク上の雰囲気が漂いますね。

日テレの青春物、小椋佳・・・というと、中村雅俊の「俺たちの旅」を想像しちゃう方も多いと思うけど、この曲なんかは、そんな路線を狙ったんでしょうかねぇ。(曲は全然違うけど。。。)

メロディもとっても素直。ほとんど、「仕掛け」とか特徴がないのが、「特徴」っていうかね。まあ、ほとんどドラマの主題歌用って分かりきって作られた曲って感じがしないでもない。 
 いや、だから、逆に「からおけ」にはいいんだよね。歌いやすいしさ。キーは高くないしさ。それでいて、だいたい、みなさん知ってるしさ、オススメですよ。

 あ、みなさん知ってる・・・っていっても、ワタシと同じ年代では、ということです

 竹本孝之は、この前の年の1981年デビュー。でもさ、この年って、まっちが飛び抜けてたからなぁ、人気は。
 だから、そのほかの「男性アイドル」は、全然目立たなかったんだよね。このヒトにしろ、堤大二郎にしろ。。。
 あ、あと、アイドルではないけど、山川豊もいたな。

 このヒトたち、当時の「音楽祭」の新人賞部門では、いつも顔をあわせてたのに、ぜんぜん目立たなかったという・・・。

 BUT、あれから34年たったいまでも、竹本孝之は、現役の俳優ですねぇ。ちなみに俳優、堤大二郎も俳優で活躍、山川豊は、中堅の演歌歌手と、みなさんしっかり残ってるんだよね。
 ・・ということは、今思うと、レベルは結構高かったんだよね。1981年の新人も。
 如何せん、「まっち」が強すぎたってことなんだけど・・。 (っつうか、当時は、男性アイドルということだけで、ジャニーズからの圧力がすごかったらしいが。。。。)


 あ、最初に日本テレビ、日曜20時〜21時枠は、伝統的に「青春ドラマ」枠って書いたけど、それも、この「陽だまり良好」で終了。やっぱし、視聴率取れなかったんだろうねぇ。
 このドラマのあと番組に、「久米宏のTVスクランブル」っちゅう、情報番組がスタートしました。
 これは、ワタシも見てたな。。  ハイ。
久米宏と故 横山やすしっていう、異色の掛け合いが面白かったんだよね。





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想い出のスクリーン / 八神純子

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今回の1曲セレクトは、「想い出のスクリーン」八神純子です。

まずはデータでする。

・タイトル    想い出のスクリーン
・アーティスト  八神純子
・作詞      三浦徳子
・作曲      八神純子
・編曲      大村雅朗
・リリース日   1979年2月5日
・発売元     ディスコメイト
・オリコン最高位 12位
・売上げ枚数  24.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1979年3月26日〜4月2日付

ここんところ「アイドル」系が続いたんで、今回は「ニューミュージック系」で行きますよん。

八神純子さんの「想い出のスクリーン」。

うーん、この曲、覚えておられる方、どのくらい居るかなぁ・・・っていうのはちょっと心配。
あの大ヒット曲、「みずいろの雨」の次のシングルなんだけど、「みずいろの雨」の売り上げ枚数からすると、約半分しか売れなかったりしたし、オリコンでは10位にも入れなかったりしたんで、ちょこっと地味な存在ではあるんだよね。

実を言えば、ワタシ、長い事、この曲の存在をずっかり忘れてたりしたんだよね

この次の曲の「ポーラースター」は、売り上げこそ、この「想い出のスクリーン」と大差はなかったのに、個人的に大好きだったこともあって、良く覚えてたりするんだけどさ。
 この曲の存在を思い出したのは、実は、ネットを初めて、チャートマニアの方々と繋がりをを持つようになってからだったするんだよね、実は。

うん、その時初めて聴いた・・・と言う訳ではないんだけどさ。 「みずいろの雨」でファンになったからさ、八神純子さんは。 当然、次のこの曲も当時、聴いてはいたんだけどね。うん、「ザ・ベストテン」ではランクインしてたしさ。
 でも、それからずっと忘れていたっていうのは、この曲、当時、カセットに録音してなかったから・・・なんじゃないかなぁ・・と思う。

うん、この曲がランクインするちょっと前から、ベストテンにランクインしてくる曲で、好きな曲を録音するようになってたんだよね。
 まあ、録音って言っても、ライン録音なんて知らないからさ、テレビの前に「ラジカセ」置いて録音したってアレですね。私と同年代か、少し上の方は、みなさんやってましたよねぇ。
途中で、電話がなったり、オヤジがしゃべりだしたりすると、それらも入っちゃった・・・ってアレですわ。

ちなみに、サザンの「いとしのエリー」を録音した時は、最後にワタシのオヤジが「ヘタクソ」って叫んでるヤジが入っちゃってたりします、ワタシのカセット。。。

でね、なぜか、この曲は、当時録音しなかったんだよなぁ・・・。 なぜだったかは、全然覚えてないんだけど。。。

当時、あんまり好みじゃなかったのかなぁ。。。

もしかすると、一度録音したんだけど、誤って上から被せちゃったのかもなぁ・・・。 当時よく、やっちゃってたからさぁ。カセット自体、まだ高かったからなぁ・・・。まあ、当時小学3年〜4年だったワタシから見ると・・・なんだけどね。そんなにそんなに新しいカセット買ってもらえなかったから、よく、上から被せちゃってたんだよね。

いずれにしろ、今に残る、ベストテンから録音したカセットが、ワタシのヒット曲ライブラリーの「起源」なんですよね。 これを下敷きに、中学〜高校〜大学の頃、中古レコードを漁って、レコード音源のライブラリーを作って行ったんで。。。

だからね、ベストテンから録音したカセットに曲がが入ってなかった事で、ずっと忘れてたってのはあるかもな。

で、後年、ネットでチャートマニア同士の会話の中で、この曲の話題が出てずっと記憶の彼方にあったこの曲を思い出して掘り返したってわけなんですわ。

まあ、曲自体、今聴いても「大人」っぽい曲だったからなぁ。 ミディアムテンポで曲の解釈も難しい感じだしさ。到底、小学3〜4年生が聴く曲じゃなかったってのはある。
 いや、多分、当時のワタシ的にも、この曲は難しいかったのかもしれないなぁ。 例えば、前曲の「みずいろの雨」なんかは、分かりやすい曲だったじゃない? 16ビートかつサンバ的ノリのリズムといい、めちゃくちゃキャッチーなサビといい。

 でも、この曲はメロディ的にも、リズム的にも、分かりやすいっていう「掴み」は無いんだよね。

サビの ♪ すこし〜 すなおな わたしを〜 ♪ ってところなんかは艶っぽかったけどさ、八神さん。 それでも、小学生が聴いて理解するには、ちょっと難しかったからなぁ。
だから、理解できないまま、忘れちゃってたってのもあるかもしれないな。

もちろんきちんと聴きこなせば、発見はいろいろあるんだけど、そこまで解釈するには、まだまだ幼すぎたんだよな、当時は。



やっぱり八神さんのウタを聴くと、いかにも「ウタ」を聴いてるぞ・・・っていう気分にさせてくれるんだよなぁ。
やっぱお金を取るなら、この位の歌唱力は無いと。。。。
 ちなみに、この曲の聴きどころの一つとして、うねるようなベースラインがあるけど、これ後藤次利氏なんだよね。
 ゴッキーというと、ワタシらの年代としては、後年のおニャン子クラブのおちゃらけた曲を作った・・・っていうのが一番印象にあったりするんだけど、ベーシストとして腕前は超一流だったりするんだよね。



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