
今回の1曲セレクトは、「TATTO」中森明菜です。
まずはデータです。
・タイトル TATTO
・アーティスト 中森明菜
・作詞 森由里子
・作曲 関根安里
・編曲 EUROX
・リリース日 1988年5月18日
・発売元 ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 29.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1988年5月30日〜7月25日付
さてさて、6月も終わりだぁ。6月の最後はどの曲にしようかなぁ。
・・・・なんて、いつものごとく、ブチブチ、愚痴りながら、過去のチャートと照らし合わせていたら、なんだかんだ言うても、まだ、書いてない曲もあるんだよねぇ。
中森明菜「TATTO」・・・・・・・!!
ウソウソ、オリコンで1位取った、超有名なこの曲を、まだ、書いてなかったか。。
あらら、これは、めっちゃ、盲点。
・・・というか、これは、引っ張ってこない手はない。。
・・・・っちゅうことで、引っ張ってきちゃいました。

いつもながら安易な発想で

この曲って言ったら、やっぱ、あの衣装ってなるんかしらねぇ。 もうね、ほとんど、水商売なねぇちゃんっていうかさあ、ホディコンなぴっちぴちのあれですよ〜。
ちょうど、この頃の明菜が、自身としても一番「痩せて」たらしく、少し後でも、もう、この衣装は入らない・・・って言ってましたものねぇ。
まあ、満身創痍でリリースしたのか、どうなのかは、よくわかんないけど、正直、今考えると、ここまでやんなきゃいけないのか・・・って、気の毒になるくらいな感じでしたわね。
たしかに、曲自体はどこをとっても、文句の付け所がないですわ、この位になると。 いや、完璧すぎて文句なんかつけられないよね、そのくらいエンターテイメントの局地に近かったと思うわ。
ただ、インパクトの塊のような、この曲だけに、ちょこっとクドイかなぁ・・・っていう気がしないでもない。
クドイっていうか、味付けが濃すぎるっていうかさあ。 これは、毎日聴いてたら、高血圧になっちゃうよね、味が濃すぎて。
当時18歳のワタシだったから、こんな味付けが濃ーい、曲をしょっちゅう聴いてても平気だったんだろうけど、これ、いまだったら、高血圧か、下手したら脳卒中で倒れちゃうかもしんないわ。

なんてね。。。。
まあ、こういう曲が出てきたっていうのも、やっぱ、あのバブル絶頂期の「1988年」っていう時代だったからこそなんだろうなぁ。
っていうか、あの時代ぢゃなかったら、まず、こういうハデハデなインパクトの塊のような、濃ーい味付けの曲は出てこなかったろうしねぇ。
うん、それを考えると、今、こういう、インパクトの塊のような曲が出てこない、わかってんだかわかってないんだかよくわかんない薄味な恋愛もののような曲しか出てこない・・・ってのは必然なのかもしれないなぁ。。
少なくとも、今の時代
♪ さあ、わしづかみで愛を取ってごらん ♪
なんて、超挑発的な歌詞のヒット曲なんてないよね。だから、今の曲は薄味だってことなんだけどさぁ。いや、薄味っていうか、性的じゃないんだよな、「仲良しこよし」の世界な気がして。ダイレクトに「やらせろ」・・・みたいに感じる曲ってないじゃん、最近。
この曲みたいな、タイレクトに「性的」なものを感じるというかさぁ。
まあ、時代のせいにするのもなんか情けないけど。。
ま、ともかく、逆に言えば、こんな濃ーい、超インパクトな曲っていうのも、今っていう、薄味な時代に必要なんじゃないんですかねぇ・・・とも思ったりして。
曲とは関係ないけど、この曲がヒットしてた頃、ワタシ、「謎」の「全身蕁麻疹」が出たんだよねぇ。
だからか、この曲、聴くと、無意識のうちに体のあちこちが痒くなってくるのよ

うん、夜中に全身蕁麻疹が出て、救急病院に「搬送」される間、ずっと頭の中でなってたのが、この曲だったりするのよ


特にサビの
♪ Show me your real love 〜 ♪ からのとこは、危険

あそこの部分、バックのキーボード。そそそ多重録音の賛美歌のような、すごく重いキーボード。 あれがねぇ、なんか病気を誘発するような感じがするんだよなぁ、個人的に。
後年、デーモン小暮氏や、清春が、この曲カバーしたのも、分かるような気がする。清春なんかは、「絶望」的なものが売りだもんね。
このサビの、あのキーボードと、流れは、まさに「絶望」だもん。
この曲動画、だくさん落ちてるんだけど、ほとんど最近アップされたものばっかりたな。
・・・ということはあっという間に削除される可能性が高いって事かも知れんな。
動画を見たい方は、お早めに。
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