今回の1曲セレクトは、「It's BAD」田原俊彦です。
まずはデータです。
・タイトル It's BAD
・アーティスト 田原俊彦
・作詞 松本一起
・作曲 久保田利伸
・編曲 船山基紀
・リリース日 1985年11月28日
・発売元 キャニオン
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数 11.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
ここ数日、さて、どう書こうか・・・と迷ってた曲がある。まあ、迷うくらいなら、当たって砕けろ(←大げさ)ぢゃないけど、書いてしまえ・・・
・・・なんて、持って来たのが、今回の「It's BAD」だったりして。
いや、このころになると、トシちゃんの曲も、いまひとつ、「ココ」っていうポイントがしぼりにくくてねぇ。。。
ま、その前に、初期の曲に比べると、あんまり聴きこんでいない・・・っていうのもある。
なんで、こういうレビューな書きもんになると、さて、どう書くべーな・・なんて、ついつい迷ってしまったして・・
この曲って言ったら、やっぱ、久保田利伸氏の存在なくしては語れないですかねぇ、やっぱ。
じつは、この曲の前の「華麗なる賭け」も久保田氏の作曲なんだけど、そっちは、ほとんど注目もされていないんだよね。
ま、たしかに「華麗なる賭け」は、それほど「久保田利伸」っていうかんじの曲ぢゃないってのもある。
久保田利伸っていったら、やっぱ「ファンキー」ぢゃん。「華麗なる賭け」は、そういう曲ぢゃなかった・・・ってことよね。
それに比べたら、この「It's BAD」はめちゃめちゃファンキーだったもんな。(←英語で訳してみてね。。。 そういえば、こんなタイトルの久保田氏のアルバムがあったな)
これ書くにあたって、当時の動画を改めてみてみた。 いや、今見ても、見劣りしないもの。曲にしても、トシの踊りにしても。
当時、そろそろトシの言動に「驕り」も見えはじめてはいたけど、この曲については、それも許せるかなって感じだよな。
たしかにウタはヘタなのよ。でも、今からして思えば、ヘタだったけど、口パクに逃げてないじゃん。踊りについては、ま、ここまで来ると、ほぼ完璧だったな。
時期的に「少年隊」のデビューも控えていたんで、気合の入り方も違っていたみたいだわ。
そのあたりが、すぐ口パクに逃げる、最近のジャニーズ軍団との違いなんだよな。
全然、エンターテイメント意識というか、ストイックなまでのプロ意識はあったんじゃないかねぇ。動画見てて、そう思いましたわ。
曲については、ま、この曲あたりが、「ラップ」歌謡の原点と言われているわな。
違うのは、まだHIPHOPっていうジャンルは確立されていない時期のわけで、ファンクをベースにラップが入っているってことか。。
このあたりは、今のHIPHOPに馴染みきっている輩にとっては、ちょっと違和感があるか、または、新鮮に聴こえるか・・・ってところだろうな。
いずれにしても、最近の「J-POP」の下地になっている、ずーーーーっと大元の曲ですよ。
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